とっとこはうちゃんのブログ

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February 1, 2020
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カテゴリ: 街歩き&古建築物
とうとう・・2月に入りました・・スマイルでも暖かい・・今日も日向はポカポカでした。

1月はなにかとバタバタと終わった感じですね・・・
テレビや新聞などメディアでは連日 新型コロナウィルスの話で持ち切りです。

会社でも中国との仕事がとても多く・・今後が心配です。

まずは手洗い、うがい、マスクで しのぐしかないようですね・・しょんぼり

さて今日は 台東区池之端にある 旧岩崎邸に行ってきました。





ホームページによりますと・・


往時は約1万5,000坪の敷地に、20棟もの建物が並んでいました。
現在は3分の1の敷地となり、現存するのは 洋館・撞球室・和館の3棟です。
木造2階建・地下室付きの洋館は、鹿鳴館の建築家として有名な英国人ジョサイア・コンドルの設計で近代日本住宅を代表する西洋木造建築です。
館内の随所に見事 なジャコビアン様式の装飾が施されていて、
同時期に多く建てられた西洋建築にはない繊細なデザインが、往事のままの雰囲気を漂わせています。


そうなんです、妙法寺鉄門などと同じ ジョサイヤ・コンドル氏の建築です。





クリーム色の壁面に ブルーの屋根 素晴らしいです。
貴族のような高貴さを感じます。





入場料 400円です。

中に入ってみましょう・・・残念ながら撮影は禁止・・すばらしい彫刻の柱
金唐紙の壁紙、日本刺繍の天井、窓枠 すべてが本当に 高技術 手をかけて作られていました。

いったい何人の人が携わってできたのか考えるだけで 感無量です。

洋館は2階までが 公開されていて 書斎や客間 ホールなどなど 二階からの庭園の眺めなど
素晴らしかったです。一階では詳しい解説が10分ほどのビデオになっており
見るべきポイントをしっかりと教えてくれるので、ぜひこのビデオを見てから回ることを
お勧めします。

さて洋館を堪能し 実際に住居として使っていた一部の 和館から庭園にでてきました。

この和館は 大工の棟梁として政財界の屋敷などを多く手掛けた 大河喜十郎氏の作品
ではないかといわれています。

いたるところに三菱のマークをモチーフにしたものがたくさんありました。



洋館も素晴らしいですが この和の感じにホッとするのは 日本人ならではなんでしょうか・・



庭園からみた 洋館の全景です ブルーの空とのコントラストが美しいです。







和館の反対側の隣には 撞球場 ビリヤード場がありました。

こちらも ジョサイヤ氏の建築。当時の日本ではめずらしい スイスの山小屋風の造り。
アメリカの木造ゴシックの流れを汲む造りになっており
洋館から 地下道でつながっているそうです。





うまく撮れませんでしたが 一階の庭園に出るデッキ部分のタイルです。

イギリスのミントンのものだそうです。
ロンドンウエストミンスター大寺院やイギリス国会議事堂、ワシントンの国会議事堂なども
使用されています。

イギリスで製造され 船で日本にはるばる運ばれてきたものだそうです。

なんと このタイルがミントンのものだと判明したのは つい最近のことだそうです。

修繕工事の際に庭土な中からベランダと同じタイルが発見され、タイルの裏に
「MINTON Stoke-on-Trent」と印字されていたとのこと。

食器のミントンがサイドビジネスとして始めたタイルですが、大人気となり今に至るそうです。




さて 旧岩崎邸の隣では 吉田鉄郎氏の展示がされていました。




吉田鉄郎氏 といえば・・東京駅のとなりにある 東京郵便局などが作品です。

吉田氏は 郵便局や電話局などを多く手掛け 東京大学建築学科を卒業後、通信省経理局に入省。

通信省建築の全盛を築き上げたといわれています。

現在も 東京郵便局は改築しながらも表面や郵便局業務部分は残されています。

私たちもこのすばらしい建築物を後世に残せるようがんばらなくてはいけないのかも
しれませんね・・とはいっても入場料を払って見に行くくらいしかできないのですが・・・

東京郵便局












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Last updated  February 2, 2020 10:28:03 AM
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