全12件 (12件中 1-12件目)
1
『“韓国版シンデレラストーリー” 教育熱心なあまり、無鉄砲な言動で問題を起こしては次々に学校を変ってきた 女教師のウンス。今回も赴任早々、担任のクラスの問題児ヨンヒの反抗的な 態度をいさめようとするが、「話は親としろ」とばかりに言いこめられてしまう。 さっそくヨンヒに教えられた番号に電話すると、なんとそこは大統領秘書室。 ヨンヒの父親は、妻に先立たれた独身でハンサム、国民の圧倒的支持を受ける 韓国大統領ハン・ミヌクその人だった。ウンスは動揺しながらも、ミヌクを 高校に呼びつけるばかりか、現れたミヌクに向かって説教し、果ては宿題を 言い渡す始末。 大統領という権威に動じないウンスに興味を覚えたミヌクが、彼女を大統領 官邸に招待したことがきっかけに、ふたりは次第に惹かれ合っていく。 護衛の目を盗んでデートを重ねるふたりだったが、ついにスクープされて しまい・・・・・・。大統領と高校教師のロマンチックな恋の行方はいかに!?』ハラハラ、ドキドキもなく、ひねりもなく、ただ単純にラブストーリーだった。読みやすいといえば読みやすいが・・・もう少しひねりが欲しい感じがする。映画を本にしたものだから、映画で見ればまた違う感じなのかもしれない。「ピアノを弾く大統領」 チョン・マンベ[脚本] 入間 眞[箸]「ピアノを弾く大統領」DVD
September 28, 2005
『運命なんて、誰が決めたの? 自分で切り開くものよ。 日本人であることを隠して韓国芸能界に デビューした、33歳の女性。 そこで目にした“業界の裏側”・・・出逢ったものは!? “自分探し”小説』鈴川明恵は33歳。20代のころに同棲した相手との間に子供が出来たが、籍を入れてもらえずひとりで子供を育てていた。「ちゃんとしなければいけない」そんなことはわかっているけど、どうにもできない自分がいる。いつしか借金が増え、取り立てに追われる毎日だった。仕事もうまくいかず、人付き合いも下手。そんな明恵が借金を返す方法として選んだのが、韓国へ行って働くことだった。語学学校に通って、言葉を覚え、子供を実家の年老い母に預け一人韓国へ渡った明恵だった。が、現実はそんなに甘くない。語学学校で学んだことは全然役に立たず、言葉も話せない明恵は就職も困難なことを目の当たりにした。しかし、芸能界のプロダクションの社長の目にとまり、日本語の教師として雇われることになるが、出向いてみるといつのまにかメイクをしてカメラの前に立ち撮影をすることになっていた。そして、社長から思わぬお願いを去れることになる・・・知っている韓国ドラマの題名や俳優の名前が出てきたりして、読んでいて実際のこと?と勘違いしてしまいそうな感じ。でも、実際にこんなことはありえないとわかるので、やはり作り話なのだ。最初は下を向いて歩いていた明恵が韓国に行ったことにより、人生を切り開き顔を上げて帰国する。そして、母に親孝行もして、前向きな人生を歩き出していくという、すごく励まされるような本だった。 「ソウルで逢えたら」 松岡 圭祐
September 24, 2005
出演:ロイ・チウ レイニー・ヤン エドワード・オウコバルトブルーの海に囲まれた美しい台湾の常夏の島。この島に“8センチのブルー”という海辺の民宿を営むシアじいさんと暮らす孫のアリー弟エンの兄弟。アリーは大学に進学せず、島を捨てて出て行った母の帰りを待ちわびながら島の仲間たちのパンパンやテイエ達6人で“8センチのブルー”の経営を手伝っていた。そんなある日、島に二人の観光客が訪れる。ひとりは傷心旅行のためやってきた女性記者のピンフイ。もうひとりは島の再開発を企む父の命令を受けて視察にきた大企業の御曹司、ジュン。彼らが来たことにより、アリーとパンパンたちの関係にも変化が生じてくる。幼なじみだと思っていたアリーがピンフイ惹かれていくのを見たパンパンは自分の想いに気がつく。しかし、アリーはピンフイと両想いに。そんなパンパンの姿を見たジュンはパンパンに惹かれて、パンパンを守ることを誓う。そして、アリーに振られたパンパンはジュンと一緒に島を出ようとする。しかし、パンパンが去る瞬間にアリーも自分の気持ちに気付く。アリーと気持ちが通じ合ったパンパンだったが、ジュンの気持ちはおさまらなかった。どうしてもパンパンを手に入れようとジュンは策を講じる。それが、島と民宿を買収し、大規模再開発計画だった。やがて民宿は経営難に・・・。祖父とともに、懸命に民宿を立て直そうとするアリーだが、島は大規模再開発計画に巻き込まれていく。そして物語は、かつて家を捨てて姿を消したアリー兄弟の母親とその新たな家族、パンパンとの愛の行方等を織り交ぜながら繰り広げられていく。友達から借りて見たが、貸してくれた友達はパンパンが泣いてばかりいて、あまり面白くなかったという感想だった。たしかに、パンパンの泣き顔はあまりかわいくないかも・・・ストーリーはちょっとひねりがたりないような気もする。でも、出演している俳優はそんなに悪くないし、海のブルーがとても綺麗だ。「原味の夏天 ~僕たちの終わらない夏~」「原味の夏天サウンドトラック台湾版」楊丞琳/曖昧
