地を這う虫

2024/03/31
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カテゴリ: ジャズ
Michael Franksは白人のシンガー・ソングライターです。彼の Wikipedia から少し引用させてもらいませう。

>マイケル・フランクス(Michael Franks、1944年9月18日 - )は、アメリカのミュージシャン。独特の囁くようなボーカル・スタイルと、ジャジーで都会的な音楽性により、クワイエット・ストーム・ムーブメントを牽引した。彼は、パティ・オースティン、アート・ガーファンクル、ブレンダ・ラッセル、クラウス・オガーマン、デビッド・サンボーンなど、さまざまな有名アーティストとレコーディングした。彼の曲は、ゴードン・ハスケル、シャーリー・バッシー、カーペンターズ、カート・エリング、ダイアナ・クラール、パティ・ラベル、ライル・ラヴェット、マンハッタン・トランスファー、レオ・シドラン、ヴェロニカ・ナン、カーメン・マクレエ、リンゴ・スターらによって録音されている[1]。

「クワイエット・ストーム・ムーブメント」って言葉は初耳(苦笑)です。私の知ってる言葉で言えば、AOR系のミュージシャンです。AORってのは、ネットの解説分では↓

>AORとは「Adult Oriented Rock」の略で、ざっくり言うと"大人向けのロック"という感じ。 いわゆる激しいロックとは一味違う、「アーバン(都会的)」で「メロウ(落ち着いた)」な音楽たち。 ドライブや、きらめく夜のビル街、真夏の海……なんて風景を想起させる、洗練されたサウンドを指す事が多いです。

AORのRはRockだからマイケル・フランクスをAOR系ってのはおかしいのかもしれませんね。まぁ、ネーミング、音楽のジャンル分けはどうでもいいか。簡単に言えば、JazzyなAORでよかでせう。





このアルバムはReprise Recordsからのリリースですが、次作からはWarner Bros. Recordsからのリリースです。Warner Bros. のアルバムのうち、一枚目の"Sleeping Gypsy”と三枚目の"Tiger In The Rain"はUS盤のレコードを所有しています。"Tiger In The Rain"は一時期京都のカフェレストランでシェフとして働いていた次女が京都のアパートに無断持ち出ししておりました。今は次女は海外のレストランで働いているのでレコードは回収済みです。次女は 「"Tiger In The Rain"、結構気に入ってんねん!」 と言うておりました。次女が1970年代~1980年代の音楽に詳しいとはとても思えないので、アルバムジャケットのデザインが気に入ってたまたま持ち出しのでしょう。知らんけど。。。

" The Art Of Tea”の中古CDはかなり前から買う気満々だったんですが、なかなかいい出物がなかったんです。しびれを切らしてレコードで既に持っている"Sleeping Gypsy”を買ったことがあるのですが、中身のCDが全く別のものだったんで返金処理してもらいますた(苦笑
今回の購入価格は送料込みで500円(ポイント還元考慮後)ちょいくらいです。

Michael FranksのReprise時代、Warner Bros.時代初期の音楽を一言で言えば、前述したwikipedia記載のまんま再掲ですが、『独特の囁くようなボーカル・スタイルと、ジャジーで都会的な音楽性』につきますな。
加えて言えば、アレンジが素晴らしこと、バックのミュージシャンが超一流ばかりで素晴らしい演奏であることが非常に魅力です。この"Ther Art OF Tea"でいえば、全編にわたってJoe SampleのElectric Pianoがなんとも心地よいです。二曲で参加しているDavid Sanbornの泣きのAlto Saxも良いですなぁ~~。

極めて上質なDriving時のBGMといえば、Michael Franksに失礼かもしれませんが、Driving時にこれほどマッチする音楽はなかなかありません。あまりに心地よくて眠気を誘う懸念も多少ありますけど・・・。

私の評価点は★★★★☆です。さすがに星5つってわけにはいかんでせう。Reprise Records、Warner Bros. Records初期の作品は1975年~1979年リリースです。私は二十歳代半ばくらいだから、前述した二枚のレコードはカセットテープに録音して女の子とのデート・ドライブ時には流していたんだと思います。こういう女の子の心をとろけさせる、リラックスさせる、気持ちよくさせる音楽をBGMとして使っていたのに、なかなか女の子を落とせなかったのは、ひとえに自分の魅力不足だったんでせうな(号泣


ネット購入した"Sleeping Gypsy"の中古CDの中身は全く別物のCDでした。中身は「音楽健康法-落ち込み解消の音楽」(苦笑








Discogs記載の情報を適宜編集したものを以下に貼っておきます。



Michael Franks - The Art Of Tea

レーベル: Reprise Records - WPCP-3478
シリーズ: Forever Young Series
フォーマット: CD, Album, Reissue
国: Japan
リリース済み: 1990

収録曲
1 Nightmoves
   Lyrics By - Michael Franks
   Music By - Michael Small
   4:03
2 Eggplant   3:34
3 Monkey See-Monkey Do
   Alto Saxophone - David Sanborn
   3:33
4 St. Elmo's Fire 3:58
5 I Don't Know Why I'm So Happy I'm Sad 4:16
6 Jive
   Tenor Saxophone - Michael Brecker
   3:16
7 Popsicle Toes  4:35
8 Sometimes I Just Forget To Smile  3:45
9 Mr. Blue
   Alto Saxophone - David Sanborn
   4:03

クレジット
Arranged By [Strings] - Nick De Caro*
Bass - Wilton Felder
Congas - Jerry Steinholtz
Drums, Percussion - John Guerin
Guitar - Larry Carlton
Keyboards - Joe Sample
Mastered By - Doug Sax
Mixed By - Al Schmitt
Producer - Tommy LiPuma
Recorded By - Al Schmitt, Bruce Botnick, Lee Hershberg*
Vibraphone [Vibes] - Larry Bunker
Written-By - Michael Franks (曲: A2 to B4)



A1 "Nightmoves"


A2 "Eggplant"


A3 "Monkey See-Monkey Do"


A4 "St. Elmo's Fire"


A5 "I Don't Know Why I'm so Happy I'm Sad"


B1 "Jive"


B2 "Popsicle Toes"


B3 "Sometimes I Just Forget to Smile"


B4 "Mr. Blue"





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Last updated  2024/03/31 02:47:03 PM
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tckyn3707 @ Re:自由民主党総裁選候補者の推薦人リスト(09/13) おばんです。 斉藤慶子ちゃん北海道弁で…
ケルンコンサート @ Re[1]:長崎オランダ坂の思い出(09/05) alex99さんへ レス原稿書きますた😅😓🙂 …
ケルンコンサート @ Re[1]:長崎オランダ坂の思い出(09/05) alex99さんへ 後ほど、alex99さんのとこ…
alex99 @ Re:長崎オランダ坂の思い出(09/05) ケルンコンサートさんへ 遅いコメントで…

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