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2004年の最後を何で締めるか。いろいろ考えた末、豪勢にフランス料理で締めることにしました。というワケで、今回紹介するのは「ビストロ・ラ・プロヴァンス」というお店。場所は久米川駅南口を出て右に歩き、踏み切りから伸びるすぐ前の道路を左に。そのまま真っ直ぐ歩き、信号を渡った角にある。 表同様、店内もテーブルが6卓だけと、こぢんまりとしている。夫婦2人で切り盛りしていて、全体的にアットホームな雰囲気が漂っている。 この日は昼に行ったのだが、ランチメニューは肉のコース、魚のコース、ラザニアのコース、リゾットのコースなどいろいろある。私は肉のコースをチョイス。この日は「津軽鶏胸肉のブイヨンレギューム蒸し」というモノだった。 一応、簡単なコースになっていて、1品ずつ運ばれてくる。まずは前菜だ。 サーモンとサラダ。サッパリしていて美味しい。続いてメインの津軽鶏の胸肉が登場。 見た目、コッテリしているように思うかもしれないが、味はアッサリしている。ソースは確かにコッテリ系なのだが、鳥肉は脂部分が全くない。鳥の皮や脂部分が好きな人にはやや物足りなさを感じるだろうが、ダイエットを心がけている女性にはウケるだろうな。 そして最後にデザート。 運ばれた時にちゃんと説明してもらったハズなんだけど、何が何やらスコーンと忘れてしまった。でも、どれも美味しかったよ。 この3品にパンとコーヒーが付いて1575円。ランチとして考えるなら、高いかな。東村山の相場を考えるとなおさらそう感じる人が多いかも。でも、フランス料理を食べるって考えれば、この値段は決して高くない。 シェフは都内でも名の通ったお店で修行していたというから、他の料理も味は間違いないと思う。まずはランチで自分の口に合うかどうか試して、よければ彼女や奥さんをディナーに連れて行けばいいんじゃないかな。フランス料理のお店といっても、そんな気取った感じじゃないから、気軽に入れると思う。★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。
2004年12月31日
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昨日から始めた「東村山メンチカツ選手権」は不定期で掲載していくつもりだが、1回載せて間があくってのも何だなぁ……と思い、連続で掲載することにした。で、今回紹介するお肉屋さんは「荒川」。そう、焼き肉「あら川」が美味しいのはお肉屋さんが経営する店だったからだ。(未確認情報ではあるが、久米川駅北口にある「和牛亭あらかわ」もこの「荒川」と関係があるのだとか) 場所は八坂駅を出て左を少し歩き、八坂商店街に入って、50メートルほど歩いた右手にある。 評判のお肉屋さんだから、お客は結構いる。総菜コーナーを見ると、あります、あります。「神戸牛メンチカツ」(105円)が。昨日の「河野屋」が米沢牛で今回が神戸牛ですからね、いきなりレベルが高くて、あとが大変な気もするけど、まあそれはさておき、それではメンチカツの登場です。 形はオーソドックスなコロッケ型。人気なのか、陳列してあるモノだったのに、まだ温かい。おそらく揚げては売れ、揚げては売れの人気商品なのだろう。昨日同様、2つ買って、1つは温かいうちに、もう1つは冷めてから食べてみた。【コロモ】★★☆ 意外にも厚い。表面のパン粉の部分はサクッとしているのだが、その下にもう1層コロモがあり、そこが妙に油を吸っていてシットリしている。中身の肉の脂を閉じ込めるためなのだろうが、揚げる時に使う油をコロモが吸っては逆効果では。【中身】★★★ 神戸牛を使っているという割には、シッカリ味付けしてある。そのままでも食べられるように、ということだろうか。肉の味より玉ねぎの甘さや塩コショウの方が勝っている感じがする。せっかくいい肉を使っているんだから、もう少し肉の味で勝負した方がよかったのでは。【値段】★★★★ 神戸牛を使って105円は破格でしょう。売れてる理由はやはりこの価格とみた。【総合評価】★★★ 値段の割には間違いなく美味しいのだが、コロモの油がどうも引っかかる。私の場合、2つ以上食べると確実に胃もたれしそうだ。胃の弱い人はそのままで食べない方がいいだろう。コロモがもともとシットリ系なので、コロモにソースをかけて食べるのがいいと思う。試してはいないが、中身にシッカリ味がついているから、コロモにポン酢をかけて食べると、意外にサッパリと食べられるかもしれない。機会があれば、今度試してみよう。★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。
2004年12月30日
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というワケで今回から折に触れて、お肉屋さんのメンチカツを取り上げていこうと思う。東村山に一体、何軒のお肉屋さんがあって、そのうちの何軒が総菜としてメンチカツを作っているか全くわからないが、とりあえず近場から攻めてみることにする。 記念すべき第1回目に登場するのは「河野屋」。場所は場所は久米川駅南口を出て目の前の道路を真っ直ぐ進み、T字路を右折。10メートルほど先の右手にある。 それでは早速、メンチカツを……という前に、メンチカツの採点基準を説明する。採点項目は「コロモ」「中身」「値段」の3つで、それぞれ★5つで評価する。そして「総合評価」を★5つで出す(★は1ポイント、☆は0・5ポイントとする)。 でも、これはあくまでも私の独断と偏見による評価なので、鵜呑みはしないように。ちなみに私が「普通よりやや美味しい」と思っているメンチカツは定食チェーン「キッチンジロー」のメンチカツです。もっとわかりやすい例を出せればいいんだけど、まあこれでもわかる人にはわかるでしょう。 さあ、それではメンチカツの登場です。 意表を突く俵型。大きさはいなり寿司ぐらいだろうか。この店には100円の普通メンチと160円の特製メンチがある。今回登場したのは特製メンチの方だ。揚げたてのアツアツを2つ買い、1つは熱いうちに、もう1つは冷めてから食べてみた。【コロモ】★★★★ 薄くてサクッとしている。油っぽさはないが、揚げたてを食べた時、ほのかに鳥の唐揚げの香りがした。同じ油で揚げているから仕方ないか。気にする人は気にする点だろうが、私は鳥唐も大好きだから、これは「アリ」です。【中身】★★★★ 米沢牛を使っているというだけあって、肉は美味しい。肉の良さで勝負しているのか、味付けは薄め。濃い味が好きな人だと、ソースをぶっかけそうだが、そうすると肉の甘さというか旨味が消えるので、かけるならほどほどに。【値段】★★★☆ 肉質を考えれば160円は妥当。しかし庶民感覚で言わせてもらえれば、もう少し安いとうれしいな。【総合評価】★★★★ 俵型のせいか、小さく見えるけど、食べるとなかなかボリュームはある。アツアツだと何もつけなくても美味しく食べられる。このメンチカツを食べる時は、絶対にコロモにソースをぶっかけないで欲しい。せっかくのコロモのサクサク感が台無しになってしまう。俵を半分に割り、かけるなら肉の部分にだけソースをかけて食べれば、美味しさは間違いなくアップします。もう半分はできれば塩で食べて欲しい。これはこれで米沢牛の旨味が引き立って美味しいから。 星4つだけど、私の中ではかなり評価は高い。また食べてみたいと思ったからね。ただ、第1回目ということもあって、ちょっと抑えてみた。今後はココのメンチカツが美味しさの評価基準になるかも。★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。
2004年12月29日
