地方暮らしが変える12章(仮題)

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地方暮らしから生まれた発明品のフェイスマスク今治タオル美肌湯パックが令和2年(2020)愛媛県が認定する愛媛の逸品えひめが誇る「すごモノ」に選ばれました。本商品はリラクゼーションと美肌を同時に得られる機能性を追求しています。耳ありキノコ型のユニークな形状(意匠登録)により、凹凸のある立体曲線の顔に素早くフィットする使いやすさが特徴です。素材は超長綿雲ごこち、製造は素材から縫製まで全工程、今治タオルメーカーによる高品質で繰り返し長くお使いになれます。
 *全品今治タオルブランドネームのタグ付。
 地方暮らしは思いがけない人生の変化を生みます。人生の選択ですがあまり大袈裟に考えず、暮らしてみたい町にちょっと行ってみる、ちょっと住んでみる、なにか始めてみたら10年、と居つくみたいな気軽さがいいように思います。現在からの脱出であれ都会の危険からの避難であれ、ただ日の出を見て自然の美に触れているだけでよくても、住む場所を変えるおもしろさは体験者だけが知るものです。一度きりの人生、列車に乗ってちょっと出かけてみませんか。ご案内します。かじけいこ 令和3年正月
2005.07.19
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カテゴリ: 言葉
7月18日の朝日新聞「声」はよかった。
「翌日配達」の開拓者しのぶ(畔柳 暁子)のタイトルに、クロネコ・ヤマトの小倉氏のことだとわかった。

筆者は30年ほど前、大阪に住んでいた。
佐賀の実家から送られて4日経つミカンの半分は腐る。
それが翌日届くようになった。

「宅配便という新ビジネスを切り開いた元ヤマト運輸社長小倉昌男さんが、先月亡くなられた。障害者の自立支援活動に力を注がれた。手作りパン店では、従業員と一緒にパンを焼く小倉さんの姿が見られたという。優しさを持ち合わせた開拓者だったと思う」(原文縦書き 以下同じ)


「民営化を望む私の苦い体験」(石川 勝司)はタイムリーだ。
経営者の筆者は10年ほど前、社員全員に簡易保険に加入した。
そのプレゼントに郵便局員が「かんぽの宿」に、
2家族2部屋を予約してくれた。

2組8人が宿に着くと、1部屋しかない。
「1組の家族はやむなく帰らざるを得なかった」。
「間際になって本省の課長がゴルフに来るというので」その1室を回したらしい。

宿泊常連客の多くが郵政関係の家族、親族と聞き、筆者は憤る。
「加入者から集めた資金で施設を作り、表向きは加入者へのサービスをうたいながら、裏を返せば郵政関係者の特権に使われていた」「この苦い体験から、民営化にはもろ手を挙げて賛成である」。


「図書館の本を廃棄した心は」(井内 亜弥)は、司書が意図的に廃棄した事件について。司書が廃棄? と読み返した。


「最期の言葉は葬式はいつ?」(小林 美智代)には驚愕した。
94歳の「父」は癌手術を受けた後、以前と同じように畑仕事していた。
癌の再発で死期を知ってからは、
「畑の作物の処置や畑を任せる人の手配をし、私たち兄妹と家族についても、気にかかることはすべて片付け」た。
死の2日前には「旅立ちの衣装に着替える」と言い、葬儀の指示をした。
「冗談を言って楽しんでいると思わせるほど」

「先の大戦で潜水艦に乗り、何度も危ない目に遭いながら生き延びた父」ならではだろうか。
これだから、むかしの男にあこがれる。








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最終更新日  2005.07.19 07:21:55
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Re:逝く前に死に装束を着て(07/19)  
呉雅力  さん
郵政民営化については、株式公開されていない巨大会社ができることで、情報公開の対象にならない、ブラックボックスになりかねない怖れがあります。
それが、単に、保養所の部屋わりだけの問題ならいいのですが、道路公団みたく、関係業者の役員が民営化された会社の社長をやったりするように、玉虫色にならない、妥協をゆるさないものにしなくてはならないでしょう。
しかし、現状では、残念ながら、とてもゆるゆるの法案としか思えません。 (2005.07.19 08:40:02)

心に残る記事、言葉  
山ぶき  さん
良い話教えてもらいました、ヤマト運輸社長は立派な方ですね、以前から思っていました。
郵政民営化賛成です、困るのは私たちではないですね、
昔の男、気骨というのでしょうか、すごいですね。
(2005.07.19 08:45:56)

Re:逝く前に死に装束を着て(07/19)  
悪代官1号  さん
潜水艦乗りの生き残りとは強運な方ですね。
不屈の精神もコレでなるほどと・・・

以前、プロジェクトXで創業の苦労を拝見しました。我が道を貫く男の花道、死出の旅路も彼にはそう思えたのでしょうね。

民営化、何やらいつの間にか妙な肉付けがされていますね。 (2005.07.19 10:08:30)

Re:逝く前に死に装束を着て(07/19)  
Chalupa  さん
素敵な人達が日本にもいたんですね・・・。
(勿論、今でもいらっしゃいますが、根心が違うのと思う。)
そして、段々と世代が変わり、文化も変わってくるのでしょう。
感慨深いものがありますね。 (2005.07.19 10:49:09)

郵政民営化  
T in W  さん
に限らず、全ての公務員の保養施設、旅行、レクリエーション等の活動について一覧できる資料は無いのでしょうか?

北海道の自分の町や、その近辺のものは自分で調べてブログにしようかな?
で、全国各地の方々とリンクすると同じ物がリアルタイムでできますか。

「日本全国情報公開ブログ」(笑)
(2005.07.19 11:25:42)

Re:逝く前に死に装束を着て(07/19)  
郵政民営化について。
私は2年前某普通郵便局の、総務課でアルバイトをしていました。郵政公社になった時もいました。

民間企業にいた私は、驚くことが多かったです。
結局民間とのギャップに耐えられなくなり、
辞めちゃいましたが。
中の体質を見た私は、民営化に賛成です。 (2005.07.19 15:43:46)

Re:逝く前に死に装束を着て(07/19)  
>「旅立ちの衣装に着替える」

立派なお覚悟に感銘を受けました。
まさに、武士ですね。
(2005.07.19 18:15:21)

暑い夏にピリッとくる内容ですね  
国代  さん
頭がぼーっとしがちなこの季節に、居住まいを正したくなるようなお話ばかりですね。 (2005.07.24 21:49:23)

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