全3件 (3件中 1-3件目)
1
年齢とともに頻尿になり勢いも無くなってきた。かといって切羽詰まった症状というわけでもない。蜂に刺され皮膚科に行き、ついでに泌尿器の方も見てもらった。この時は肛門から指を突っ込み、触診で前立腺肥大症と診断された。薬で流量は増したが、エコー検査で残尿が多いという。0にならなければならないのに、100ccもあるらしい。そこでちょっと大きな病院を紹介され、膀胱検査のために膀胱内圧測定を受けることになった。その時に渡された案内文章がこれ、 なんだか怖い検査のようだ。尿道と肛門からカテーテルを入れ、圧力を測定するらしい。よくわからず調べまわったところ、下記のサイトが一番わかりやすいと思う。https://www.kango-roo.com/learning/1916/シニアになっても恥ずかしくないわけがないし、痛いのなら覚悟しなければならない。どのサイトも医療者が書いたもので、心配ないと言うばかり。患者の立場で書かれた体験記が全く見つからない。仕方ない、一肌脱いで私が書くか。検査予約は13:30から。排便を済ませて来いと説明書に書かれている。念のため9:00に浣腸をかけ、空にしておいた。そこまでしなくても当日排便があればそれで良いようだ。検査担当は女性の看護師さん二人、一人は30代の手慣れた感じの方、もう一人は助手か見学か不明。検査室に入ると、ズボンとパンツを脱ぎ、検査用のパンツに履き替える。前と後ろに大きな穴が開き、履かないのとあまり変わりないような気がする。始めにベッド上で仰向けに寝る。この状態で尿道にカテーテルを通す。触られているのはわかる。何をしているか頭をもたげれば見えるのだが、見ないで力を抜いていた方が無難なようだ。尿道を通すとき、時々ウッと声を出したくなるような痛みはあるが、瞬間的に数回あるだけ。想像したほどではなく、膀胱まで通ると異物感はあるものの痛くはない。次に椅子に手をつき、お尻を突き出して肛門からセンサを入れる。たいへんな格好だが、これはどうということはない。尿道が蜂に刺された程度とすれば、蚊に刺された程度の違いがある。二本の管がつながると洋式便器のようなものに座らされる。チューブと電極を繋ぎ、測定開始となる。生理食塩水500cc?のパックからはチューブポンプを介し、食塩水を膀胱へ送り込む、流量は毎分50cc程度ではないかと思う。尿意を感じた時と、そろそろ限界の時に知らせるように言われ、心を無にしポンプと食塩水パックを見つめている。尿意はほどなく感じた。しかし限界というのがよくわからない。頑張ればいくらでも溜められそうな気がするが、いつもの畜尿量から考え250cc程度入ったと思われるところで止めてもらった。その後、排出する圧力と流量を調べていたようだ。「残った尿を出してください」と言われ、チューブが入っているのでどうするのかと聞くと間から流れて行くという。しかし、異物がある状態で、看護師さんが観察しているときに出るわけがない。凝視しているわけではないが、横目でちらちら見ているのは百も承知。時間はかかったが、何とか排出できた。検査はこれで終わり、看護師さんがチューブや電極を外してくれる。尿道カテーテルを抜くときは入れるときに比べ、半分以下の痛さで抜けた。チューブを尿道近くに固定していたテープは自分で外せという。しかしこの粘着力が強力で、体のデリケートな部分に張り付けたため自分で外しても結構痛かった。このテープに血のようなものが付いているし、便器にもほんの僅か桜色がかったおしっこが溜まっている。看護師さんに皆こうなるのか聞くと、「なる人も居ますよ」と軽く答える。大したことではないのかもしれない。着替えて感染予防のため抗生剤を一錠飲んで終わり。案外簡単に終わってしまった。人はどう思うかわからないが、私にとっては胃内視鏡を飲むより簡単だったような気がする。血尿と感染症予防のためいつもよりたくさん水を飲み、おしっこを出せという。また、尿道の違和感は二三日あるかもしれないが、すぐに治ると説明書に書かれている。終了後30分ほどで血尿を心配しつつトイレに行ったが、きれいな尿で安心した。2時間後には違和感も無くなっていた。結果膀胱は十分弾力があるから問題ない。前立腺肥大も大したことはないが、残尿が多いのは肥大した前立腺の形が悪いのではないかと先生の診断。どうしますかと問われ、尿閉だけは避けたいしこれ以上内服薬が増えるのも抵抗がある。数秒考えたが、手術する方向でお願いすることにした。最短6月、心の準備があるので7月ということで調整してもらう。心配するほど痛くない検査だということはわかった。この年になると恥じらいなんてものはほぼ無いから、特別恥ずかしいとも思わないが若い人なら相当抵抗がある検査だと思う。この恥ずかしさを軽減するため、男の患者なら男性の医師か看護師、女性なら女性の看護師が検査をするとうたっている病院もある。しかし、どうなのだろう。男性同士なら一層恥ずかしいような気もする。この先はご自分で判断してほしい。
2024/03/27
コメント(0)
またあの3月が巡ってきた。あれから13年、毎年惨状の痕跡は薄まって行く。気付かないところも多くなった。多くの人にとっても特に悲しいところ、石巻市大川小学校。今年はどうしようかと思ったが、やはり足が向いてしまった。校舎の周りはすっかり奇麗になり、整然となった。こうなるとかえって校舎の惨状が際立つ。矢印部に津波到達点を示す白いプレートがある。学校の裏にあるこの斜面、入園前の子供でも簡単に登れる傾斜と高さだ。残念で仕方ない。決断のできない人に、判断は任せられない。
2024/03/19
コメント(0)
ワンコがいなくなってからというもの、確かに寂しくなった。私の今の年齢を考えると、次に子犬を買ったらどっちが先か? ということになりかねない。家の周りをほっつき歩いている、いわゆる地域ネコを手懐けられないものか。家の周辺を縄張りにしているような奴が三匹いる。最初に来た白黒がお姉ちゃんらしく、家の女性方はチャミと名付けたその弟分のようなグレーの縞にはチビと名付けた。今ではぶくぶく太って私はデブと読んでいる。この二匹は家の周りを徘徊していたが、しょせん野良猫で家には侵入してこなかった(ただし、ワンコが家にいたときは恐る恐る敷居を跨いでいた)去年の夏あたりから白黒の子猫が先輩二匹の間に割った入ってきた。こいつはかなり図々しく、先輩二匹がうるさがっていたのにどこまでもついてきた。家に入ってこないかとエサで釣ると、恐る恐る入ってきた。それを捕まえ、怖くないことを教えると躊躇なく家に入ってくるようになった。帰り道を塞いでから、家の中で夜明かしをするようになり、今では何をしてもされるがまま、こうなってくると責任が生じるから、仕方ない、正式に飼ってやるかそれでこいつの名前はチョビだそうな。口の周りの黒い毛が泥棒さんみたいで可愛くないリラックスするとこの格好で眠る
2024/03/03
コメント(0)
全3件 (3件中 1-3件目)
1