・・旅のあとさき・・

・・旅のあとさき・・

2022.12.10
XML
カテゴリ: 政治 行く末
いろいろな政治的出来事があると 思い返すことがある。
2009年2月15日の授賞式での
​​ 村上春樹氏のエルサレム賞受賞スピーチ ←リンク

有名になったのは その中の
もしここに硬い大きな壁があり、そこにぶつかって割れる卵があったとしたら、私は常に卵の側に立ちます。

気に入らない人や指導者に卵を投げていい と言ったわけじゃない
あくまで比喩だ
太刀打ちできない力やシステムに対して 弱い力でも 勝てそうでもなくても 負けないで訴える人々に言った言葉と思う。

村上春樹氏が ノーベル文学賞を受賞しにくいのは このスピーチが影響しているかなと思う。
いろいろな政治的意見を持つ方の 村上氏への印象が分かれただろう

私の少年期 青年期には 高度成長期で莫大な成長をした企業や人々が出たが
どう頑張っても その歯車でしかなかったり、国の成長のためとかで 強制代執行やら 強制立ち退きやらで基地や 空港や 都心の開発やら 高速道路や 新幹線建設などで わずかな給付金やら補償金で 
蹴散らされた人々がいるのを ニュースで毎日のように見てきた。

そういう小さな割られた卵のことを言っているのではと思う。

今 このところ 工場や工事現場での労災事故 または高速道路でのトラック事故
80代と50代の親子の家の火事 や事件 
保育園 老人ホームなどでの虐待事案 管理不足など
沖縄辺野古基地での反対座り込み運動が たまたまその時にいなかったと 嘲笑したようなSNS発信をしたひろゆき氏の件とか
その座り込みデモに 「土人ども」(意味不明)と罵った本土からの機動隊?の態度

今 どんどん 生活自体が苦しくなり 進学や 就業が思うようでない人々が生まれている
そうでなくても 時流に乗れないことの敗北感で 希望を無くしてさまよう若者もいる
保護者自体の貧困やメンタル、就業で 子供に対しての余裕が無い人々が増えている
それって 
ボーナスが今年久しぶりに増えたような 安定した人々ではなく
一生懸命なのに システムからこぼれてしまう人々を 適材適所に希望をもって導いてくれる仕組みが無い

外国人労働者さえ コロナの影響や 円安によって 日本から遠ざかり
それを補わせるのに 困窮している人々を十分な訓練や 指導もなしに現場に振り分けてはいないのだろうか

近頃の 工事や建設現場 工場での安全管理の不足ではないかという死亡事故が多発しているニュースを見ては
働く現場で 命を落とす人のニュースは心がつぶれそうになる。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022.12.10 16:11:13


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: