地を這う虫

2022/12/12
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カテゴリ: オーディオ
先日ネットショップで購入したが保証書に問題が発覚し返品、キャンセルとなったプリメインアンプを再度購入しました。高額商品を実店舗が全くないネットショップから購入するのはリスクがあるので(苦笑)、今回は大型量販店のネット通販での購入です。

購入したのは

YAMAHA A-S1200

です。
メーカーの希望小売価格は286,000円(税込)です。某大型量販店のネット購入価格はポイント還元を考慮すれば、実質225,000円前後です。先日返品した某ネットショップでの購入価格(こちらもポイント還元考慮後)に比べて1万円程度安いです。
あ~~~、この価格で購入するためにこの大型量販店のクレジットカードまで作りました。年会費が1000円強かかるのですが、初年度は今回の高額商品購入で免除になるはずです。この量販店のクレカ使用で購入すると、5年間の保証特典があるようですが、今回購入したプリメンアンプはメーカーの5年保証が付与されてるので、量販店のクレカは2年目以降解約するかもしれません。まぁ、年会費1000円程度だからしばらく様子見すっかなぁ~~(笑

新しいプリメインアンプ購入に至った動機、経緯は過去記事で色々書いておりますので省略します。商品の選択肢はあまりなく、20数万円で購入できる大手メーカー製の真空管方式でない唯一のアンプが今回購入した商品です。
とは言いつつ簡単に書けば、今まで使用していたSONY TA-F333ESLに特段の不満はないのですが、なにぶん年代物なのでいつ故障するかわかない、昨今の経済情勢、半導体不足の影響でオーディオ機器は軒並み値上がり傾向にあるのが購入動機ですね。

21.3kgあるSONYのアンプを取り外し、22KgあるYAMAHAのアンプを設置するのはなかなか力のいる作業、というか慎重にやらないと腰痛を発症するリスクのある作業です。なんとか新しいアンプをオーディオラックの前面に置きました。種々のケーブルの結線、接続のためにはこの位置が必須です。





PhasemationのフォノイコライザーEA-200やFRの昇圧トランスはかなり前に外してあるので、最初の段階ではレコードプレイヤー(カートリッジ)の出力はアンプに直接入力します。

このアンプはMCとMMのカートリッジに対応していますが、MCとMMの切り替えはアンプの背面パネル上のスイッチで行います。非現実的な作業が必要な仕様です(苦笑)。上級機のA-S2200(メーカーの希望小売価格は418,000円(税込)、この機種は現在市場に皆無です。再出荷時には45万円以上に値上げされるかも??)では前面パネルに切り替えスイッチがあるのですが、このシリーズの最廉価版であるA-S1200ではコストカットのためか、上記仕様になっています。

だから、MMとMCのカートリッジを併用する場合は現実的には外部のフォノイコか昇圧トランス(Pass機能のあるものに限る)が必須ですな。私もFRの昇圧トランスFRT-4を使用する前提でこのアンプを購入しています。

アンプ背面の切り替えスイッチをMM設定にしておけば、 フォノイコや 昇圧トランスの切り替えスイッチでMM(Pass機能利用)とMCを切り替えられますからね。





長くなってきたから、そろそろこの記事は終わりにしませう。

録音の良い"Ann Burton / Ballards & Burton" (国内盤)のCDを最初に聴いてみました。直前にSONYのアンプで聴いたわけではないので、極めていい加減かつプラシーボ効果全開の情緒的インプレッションに過ぎませんが、

・音の鮮度はSONYの古いアンプよりも良いような気がする。

・Ann BurtonのVocal、声はどっちかといえばSONYの古いアンプの方が自然な声だったような気がする。

・低音は明らかにSONYの古いアンプの方が出てたような気がする。

てな感じです。





「音の鮮度」って言葉はオーディオマニアやオーディオ評論家が多用する言葉で、「鮮度」がどのような物理指標と関連する音質評価語なのかさっぱり判りません(笑)。ここで私が使ってる鮮度は「SONYの古いアンプでの再生音は薄いカーテン越しに聴いている感じがあったが、新しいYAMAHAのアンプではこのカーテンが取り去られたような感じ」とでも言っておきましょうか(オイオイ

多分高音の伸びはYAMAHAの方が明らかに優れていそうだし、中音域の音の切れ(これはアンプのスルーレイト、応答速度などに関連する感覚なんかなぁ~~)もYAMAHAが勝ってそうだし、そういうものを含めて「鮮度が良い」っていう印象になるんかな。まぁ、ようしらんけど(笑

で、上記のアンプセッティングや初視聴は昨日のことですが、今日は在宅勤務だったので夕方以降に数枚のレコードを聴いてみました。カートリッジはDenonのDL-103を使用しました。

細かいことはともかく、私が期待する音質、品質から大きく外れた再生音ではないので、ここから色々イジクリましょう。とはいっても、昇圧トランスをつなぐ、外部のフォノイコ経由で聴いてみる、てなところぐらいなんですが・・・。

"Tsuyoshi Yamamoto / Misty" (TBM 国内盤)




"Oscar Peterson / The Trio" (Pablo 輸入盤)




"The Crusaders / Scratch" (Blue Thumb 輸入盤)







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Last updated  2022/12/12 10:13:04 PM
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