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バース観光を終わりこの日の最後の目的地はストーンヘンジ。
バースの車窓からのバースの街並み。窓の ●
が邪魔。
道の両側には牧場が拡がり牛や馬の放牧が至る箇所で。
こちらは豚の放牧そして個室?豚小屋の数々。
菜の花畑が車窓を賑やかに。
あと1週間もすれば黄色一色。
黄色ベルト地帯。
こちらは黄色の絨毯。
この冬に完成予定のストーンヘンジ観光館の工事も急ピッチ中。
ストーンヘンジのバス駐車場に到着。
チケットをもらい地下道へ。
地下道の壁には当時の想像図が描かれていた。
地上に出ると目の前に巨大石群ストーンヘンジが現れる。
円陣状に並んだ直立巨石とそれを囲む土塁からなり、世界で最も有名な先史時代の遺跡。
考古学者はこの直立巨石が紀元前2500年から紀元前2000年の間に立てられたと
考えているとのこと。しかしそれを囲む土塁と堀は紀元前3100年頃まで遡るという。
馬蹄形に配置された高さ7mほどの巨大な門の形の組石(トリリトン)5組を中心に、
直径約100mの円形に高さ4-5mの30個の立石(メンヒル)が配置されているのだ。
遺跡の目的については、太陽崇拝の祭祀場、古代の天文台、ケルト民族のドルイド教徒の
礼拝堂など、さまざまな説が唱えられているが、未だ結論はでていないのだ。
ストーンヘンジは主にサーセン・ストーンと呼ばれる砂岩と、ブルー・ストーンと呼ばれる
玄武岩から構成されているのだ。最大で50tにもなるサーセン・ストーンは、ストーンヘンジ
から30kmほど離れた場所にあるマルバラーの丘から持ち運ばれたもの。
ひとつ約4tながら82個はあったと見られるブルー・ストーンにいたっては、
なんと250kmも離れたウェールズのプレセリの丘から運送されたと。
近くには羊が放牧されていて、ノンビリと草を飯でいた。
運搬方法には諸説あるが、いずれにせよストーンヘンジで最大級の石を動かすには
一度に数百人の男性が必要。
なぜ円形をしているのか?
ストーンヘンジはまず円形に囲われた土手の中に、30もの巨大なサーセン・ストーンが
直径30mほどのサークル状に立てられているのだ。
この列石柱の上には横石が乗り、いまは崩れてしまったが、かつては円形につなげられて
いたのだ。石はただ乗せられているだけではなく、立石と横石は凸凹を組み合わせて
この円形の内側にブルー・ストーンが同心円状に並べられ、さらに内側には5組の門の
ような組石(トリリトン)が馬蹄型に並んでいるのだ。
この内側にも同じように馬蹄型にブルー・ストーンが配されているのだ。
上空から見るとこの様に見えるとのこと。『パンフレット』を撮影。
ヒール・ストーンと呼ばれている石。
夏至には、このヒール・ストーンから遺跡の中心の延長線上に日が昇り
冬至には、同じくこのヒール・ストーンから遺跡の中心の延長線上に日が沈むとのこと。
正面から見ると猿の顔の形に見えた。
ストーンヘンジ観光を終わりアイスクリームで一休み。
ここからバスでVictoria駅まではほぼ爆睡。
ホテルの部屋に到着したのは20:15の日没時。