朝から裏山へ
ノブキというものを知らなかった私
蕗といえば、あの太くて長くて立派な茎しか知らず
繊維質でちょっといい香りのするもの程度の認識でしかなかった。
おばちゃんに教えてもらって、畑でとれる蕗は美味しくないと
野に生えている蕗こそ本物で、あんなに繊維質ではないし太くもならないけれど、それはもう香りが違うと
まさにその通り
摘んでいる間中、いい香りが立ち込める
今日はその傍らに、コゴミを発見
美しいその姿にしばらく見とれたけれど、きっと連休中にこの地に入る人はコゴミが目的なのでは?それともタラの芽かしら?
蕗は誰もとった形跡がない。
キャラブキ名人のおばちゃんに蕗は届けて、コゴミだけ食べようか?
それともやはり部屋中に広がるノブキを煮る香りを求めて自分で煮ようか?
そんなことを考えながら昨日焼いたパンとカフェオレでモーニング!
最高の連休、暮らしていないと味わえない連休
???暮らしていても、こんなことに幸福感を感じる人は極めて稀?
どちらもスーパーで売っている。
美味しく調理してあるものを買ってくればそれで済む。
イノシシが飛び出してきそうな裏山へ入り、久しぶりの人の気配に虫の集中攻撃だって受けなくて味わえる春の恵み
裏山でしばらく動き回ったあとで、開けた場所へ移動して蕗の葉を切り取った。
しばらくすると小鳥達の鳴き声がこだましはじめた。
美しい鳴き声、我が家の隣の林からは聞こえないような声
久しぶりに人が入って来たことを話しているのかしら?
楽しそうなおしゃべりが続く
この地を守る小鳥達の声なのかもしれない。
今ある国道からここへ登る立派な道路の前のそのまた前の道だった場所
台風で道路がふさがってしまい、そのまま閉鎖されいつのまにか裏山になったそうだ。
新たな道を作るのが大好きなこの県(いいえ日本?)
古い道をそのまま閉鎖してしまうところなんか、さすがに田舎だと思うけれど、だからこそこうして自然が残る
イノシシ、猿?鹿??・・・野生の動物はそんな場所を選んで生き続けている。
いつかこの場所が切り開かれて多くの家や団地が建つ日がくるのだろうか?
それとも、今ある部落も何れ過疎となり、この裏山と同じになるのだろうか?
この地の未来は??
この地の人間ではない私が考えることでもない。
自然だけは、『来たれり者』の私にも、平等に接してくれる。
その気持ちがある人には常に平等に接してくれる、と信じたい。
庭のライラックを剪定。
憧れだったリラの花!
北海道にいる気分!?
PR
Keyword Search
Calendar
Comments
Freepage List
Category