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西武多摩湖線の八坂駅周辺は驚くほど何もない。近くにダイエーがあるものの、改札を出て辺りを見回すと、コンビニの「サークルK」が道路の向こうに見える程度で、寂しいことこの上ない。それだけに見回して、この「Naturale Rico(ナチュラーレ・リッコ)」の看板が見えると、何だかホッとする。 場所は八坂駅を出て右を府中街道沿いに歩いてすぐだ。 パスタを中心としたイタリア料理のお店で、化学調味料などの添加物を使わないのがウリらしい。 この日は前菜とパスタ、コーヒーがセットのBランチ(1030円)を頼んでみた。パスタは明太子パスタと、クルミとピノリのクリームパスタの2種類から選べるようになっている。明太子のパスタはいろいろ食べているから味が想像できるけど、「クルミとピノリのクリームパスタ」というのはどんな味がするのか全く想像がつかないので、私はこっちを選んだ。 注文が立て込んでいるのか、15分ほどしてやっと前菜が運ばれてきた。 鴨のスモークとサラダ、そしてカキのムニエル(? すんません。料理はあんまり詳しくないんです)。カキは美味しかった。で、続いてメインのパスタ登場。 うーん、何て言えばいいんだろう。クルミが入っているから当然甘いんだけど、それほどしつこくない。結構イケる。ただ、このまま食べると、デザートのような感じがする。ブラックペッパーでも少し振って食べれば良かったかなぁ。カルボナーラを食べる時みたいに。でも美味しかったよ。パスタのゆで加減も良かったし。 このお店の面白いのは、カウンターで注文し、先にお金を支払う点だ。お冷もセルフサービス。なのに料理はわざわざ運んできてくれる。食べ終えた食器も下げてくれる。セルフならセルフに徹した方がいいと思うんだけど、まあそういうスタイルは場所柄、受け入れられないかな。 ジュースも各種置いてあり、こっちも砂糖などを使わない天然ジュースにこだわっているから、八坂駅でのちょっとした待ち合わせなどに使うといいかも。★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。
2004年12月28日
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「何の店だろう?」と思いながら、お店の前を行ったり来たりすること3回。ランチと書かれた紙に「ロコモコ」の文字を見つけ、意を決して入ったのが、今回紹介する「Smilling Bird」だ。場所は久米川駅南口を出て左をロータリー沿いに歩き、モザーク通りへ。さらに進んでウイング通りに入り、80メートルほど歩いた右手にある。 入ると店内にはハワイアンのゆったりとしたメロディーが流れ、雰囲気はなかなかいい。しかし、いかんせん、客が私1人だったのでちょっと緊張。カウンターに座り、ランチの「ロコモコ」を頼む。出てきたお冷をグビッと飲むと、レモン水だった。 店内を見回すと、そこかしこに南国チックな花が飾られ、トロピカルムードが漂っている。女性2人でやっているらしく、分担して手際よくロコモコを作っていた。 10分ほど待っただろうか。出てきたロコモコは盛り付けがキレイで想像以上においしそう。半熟の目玉焼きの黄身をご飯に混ぜながら食べる。ご飯にかかっているタレは、いわゆる照り焼きタレのような甘いモノではなく、ちょっと酸っぱ系。照り焼きタレに慣れている私には最初、違和感があったが、食べ進むとこれはこれで「アリ」という感じ。目玉焼きとハンバーグの間にはチーズが挟んであり、これもなかなか美味しい。アッという間に完食し、コーヒーを出してもらう。ロコモコにコーヒーが付いて720円ナリ。量的にはちょっと物足りないかな。でも、ハワイアンを聴きながら、窓の外の忙しそうに歩く人たちを見ていると、何となく幸せなまったり感に包まれていい。 お店の女性に聞くと、ココは「南の島の集会所」をイメージしたカフェバーで、時々店内でハワイアンライブをやっているのだとか。また、フラダンスの講習もしているのだという。 なるほどと思いつつ、ランチメニューを見ると、下の方に「ボルシチ」の文字が。確かボルシチってロシアの料理なのでは?「これは私の好きな料理で……まあ、いろいろあった方がいいかなと思って(笑)」 まあ、南の島がコンセブトなんだから、南国の人独特の大らかな気持ちで認めてあげましょう。 今度は夜に行ってみることにしよう。
2004年12月27日
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いやあ、昨日は久々に酔っ払ってしまいました。クリスマスということで、カミさんと私はそれぞれ好きな総菜を買ってテーブルに広げ、「マドンナ」のスパークリングワインをポンッと開けて「メリークリスマス!」。 2人で交互に長男の面倒を見ながら飲み食いし、「マドンナ」1本終了。続いて、カミさんのリクエストで買ってきた「マッコルリ」(要するにマッコリなんだけど、なぜか商品名はどれも「マッコルリ」なんだよね)に突入。したたか飲みながら、食べ物があらかたなくなったところで、ケーキの登場。今年も「ロートンヌ」でショートケーキを6個買ってきました。 6個だから1人3個ずつ。この時点でマッコリの1リットルボトルを2本近く飲んでいる。かなり酔っ払っているけど、食べましたよ。「うーん、ここのケーキはやっぱりウマい!」などと言いつつ、1人3個完食。すぐに2人とも眠くなり、すぐに布団に入りました。 翌日が日曜でよかったとつくづく思いましたね。エッ、どれが美味しかったかって? そんなの酔っ払いに聞かないでくださいよ。今度、シラフの時にちゃんと分析します。
2004年12月26日
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昨日はクリスマスイブだっていうのに、夜10時まで仕事(といっても後半はダラけてしまい、部下がカリカリ仕事をしているのを横目にいろんな人のブログを読んでいましたが……)。終わってから会社の人間と近くの飲み屋で一杯やって、久米川駅に着いたのは深夜0時。 何となく軽くもう一杯やりたいと思った私は、家のある方向とは全く違うモザーク通りの方をプラプラと歩くことにした。モザーク通りからウイング通り、そして八坂商店街……名称は違うが一本道なので、歩いていると気持ちいい。 ふと見ると、スーパー「丸正」の前に明かりが見える。(こんな所に飲み屋なんてあったっけ?)と思いつつ近づくと、「FOGGY」という看板が目に入った。入り口近くに置いてある黒板には、ライブやイベントのスケジュールが書いてある。(何だこれ?)とさらに疑問が膨らんだので、思い切って入ってみることにした。 トントントンと階段で地下に降りると、ほの暗い空間が広がる。不思議なお香の香りとともに気だるいレゲエミュージックが体を包み込む。怪しいと言えば怪しい雰囲気だが、私は「怪しい」と思う前に、「ホッとする」感覚を抱いてしまった。 店内は入って左手にカウンターがあり、右手の方にテーブルが数卓。私はカウンターに案内された。すでに4人がカウンターにいて、まったりとお酒を飲んでいる。カウンターの右上にテレビが置いてあり、映画「パルプフィクション」が流れていたが音はナシ。 ドリンクメニューを見ると、別にこれと言って特徴はないけど、すべてが500~600円と手頃な料金になっている。私はジントニックを頼んでしばらくボーッとしていた。 そのうちマスターが話しかけてくれて、いろいろと店のことがわかった。 オープンしたのは3年前で、平日は夜の8時から深夜2時まで、土曜などイベントのある日は朝の5時までやっているという。音楽はレゲエやソウルが中心だとか。 私を含め、カウンターには5人が座っていたのだが、マスターは気を使いながら5人それぞれに話しかける。流れているレゲエのまったりムードとあいまってなかなか心地いい。 マスターはハンチングをかぶり、日本のレゲエシンガーのMOOMINを痩せさせた感じ。いかつい感じではなく、どちらかと言うと癒し系だ。 もう1杯飲もうかと思ったが、時計を見ると1時を回っていたので帰ることにした。この手の店ではチャージとかいろいろ取る場合があるから、(さあ、ジントニック1杯でいくらになるんだろう)と財布を出しながら身構えていると、「600円になります」と微笑むマスター。(エッ、マジ? いいの、本当に?)と思いつつ店を出た私は、何となく幸せ気分になってしまった。だって気持ちよく飲めて、安いんだもん。「最後に軽く一杯」なんて気分の時にピッタリの店だ。 いやあそれにしてもこんなお店が八坂駅近くにあるなんて驚き。また1つ東村山の奥深さを垣間見たって感じだね。【DATA】住所:東村山市栄町3-13-15 大洋ビルB1F電話:042-393-6869営業時間:午後8時~午前2時(イベント開催日は変更あり)定休日:日曜
2004年12月25日
