Brog Of Ropesu

Brog Of Ropesu

2007年12月13日
XML
カテゴリ: オリキャラ閑話
さてさて、続きですが、実は前回の話、丸々飛ばしても今回に繋がるという事実(駄

いつも所々アイコンが抜けてるのは文字数の都合です。見づらくてすいませぬ


====





「全くエライ目に遭いましたよ・・・←リピート乙
何だか、最近、僕、ギャグ要員になっていませんか?」







「本編の無様なヘタレっぷり、かませ犬っぷりを考えればその素質は充分。仕方ない」










シヴァ「何ですか!その歪な未来予想図は?!」


※今回のお話は本編が始まる以前のお話です







「・・・不意に私のデータベース。入ってきた。原因。不明。だけど・・・心当たり。一つだけ。十中八九。あの魔女の仕業・・・・気にくわない」




===


~その頃~




「へっくしょん!」







「どうなされました?風邪ですか?今年の風邪はウィルス性が主で厄介なのでお気をつけてください」








「いやーあまりにもヒマでひまで暇過ぎたからさー、アカシックレコード閲覧してたんだけどー、面白い映像があったから、例の理屈臭いチビッ子に送信しといたのよー」






都甲「世界に干渉しうるチカラを暇潰しに使ったんですか?!自重して下さいよ!」







真実「”私、何でも知ってます”みたいな顔してるけど、未来は知らないでしょ?どーだ!まいったか!アタシの方が物知り!あははは!」←聞いちゃいない









都甲「大人げないにも程がありますよ!
・・・貴方なら、彼女の痛みが解るハズですよ。知りたくもない真実に無理矢理介入されて、自らの存在とその不釣り合いな力に葛藤をしていた貴方なら・・・」







真実「何よ?アンタ、あのチビッ子の肩持つの?
このロリコーン!変態ー!みなさーん!ここに犯罪者予備軍がいますよー!助けてー!」







都甲「えぇ?!今、私、すっごく良いこと言いましたよね?!なにそれ!すっごい台無し!」




====






「では。本題に入る。アグニの帰還。これから始める作戦の為。概要。説明。開始」





全員「了解」







「旧ロシア王国の僻地で、遂に八人機関の一人”嘆きの肉林”の存在を確認。それの掃討に当たって貰う」









「マジかよ!?嘆きの肉林は実在してのか?!あれは、単なるお伽噺じゃ無かったのかよ・・・!」










「”なげきのにくりん”・・?すいません、ボク、逃亡生活やら拘留期間が長かったので、少し世事には疎いんです。教えて頂けますか?」








「ええ・・・。かつて、科学・化学を用いて、世界の真理を求めんとした8人。総称して八人機関と呼ばれています。



自らの美を追究し過ぎた為に、次々と数多の物を取り込み、自我を無くした末に、大空を彷徨うだけの存在になってしまった女性科学者「散策する俯瞰庭園」。

そして、姫が干渉してデータを引き出す素となっているのが、真理を求めようとしたが為に、自らを情報端末のデータにし、世界の全てを計算尽くそうとした「虚数限界」。


このような最早、人間という定義から外れた連中が名を連ねています。

僕らは姫によって知ることが出来ましたが、一般的には童話やお伽噺、寓話、戒め、伝承、都市伝説などあらゆる媒体として、知られています
世界に広まってはいますが、子供でも信じるかどうかの逸話として伝わっているのがほとんどどあり、八人機関が実在するとは信じている人間は少ないでしょう」







「”嘆きの肉林”は、自らの可能性を模索した結果、平行世界に干渉した化学者の成れの果てと言われてイマス。
同じ、宇宙の概念に、同一の個体は存在できない。平行世界に干渉するという事は、その世界の矛盾を回避するための世界の抑止力によって、変質しなければなりマセン。

