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公任と俊賢の進言頼通と三条天皇の娘 禔子やすこ内親王 嫡妻心は隆姫 お勤めは内親王さま京を出ます 藤原も左大臣の嫡男であることも捨て二人きりで生きて参ります→まひろと三郎月を眺める道長とまひろ彰子 高倉殿→土御門殿禔子やすこ内親王 かつての私 女子を道具のように 女子の心をお考えになったことはあるのか左大臣様のように倫子様も明子様も等しく慈しむ御方は、そうはおられぬと存じます胸を張って断るが良い妍子きよこ 皇子ではないのか 禎子よしこ内親王内親王を妻にしたくない者なぞおらぬと思うがのう左大臣のまま准摂政となる 病になれ それしかない 兄は命の瀬戸際の病である 伊周の怨霊によるものちょっと見てみたいわ 我が在位わずかに四年半 短か過ぎる今こそ奥の手 敦明親王を東宮に 実資三条天皇譲位を承諾後一条天皇 即位式 大極殿 1016年道長 摂政 彰子 国母我が家から帝が出るなんて道長さまは大当たりだったわ 私に見る目があったからよ 穆子むつこ 為時 そろそろわしは出家いたそうと思う 1016年余生はちやはと惟規の菩提を弔いながら過ごしたい世を捨て切るわけではないゆえ寺には行かぬ 賢子は内裏に上ることは考えぬのか官人には向いておらなんだゆえこの一件は今しばらく様子をみるささやき摂政・道長道綱 公季 顕光 三人うつけいつまで陣定にお出になるおつもりなのか傍から見れば欲張り過ぎだ 内裏の平安を思うなら左大臣を止めろ 公任摂政と左大臣 二つの権を併せ持ち帝を御支えすることが皆のためでもあると思ったが、それは違うのか 道長今度は俺がやめる番なのかそのころ横川に、なにがし僧都とか言ひて、いと尊き人住みけり八十余りの母、五十ばかりの妹ありけり 古き願ありて初瀬に詣でたりけり 「手習 源氏物語」悩むとまひろのところにやってくる道長暮の挨拶に参った摂政と左大臣を辞そうと思う 摂政まで昇っても、俺がやっておっては世の中は何も変わらん頼通さまに摂政 あなたの思いは伝わっておりますの?民を思い遣る御心にございますたった一つの物語さえ、書き手の思うことは伝わりにくいのですからお前の物語も、人の一生は空しいという物語ではなかったか道長様が私にこの物語をお書かせになったことで皇太后さまはご自分を見つけられたのだと存じます道長様のお気持ちがすぐに頼通様に伝わらなくても いずれ気づかれるやもしれませぬそして次の代、その次の代と、一人で為せなかったことも時を経れば為せるやもしれませぬ私はそれを念じておりますお前だけは念じていてくれ倫子 お二人で何を話されていますの政の話を藤式部にはなさるのね藤式部が男であれば、あなたの片腕になりましたでしょうに藤式部に頼みがあってきたの殿のことを書いてくれないかしら 清少納言が「枕草子」を残したように我が殿の華やかなご生涯を書物にして残したいのよ→赤染衛門になる「栄花物語」頼通 後一条天皇の摂政に 臣頼通 力を尽くして御支え申し上げる所存にございます父上あってのあなた方ですよ兄上のお役に立ちたい 後一条天皇10歳 威子たけこ19歳 入内嬉子よしこ 敦良親王に入内 三条院 危篤 闇でないときはあったかのう 1016年闇を共に歩んでくれて嬉しかったぞ後ろ楯を失った敦明親王 自ら申し出て東宮を下りた 小一条院 准太上天皇敦良親王 東宮に彰子 太皇太后 妍子 皇太后 威子 中宮一家立三后、未曾有なり 小佑記父上と兄上以外、めでたいと思っておる者はおりませぬ頼通がより良き政を行えるよう願っておる頼通 教通 舞 威子の立后の日 土御門殿太閤(太政大臣)さまからでございます 実資盃巡る今宵はまことに良い夜だ そなたに返しの歌をもらいたい この夜をば わが夜とぞ思ふ 望月の 欠けたることもなしと思へば 道長そのような優美な御歌に返す歌はございませぬ 実資今宵も皆で唱和いたしましょう 銀粉舞う周明再登場女児誕生を祈願 実資 元興寺 小佑記 「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
November 19, 2024