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カミさんのお父さん(要するに義父ですな)は焼き鳥好きなのだが、昔よく食べに行ってたのが、今回紹介する「小千谷」だという。看板には「大衆割烹」とあるのだが、どう見ても居酒屋という感じ。さらに提灯や看板に「ラーメン」とか「そば」の文字が見える。食事の方も充実しているから「大衆割烹」なのだろうか? 場所は久米川駅北口を出て左に歩き、交番のある交差点をそのまま真っ直ぐ突っ切って、パチンコ屋を過ぎてすぐ左手にある。 まずは飲み物をと、メニューを見る。おっ、ホッピーがあるではないか。迷わずホッピーを注文。しかし出てきたモノを見てちょっとガッカリ。ジョッキにすでに焼酎と割ってあるホッピーが出てきたのだ。例のホッピーの瓶はナシ。つまり「中だけお代わり」ができない。でも、よく見ると、ジョッキの中には氷が入ってなく、純粋に焼酎とホッピーだけ。量的にはかなりのモノだから、これはこれでお得なのかも。 焼き鳥を頼み、すぐに出てきそうなおつまみとして「牛すじ煮込み」(420円)を注文。この「牛すじ煮込み」がウマかった。 私はおでんの牛すじが好きなのだが、その串が5本ぐらい入ったような分量で、上にネギが乗り、器の縁にはカラシが付いている。味はまさにおでんの牛すじ。いや、ちょっと濃い目の味付けかな。脂の部分なんかトロトロで甘く、(こりゃ太るなぁ)と思うものの、やめられない止まらない。そうこうするうちに焼き鳥が到着。 若鳥、皮、白、レバー、カシラ、タンを2本ずつ、すべてタレにしてみた。前にも書いたけど、私は塩よりタレの方が好きなんですよ。タレそのものはサラッとしているけど、甘い。私の好きな味だ。サラサラしすぎてそれほど焼き鳥と絡んでいないので、これなら塩派の人でもイケるんじゃないかな。私はたっぷりタレが付いている方が好きだから、串から外して、箸で皿の中央にたまったタレをたっぷり付けてから食べた。焼き鳥好きとしては邪道な食べ方だが、タレ好きなのだから仕方がない。串につけたままだとうまくタレに付けられないのだ。 若鳥はイマイチの感じがしたが、シロとカワ、そしてカシラは美味しかった。(そうか、お義父さんはこういう焼き鳥が好きなんだ)と思いながら1人でニコニコしてたから、お店の人はきっと気持ち悪かっただろうな。
2004年12月24日
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都内にある和食ダイニングのように、デートに使えるぐらいシャレていて、なおかつ美味しい和食が食べられる店って、さすがに東村山にはないでしょう……そう思っている人は多いだろうけど、東村山を見くびっては困ります。あるんですよ、これが。それが今回紹介する「食彩酒房 たきび」です。 場所はすごく説明しづらいんですよ。久米川駅北口から歩いて5分くらいかな。詳しい地図はお店のHPを見てくださいな。 商店街から離れ、ポツンとある感じ。立地はかなり悪いと思うのだが、ランチタイムもディナータイムも多くのお客で賑わう繁盛店だ。店内は落ち着いた色調でまとめられ、こざっぱりとしてキレイ。メニューを見ると、刺身などの魚料理もあれば、山形牛を使った肉料理もあり、すき焼きやしゃぶしゃぶ、ふぐ料理まである。バリエーションが豊かで、メニューを見るだけで楽しくなってくる。 この日、私はランチタイムに入ってみた。いろいろとあったがオーソドックスに「刺身定食」(1050円)を注文。 刺身はサーモンやタコ、マグロなど5種類。女性客を意識しているのか、1切れがやや小さめになっている。味は……まあ、ランチの定食ですから、こんなものでしょう。そこそこ美味しいです。サラダと小鉢と漬け物、そして茶碗蒸しがついている。カミさんもそうだけど、私は茶碗蒸しが大好き。これが付いているだけで、私の中ではこの定食、高得点です。 だけどなぁ……銀杏が入ってないってのはどうだろう。銀杏がないと茶碗蒸し独特の“宝探し的な楽しみ”がなくなっちゃって、私はガッカリしちゃうんだよね。これはカミさんも同意見だけど、こういう考え方って、ひょっとしたらウチら夫婦だけなのかな。 でもまあ、全体的には美味しかった。これなら繁盛するのも納得かな。 ところでこのお店、レジのすぐ側にフェイエノールトの小野伸二選手のサイン入りユニフォームが飾ってあるんだけど、お店の人とと何か関係があるのかな? でもこれもサッカー好きの人にはさりげなく「オシャレ」に見えるだろうな。 料理の値段もリーズナブルだし、デートに使うとポイントが高くなると思う。覚えておいて損のないお店だね。【DATA】住所:東村山市本町4-12-86電話:042-390-0141営業時間:平日午前11時半~午後2時 午後5時~10時半定休日:木曜駐車場あり
2004年12月23日
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これまで久米川駅周辺のパン屋さんを紹介してきたが、もちろん東村山駅周辺にもパン屋さんはある。今回紹介する「デンマーク」もその1つだ。 場所は東村山駅東口を出て右手をロータリーに沿って歩くと銀行の向かいにあるのが、すぐに見える。非常に好立地だと思うのだが、以前に入っていたチェーンのパン屋さんは潰れてしまった。その後に入ってきたのが、同じくチェーンのパン屋さんである「デンマーク」というワケ。 店が小さいということもあるのだろうが、パンの種類はかなり絞り込んでいる気がする。イチ押しはテレビでも紹介されたことがある「カレーパン」(126円)だ。 一見すると、普通のカレーパンなのだが、中に大きく刻んだゆで卵が入っている。違いはただそれだけなのだが、これが妙にウマい。もちろん揚げたてのアツアツがウマいのだが、冷めても美味しい。辛いのが好きな人には物足りないかもしれないが、いわゆる“お子様カレー”が好きな人にはたまらないと思うな。 この日は「親子パン」(157円)なる見慣れないパンを発見したので、カレーパンとともに買ってみた。 ゆで卵と鳥の唐揚げが乗っているということで“親子”ということなのだろうが、味の方は「うーん……」。やっぱ親子は離れ離れじゃダメなんだよね。親子丼にしろ何にしろ、一緒じゃなくちゃ。“親子”っていうアイデアは買うけど、これは失敗作じゃないかな。次があるかどうかはわからないけど、「親子パン2号」を私は期待してるよ。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆「デンマーク」は残念ながら2005年10月に閉店しました。
2004年12月22日
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「やっぱココは関東なんだなぁ」としみじみ思うのは、街を歩くと至る所にそば屋さんがある点だ。私の故郷である広島では考えられない現象だ(そもそも広島では「そば屋」ではなく、「うどん屋」だしね)。 もともとそば派じゃない私には、どのそば屋さんも似たようなモノに見えてしまうのだが、実際に食べてみると、案外それぞれに個性がある。今回紹介する「ますも庵」も特徴のあるそばを出す店だ。 場所は東村山駅東口を出て正面の道を真っ直ぐ進み、交差点を越えて50メートルほど歩いた左手だ。 入り口は狭いが、店内は結構広い。そば屋さんというより民芸調の居酒屋さんという感じだ。普通にせいろにしようと思ったが、表に出ていた写真が美味しそうに見えたので「舞茸天せいろ」(950円)を注文した。 そばは何となくベチャッと潰れている感じがするが、それは平たくて薄い麺だからだ。食べてみると、想像以上にコシがある。歯応えも十分。ただ、十割そばという割にはそばの香りが薄いかな。一見すると量が少なく感じるが、意外と多く、私にはちょうどいい分量だった。つゆはやや甘めで私好み。 舞茸天ぷらは普通かな。でも厚みがあって食べ応えはあった。でも、これで950円は貧乏サラリーマンにはちとキツいかな。 行ったのが昼時だったせいもあるだろうが、店は割と繁盛していて、気がつくと周りはほとんど温かいそばを頼んでいた。最初は「冬だから」と思っていたが、実際にせいろを食べてみて、(確かにこれは温かい汁とともに食べるのがいいかも)と思ったね。次回は温かいそばを食べてみよう。
2004年12月21日
