きょういく ユースフル! ~ 僕は触媒になりたい ~

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2013.01.03
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テーマ: 自己成長(445)
カテゴリ: 子育て
恒例の読書メモ。
初の電子書籍バージョンです。

藤原和博 『35歳の幸福論
(iOSアプリ、2011、1000円)

iPad スクリーンショット 1

もとになっている本は普通の書籍です。


35歳の幸福論 成熟社会を生きる12の戦術』
(藤原和博、
幻冬舎、2010、1000円)

「自分の生き方」だけでなく、
教育 子育て についての著者の考え方も明快に書いてあり、
非常に参考になりました。

部分的に抜粋して以下に紹介します。

===============================
 『35歳の幸福論』
読書メモ ロゴ
(p78まで)

父か母のどちらかは、ときに「 」にならなければならない場合がある。

 「壁」になって「自由や権利」のほうではなく、
「義務や責任」について教えるため です。

 親子が「壁」を一切作らずに、友だちのように仲良くなってしまった状態を
 「友だち家族」と呼びますが、これは教育上けっしていいわけはありません。

・どうか、 自信をもって叱って下さい

 どちらかが「壁」になって「それはダメだ!」と宣言して下さい
 (もちろん、どちらかが味方になる選択はあっていいと思います)。

 「ダメなものはダメ」というルールで、いっこうにかまわないのですから。

 けっして、子どもに(嫌われたらイヤだからと)、媚びないでいただきたいのです。

しょんぼり 教育や子育てで非常に基本的なことが、
  「ほめる」と「叱る」でしょう。

  僕は基本的に「ほめる」派ですが、
  それは、自分は認められているという安心感をベースに
  のびのびと育ってほしいからです。

  かといって「叱る」がいらないというわけではない。

  「ダメなものはダメ」と押し切る強さも必要だと思います。

  親や教師が「壁になる」という表現、
  僕はかなり賛同しています。

  実際、思いきり叱った後、
  子どもが自分で気をつけてしっかりと行動するようになり
  トータルではほめる機会がぐんと増えたことが、かなりあります。

  どういうときにほめ、どういうときに叱るのか。
  その見極めはいまだ課題ですが・・・。

 ・普通、天才とか才能は生まれつきだとか資質によると考えられていて、
 親はその早期発見に血道をあげたりもするでしょう。
  ところが、マルコム・グラッドウェルが
 『天才! 成功する人々の法則』で提示している豊富な事例によれば、
 「 天才となる原因も、その人間がたまたま置かれたコミュニティにある
 と結論づけているのです。
   
   
 

『天才!成功する人々の法則』
(マルコム・グラッドウェル/勝間和代
訳、2009、1700円)
スマイル 学校で10年以上子どもたちの様子を見ていると、
   クラスや学校全体の雰囲気・人間関係に
   子どもたちの行動や成長がかなり左右されるということは
   思わずにはいられません。
    例えば優秀な教師が1対1でつきっきりで教えるよりも、
   うまくいっている「学びの共同体」としてのクラスで1日過ごすことのほうが
   学力を伸ばすことにつながると思っています。
    「コミュニティが子どもを育てる」というのは、
   非常にうなづける理論です。
 ・本当は「事あれ主義」のほうがはるかに教育的効果が高いのに、
 親が居心地を優先して学校にクレームを言ってくるようになると、
 ただでさえ前例主義に陥りがちな先生たちが、
 さらに保守的にならざるを得なくなる。
  「安全に、安心に、怪我もしないように」ということになれば、
 子どもにチャレンジをさせないほうが、その任務を遂行しやすい。
 ビジネスでも学校でも同じなんですが、
 チャレンジさせれば2分のーの確率で失敗します。
 「すべての教室にエアコンを入れろ!」とか
 「給食に嫌いなものは出すな!」という
 モンスターペアレンツの主張にも重なるのですが、
教育における「子どもの居心地至上主義」は、あきらかに間違いです
 しょんぼり 
 僕は基本的に子どもの居心地を大切に考えているので、
   耳が痛いです。
    でも、著者がおっしゃることも、よくわかります。 
    確かに居心地も大事ですが、
   何でも物事にはバランスというものがあります。
    優しさも必要ですが、厳しさも必要ですね。 
    子どもの最終的な自立をゴールとするなら、
   居心地はスタートであって、
   道筋はリスキーなものを含んでいないといけない。
    著者はほかのページでも
   「家庭があまりにも居心地がよすぎて、
    子どもが大人になっても自立しない(=家を出ていかない)」
   というようなことも書いています。
    子どもの将来を考えて、居心地だけでなく、
   何が大事なのか、真剣に考えなければいけません。
    親としては子どもにずっと家にいてほしいという気持ちもあるのですが・・・。(^^;) 

=============================

以上、教育・子育てに関係する部分を抜き出して紹介しました。

次回は 「現代の子どもたちに必要とされていながら、
     圧倒的に不足しがちな『ナナメの関係』を復活させよう!」

というあたりから、続きを紹介していきたいと思います。

 
 
それでは、また次回!

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Last updated  2013.01.03 11:23:03
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