きょういく ユースフル! ~ 僕は触媒になりたい ~

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2022.12.27
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カテゴリ: 考え方

言いたいことが多すぎて、なかなか終わりません。
今日で、もう4回目です。


『はしゃぎながら夢をかなえる世界一簡単な法』
(本田 晃一
、SBクリエイティブ、2017、1540円)

(これまでの記事)
​▼第1回: 「人は長所で尊敬され、短所で愛される」 ~『はしゃぎながら夢をかなえる世界一簡単な法』その1

▼第2回: 「そもそも・・・」 ~『はしゃぎながら夢をかなえる世界一簡単な法』その2

▼第3回: ステキなビジョンを描いてみせよう! ~『はしゃぎながら夢をかなえる世界一簡単な法』その3


第2章 「運も幸せもみんな『人』がつれてくる」 の続きからです。

前回最後の次回予告で書いていた、「 相手の『喜びフォルダー』をポコポコ開けよう 」の話に入っていきます。

そろそろペースをあげて、飛ばしていきたいところです。


本田 晃一『はしゃぎながら夢をかなえる世界一簡単な法』
読書メモ ロゴその  ~第2章の途中のp112からp147まで~
(・ 太字 部分は、本の引用。
  顔マークのあとの 緑文字 は僕の個人的コメントです。)

​​​​ ​「こいつはダメなやつだ」という目で見ると、
 相手はどんどんダメになっていく。​

 「この人は素晴らしい人だ」と思っていると、
 どんどん素晴らしくなっていきます。

・「俺がいないと、この会社はダメになる」
 →本当にその会社はどんどんダメになっていく​​

(p115より)

しょんぼり ​「こいつはダメなやつだ」というフレーズで思い出すことがあります。
  僕が子どもの頃に大好きだった、マンガ。
  「 奇面組 」です。

​  

  超個性的で、世間的には「ダメ」な人間の集合である5人組。
  その存在を通して、ぶっとんだ笑いの中にも、「ダメなことじゃない」ということを訴えてくる伝説のギャグマンガです。
  個性とかキャラクターとかいうものの重要性をこれほどまでに訴えてきたマンガを、僕はほかに知りません。

  このマンガがアニメ化されるにあたって、主題歌の中にある歌詞が採用されました。
  「 あいつはだめなやつと レッテル貼られたって
  曲名・歌手名は「うしろゆびさされ組」。作詞は秋元康です。
  「レッテル貼り」というものを強烈に否定していたのが、
「奇面組」ではなかったかと思います。
  僕は、強烈に、影響を受けました。
  このマンガの全巻を何度も読み返しながら、僕は中高生時代を過ごしました。(笑)

  世間の
「レッテル貼り」に強烈に反発していたつもりが、気づけば僕も大人になり、親になり、いつのまにか子どもたちを、レッテル貼りしてしまってるかもしれません。

  「ダメだと思うから、ダメになる」
  最近ますますわが子を叱ることが増えてきています。
  (反抗期なので・・・)
  自分勝手でわがままなところばかり、目についてしまいます。しょんぼり
  (「スマホ依存」のところとか・・・)

  でも、ほんとうによくしようと思ったら、叱るにしても「あなたは素晴らしい」と思って叱ることが必要なんだと思います。
  ほんとうは、それが、背景に隠れているはずなのです。
  それなのに、それを忘れて、目の前の現象だけを、「ダメだ」と叱ってしまいます。
  短絡的で、目の前の現象に振り回されている自分を反省します。

  いや、自分のことも、「ダメだ」と思わない方がいいですね。
  自分も、人も、「素晴らしい」を前提に。
  そういった前提を大事にしていきたいです。ぽっ



​​​​・ ​目をキラキラさせて ​​ 「すごーい!」 ​​ と言う習慣を身につけてください。
​​
(p116より)

ぽっ昨日は出張先で、勤務先の学校の子どもに会いました。
  1年生の子どもたちは、どこで会っても、目をキラキラさせて、笑ってくれます。
  目をキラキラさせた人は、最強です。
  小さい子どもたちの、その習慣から学びたいです。
  そして、「おめめキラキラ」を伝染させて、世界中がおめめキラキラになる世の中にして、楽しく暮らしたいです。大笑い

  本書p123には、 裁判で争う相手に最初に花を贈る弁護士の話 も、出てきます。
  「 戦うんじゃなくて、ともに幸せになるために 」という話に、じんときました。

  戦っているように見えても、ともに幸せになるために対峙している。
  他の人間関係でも、そういった気持ちで対峙できれば、自分の中のいやな気持ちも消えて、気持ちよく戦えるようになるのでは、と思いました。
  将棋のプロやスポーツのプロは、きっとそういう気持ちで戦っています。
  たとえ戦うように見えても、戦うことは、目的じゃない。
  ともに幸せになるために。

  もう少し本書を読んでいくと、対人関係で一言不満をこぼしたいときには、その相手に「 どうしましょう? 」と訊くといいらしいです。(本書p123-131)
  そうすると、「 二人で問題を共有しながら、建設的な解決に向かって 」いけるそうです。(p128)

  問題を相手に見るのではなく、相手とともに、問題を見る。
  相手が問題だと思っている自分が問題だ、と言えるかもしれません。

​​​​・ ​​ ​説得するよりも共感する​
・相手の話をひと通り、全部聞いたあと、 「だからこそ!」 と言うんです。
​​
(p130より)

号泣僕が一番苦手とするところです。
  共感なくして、説得なし。
  わが子が中学生になって言うことを聞かなくなってきたからこそ、頭ごなしの言い方は絶対に聞かなくなってきています。
  共感、苦手だけど、やってみます。




無理くり飛ばしてきましたが、やっぱりまだ第2章の途中です。(笑)

次回は、
相手の『悲しかったフォルダー』がパカッと開いたとき
​女は 共感 してほしい生き物、男は認めてほしい生き物​ 」の話です。

なんだか「サザエさん」の次回予告みたいになってきました。
この本の読書メモが長寿番組になってきて、年内に終わるかどうか、心配です。

ま、いいや。

それでは、また、明日!大笑い


(関連する過去記事)
平田オリザ『わかりあえないことから──コミュニケーション能力とは何か』
 (2022/12/04の日記)





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Last updated  2022.12.27 05:52:59
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