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長男をカミさんの実家に預けて、久しぶりに2人で夕食をとることにしました。「さて、どこに行こうか?」とカミさんに聞くと、即座に「みきに行きたい」という返事。「みき」とは、ウチら夫婦の行きつけの飲み屋で、子供が産まれる前はそれこそ毎週のように行っていた「小料理みき」のことだ。私は仕事帰りにちょくちょく行っていたが、カミさんは半年ぶりぐらいじゃないだろうか。 マスターも久々の夫婦そろっての来店に喜んでくれ、「今日はサービスしますよ」とうれしいことを言ってくれる。 まずは飲み物。カミさんはビールを頼んだが、私は気になる日本酒をまだ舌が麻痺していないうちに頼むことにした。山形の名酒「初孫」である。 瓶を見てわかるように、これはただの「初孫」ではない。5年熟成させた本醸造の古酒で、しかも非売品だという。都内で飲めるのはおそらくこの店だけらしい。香りはそれほどないが、飲むと日本酒の旨味が口に広がる。私は鼻からツンと抜ける、いかにも日本酒くさい酒は苦手なのだが、これは抜けそうで抜けない。5年寝かせたことでマイルドになっているということだろう。抽象的な表現で申し訳ないが、角がなくてスッとノドに入り、旨味が口に残るという感じ。これは料理に合う酒だ。 というワケで、「初孫」と一緒に食べたのは〆サバと寒ブリ。カミさんが「〆サバは何も付けなくても美味しい」というから、ワサビも醤油も付けないまま食べてみる。確かにウマい。もともと刺身でもイケるサバを使っているからだろう。酢の入り具合もキツくなくサバの味が堪能できる。 寒ブリは脂が乗っていて、これもウマい。酒が進みすぎてしまう。まずい、まずい。 で、マスターが「これを食べてくださいよ」と出してくれたのが、白子のコロッケ。 カキフライぐらいの大きさで、食べるとフワッとした食感とともに白子がトロ~ッと口に広がる。クリーミーで甘い。マスターはソースを出してくれたが、これは絶対に醤油で食べた方がおいしい。ソースだとソース自体の甘みが強すぎるのだ。カミさんにも醤油で食べさせてみたが、「こっちの方が美味しい」と言うから間違いないだろう。 ここのところ子供が夜泣きをしたりして、カミさんはちょっと疲れ気味だったから、いい“ガス抜き”になったかも。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆「小料理みき」は残念ながら2005年1月18日に閉店しました。
2004年12月20日
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「東村山で一番おいしい焼き肉屋さんはどこ?」と聞かれたら、私は真っ先に今回紹介する「和牛亭 あらかわ」と答えますね。東村山どころか、都内でも屈指の焼き肉屋だと私は思っている。 場所は久米川駅北口を出て右へ歩き、サンクスのある角を左へ曲がり、20メートルほど先の右手。 カルビが900円~とちょっと高めだから、最初はランチから攻めるといいかも。今回私が頼んだのは、カルビとライスに、ワカメスープ、サラダ、キムチ、ドリンクが付いたEセット(1000円)。これに上カルビ(1300円)をつけてみた。 残念なことに、ランチ用のカルビと上カルビを一緒にして持ってきたので、ちょっとわかりにくいと思うが、肉皿の右側4枚が上カルビです。というワケで、まずはカルビから……ウマいっ! 普通のカルビでこれほど柔らかくて肉汁が出てくるのだから、上カルビのウマさは推して知るべしでしょう。 上カルビはハッキリ言って、あまり焼く必要はありません。あぶる程度で十分。通常、上カルビは1皿4枚出てきます。まず1枚目はあぶったらそのまま食べましょう。肉本来の旨味が十分に味わえます。焼き肉というより、もはやステーキです。続いて軽く塩を振って食べてください。サシの部分の甘みがグッと増します。3枚目はタレでどうぞ。コチジャンを少し加えるといいでしょう。4枚目は美味しかった食べ方でいただく……1皿でいろいろ楽しめて、もう至福の時です。今回はランチ用カルビと一緒にタレに漬けられた状態で出てきたけど、オススメは塩です。焼き肉と思って食べると、つい激安店と比べてしまい「高い」と思ってしまうかもしれませんが、ステーキだと思えば、「こんないい肉を使ってこの値段は安い!」と思うハズ。 この店のカルビは、上カルビの上に特上カルビ(1700円)と特選カルビ(2300円)があります。私はカミさんと一緒にひと通り食べてみましたが、私もカミさんも結論としては「上カルビで十分」と思いました。どこがどう違うかというと、サシの入り具合です。ランクが上になるほど、上質のサシがこれでもかと入っています。ただ、ウチら夫婦は刺身でも「トロは好きだけど大トロは苦手」という嗜好だから、サシがたっぷり入っているカルビはちょっとねぇ……。大トロが大好きという人には特選カルビはたまらないと思いますよ。 肉は間違いなく都内でも最高レベルにあると思うんだけど、不満な点もある。まず1つは炭火でないこと。いつも食べる前と、食べた後は「ココの肉を炭火で焼いたらメッチャ美味しいだろうな」と思う。まあ、食べてる時は肉がウマくてそんなことはスッカリ忘れてしまうのだが。 もう1つはテーブルにコショウが置いてないこと。できればブラックペッパーが置いてあるとうれしい。ココの肉は絶対、塩とコショウだけで食べる方が美味しいと思うからだ。タレもウマいけど、そういう食べ方の選択ができた方が楽しいと思う。 最後にこの店で食べる時のアドバイスを1つ。違う肉を焼く時は必ずプレートを代えてもらうこと。ちょっとでも汚れていたら遠慮なく代えた方がいい。そうすれば肉の美味しさがよりハッキリして、「幸せ~ッ」と思えますから。
2004年12月19日
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最近はパスタとピザを中心としたイタリアン・ファミレスが増えている。知っているところをザッと挙げてみると、「サイゼリア」「ジョリーパスタ」「パスタアルデンティーノ」「マンマパスタ」「スカイラーク・ガーデンズ」などなど。私は知らなかったのだが、今回紹介する「ポポラマーマ」もそんなイタリアン・ファミレスの1つらしい。 久米川駅南口を出てすぐ目の前のビルの2階に、確か今年の春ごろオープンした。 店の存在は知っていたが、私は何となく入るのをためらっていた。店の看板がとても安っぽく見えたからだ。 しかし昨日、ついに入ってみた。仕事を終えて久米川駅に着いたのは午後10時ごろ。無性にお腹の空いていた私は、(西友で何か総菜を買って家でビールでも飲むか)と思っていたのだが、そんな時に「ポポラマーマ」の安っぽい看板が目に飛び込んできた。 その瞬間、(ガーリックの効いたパスタが食べたい!)と思っちゃったんですよ。で、店に入って頼んだのが、この「よくばりペペロンチーノ」(780円)。 テーブルに運ばれてきたパスタからは、食欲をそそるガーリックの香りが漂う。たまらずフォークで早速ひと口。お腹が空いているせいもあるが、なかなか美味しい。パスタはやや細めだが、ゆで加減は硬めで歯応えがある。ガーリックとともにバジルもよく効いていて私にはちょうどいい味付け。ナス、ブロッコリー、ウインナー、ベーコンなど具だくさんなのもいい。量がちょっと物足りない気もしたが、これで780円なら納得だ。 実はこの店、カミさんはすでに行って食べており、その時の感想は「うーん、『サイゼリア』以上、『ジョリーパスタ』以下ってところかな」というモノだった。ウマいことを言うものだ。私の評価もそんなところかな。質的にはやや「ジョリーパスタ」寄りで、なかなかだと思う。 それにしてもファミレスの登場で町の洋食屋さんが潰れていったことを考えると、イタリアン・ファミレスがこのまま増殖していけば、今度は町のイタリア料理店が消えていくかも。それって困るなぁ。
2004年12月18日
