2023年02月の記事
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ノエル・ヴェルセ / 2005年コルナス4本目
Noel Verset ●2005 Cornas1942年からワイン造りを始め、2005年に惜しまれつつ引退したCornas の伝説の生産者。インポーターは、フィネス。ラストヴィンテージとなった2005年は、2010年11月、2012年11月、2017年12月に試している。今回、4本目。前回から5年が経過し、ボトルにはたっぷりと澱が付着しており、淡く透明感のある美しい色合い。移動後、立てた状態でじっくり休ませて、3時間程前に抜栓。優しくグラスに注ぐと、この生産者ならではの溢れるばかりのフローラルな芳香が瞬時にたちのぼる。ようやく熟成初期の飲み頃に入った印象で、果実味は溶け込み、フローラルでミネラル豊富なエレガントな古典的シラーの魅力たっぷり。古木の畑を売却した後で、90年代と比べて線は細めながら熟成由来の旨味も十分。クラシカルでエレガント。まさに「La Syrah」！フェミニンでフィネスを感じる素晴らしい仕上がりで、残りのボトルも大切に飲みたい。
2023.02.23
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クリスチャン・セラファン / 2011年ブルゴーニュ シャルドネ5本目
Serafin Pere & Fils（Christian Serafin）〇2011 Bourgogne Blancジュヴレ・シャンベルタンを本拠地とする有力生産者。インポーターは、フィネス。この銘柄は、ジュヴレ・シャンベルタン村のプレソニエ（Pressonnier）という区画のシャルドネで僅かに仕込まれた蔵元唯一の白。2012～2013年は病害で収穫できず、2011年を最後にピノ・ノワールに植え替えられた。この銘柄は、2005年、2011年を試している。2011年を試すのは、2021年4月以来となる5本目。アンバーの入った濃いめの色合い。まるで赤ワインを飲んでいるような感覚になりそうな迫力のある仕上がり。前回と大きな違いは感じないが、トロリとした粘性とブランデー的なニュアンスのある熟成ピークの味わい。酸は丸く和らいでいるが、透明感のある美しいミネラル感があり、複雑さと熟成由来の旨味も十分。やや重めの仕上がりながら、唯一無二の個性を感じる。セラファン・ペール・エ・フィス ジュヴレ・シャンベルタン ヴィエイユ・ヴィーニュ [2011][2008] ジュヴレ・シャンベルタン ヴィエイユ・ヴィーニュ（セラファン）Gevrey Chambertin Vielles Vignes (Serafin)Serafin Pere et FilsGevrey Chambertin [2002] ジュヴレ・シャンベルタン[2002]セラファン Serafin
2023.02.16
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ヴァンサン・ダンセール / 2002年ムルソー1級レ・ぺリエール
Vincent Dancer〇2002 Meursault 1er Cru Les Perrieres1996年創業のChassagne Montrachetを本拠地とする人気生産者。作柄を反映して熟度が高くまだ若々しく十分果実味も残っており、透明感のあるキレイな酸と伸びやかで硬質なミネラル感があり、酒質はシルキー、洗練された上品な仕上がりで余韻の長さも十分。まだ10年程度は問題なく発展するように感じるが、現状ですこぶる旨い。
2023.02.14
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ジャッキー・トルショー・マルタン / 2002年モレ・サン・ドニ・レ・ブランシャール3本目
Jacky Truchot-Martin ●2002 Morey Saint Denis 1er Cru Les Blanchards惜しまれつつ2005年を最後に引退したMorey-Saint-Denis の生産者。インポーターは、金井屋（千商）。この銘柄の2002年を試すのは、2010年7月以来となる3本目。コルクの状態も特有の黒カビや染み込みもなく、すこぶる良好。一口ティスティングすると雑味もなくキレイに熟成しており、期待通りの素晴らしい熟成状態。作柄を反映して熟度が高く果実味も十分残っており、トーンの高い赤系果実の華やかな香りと透明感のある美しいミネラルが印象的。トルショー特有の熟成香ムンムンの旨味あふれる素晴らしい仕上がり。今飲んで最高に旨いが、まだ10年程度は問題なく発展するように感じる。傑作。ジャッキートルショー シャルム シャンベルタン 2005 マグナム / Charmes-Chambertin VIEILLES VIGNES Jacky Truchot 2005 Magnum
2023.02.11
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ドメーヌ・デ・ザムリエ / 2014年レ・オート・テラス・シラー
Domaine des Amouriers / Jocelyn Chudziewicz ●2014 Les Hautes Terrasses VdP de Vaucluse (Syrah)Vacqueyras の生産者ながら、このシラー100%の銘柄がトップキュヴェ。インポーターは、フィネス。この銘柄は、1998年、2001年を試している。2014年を試すのは、初めて。コルクの状態も歪みや染み込みもなくすこぶる良好。まだ果実味が強くあまり熟成感を感じないが、適度にこなれて柔らかさが出てきている。黒コショウやスパイスのニュアンスはなく、ラングドッグの若いシラーに似たプラムやライチなどの果実味が印象的。北部ローヌのシラーのようなエレガントさは感じないが、とても丁寧に造られている。（個人的には、まだ10年程度は熟成させたいところ。）[2016] ヴァケラス レ トリュフィエール（ドメーヌ・デ・ザムリエ）VACQUEYRAS LES TRUFFIERES (Domaine des Amouriers)ヴァケラス『レ・ジュネスト』[2015] 750ml ドメーヌ・デ・ザムリエ[2011] ヴァケラス・ブラン / ドメーヌ・デ・ザムリエ（フランス ローヌ 白）
2023.02.06
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