《櫻井ジャーナル》

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2023.01.16
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カテゴリ: カテゴリ未分類

 WHO(世界保健機関)は2020年3月11日、「COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)」なる悪霊を世界へ解き放った。その病原体は(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2)とされているが、単離されたという話は聞かない。確認されたとは言い難いということだ。

 しかし、2019年12月に中国湖北省の武漢でSARS(重症急性呼吸器症候群)と似た重症の肺炎患者が見つかっている。何らかの病気が発生したことは間違いないだろう。2020年2月4日には横浜港から出港しようとしていたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」でも似たような症状の患者が見つかった。

 COVID-19の場合、WHOによるパンデミックの定義変更、宣言、診断に適していないPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)検査を利用した感染拡大の演出、有力メディアによるプロパガンダ、シリコンバレーのハイテク企業による言論統制などでパンデミック騒動は引き起こされた。

 そして目論まれたのがロックダウン、デジタルIDの導入、安全性が確認されていない「ワクチン」の接種など。ロックダウンやデジタルIDは人びとの行動を制限、管理することが目的だ。接種が進められている「COVID-19ワクチン」は内臓や血管に炎症を引き起こし、免疫を低下させている。

 アメリカの情報機関は免疫の問題を1960年代から研究、1969年9月にはアメリカ下院の歳出委員会で、国防総省国防研究技術局の副局長だったドナルド・マッカーサーがこの問題に触れている。伝染病からの感染を防ぐ免疫や治癒のプロセスが対応できない「エージェント」が5年から10年の間に出現する語っているのだ。その予測が正しいなら、1974年から79年の間にそうした病原体、あるいは化学物質が開発されたはずだ。

 1970年代の世界では伝染病で死亡する人が少なくなっていた。医薬品業界にとって好ましくない状況であり、監督官庁、例えばアメリカのNIH(国立衛生研究所)、その下部機関であるNIAID(国立アレルギー感染症研究所)、CDC(疾病予防管理センター)は存在意義が問われるような状態になる。

 免疫システムが機能しなくなる病気が登場してきたのはそうした時期だ。CDCはこの病気に「AIDS(後天性免疫不全症候群)」という名称をつけ、のちに原因は「HIV(ヒト免疫不全ウイルス)」なる病原体だということになった。昨年12月するまでアメリカにおける伝染病対策をNIAID所長として指揮していたアンソニー・ファウチがその職に就いたのは1984年11月のことだ。

 HIVを発見した人物はフランスにあるパスツール研究所のリュック・モンタニエ。1983年に彼のチームが患者の血液からレトロウイルスを発見、「LAV」と名付けている。この功績で彼は2008年にノーベル生理学医学賞を受賞している。

 しかし、HIVがAIDSの原因だということは証明されていない。AIDSの診断にもPCRが利用されているが、その技術を開発してノーベル化学賞を受賞したキャリー・マリスもPCRを病気の診断に使うべきでないと語り、HIVがAIDSの原因だとする「定説」に疑問を投げかけていた。

 実は、モンタニエもこの説に疑問を持っていたひとり。1990年6月にサンフランシスコで開かれたAIDSに関する国際会議で、「HIVは無害かもしれない」と語ったという。バクテリアのような微生物、例えばマイコプラズマが同じ場所にいる時、はじめて危険な存在になるというのだ。(Robert F. Kennedy Jr., “The Real Anthony Fauci,” Skyhorse Publishing, 2021)

 COVID-19では深刻な副作用を引き起こす「ワクチン」が問題になっているが、AIDSの場合は一般的に「AZT(アジドチミジン)」と呼ばれている「ZDV(ジドブジン)」だ。これは1964年にバローズ・ウェルカム(現在のグラクソスミスクライン)が抗癌剤として開発した医薬品だが、副作用が問題になっていた。

 それをHIV薬として使うようになったのだが、勿論、副作用は消えない。HIVに感染して死亡した人の大半はAZTが本当の死因だとする人もいる。(前掲書)













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最終更新日  2023.01.16 17:25:54


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