妍子きよこ に禎子よしこ内親王誕生内裏火災 枇杷殿 から高倉殿 頼通の邸で敦康親王と会う 妻の祇子のりこ 具平親王(村上天皇の皇子)の娘 頼通の妻・隆姫たかひめの妹お初に御意を得ます 天が御上の政 御譲位を遊ばされたく 臣道長 臥してお願い申し上げます光る君亡き後の物語帝にすらことさら悪しざまに お耳に入れる人がおりましょう世の人の噂など 誠に下らなく 怪しからぬものでございます内裏になど、悪しざまに聞こし召さする人やはべらむ世の人のもの言ひぞ、いとあぢきなくけしからずはべるや されど、それは、さばかりの数にだにはべるまじ など聞こえたまふ 「浮舟 源氏物語」声が小さい 今日は暗いな 御簾を上げよ 逆向き左大臣の良きようにいたせ 四納言お耳が効かずお目も見えておらぬ御譲位を望む気分が高まるよう謀りましょう行成 大宰府に参りたく存じます 大宰大弐の席が二月から空いておりますここからは いささか己の財を増やしたく存じます東宮にもなれず 心が楽になりました 親王さまをお守りすることが出来ずお許しくださいませ皇太后さまは御変わりになりましたね 国母に相応しい風格左大臣がはっきり譲位を迫ってきた資平すけひらはどうだ 蔵人頭亡き伊周の嫡男道雅か亡き関白・道兼の三男兼綱が宜しかろうと存じます。狛犬 御譲位くださいませ偏継ぎ 敦成親王 東宮七つ 先の帝が御即位なさった御年良き博士 政とはそれ程酷にならねば男だったら政に携わりたいと思っておりました 人の上に立つ者は限りなく辛く寂しい東宮様が帝になれば父上の想う様になってしまうのであろうか例え左大臣でも皆を蔑ろにして事を進めることは御出来にならぬと存じます何故なら左大臣様は陣定も自らお出ましになることを望まれ関白をご辞退されてきたと伺います たった一人で何もかも手に入れたいとお思いとは到底思えませぬ藤式部は父上びいきであるのう左大臣から朕を守ってくれ御譲位あそばすのが帝としての正しき道弱らせることが正しきやり方とは思えませぬ左大臣になってかれこれ二十年 思いのままの政などしたことがない したくともできない左大臣様の思う政とは何でありますか 思うがままの政とは民が幸せに暮らせる世を作ることだ 民の幸せとは?そもそも左大臣殿に民の顔なぞ見えておられるのか幸せなどという曖昧なものを追い求めることが我々の仕事ではございませぬ朝廷の仕事は何か起きた時、真っ当な判断が出来るように構えておくことでございます志を持つことで、私は、私を支えてきたのだ志を追いかける者が力を持つと、志そのものが変わってゆく それが世の倣いにございます意味が分らぬ帝の御譲位、今少しお待ちくださいませ丸薬 宋から取り寄せた薬だ娍子すけこ 敦明 道兼の息子 兼綱を蔵人頭に(兼隆 賢子と結婚し子供誕生 賢子は親仁親王 後冷泉天皇の乳母に)公任に似ておる 教通の妻 公任の娘 隆姫 頼通の子を産んでもらいたい 充分幸せにやっております覚悟をお決めなさい 父上のようにもう一人妻を持てば隆姫とて楽になるかもしれませんわよ何もかも一人で背負わなくてよくなるんですもの できれば隆姫と対等な尊い姫君が良いのでは私の妻は隆姫だけです 他の者はいりませぬ私は本気で申しております 私は殿に愛されてはいない私ではない、明子さまでもない 殿が心から愛でておられる女が何処ぞにいるのだと疑って苦しいこともありましたけれど、今はそのようなことは、どうでもいいと思っております彰子が皇子を産み、その子が東宮となり、帝になるやも知れぬのでございますよ私の悩みなど吹き飛ぶくらいのことを殿はして下さった 何もかも殿のお陰でございます私とて色々考えておりますのよ ですから、たまには私の方もご覧くださいませ越後守為時三年ぶりに京へ双寿丸 追いはぎと人さらいをやっつけたあれは武者であろう賢子がよく笑うようになりましたの昔なら考えられなかったことも、あの二人は軽々と乗り越えております隆家 実資が見舞い目を傷めた 大宰府に腕の良い薬師 大宰大弐に空きがある中納言の職はお返ししても太宰府で目を治して京に戻って参れ大宰権帥行成は俺の傍にいろ そういうことだ太宰府でお目を治してお戻りくださいませ ききょういつも嚙みつきそうな勢いであったが、それが亡くなった俺、来年、大宰府に行く隆家様 武功を立てに行くお前は京で婿をとって幸せに暮らせ妹みたいなお前がいて楽しかった母上は振られたことある?