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2024.02.22

この数日はだいぶ前に録画しておいた韓国ドラマ「キマイラ」（読みはキメラ）を一気見してました。
パクヘス氏は　おもしろかった「刑務所のルールブック」に出ていた方です。
朝鮮戦争（1953年休戦協定）←リンク2023年8月の日記
その後の混乱期に起きた事件で、社会背景が　垣間見れるものでした。

事件は1984年の事件なのですが、休戦中なので戦中ということなわけで　同じ民族なのに疑心暗鬼や理不尽が強く横行する時代でした。
平和？ともいえる日本現代に生きる私達からすると　あまりのひどさに胸がつぶれそうでした。
そこから現代に移るのですが　過去の間違いが現在を作っていて
どんなにその場を繕っても　解決できたわけではなく　いつかつけはやってくるということなのでしょう。
そして人間の業というか　権力とお金を前に　なぜ誰もがそうなってしまうの？と思います。　

韓国の企業のほとんどがいくつかの大きな財閥に属していて　国の幹部も検察も警察も・・なにもかもが
影響を受けているようです
しかし与党と野党が同じような力で拮抗しているために　大統領が失脚するとその影響力化の企業や政治家やなにもかもの力関係が失われて　なぜかいつもスキャンダルが明るみに出て断罪されているようです。
だから　とても権力者は緊張しながら　しかしうまい汁は吸えるだけ吸ってというのが
韓国ドラマの特徴かもしれませんね

しかし　検察が正義をゆがめたり　権力者が罪を償わなかったり　裏金を作ったり
大切な国の政治を好きなようにしているのは　日本も同じような気がします。
ただ　韓国やアメリカは二大政党が拮抗しているために　時には不正を暴いたり　反省したり
市民も　そうだったのかと　デモや選挙で民意を表している気がします。
結局は　どの党であっても　不正や失敗をするのかもしれませんが　それを市民が知ることができたり
選挙で民意を表したりができる方が　まだましな気がします。

今の自民党はあまりに長期政権過ぎていて　あまりにうまくいきすぎていて
俺たちがルールブックだ　とばかりに好き勝手している気がします。
上級国民が　しっかり国をうまくやっていくから　下層の国民は一生懸命働いていてくれればいいんですよ　と言っているようです。
わちゃわちゃうるさいんだよ　と　思っているのでしょう

政府のかこみ取材メディアも　すっかり丸め込まれているのではないでしょうか
政治家が言ったことをパソコンにメモするだけなのでしょうか
昔はもっと　切り込んでいましたよね
昔は政治家も緊張感を持っていましたよ
国会質問もとてもおもしろかった

裏金　企業献金
あまりに甘い汁が容易にはいるので　企業も当たり前に寄付？または裏金しているのでしょう
元安倍派の元首相の森喜朗氏に　五輪の理事を任され立件された高橋氏は　2億円は収賄ではなく　当然の謝礼だと　力説していましたね。それくらい当然なお礼なんでしょう。
親分の森氏には　いったいいくらの謝礼が渡ったんでしょうか。

野党では受取れない巨額の裏金資金を使って
政治活動？なんかじゃなくて　選挙活動にいろいろいろいろに使っているのでしょう
だから　与党はずっと与党のままなんですね

野党の今回の国会質問で
岸田首相に「政治活動費というが　選挙関連以外にどんな活動にこんな巨額なお金を使っているのですか？」との問いに
言い淀んでいました
すぐに明確に答えられなかった
自民党の政治活動は　選挙活動であり　税金で選挙活動？　どんな？
昨今の河合氏や柿沢氏やその他　地方議員でも贈収賄事件が普通にいつもある
国民は　そういうことね？と　想像しているんでしょう

将来が不安で　生活が不安で　麻生氏が言ったように　老後に2000万円の用意を　できるんだろうかと
思っているのが庶民なのです

庶民：世間一般の人々。特別な地位　財産のない普通の人々

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