『息子の将来、だいじょうぶ?』
(
細川貂々、
この本の読書メモを書いていっています。
今回は、 灘・開成
に著者が突撃取材してどんな学校か聞いてきたところからです。
前回の記事は、 こちら
。
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『息子の将来、だいじょうぶ?』
その2
(p63~85まで)
<灘校の良さってなんですか?>
・生徒がのびのびしていて 自由にやってる
・生徒が自由なのは 先生も自由だから
・先生が自由じゃない学校で
生徒の自由はないと思うんです
(p65 回答者は、灘中学校教頭・大森秀治さん)
灘校は、僕が昔住んでいたところの近くにありました。校舎を敷地外から見たことはありますが、中でどんな教育をやっているかは、知りませんでした。特に「灘校方式」というスタンダードはなくて、先生がそれぞれのよさを出して自由にやっていると知り、「なるほど」と思うのと同時に、「すごい」と思いました。それぞれの先生が独自に自由にやれる、というのは、学校がそれぞれの先生たちを信頼している、ということでもありますね。そういう学校は素敵だなあ、と思います。
わが子を入れるには、ハードルが高すぎですが、公立でも、こういう学校は作れそうですし、同じように自由にやっているところも、たくさんありそうです。
(参考)
▼
灘校のホームページ
西の灘に続いては、東の開成です。
<
(開成学園は)
どんな授業をするの?>
・学問の本質的なことを教えます
・なぜ そうなるの?
→ じゃあ こういう場合は どうなんだろう?
・子ども扱いされて
子どもだましで「こうなんだから よけいなこと考えないで覚えろ」
では生徒は反発します
・きちんと本物を与えると
生徒に届きますし納得します
(p78
回答者は、開成学園教諭・葛西太郎さん
)
これまた、「なるほど」と思った教育方針です。原理原則を教えたり、本質的なことを教えたりすることで、子どもたちがそれをステップに自分たちで考え、新しい未来を作って行けるようにする、って素敵です。開成学園のこの方針は、たとえば「修学旅行の行先決め」でも、子どもたちが自分で考えるということが徹底されていたようです。「自主性」「子どもに決定権を与える」という点では、灘も開成も、共通している気がしました。
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まだまだ紹介したい内容が続きます。
が、長くなるので、また次回に!
続きは、「男の子の育て方のコツ」についての、脳科学者や「つわものママ」からの話です。
この本の電子書籍は、こちら。
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