『
あなたの夢はなんですか?
私の夢は大人になるまで生きることです。』
(池間哲郎
、致知出版社、2004、1200円)
この本の読書メモを書いています。
本日が第3回。
「第5章 生きることはすばらしいこと」
以降を参照します。
(第1回は、 こちら 。)
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『あなたの夢はなんですか?
私の夢は大人になるまで生きることです。』
3
(p122から最後まで。
・以降の 太字
は本の内容。
顔マークのあとの緑文字は僕の個人的コメントです。)
▽第5章 生きることはすばらしいこと より
・マンホールで暮らす子ども。
自分が生きることだけで精いっぱいのはずなのに、
仲間をとっても大事にしている
。
・ 愛することから始めることが大事 。
どんな人であろうと、誰かに愛されているとわかれば
生きようと思うようになる。
愛し、愛されることが大切 。
・カンボジアのリンナさん。(30歳)
10歳のときに地雷を踏んで、右足を失った。
「私は地雷を踏んで足を失ったことに感謝しています」
「私は右足を失ったからこそ、
一生懸命生きることを意識できました」
・リンナさんの旦那さん オーンさん。
彼も20歳のときに地雷を踏んで、右足を失った。
1年近く自暴自棄だったが、「生きてやる!」と決めた。
体を鍛え、42.195kmのフルマラソンも走れるようになった。
・たとえどんなことがあっても 一生懸命に生きることの大切さを
日本の子どもたちに伝えたい
・どんな苦しい状況でも、あきらめないで生き抜いている人たちと出会うと、
心の底から感動する。
真剣に生きようとすればなんでもできるのだ、と思う。
▽第6章 夢の橋をかける より
・モンゴルの少女ウーガン
コンテストで選ばれて、 馬頭琴と琴の奏者として沖縄に来た。
「本当に夢を見ていいのですか!
本当に夢をつかんでいいのですか!?」
彼女は夢を見ることさえできなかった。
「モンゴルに帰ったら一生懸命勉強します。
必ず夢をかなえます。命がけで勉強します!」
・沖縄大学の学生にウーガンの話をすると、
学生たちはショックを受けた。
いくらでも学ぶことができる環境にありながら、
日々なんとなく学校に通う自分たちの生き方を反省した。
・日本の学生がモンゴルの子どもたちを見ると変わっていく。
「自分の情けなさに気づいた」 と誰もが言う。
・モンゴルの子は、ホームステイに来て
沖縄の子どもたちがボーっと座っているのを見て、
「なぜお母さんがこれだけ仕事をしているのに、
子どもがのんびりしているの!」
と言って、すごい剣幕で怒りだす。
▽エピローグ 一生懸命生きること、それが最高のボランティア より
・ボランティアには大事なことが3つある。
1)「理解する」
わかる、知るということが とても大切なボランティアになる。
2)「少しだけ分けてください」
100%の愛はいらない。1%、いや、0.1%でいい。
3)一番大事なボランティアは、
自分自身がまず一生懸命に生きること
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最後の言葉がそのままタイトルになった本が出ています。
『最も大切なボランティアは、自分自身が一生懸命に生きること』
(池間哲郎、現代書林、2011/10、1600円、DVD付き)
去年出たばかりのようです。この本も買っているので、これから読んでいこうと思います。
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