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先日紹介した「おせんべえやさん本舗」の黒胡椒せんを会社に持っていったら大好評。私の部下の1人は「僕の中では今年一番のヒットですよ」とまで言ってくれた(うれしい半面、彼の日ごろの食生活がしのばれて不憫な気も……)。 で、気をよくしてまた買いに行ったら、変なモノを見つけてしまった。お茶漬けである。 袋には「伝承本造り お茶漬一杯」と書いてあり、さらに袋の下には「最高級お茶づけ」と赤字で書いてある。 それにしてもなぜ煎餅屋にお茶漬けが? 「何でお茶漬けがあるんですか?」と店員さんに聞くと、「さあ? 何でなんでしょうね」という返事。「あられが入っているからですかね。でもこれ、結構、人気なんですよ」 サケ、わさびなど5種類ほどが並んでいる。私は一番人気だという「野沢菜茶漬」(5袋入り、262円)を買ってみた。作り方は従来のモノと同じで、ご飯にかけてお湯を注ぐだけ。 うーん、見た目は普通のお茶漬けと変わらない。食べてみると、フリーズドライされた野沢菜がいい感じで戻り、シャキシャキとした歯応えで美味しい。なるほど、確かに従来品より美味しいかも。でも、あられは期待ほどの効果はなかったかな。あられに関しては永谷園のお茶漬けの方に軍配が上がるかな。もっとあられが入っているといいのに……と思った私はふと、「黒胡椒せんを入れたらどうなるだろうか?」と思ってしまった。 すぐに実行に移し、黒胡椒せんを1枚出してパリパリと割ってお茶漬けの上に乗せてみた。「おおっ、結構イケるじゃん」と私は思ったのだが、考えてみるとちょっと邪道なので、皆さんはマネしないように。
2004年12月17日
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以前、餃子の美味しい店として「ぎょうざの満州」を紹介したんだけど、その時に確か私はこんなことを書いた気がする。『価格的には庶民の味方でうれしいのだが、餃子以外の料理がイマイチなんだよね。値段から言うと、妥当なのかもしれないけど、もう少し美味しいとうれしいな』 別にこの一文について「ぎょうざの満州」からクレームがついたワケでもないし、今もそう思っているのだが、餃子以外にもこの店にオススメがあったことを思い出したのだ。 それがこのメンマ(写真左、190円)と「ザーサイ」(150円)だ。 まずうれしいのが安いってこと。お小遣いの少ないサラリーマンには非常にありがたい。しかも美味しいから、なおうれしい。 メンマはそのままでも美味しいけど、ペッパー好きの私はこれにさらに黒胡椒をかけて食べてます。これがビールに、いやもとい、発泡酒(泣)によく合うんですよ。やや甘めの味付けなので、ピリ辛好きの人ならラー油をかけるといいかも。私は時々、スーパーの総菜のマネをして、このメンマに刻んだチャーシューと白髪ネギをあえて、仕上げに白ゴマを振り、「チャーシューメンマ」にして食べたりしてます。これも発泡酒が進みますよ。 ザーサイは漬け物感覚でそのまま食べることが多いですね。この2つだけで十分に酒の肴になります。一緒に飲む発泡酒はもちろん、一番安い「ドラフトワン」。メンマとザーサイ、そして「ドラフトワン」の500ミリリットル缶を3本買っても1000円でお釣りが来る。我ながら安上がりな男だと思う。でもまあ、その分、たまに外で美味しい物を食べてますから、うまくバランスが取れているってことで……。 それはともかくとして「ぎょうざの満州」のメンマとザーサイは本当に安くて美味しいから、酒のつまみにぜひ食べてみてください。
2004年12月16日
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昨日、総菜から何からすべて手作りのパン屋さんを紹介したあとに、いろいろと調理パンの総菜に関して疑惑のある「メルポーチ」をについて書くのはいかがなものか……と少し考えたが、私はこのパン屋さんが大好きなので書かせてもらう。 この店は調理パンの総菜にはおそらく冷凍食品など出来合いのモノを使っていると思われる。でもパンが美味しいし、出来合いの総菜をそのままではなくアレンジして使っているので、私は「このスタイルはアリ」と思っている。実際、この店は割と繁盛しているが、それはやっぱりパンが美味しいからだろう。 さて、この店に新しい調理パンが登場した。それが今回紹介する「クリスマスサンド」(300円)だ。 チキンサンドとフライドチキンをセットにしたクリスマス限定のサンドイッチ。先週から店頭に並んでいて気になっていたのだが、ようやく買うことができた。 まずはフライドチキンから。衣がサクッとしていてなかなか美味しい。疑惑はあるが、これぐらい美味しければ文句は言えない。サンドイッチも黄色と緑のパンを使っていて見た目にキレイだし、挟んであるチキンも美味しい。結構、食べ応えがあるから、これで300円はお得かも。
2004年12月15日
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美味しさとともに、安全にもとことんこだわったパン屋さんが今回紹介する「グレイン」だ。場所は久米川駅南口を出てロータリーを左側から回り、マツモトキヨシとりそな銀行の間にあるモザーク通りを直進。さらに交差点を越えてウイング通りに入り、以前に紹介した「おせんべえやさん」の手前で左に曲がってすぐのところにある。 この店のこだわりは、まず粉はライ麦を含めすべて国内産のものを使用。アレルギーのある人でも安心して食べられるよう、三大アレルゲンといわれる卵、牛乳、油脂の入っていないパンを多く焼いているのだという。さらに調理パンに使う食材にもこだわり、出来合いのモノは一切使ってないのだとか。これって凄いことだと思う。 店は毎朝10時半から営業している。パン屋さんとしてはかなり遅いと思う。私は長男を保育所に届けた後、午前中の早い時間に店の前を通っていたのだが、いつも開いていないから、(怠け者のパン屋さんだなぁ)とずっと思っていた。でも店内に張ってある、こだわりについてのコメントを読んで納得した。すべて手作りならば、オープンが10時半になるのも当然だ。 調理パン好きの私はハンバーガー(下の写真右、263円)と照り焼きチキン(263円)を買ってみた。 ハンバーガーは山形県の平田牧場から取り寄せた豚(有機飼料で育ってるらしい)の挽肉を使って毎朝作っているのだという。早速、食べてみる。パンはややモサッとしているが、噛むほどに甘みが増して美味しい。ハンバーグは手作りの家庭の味。評価が分かれるところだと思うが、私は好きな味だ。 照り焼きチキンは埼玉県の鹿川グリーンファームから届く鶏肉を使っているのだという。照り焼きソースも自家製。これも家庭料理の味わい。個人的にはもう少し濃い目の味付けの方がマヨネーズも生きておいしくなると思うのだが、安全や健康を考えるとこれでいいのかもしれない。 私みたいなジャンクフードに慣れた舌を持つ人間が相手では、美味しさと安全を両立させるのはむずかしいと思うが、頑張って欲しいパン屋さんだ。今度は普通の食パンにチャレンジしてみよう。
2004年12月14日
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東村山は小さい街だが、探せばちょこちょことイタリア料理の店がある。そんな中でも老舗的存在なのが今回紹介する「トゥディーニ」だ。 場所は久米川駅南口を出て左の西友と書店の間の道を真っ直ぐ歩き、モスバーガーの角を左に曲がったところ。 この日はランチタイムに訪れたので、店内はお客でほぼ満席。さすが老舗、繁盛してます。奥の厨房では2人のシェフが慌しく動き、もう1人が接客。どうやら3人の男性スタッフでこの店を切り盛りしているようだ。 私はメニューをじっくりみてカルボナーラ(1100円)を頼むことに。サラダとフランスパンのチップス(ラスクというより、薄くてポテトチップスみたいな感じなんですよ)が出てきたあと、いよいよメインのカルボナーラが登場。「うわっ!」という感じがしませんか? 写真ではわからないかもしれないけど、見た目のボリューム感はかなりある。最初からクリームソースが絡まっているのではなく、トロツと上に乗っていて、さらにたっぷりのブラックペッパー。ペッパー好きの私にはたまりません。早速、スプーンとフォークでかき混ぜて、いっただきま~す! 濃厚な味わいだけど、思ったほどしつこくない。ペッパーが効いてるから、あとを引いてモリモリ食べられる。「お好みでどうぞ」と唐辛子系の薬味を出してくれていて、これを3分の1サジほどかけて食べると、意外にもさらにマイルドな味に変化。何度かこの食べ方を織り交ぜながら、一気に完食。ボリュームたっぷりだから、もうお腹はパンパンだ。 食後のコーヒーがついて1100円なら納得でしょ。今度はカミさんと一緒にディナーを食べに来たいな。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆「トゥディーニ」は残念ながら2007年2月に閉店しました。