September 22, 2005
『今度こそ、 あなたを救い出してみせる。 過去に戻れることができるなら。 もう一度すべてをやりなおすことができるなら。 ぼくは、あの夜のあなたを、抱きたい。 不思議な娼婦・なぎさが男たちに見せる、一夜の夢―――。 待望のシリーズ第2巻 「お金は要りません。わたしを抱いてください」 「あなたが過去に戻って、すべてをやりなおして・・・・・・誰か大切なひとを 救いたいと思っているなら・・・・・・わたしを抱いてください・・・・・・」 乳房に添えた手の甲に、女の手のひらが重ねられた。指と指の間を、 女の細い指先が滑っていく ――――――本文より』「なぎさの媚薬 2」 重松 清
September 16, 2005
『裏切られた気が。 でも本当は、 私が先に父を裏切ったのだ。 病的なまでに潔癖で、傍迷惑なほど厳格だった父。 四十九日の法要が近づいたころ、私は父の生前の秘密を知ってしまう。』題名から自分が想像していたのと、だいぶ違う感じのストーリーだった。厳格過ぎる父に反抗して、家を飛び出た兄と自分。父のいいなりになって、家に残った妹。自由を求めて父から離れたはずなのに、いつでも父に縛られているような感じだ。それが、父が亡くなった後でも続く。その気持ちが、彼との仲を危うくしていく。しかし、一人の女性が現れたことで、父の秘密が暴かれていく。そして、父もまた縛られて生きていたのだ。亡くなってしまった今では、それをはっきりと確かめることは出来ないが、兄妹3人は、父が生まれた土地を訪ね、父のことを知ろうとする。『 愛しても、愛しても、私自身はこの世界から愛されていないような、 そんな気が心のどこかでいつもしていた。 受けいれても、受けいれても、私自身は受けいれられていない気がして いた。 けれどもそれは私が父の娘であるせいではなく、ヤスの孫であるせいでも なく、ましてやサトミさんの子孫であるせいのわけもなく、自分自身のせい ですらなく、なべて生きるというのは元来、そういうことなのかもしれ ない、と。』迷いが吹っ切れたように、わかったことがある。人は弱いから、誰かのせいにして自分を悪くしないように生きてしまうのかもしれない。でも、逃げてだけはいられない。だから、すべてを受け入れて、理解していくことで強くなれるのかもしれない。「いつかパラソルの下で」 森 絵都
September 15, 2005
出演:チェ・ガンフィ ユ・スヨン『韓国人の青年ジャーナリストと、日本でも話題となった喜び組こと ”北朝鮮美女 応援団” の一員が、禁断の恋に落ちていく。 しかし、2人の前には目では見えない国境という壁が立ちはだかる。』 北の女性と南の男性が恋に落ちる。北側の人を演じている人たちも韓国の俳優だったりする。もっと拘束されて、厳しいものなのではと思うので、これはやはりドラマなのだろう。こんなことが実際には起こり得ないことなのだろう。最後が少し納得いかなかった。追いつめられた二人が、再会の約束をするのだが、それが描かれずに終わっている。その後の二人はどうなってしまったんだ?と、モヤモヤが残るドラマだった。「サラン ハムネダ~愛は天の川を越えて~」
September 14, 2005
『「あなたの ファースト・プライオリティーは何ですか?」 31歳の女性、31通りの、最優先事項。』短編小説。31作品が載っているので、本当に短い小説だ。長篇ばかり読みなれているので、これからおもしろくなりそうというところで終わっている感じがして、ものたりない。いろいろなことにこだわっている女性。31歳って微妙な年令なのかもしれない。20代のように突き進むことも出来ず、かといって諦めるには早い。若いとも、年だともいえない。30代の始め。何を最優先で生きていくか、改めて考える1冊「ファースト・プライオリティー」 山本 文緒
September 10, 2005
出演:キム・レウォン ムン・グニョン大学生のサンミンは、幼なじみの16歳の高校生ボウンと結婚することになる。ボウンの祖父がサンミンの祖父と親友で、約束果たすために二人を結婚させようと策略したのだ。ボウンは野球部の男の子に憧れており、サンミンとの結婚は絶対に嫌だと拒否していたが、とうとう結婚するはめに。しかし、新婚旅行に行く飛行機に1人乗らずに憧れのジョンウとデートする。ジョンウと両想いになったボンウだったが・・・この役のキム・レウォンもなかなかよい(*^-^*)軽くて、女好きなように見せているが、実は一途な男の子。いやいや結婚したようで、結婚してみると、まんざらでもないような。幼い奥さんを守ろうとするサンミンがとってもステキにみえる。最後はハッピーエンドで終わるので、安心してみられる映画だ。幼い新婦(2DVD)幼い新婦 (OST)
September 10, 2005
出演:クォン・サンウ ハ・ジウォン神学生キュシクは神父になるための修行にせいをだす日々。あと少しで、神父になれるというときに、不良神学生ソンダルの失敗の巻き添えをくい、‘霊性強化訓練'のため田舎の教会で修行することになる。そこでキュシクはアメリカから恋人を追いかけて帰国した神父の姪、ボンヒと思いがけずキスをしてしまう。そこからキュシクの神父になるための道が崩れていく。なんとかボンヒに惑わされないよう、ボンヒを正しい道に導こうとするキュシクだが・・・ラブコメディーのようで、ちょっと切ない感じもあって。「バリの出来事」のバ・ジウォンより、「愛しのサガジ」や今回の方があっているような気がする。ずっと見ていると、どうしても井森美幸に見えてくるんだよなぁ~神父授業 DVD恋する神父(神父授業)OST
September 9, 2005
出演:カン・ドンウォン キム・ヒョジン ヤン・ジヌ オム・ジウォンカンジェ(カン・ドンウォン)は、ヤクザから追われている父と一緒に地方へ逃げた。そこで、助けられたマジシャンのデヘを慕うようになる。デヘの息子ソンモ(ヤン・ジヌ)は、家庭を省みずマジック一筋の父を恨んでいた。ソンモの友達のドヨンは幼い頃に両親を失い、養子に出された妹ダニョン(キム・ヒョジン)と会える日のためにマジックの練習に励んでいた。そんなある日、父の巻き添えをくって、友人のドヨンを死なせてしまったカンジェ。そんなこととは知らずに、自分のせいでドヨンを死なせてしまったと思いこんだソンモは兄のふりをして妹のダニョンと二人で暮らすことになる。そして、8年の歳月が流れたとき、再会する人々。事実を知らずに惹かれていく、カンジェとダニョン。しかし、カンジェは自分の欲しいものを手に入れるためダニョンの姉、ヨンジンに近づいていく。いろいろなことが絡みあって、最後が予測できないドラマだった。カンジェがあまりにも悲しすぎる。どんどん落ちていき、最後には這い上がれないほど。そんなにいじめなくても・・・と思いながら見た。カン・ドンウォンはやはり、何を着てもかっこいい(*^-^*)切ない表情も、泣いてる顔もいいわ~マジック OST
September 7, 2005
『楽園での出会いは幸せだつたのか・・・・・・・ それとも不幸だつたのか・・・・・・・ 錯綜する恋の行方が、遂にバリで幕を閉じる! 切なく激しい 愛の物語 ジェミンとイヌクの間で心揺れるスジョン。 舞台は再びソウルからバリへと移り 衝撃のクライマックスを迎える!』ジェミンの愛にふりまわされいるように見える、スジョン。イヌクにも心惹かれているように見えるし、一体スジョンは誰が好きなのか・・・と最後までわからない感じだった。ヨンジュは一体どうしたいのか・・・ 何を求めているんだろう・・・そして、衝撃の結末だった。まさか、こんなふうに終わるなんて、全然予想していなかったので驚いてしまった。まさしく、「バリでの出来事」なのだ。最初のバリでの出会いのことをいっているのだと、ずっと思いこんで読んでいたので、最後に読み終わって「なるほど・・・」と思った。ドラマを見終わる前に、結末を知ってしまったのでやきもきしながらドラマを見なくてすむ・・・「バリでの出来事・下」バリでの出来事 DVD-BOXバリでの出来事 OST
September 4, 2005
『一生に一度のの運命の恋。 地上最後の楽園バリでの出会いが 4人の若者の愛と運命を変えた――― 切なく激しい 愛の物語 嫉妬と愛情、夢と挫折、裕福と貧窮――― それぞれの抱えた孤独が交差する時、 愛と悲劇の幕が上がる』財閥の次男坊ジェミンは、お金があるのがあたりまえ。苦もなく、のほほんと毎日を過ごし、美人の婚約者もいる。しかし、婚約者のヨンジュは学生時代の恋人イヌクを忘れられずにいた。姿を消したイヌクを探し出し、ジャカルタへ行く。1人でジャカルタを訪れたヨンジュをジェミンが追いかけてくる。そして、イヌクと二人で出かけたバリで3人は遭遇する。バリでの観光ガイドとして世話をしたのが、スジョンだった。バリで出会った4人の運命が複雑に絡みあっていく。「ごめん、愛してる」に出ていたソ・ジソプが出演しているドラマで、とてもいい感じというので、本を予約した。本を借りると同時にテレビでドラマも見られたので、配役を思い浮かべながら読むことが出来て、とても面白い。映像では分からない、心の動きや描写を本で知ることが出き、そしてそれがわかった上で映像を見るので、ドラマも面白い。4人関係がどんなふうに展開していくのか、下巻を読むのがすごく楽しみだ。バリでの出来事(上)
September 3, 2005
全12件 (12件中 1-12件目)
1