あるわよ武者は命を賭ける仕事ゆえ、あなたを危ない目に合わせたくないのではないの?大抵の男は、そういうことを言いたがらないものなのよ それゆえ分かってあげなくては母上まで双寿丸の肩を持つの?生きているとそういうことがままあるのよ泣きたければ私の胸で泣きなさい 振られたのに?せめてあの人の思い出に残って欲しいもの宴 二つに久しき鹿島立ち(旅立つこと)弥栄 弥栄《鹿島・香取 (かとり) の二神が国土を平定した故事からとも、また、防人 (さきもり) ・武士が旅立つ際に道中の無事を鹿島神宮に祈願したところからともいう》旅行に出発すること。旅立ち。門出。死をも恐れぬ者か望月の夜 この世をば三条天皇 比叡山延暦寺へ横川の僧都 源信「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
November 12, 2024
明子激高顕信出家あなたがあの子を殺したのよ現世を捨てるのはやり過ぎでしょう父上も傷ついておられます内裏の力争いから逃れ心穏やかになったやもしれぬ温かい衣をたくさん届けてやってくださいませ 比叡山妍子きよこを中宮とする 中宮彰子さまを皇太后に娍子すけこを皇后とする 一帝二后をやってのけた左大臣だ 異存はあるまい畏れながら近年では、大納言の息女が皇后になった例はございませんそなたがこれを呑まぬなら、朕は二度と妍子きよこのもとには渡らぬ四納言 娍子すけこ様の立后の日に、中宮妍子きよこ様の内裏参入をぶつけては如何でしょうか俊賢 公卿らへの根回しを頼む娍子すけこ立后の儀に参加しなかった右大臣も左大臣も来ない 大納言実資 上卿 天無二日 土無二主 天に二日無し、土に二主無し通任 隆家 懐平 実資 四人晴れの日に浮かない顔帝、左大臣殿のどちらの味方でもない朕のような年寄りは入り込む隙がないのだ比叡山では僧どもに石を投げられたそうだな妍子きよこに渡らない三条天皇源氏の物語も、もはや役には立たんのだ何とかならぬであろうか 智恵はあるだろう物語りは人の心を映しますが 人は物語のようにはいきませぬ年暮れぬと思すも、心細きに、若宮の、儺やらはむに、音高かるべきこと、何わざをせさせむと、走りありきたまふも、をかしき御ありさまを見ざらむことと、よろづにしのびがたしもの思ふと過ぐる月日も知らぬまに 年もわが世も今日や尽きぬるものおもいばかりして 月日が過ぎたことも知らぬ間に この年も我が生涯も今日で尽きるのか 「幻」雲隠 まひろ実家へ道長 頭痛双寿丸が毎日のようにそれではそれで良いではないの傷を水で流しなさいあんたの飯が美味いから道長は病に倒れた 左大臣 辞表臣 道長 言皇太后さまは信じた道をお行きなさいませいつまで里におるのだ 早く帰って参れ いはでおもふぞ怪文書 左大臣様のお命は長くは保ちますまい源氏の物語は終わったの書かない母上は母上じゃないみたいこのまま出家しようかしら あなたには好きな人がいるし心配することないもの琵琶宇治にいる道長撫子を備えるまひろ 百舌彦訪問 殿様のお加減が御宜しくなくまひろ宇治を訪ねる宇治は良いところでございますね 川辺を二人で歩きとうございます早めに終ってしまった方が楽だというお前の言葉が分かったもうよろしいのです、私との約束はお忘れくださいませお前との約束を忘れれば、俺の命は終わる私も、もう終えても良いと思っておりました 物語も終わりましたし、皇太后さまも強く逞しくなられましたこの世に私の役目は、もうありませんこの川で二人、流されてみません?お前は俺より先に死んではならん 死ぬなならば、道長さまも生きてくださいませ 道長さまが生きておられれば、私も生きられます続きを書き始めるまひろ光隠れたまひにし後、かの御影に立ちつぎたまふべき人、そこらの御末々にありがたかりけり下りゐの帝をかけたてまつらむはかたじけなしひかる君が御隠れになったあと、あの光り輝く御姿を受け継ぎなさることのできる方は、たくさんの御子孫のなかにも、いらっしゃらないのでした「匂宮」宇治殿 平等院 道長の別業「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
November 8, 2024