2004年12月13日
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いわゆる町の洋食屋さんはファミレスの出現によって消えていったが、その代わりに増えているのが“町のイタ飯屋さん”だ。今回紹介する「ノンナ」もここ数年内にできたイタリア料理店で、以前は同じ場所に洋食屋さんが入っていた。 場所は久米川駅南口を出て右の道路を渡り、ケーキ屋と不動産屋の間の道を30メートルほど歩いた右手。 この日はランチを食べてみた。ランチはパスタ、肉料理、魚料理の3つのコースがあり、パスタコースは3種類の中から選べるようになっている。私はナスとベーコンのトマトソースを頼んでみた。 待っている間にお冷とサラダとバケットが出てきた。お冷は緑色のボトル(おそらくラベルを剥がしたワインボトル)とグラスというスタイルで出てきて、なかなかオシャレ。飲むと、ほのかにレモンの味がする。 サラダはガーリックの効いたドレッシングが美味しく、バケットをちぎってはドレッシングに付けて食べると、これまたウマい。 そうこうする内にメインのパスタが登場。 見た目ほど濃厚な味ではなく、どちらかというとトマトの風味を生かしてサッパリしている。パスタも柔らかすぎずちょうどイイ感じ。 食後にコーヒーが付いて、これで997円。店内の雰囲気もいいし、トータルで考えるとリーズナブルと言えるかも。家族連れよりはカップル向きかな。ちょっと東村山にいることを忘れさせてくれる、シャレた店です。 次回は普通の料理に挑戦してみよう。★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。
2004年12月12日
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建物の造りといい、駐車場の広さといい、メニューの作りといい、間違いなくチェーン展開しているファミリーレストラン系なのだが、他では見たことがい……そんな不思議な店が今回紹介する「サガミ」だ。 場所は東村山駅東口を出て、府中街道を小平方面へ150メートルほど歩き、郵便局のある交差点を右に曲がって30メートル先の左手だ。 うどん・そばを中心としたファミレスで、調べてみると、名古屋に本社があるらしい。小規模のチェーンかと思いきや、愛知県を中心に183店(2004年12月現在)もある。だが、東京にはこの東村山店のほかに、町田に2店、府中に1店と計4店しかない。どおりで見かけないワケだ。 店内は民家風の造りで落ち着いている。私がこの店で気に入っているメニューは「うなぎ石焼定食」(1650円)だ。 熱々の器にご飯とひと口大に刻んだうなぎ、ごぼう、ねぎが乗っている。これにタレをぶっかける。ジューッという音とともに湯気が立つ。すかさずスプーンでかき混ぜて、ハフハフと口に運ぶ。ウマいねぇ。続いて一緒についている2色そばをズズッ。これもチェーン店の割には美味しい。 そばを食べ終え、ひとしきりうな丼も堪能したら、今度はおこげを中心に別の器にうな丼を盛る。その上にわさびと刻んだオオバを乗せ、昆布茶を注ぐ。そう、お茶漬けだ。これがまたウマい。 これって確か名古屋名物の「ひつまぶし」だよなぁ、どうしてこの店にあるんだろうと私は常々思っていたが、今回ネットで調べてようやく理由がわかった。名古屋のチェーン店だから当然のメニューだったのだ。そうとわかれば、今まで頼んだことのなかったカレーうどんも、かなりイイ線いってるのかも。また近いうちに食べに行ってみよう。
2004年12月11日
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いやあ、この店には驚いた。 朝、長男を保育所に届けた後、ブラブラと散歩していたら、オレンジ色の暖簾を出している店があったのだ。時刻は朝の8時40分。暖簾には「酒処 ぷち」と黒字で書いてある。いくら何でも飲み屋がこんな朝早くからやっているワケがない。おそらく暖簾を片付け忘れたのだろう……そう思って、店の前を通り過ぎようとしたら、張り紙の文字が目に飛び込んできた。「エエッ!!」 そこには「朝定食」の文字があり、3種類のメニューが書かれていた。(マジでやってたのか…)。驚きながらも、朝定食があるならばと、私は早速、店に入った。 場所は久米川駅南口を出てロータリーの左側を回ってモザーク通りを歩き、信号交差点を左に曲がって100メートルほど歩いた左側にある。 店内には数人の朝定食を食べるお客のほかに、お酒を飲んで盛り上がっているグループがいた。こんな時間から飲めるなんてうらやましい限りだ。店の奥の壁にはサッカー・FC東京の選手たちのサイン色紙がズラッと張られていた。当然、茂庭や石川、今野といったアテネ五輪で活躍した選手たちのサインもある。単にもらったサインを飾ってあるのか、それともこの店にFC東京の選手たちが来るのだろうか? まあ、それはともかくとして、注文だ。朝定食はA魚、Bハムかベーコンエッグ、Cコロッケ、の3種類あったが私は迷わずAを選択。「20分ほど時間がかかります」と言われ、マンガを読みながら待っていると、来ました、来ました、朝定食が! うーん、ウマそうっ! サンマの開きに切干大根、味付け海苔、おしんこ、そしてご飯と味噌汁。これで525円。やや高い気もするが、朝のこの時間にこういう食事ができるのはうれしい。 それでは、いっただきまーす。まずは味噌汁をひと口。あー、ホッとするねぇ。ご飯を食べ、いよいよサンマ。うん、うん、ウマいっス。もうあとはなし崩し的にかっ食らうだけ。10分とかからず完食してしまった。 お店の人に聞くと、ナントこの店、朝の6時半からやっているのだという。朝から飲み食いできる店があったなんて……また1つ、東村山の奥深さを知ったよ。
2004年12月10日
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40歳を超えたぐらいから食べ物の嗜好が肉から魚、量より質、こってりからアッサリへと変わっていった私だが、たまに超こってりの濃厚ラーメンが食べたくなることがある。そんな時に行くのが今回紹介する「ガッツラーメン」だ。 場所は久米川駅南口を出てロータリーを左から周り、マツモトキヨシとりそな銀行の間のモザーク通りを真っ直ぐ歩く。信号のある交差点を渡ってから左に曲がり、100メートルほど歩くと、右手に黄色い置き看板が見える。 店に入ると、まずは券売機で希望のラーメンをチョイス。一番安い「ラーメン」が480円と、500円を切っているところはさすがに「ガッツ」が入っていると言えるかも。 この日はちょっと贅沢に「ネギチャーシュー」(800円)を注文。5分ほど待って出てきたのがコレ。どうです、なかなか迫力あるでしょ? ドンブリの縁に乗っているのはチャーシューです。ネギがたっぷり乗っているからわかりにくいかもしれないけど、スープには脂がギトギトと浮いていて、いわゆる「背脂チャッチャ系」。ひと口すすると、見た目通りのこってりとした豚骨味が口に広がる。 麺は細い縮れ麺。縮れているからこってりスープがよく絡み、こちらも濃厚な味わい。チャーシューは薄くて柔らかく、味付けはほとんどされていない感じ。普通の煮豚なのだが、これをこってりスープに浸して食べるとウマいんだなぁ。 ウマい、ウマいと最初のうちは美味しく食べられるのだが、年のせいか、3分の2ぐらい食べるとこってりスープがクドく感じられてくる。3年前はこれの大盛りを食べられたというのに……。結局スープを少し残してしまった。 でも、若くてこってり好きの人には超オススメです。中高年の人は「こってり系が食べたい」と心底思った時に食べるといいでしょう。間違っても飲んだ後に来てはダメです。よほど胃が丈夫でない限り、翌朝、胸焼けすること請け合いです。私も一度失敗したことがあります。 久米川に住む人が飲んだ後にラーメンを食べるとしたら、以前に紹介した「らーめん たつ」の醤油らーめんがオススメです。だけど、わかっていても、飲んだ後ってなぜかこってり系のラーメンが食べたくなるんですよね。あれって、どうしてなんでしょうね?