その変質して異形と化した科学者は、更なる平行世界に介入し、それら無限に存在する違う世界の自分自身を吸収し、一つのユニバースとなった・・・と言われてマスね」







「そう。とは言っても、最早、自我という概念は皆無。あらゆる可能性の世界、平行世界を無限に食らっていく、肉の塊に成り果てた存在。
そして、その概念は”個人”というよりも”一つの宇宙”に近い巨大な世界そのものとなっている。・・・おぞましいバケモノ」








「そうかな~?にくりんって、何だかあだ名みたいで可愛いと思うけどなー」




全員「”肉林”のどこが可愛いんだろう・・・」










「相手は、巨大なマテリアルであるが、全員で突入しては全滅の可能性。故。少数精鋭で突入。残りは有事に際して外で待機。

突入メンバー・・・・アグニ。アエロー。ソポナ。」








「わ、私があのお二人とですか・・・!」←黙々と一人で詰め将棋やってた中年






シヴァ「これでもかってくらいの貧乏くじですね・・・」









アエロー「それでは準備デスネ!宜しくお願いシマース!」






「頑張るぞー!!熱くなってキターーーー!!ひーと!!!」









「嗚呼!何で皆さん!”可哀相に・・アーメン”みたいな目で私を見ているのですかーーー!!」



====



~旧ロシア王国 僻地~









「そ、それでは皆さん!頑張ってくださいね!・・特にソポナさん。
な、何かあったらボク達も駆けつけますので!」








「え、ええ・・・何とか死なない様に張り切りたいと・・・」




全員「(せ、せつねぇ・・・・)」







「入り口は洞窟みたいデスね♪さ、Let's go!!!」





===





ソポナ「ふむ・・・確かに名前の通り、肉で出来た密林の様ですな。
何か巨大な生物の体内に入ったような・・・・おぞましい光景です」







アエロー「あまり居心地のgoodな所ではありマセンね・・・」







「どうくつ・・・・・ダンジョン・・・」






ソポナ「では、こちらは私が素粒子まで分解します。アエロー殿はあちらを切り刻んで、アグニ殿はそちらを燃やし尽くしてください」




アエロー「Yes!」




アグニ「冒険・・・パーティー・・・・あーるぴーじー・・・・・わくわく・・どきどき・・・」









ソポナ「あの・・アグニ殿?どうか為されました?」










「ふぅぉおおおおおお!!!!盛り上がってきたーー!!!!!ふぁいやーーー!!!」








「え」








「ビスタード!HEYHEYHEY!!!キャハハハッハア!!!!」








「あれ・・・?」











「ハニーコムデース!!!ひゃはははっはははは!!!」



ソポナ「危ない!(色んな意味で)こ、こっちに向けて撃たないでくださ・・・」










「いえー!!!ばーにん!!!」









ソポナ「あつっ!あちっ!密室で燃焼したら酸素が・・!だー!!もう既に燃え広がって逃げ場が!出口が?!!」







「あはは!あはははは!!!」



===







マキナ「菊里ちゃん・・何か大ピンチみたいだぜ・・?ソポナのおやっさんの持ってたカメラ・・・地獄絵図だぜ?」






菊里「大丈夫・・・・彼・・・・・歴戦の勇士・・これくらいの障害・・・乗り切れる

・・・・多分」








「なら、なんで顔背けるんですか?!」








菊里「嘆きの肉林。人間の肉。脂肪分を多く含むから・・・良く燃えると思って・・・。
Ash to ash,Dust to dust(灰は灰に、塵は塵に)という様に、燃やしたら手っ取り早いと思った・・・・
采配・・・・ミス?」








「個人的に、今回はかなり激しく大失敗だと思います」











「・・・どんまい。私。
・・・・クーリング・オフ・・可?」





全員「う~ん・・・一言で言うと・・・・・・超手遅れ?」





==








「いえーい!!!!はっぴーーーー!!!」







「何故、誰も助けに来てくださらないのです!た、たた助けてくだされー!!!」










お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年12月14日 04時20分58秒
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: