・・旅のあとさき・・

・・旅のあとさき・・

2024.02.08
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いやぁ 冬ソナ2004年頃連ドラで見てたのでもう20年もたったんだね。
あの頃が一番どうしていいのかわからない バタバタの時代で
たくさん 間違ったし
たくさん 悩んだし
どうしていいのか途方に暮れた日々に 夫と二人で見てた
そして 車内でのCDでは 空も飛べるはず とか聞きながら 頼れる施設はないか 相談できるところはないかと あてもなく どうすべきかもなく オロオロしてた頃で
この冬ソナを見て 思いきり涙が流せて 一時を忘れて 清い気持ちにもなれて
なんとか 青春を理解できる気持ちで 対応してたつもり

私は 息子じゃない
私は 夫じゃない
私は私でしかないから わかったつもりにも 決断をするのも違うわけだから
先走ったりできなくて しかも彼らの気持ちも理解もできなくて
迷った 悩んだ 苦しんだ


ただ 基本に返って 常識的なことを踏襲して なんとか働けないのか なんとか 動き出せないのか
と いろいろ助言したり 紹介したけれど

私たちが その病を全くわからなくて 理解できなくて ただのかき回しだったかと思う
彼らの長い時間を こちらの思い込みで犠牲にさせた 

確かに 健康な体をせっかく持って生まれたら 汗を流して働くのが正しいし
必死にそれを口を酸っぱくして説いてみたけれど

どうにもうまくできない 溶け込めない ただ混乱してしまうのであれば
仕方がないと思えたそれが 今だから

ながい葛藤の時期が流れたんだ
生きてきて思う 生産性があって 汗を流して生きていくのってのが 正解なのか

今 葛藤の末 家族でいろいろの事態を乗り切ったり 感じたり あーだこーだ考えたり試してみたりするのだって 生きてていいでしょ?

とっても有意義だ
負け惜しみじゃない

変わった家族だけれど とてもおもしろい 人生を一緒に考えられるって 奇跡だ
これがいい お互いに刺激をして 考えを言い合えて 美しい景色を見る そこで感じたことを話す

それは かけがえがない

いやいや時間給で働けたことがあって 親がホッとできても
解決したわけでもない 
働く間にも苦しむわけで ちっとも解決にならない

今 やっと落ち着けた居場所
彼らは 未来を考える係りとして 寝かせておいてほしいよ





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最終更新日  2024.02.08 11:47:33


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