2004年12月09日
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何とな~く気にはなっていたけど、「また今度にするか」と先送りにしていたのが今回紹介する洋風居酒屋「いろはにほ」。カミさんは独身時代に何度か行ったことがあるらしく、「割と美味しいわよ」と言うのだが、2人で食べ歩きをしていた頃、この店に入ろうという話が一度も出なかったことから、私は入るのに二の足を踏んでいたのだ。 場所は久米川駅南口を出て正面のロータリーを越えたところにある「むらやま」という居酒屋の横の道に入ってすぐ右側。 入ると右手にカウンター、左手にテーブル席、奥が座敷になっていて、座敷の壁には映画のポスターが張ってある。とりあえずビールを頼み、「さてと…」とメニューを見て驚いた。料理の数が半端じゃなく多いのだ。(おいおい、どれを食べればいいんだい)と迷っていると、女性の店員が「本日のオススメは……」と口頭で8品ほど説明してくれるではないか。これはもう、その中から頼むしかないだろうってことで、私は牛すじのサッパリ煮込み(600円)とじゃがいものニョッキ(650円)を頼んだ。 牛すじのサッパリ煮込みは、おでんの牛すじがトロトロになった感じで、カラシを付けてたべるとウマい。大根も程よく味が染みていてビールが進む。 じゃがいものニョッキは、もちもちの食感でこれもウマい。この後、私は海老ワンタンスープ(700円)を頼んだのだが、もうそれでお腹いっぱい。 再びメニューを眺めると、あるわあるわ。きのことポテトのキッシュ、パエリヤコロッケ、カマンベールフライ、明太子スパゲッティ、自家製ピザ、さらには味噌カツまである。今挙げたのはメニューのほんの一部だ。大抵の居酒屋さんには店のメニューをひと通り食べて精通している常連客がいるものだが、果たしてこの店のメニューをすべて制覇した人はいるのだろうか? いるとすれば、相当な大食漢かこの店のファンだね。 家に帰ってカミさんに、この店に行ったことを話すと、「割と美味しかったでしょ」とひと言。そこで私は、今まで抱いていた疑問をぶつけてみた。「何で一緒に食べ歩いてた頃に、あの店に行こうって言わなかったの?」 するとカミさんはこう答えた。「だって私は行ったことがあるんだもん。どうせなら行ったことのないお店で食べたいじゃない」 そういうことかい。二の足を踏んで損したよ。もっと早くに行けばよかった。
2004年12月08日
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こってり系のラーメンを食べたいなぁと思った時、真っ先に頭に浮かぶのが今回紹介する「ラーメン和(かず)」だ。場所は久米川駅南口のロータリー越しの正面の道路を20メートルほど歩いた左側。赤字で「ラーメン専門店 和」と書かれている小汚い黄色の暖簾が目印だ。 暖簾と入り口の間に券売機があり、そこで食べたいラーメンを決める。この日、私が選んだのはシンプルなラーメン(550円)。 店に入ると豚骨の臭いが鼻を突く。腹いっぱいの時は「ウッ」と思う臭いだが、体がこってり系を求めている時はこの臭いがたまらない。出てきたラーメンはスープの上には背脂が浮いていて、一見ギトギトだが、飲むと意外にアッサリしている。麺は中太の縮れ麺。具はモヤシ、メンマ、海苔、チャーシュー。ズズッと麺をすする。固さもほどよく、おいしい。 この日はちょっと疲れ気味だったので、スープにおろしニンニクを2サジ加えた。ニンニクと豚骨スープの相性は抜群で、こうすると食欲がさらに増し、何となく体がホカホカしてくる。でもニンニクを入れると、あとでカミさんに怒られるんだよなぁ。「部屋が臭くなる!」って。 スープまで飲み干して完食。駅前という立地の良さもあるだろうが、結構この店は繁盛している。バカウマというほどではないが、普通よりは美味しい。値段もリーズナブルだ。小腹の空いたサラリーマンが仕事帰りにちょっと寄るというパターンが多いのだろう。私もそのパターンでちょくちょく利用しているんだけどね。 でも飲んだあとに食べるのはちょっとヘビーだと思うな。
2004年12月07日
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私は甘いモノが大好きだが、パン屋に入ると、真っ先に調理パンのコーナーをチェックする。というのも、調理パンにはそこのパン屋のオリジナルが多いからだ。 今回紹介する「ラザレ」も個性的なオリジナル調理パンをいろいろと作っている。場所は久米川駅北口を出て右へひたすら真っ直ぐ歩き、突き当たりの右角にある。 私がイチ押しする調理パンはゴボウサラダロール(写真下の左、137円)とメンチコッペ(137円)。 ゴボウサラダロールはゴボウのシャキシャキとした食感と、パンの柔らかさのアンバランスが何とも言えない。マヨネーズともよく合っている。 メンチコッペはとにかくボリュームがある。それでいて137円は驚異的な値段だ。マックのてりやきバーガーを食べるくらいなら、これを食べた方が安くてお腹いっぱいになる。ただ、味付けにはちょっと不満。メンチカツにかかっているソースがちょっと酸っぱいのだ。おたふくお好みソースやブルドッグソースの中濃ぐらいの甘さがあると、コッペパンの中に野菜とともに入っているマヨネーズとの相性もよくて、よりおいしくなると思うんだけどなぁ。 この他にもゆで卵がそのまんま入ったモノなど個性的な調理パンがこの店には多い。一度、調理パンを全部買って制覇したいのだが、そんなことをしたらまた太っちゃうからなぁ……地道に少しずつ制覇していくとしますか。
2004年12月06日
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東村山におけるナンバーワンのケーキ屋さんは、以前にも紹介した「ロートンヌ」であることに変わりはないけど、他にも美味しいケーキ屋さんはある。その1つが今回紹介する「Enchanter(アンシャンテ)」だ。 場所は八坂駅から野火止遊歩道に入り、久米川方面へ150メートルほど歩いた左手にある。 小さなケーキ屋さんだから種類は少ないが、どれも丁寧な仕事が施されていて美味しい。そんな中で、私が密かに「これは今までいろんなモノを食べた中で一番ウマい」と思っているのが「マンゴープリン」(340円)だ。 マンゴープリンの上に生クリーム、そしてフルーツがトッピングされていて、見た目も美味しそうだが、あえて私は言いたい。生クリームもフルーツもいらない、と。マンゴープリンだけで勝負して欲しい。それほどマジで美味しいんですよ、これ。今までいろんなマンゴープリンを食べたけど、この店のマンゴープリンはチャンピオンですね。 とにかく濃厚で中に入っている果肉も大きい。甘さ控えめで、マンゴーの美味しさが口いっぱいに広がります。 この日、私は長男をベビーカーに乗せて散歩し、その途中で無性にマンゴープリンが食べたくなったので1コ買って、公園で長男と一緒に食べたのです。公園のベンチに乗せて撮ったのでイマイチ美味しそうに見えないかもしれないけど、本当にバカウマです。長男にひと口食べさせると、すぐにベビーカーを叩いて(早く次ちょうだい)と催促しましたからね。これはぜひ食べて欲しい。 ちなみに店名の「アンシャンテ」とはフランス語で「魔法にかける」「魅惑する」「うっとりさせる」という意味。いやあ、ココの「マンゴープリン」には本当に魅了されました。
2004年12月05日
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うどん派の私としては、本格的なそばというのが、どうも苦手だ。本格的になればなるほど苦手の度合いが高まっていく。でも、そば好きの人はいるワケで……というより、そば好きの人の方がこの辺では多いので、そういう人のために今回は「蕎心庵(きょうしんあん)」というそば屋を紹介します。 場所は久米川駅南口を出てすぐ右にある道路を踏み切りを背にして60メートルほど歩いた左手。 外観はオシャレだが、中は極めてシンプルに普通のおそば屋さん風にしている。私はランチタイムに行ったのだが、店は満席。1人だった私は相席で入れたが、外には2人ほど待っている。なかなかの繁盛店だ。 せいろそば(630円)を頼んでみる。まずはそのまま食べてみる。十割そばということだが、コシがあってノド越しもいい。でも新そばの割には香りがないかな。つゆを付けて食べる。しまった、つい癖でザブンと付けてしまった。……うーん、辛い! これは少しだけ付けてズズッとやらなきゃ、私にはとてもじゃないけど食べられない。 そうやって食べると、つゆのダシの香りもよくわかり、なかなかおいしい。 食後、そば湯が出てきたが、これもあまりそばの香りがしなくてちょっと残念。 せいろそばだけだと普通の人は物足りないかもしれないが、ランチタイムにはこれに天ぷらや小鉢などがついた「そば膳」(1000円)があるから、それを頼むといいかも。うどん好きの私にはイマイチなんだけど、これだけ繁盛しているんだし、そば好きの人は一度行ってみてはどうだろう。【DATA】住所:東村山市栄町2-19-34電話:042-390-4431営業時間:午前11時~午後3時(ランチ) 午後5時~10時定休日:火曜
2004年12月04日
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今回紹介するのはちょっと変わった店。よくどこの街にもお茶を専門に売っている店があるが、この「珈琲問屋ながさわ」はコーヒーを専門とする。場所は久米川駅南口を出てモザーク通りを真っ直ぐ行き、道路を1つ越えてウイング通りに入り、30メートルほど歩いた右側。 以前はここで毎月「今月のコーヒー」を買っていた。でもドトールのマイルドブレンドを買うようになってから、ちょっと遠ざかってたんだよね。先月末、久々に行ってみたんだ。ちょうどコーヒーもなくなったことだし。 店に入るなり、コーヒーのいい香りが鼻をくすぐる。ズラリと並んだ樽の中にコーヒーが入っているのだが、どれも生豆。香りはその後ろにある焙煎機から漂っているようだ。 先月の「今月のコーヒー」は「コロンビア・エメラルドマウンテン」(200グラム840円)。標高1600メートルのアンデス高原で栽培されたモノだ。注文すると、「奥でコーヒーを飲んで待っていてください」と言われる。店内左手にちょっとした喫茶スペースがあるのだ。 私は迷わず「今月のコーヒー」を注文。ココでは1杯ずつペーパーフィルターでドリップしてくれる。最初にお湯を少し注いでコーヒーを少し蒸らしてから、一気に注ぐ……という基本に忠実な淹れ方。コーヒーメーカーで淹れるようになってからはしなくなったが、コーヒー好きなら必ずやる淹れ方だ。 「はい、どうぞ」と出てきたコロンビア・エメラルドマウンテンは凄く香りがいい。飲むとほのかに酸味が残るが、ほどよい感じで後口もいい。これは当たりだね。 この喫茶コーナー、コーヒーを買った人だけでなく、喫茶店感覚で普通に利用することもできる。しかもこんなに美味しいコーヒーが1杯200円で楽しめるのだからコーヒー好きにはたまらない。ちょっと人には教えたくない穴場だ。
2004年12月03日
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美味しい店を見つけると、それだけでうれしい気分になりませんか? 昨夜の私がまさにその状態でした。たまたまなんだけど、いつものように仕事を終え、久米川駅南口を出て、(今日は違うルートで帰ろうか)とモザーク通りを歩き、道路に出たところで右に曲がってみた。交差点で中国女性に「お兄さん、マッサージどうですか?」と声を掛けられ、「いや、いいよ」と手を振りながらふと交差点の向こうを見ると、見かけない店の明かりが……。(あれ、あんなところにお店あったっけ?)と私は吸い込まれるように入っていった。それが今回紹介する「炭味坐(すみざ)」だ。 オープンしたばかりらしく、店内はキレイで、カウンター8席、テープル3卓とこぢんまりしている。まずは飲み物を、ということでメニューを見る。カクテル、日本酒、焼酎とひと通り揃っている。特に泡盛に力を入れているようで珍しい銘柄が並んでいる。聞けばご主人は沖縄に数年、住んでいたことがあるのだとか。(泡盛にしようかな)と思った時に目に飛び込んできたのは「モルツ スーパープレミアム」の文字。しかも「中瓶」と書いてある。私は迷わずこれを注文した。 ちょっと店の話からは逸れるが、この「モルツ スーパープレミアム」ほど毀誉褒貶の激しいビールはない。それというのも、このビールの缶タイプがあまりにもマズいからだ。何でこんなにマズいの、というほどマズい。でもこのビール、瓶やサーバーで出したモノを飲むとマジで驚くほどウマいのだ。香りがあって、ほのかにフルーティー。それでいてシッカリとビールの味がする。まさに「芳醇」という言葉がピッタリのビールなんだなぁ。そのビールを瓶で出してるんですよ。私の知る限り、東村山ではおそらくココだけですよ、きっと。 出てきた「モルツ スーパープレミアム」をグラスに注いでクーッと喉に流し込む。香りが鼻に抜け、旨みが口に残る。いやあ、たまんないね。 さてお次は料理の注文だ。どうやらこの店は炭火串焼きがウリらしい。そこで私はもも正肉やつくねなどをタレで頼む。唯一せせり(首肉)だけを塩で注文。さらにご主人にオススメを聞いて「ソフトクラブシェルの唐揚げ」(750円)を頼んだ。 焼き鳥は備長炭で焼いているだけあって、香ばしいがタレが今ひとつ。甘みが足りない気がする。しかし塩は抜群にウマい。ココで焼き鳥を食べるなら、タレじゃなく塩がベストだね。 しばらくしてオススメの「ソフトクラブシェルの唐揚げ」が登場。 見た目は凄く美味しそうだ。上に乗っているネギと一緒にひと切れをガブリ。カニの形をしていて見るからに硬そうな感じなのだが、これが超柔らかい。サクッという感じだ。そしてウマい。これは久々のヒット作だね。噛むほどにカニの旨味が口の中に広がる。いやあ、ビールが進む進む。 この店もぜひカミさんを連れて来たいね。1人でも気軽に飲める雰囲気があるし、もちろんカップルで来てもいい雰囲気で盛り上がれるハズ。ちょっとした隠れ家的に利用したい店だ。【DATA】住所:東村山市栄町2-30-5電話:042-393-1766営業時間:午後5時半~午後11時半定休日:月曜
2004年12月02日
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今回は飲食店じゃないけど、どうしても紹介したいので書きます。それは「おせんべいやさん本舗」という店。店名通り、煎餅屋さんです。しかも埼玉県は深谷市に本店を構えるチェーン店。都内にも6店あります。そんな店なんですけど、すっごく美味しい煎餅があるんですよ。 まあ、その紹介の前にまずは場所をば。久米川駅南口を出て、マツモトキヨシとりそな銀行の間のモザーク通りを真っ直ぐ進み、さらに道路を越えてウイング通りに入り、50メートルほど歩いた左手にある。 この店を知ったのは、行きつけの「小料理みき」で、たまたま居合わせた人に薦められたからだ。私はブラックペッパーが好きで、何かの料理の時、「マスター、コショウ多めでお願い」というのを聞いて、「コショウが好きだったら……」と教えてくれたのだ。 前フリが長くなりましたね。私がすっごく気に入っている煎餅。ジャジャーン、それは「黒胡椒せん」なので~す! 一見すると何の変哲もない煎餅なのだが、表面にゴマのように黒くプツプツと付いているのが全部ブラックペッパー。食べると醤油煎餅の香ばしさとともに、食欲をそそるブラックペッパーの香りとピリッとした辛さが舌を突く。バリボリ噛んで飲み込むと、口いっぱいに何とも言えないコショウ辛さが残ってヒリヒリする。これがコショウ好きにはたまらない心地よさなんですよ。 私が今まで食べた煎餅の中では、ぬれ煎餅と並ぶほどインパクトがありましたね。これはぜひ食べてみて欲しいです。 値段もポテトチップスぐらいの袋に入った家庭用が262円と安いしね。店内に入ると、お茶とともに試食させてくれてくれるから、食べてから判断するのもいいかも。 煎餅好きの人はもちろん、私のようなコショウ好きには超オススメです。
2004年12月01日
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