少し活動的になれた九月。本居宣長の「紫文要領」。 ヴァージニア・ウルフの「灯台へ」を購入。「百年の孤独」は半分まで来ました。「愛子天皇論2」小林よしのりさんの著書、雑誌でも読んでいます。10月に鑑賞したドラマ&ドラマアカデミー投票&演劇&展覧会「光る君へ」「海に眠るダイヤモンド」「モンスター」「わたしの宝物」「放課後カルテ」10月のギフト・学びの機会をいただいたこと。・心身のメンテナンスができたこと。・旅ができたこと。・本が読めたこと。・家族が健康でいられること。***日常がどんなに喜びに満ち溢れているかが、目で見てもわかり、潜在意識にも教えてあげられる方法。皆さまに佳きものが齎されますように。「今月のギフトの日記」
November 3, 2024
女子が困っていたら助けるだろう 当たり前のことだ惟規が逝き、帝も御隠れになり、心がもたないわ私は怒ることが嫌いなの→三郎藤色の喪服撫子の花見るままに 露ぞこぼるる おくれにし 心も知らぬ 撫子の花 後拾遺569初めて聴きました公任 こういうのはやりたくないんだけどな内裏宣下 四十九日でも移る教通 頼通お前が先頭に立つのは東宮さまが帝になられる時だ父上、我々が公卿になる日はいつなのでございましょうか頼宗 顕信関白となってもらいたい娍子すけこを女御とする 妍子きよこも女御とする 女御は父親が大臣以上曙にしも、曹司に下るる女房なるべし、いみじうも積もりにける雪かなと言ふ声を聞きつけたまへる、ただその折の心地するに、御かたはらの寂しきも、いふかたなく悲し。うき世には ゆき消えなむと思ひつつ 思ひの外になほぞほどふる 源氏物語「幻」まだ書いておるのか ずいぶんな仰り方ではありませんの?書けと仰せになったのは道長様でございますよ光る君と紫の上はどうなるのだ 紫の上は死にました 誰も彼もいずれは黄泉路へ旅立つと思えば早めに終わってしまった方が楽だと思うこともございます 道長様はそういうことはございません?道理を飛び越えて敦成様を東宮に立てられたのは何故でございますかより強い力を御持ちになろうとされたのは?お前との約束を果たすためだ 俺は常にお前との約束を胸に生きてきた今もそうだ そのことはお前にだけは伝わっておると思っておるこれからも中宮様を支えてやってくれ「二人で京を出ても、世の中は変わらないから、道長様は偉い人になって、直秀のような理不尽な殺され方をする人が出ないような、より良き政をする使命があるのよ」たれにかはつげにやるべきもみじばを 思ふばかりに みるひともがななにばかりこころづくしにながめねど みしにくれぬる秋のつきかげうきことも 恋しきことも あきの夜の 月にはみゆるここちこそすれ敦康親王さまから中宮さまへ 清少納言 椿餅ここは私が歌を詠みたくなるような場ではございません椿い餅、梨、柑子やうのものども、様々に筥の蓋どもにとりまぜつつあるを、若きひとびと、そぼれとり食ふ 若菜上紫式部日記 清少納言は得意気な顔をした酷い方になってしまった月を見る二人敦康と彰子 中宮さま、御顔が見えません 御無礼仕ります 光る君のようなことはいたしませぬ御簾を越えたのか?敦康様が二度と内裏に上れぬようにいたせ源氏物語武者 双寿丸 平為賢足で書くの? 人には得手不得手がある 武者であることに誇りを持て一人で戦うのではなく皆で戦うことを学ぶんだ仲間を作れば一人でいるより楽しい敦康様はすでに元服された立派な大人でございます父上の意のままになりとうはない ならば仲間をお持ちになったら如何でございましょう?私は早くに入内した故腹違いの弟たちも藤壺に呼んでいた我らは父上の子であるが、父上を御諫めするのは妍子きよこ 藤壷へ 敦明親王 狩りのお話 好き通任みちとう 参議 娍子すけこの弟 半年前に蔵人頭教通も傍に仕えさせておる 顕信に蔵人頭は早い 参議への近道である蔵人頭への道を父親が拒むとは決して許しませぬ 顕信出家 あなたが顕信を殺したのよ雲隠「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
November 1, 2024
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