きょういく ユースフル! ~ 僕は触媒になりたい ~

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2010.09.28
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テーマ: 自己成長(442)
カテゴリ: いのち


君と会えたから… ・・・』
喜多川 泰 ディスカヴァー・トゥエンティワン 、2006、1360円)

『ココロの授業』の本の紹介中でしたが、わりこみで、喜多川さんの本です。

これはブログに書かずにはおられない。

前半は割と普通に読んでいましたが、後半は、一気でした。

「ネタバレ」になりますので、
お話を純粋に楽しみたい方は、
まず本を読んでから、見てくださいね。

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君と会えたから... 』読書メモ
(・は本の内容、 #の緑文字 は僕のコメントです。)

・「 GIVE のリストと TAKE のリスト」

#「これがほしい」という願いを単に書きだすだけでなく、
 2枚目は「してあげたいことを書く」というところが新しい。
 なるほど、と思いました。

 人生は、「受け取る」ことと「与える」ことで、
 バランスがとれているものなのですね。

・「本当に目標にしていかなきゃならないのは、
  2枚目に書いた、自分が他の人に何ができるかのほう。

  一日一日を大切にして、
  今日というこの1日も、2枚目に書いたことを
  一つでも多く実現しようと努力しなくちゃいけない」

・「2枚目のライフリストを実現するような毎日を送ることによって、
  1枚目の内容を同時に達成することができる」

・1日1回は自分でリストを見てチェックする。

  「今日できるのはどれかな」

・「いつか」ではなく、「今日」できることを考え始めると、
 たった一日でも両親の幸せのためにできることはたくさんある。

・欲しいものを手に入れるためにお金を払っているのではない。

 それに携わった人に、「ありがとう」を届けているのだ。

 (例)「180円」=「180ありがとう」

#「円」を「ありがとう」と読むとは!
 この発想も、新しいものでした。

・お金を儲けるということは、<ありがとう>を集めるということ。

・自分の内側に明かりを灯すだけで、
 コンプレックスや、今日の自分を作り上げるためにできた傷は、
 その人の魅力を引き出す個性になる。

・イメージするだけでいい。
心の中に光がある ってイメージする だけで。

 想像力は人間の持つ大きな武器。

 「私の中にはね、 小さな炎の塊 のようなものがあるの。
小さな太陽 みたいなものがあるとイメージするの。
  そしてそれがどれだけ大きくて、明るいかなって考えるの。
  私の外に漏れて、私を見ている人が眩しいと感じるくらい
  大きいかな、明るいかなって」

 「それをどんどん大きくしていくの。
誰よりも大きく、明るく、強く って思いながら、
心の中にあるその光をどんどん大きくしていくの。
  それこそ、太陽のように大きく

・明日を生きることを約束された人なんてこの世に誰もいない。
 どうしてみんな今日一日をもっと大切にしないんだろう。

・「 死を考えるということは、生を考えることだ。
  振り子のように、片方の振れ幅を大きくすれば、
  もう片方にも大きく振れる」

・身近な2人の死は今まで以上に「生き方」を考えるきっかけになった。

 「今日を生きているという素晴らしさに感謝し、
  今日一日を精いっぱい生きる」

 今まで以上に、そういう気持ちが強くなった。
 しなければいけないこととしてではなく、
 自分がやりたいこととして、強くそう感じるようになった。

#僕の教育観に多大な影響を与えた「阪神淡路大震災」での、
 亡くなった人たちについて語る教育について思うとき、
 このことは非常に、うなづけることです。

 本当ならまだまだ長い人生が待っていた小学生の死について
 震災学習の取り組みの中で、痛烈に感じるものがありました。

 そしてそれは、「僕はどう生きるのか」というところに、
 つながっていきました。

 「デス・エデュケーション」(死の教育)というものがあります。
 詳述は避けますが、
 いつもこういった観点が頭の隅をかすめます。

 本当に大事なことを考えてもらう上で、
 死を考えることは、本当に生を考えることであるなあ、と思います。
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最後のことについて、著者の思いもそこのところが中核だったようです。

以下に、楽天ブックスの書籍説明から、著者コメントを転載します。

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【著者コメント】
誰かの死を哀しいだけで終わらせてはいけない、
生きることに振り替えなければ、
そういう想いからこの作品は生まれました。

「あなたは今生きている、だからなんだってできるんだ!」
僕は僕の身近にいたある人達からこのメッセージを受け取りました。
そして、一度しかない人生だからこそ、
自分らしい最高の一生をおくってほしいという
僕なりのメッセージを込めてこの作品を書きました。

この作品が少しでも、若い方たちが生き方について
考えるきっかけになってくれれば嬉しいです。

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生きるということは、

どういうことなのでしょう。

どうしていくことなのでしょう。

再び自分に問いかけて、命を生かしていきたいと思います。

ありがたきかな、命。


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Last updated  2010.09.28 20:44:43
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