全9件 (9件中 1-9件目)
1
今日は晴れるって言ったのに!ぜんぜん晴れない!洗濯ぜんぜん乾かない!と妻に言われたのは、前の晩に次の日の授粉の予定を考える為に携帯で天気予報をチェックしていると明日は日差しがあるでしょうとあったので、それをそのまま妻に伝えたからで、晴れないのは私のせいではない。洗濯物はコインランドリーにでも持っていけば乾くでしょうが、さくらんぼの授粉は適温は20度ほどなのですが、外気温が5度くらいでも日差しさえ出ていれば加温ハウスの中は20度くらいまで簡単に上がるのですが、日差しがでていないと今日のように外気温が10度ほどあってもハウスの中の温度が上がらず、蕾も開かず、花粉も飛ばず、授精も行われず、仕方が無いので加温機を点けて温度を上げて授粉をするのですが実がつくか心配で、そんな私の苦労に比べれば、洗濯くらいで文句言うな!夕飯を食べたばかりなのにすぐチョコ食うな!なんて言い返しませんが、本当に最近は雨曇ばかり。日差しが欲しい。ハウスの中に湿気が溜まるのでワラを敷きました。
2009.02.28
さくらんぼは授粉作業をしないと実がならないという、花粉症患者泣かせの果物なのですが、その準備の為に授粉に使う水鳥の羽で出来たハタキを乾かしたり、去年から冷凍保存しておいた花粉を出してきたり、色々とするのですが、その準備の一つとして新しいラジオを近所のホームセンターで購入してきました。いつもは農作業中にラジオを聴く習慣は無いのですが、それはラジオを聴いて夕方になって帰る時にその場に忘れて置いて行ってしまってその上に雨が降って潅水の水がかかって野ざらしになって、そんなことを繰り返していると壊れかけのレイディオが畑の隅にあちこち引っかかっていて、アルバイトの人にあれ何ですか?と聞かれて、あー、鳥除けだよ、なんてもっともらしいウソをつくことになるからなのでありますが、授粉作業とはとてつもなく単調な作業なので、やはりラジオが必要ということで防水のラジオを購入してきました。これで忘れても大丈夫。しかし、よく取説を読むと「防水」でなく「防沫」で、この違いは何だか色々あるようですが、ようするに水に沈めるなということのようです。
2009.02.23
加温ハウスさくらんぼの花が咲き始めました。もう4日ほど前に開花していたのですが、毎晩花粉症の薬を夕飯の後に飲むと眠くなってもう何もやる気が無くなってそれでもコタツに寝そべってテレビだけは見る気はあって、つまりダラダラしていたのを花粉症の薬のせいにしているのですが、今日はブログ書きます。加温ハウスのさくらんぼの花が咲き始めました。数日後には授粉作業の開始です。また花粉症が悪化しそうです・・・。
2009.02.22
毎年この時期、テレビの天気ニュースで晴だの雨だの雪だのと一緒に明日の花粉予想も出てくると、「オレ、花粉症治ったんちゃうん?」と思う。こんなにお天気ニュースで取り上げているのにくしゃみも出ないし鼻水も出ないし眼も何ともないし、第一、花粉症に初めてなったサラリーマン時代とは比べ物にならないほど健康的な生活をしているし、仕事でも体を動かしているし、自然に囲まれているし、ストレスも少ないし、さらに今年は最近サボリ気味だが自転車に乗って運動もしているし、まあとにかくプラスの面しか思いつかないし、そんなこと考えてると花粉症が治ってない訳ないし。みたいな感じではしゃいで数日を過ごしていると例年のごとく、アレ?くしゃみが、アレ?鼻水が、アレ?眼が、とあれよあれよと症状が噴出し、例年のごとく病院に行って薬を貰ってきて飲みだして、例年のごとく元薬剤師の妻に、今更飲みだしても無駄、もっと早く飲み始めなきゃ、と言われて淡い期待はジ・エンド。
2009.02.15
加温さくらんぼハウスの開花前の時期の温度は20度前後で管理するように、と農協が出しているオウトウ加温ハウスの栽培要綱には記載されていますが、今日の山梨の気温は24度。そうか、4度冷やせばいいのか。とはいきません。施設園芸栽培ではさくらんぼに限らず何でもそうでしょうが、温めることは得意ですが冷やすことは苦手です、てゆうか出来ません。あちこちビニールを空けて散水するくらいしか手段は無く、ハウスの中は27度くらいまで上がってしまいましたが、出来る限りの手段を尽くした後は、自分の畑の樹を信じてじたばたせずに粛々と露地さくらんぼの剪定を続けました。最近政治家が「粛々と」という言葉をよく使っているので私も使ってみました。最近、政治関連のニュース番組を見るのが楽しくて。
2009.02.14
今年はまだ落ちていませんが、例年2回ほど剪定作業中に脚立から落ちたり樹から落ちたりしています。大事に至ってはおりませんが。脚立から落ちる時は、自分でも無理な体勢をしているのが分かっていて転ぶので身構えることができるのですが、樹に登っていて体重を掛けていた枝が折れて落ちた時は、その痛みよりも落ちた心理的ショックというか裏切られたショックというかそんな感じで30秒ほど立ち上がれないことがあります。テレビ番組のSASUKEとかそんな筋肉番付的なやつを見た次の日には自分の運動能力を勘違いしてよく落ちがちなので今年は見ないで落ちずに剪定がんばろうと思っております。ようやく7割くらい終わっております。それにしても今年は暖かいです。心配です。
2009.02.12
子供の頃は一日がとても長く感じられるのは、多くのことが初めての体験でいちいち新鮮でいちいち驚くので長く感じると何かで聞いたか読んだような気がしますが、同じように農家になって一年目は何が何だか分からないままに一日一日がとても長く感じていましたが、今年は非常に毎日があっという間でもう2月5日でハウスのさくらんぼもこんな感じで、仕事に慣れるのは良いことでしょうが、農家を始めた時の初心はいつまでも忘れないでいたいものだなあと、剪定がいつも以上に進んだので早く家へ帰ると、もう帰ってきたの?まだ早いから自転車でも乗ってくれば、と妻に言われたのでフルーツラインを自転車で走りながらそんなふうに思いました。
2009.02.05
ブラジルは景気がいいらしい。この前NHKでやっていた。サンパウロは台頭した中間層に車が売れまくって道も渋滞しまくっていて、パン屋の何とかいうおっちゃんも結婚何十年を記念して車を買って渋滞に巻き込まれて喜んでいた。私も新車を買いました。新車と言っても加温機です。さくらんぼの加温ハウスを温めるやつです。「新車買ったずら?」とまわりの農家のおっちゃん達にも言われるのでタイヤはついていないし渋滞に巻き込まれることもありませんが、新車と呼んでいいようです。今まで私より長生きしているような中古の加温機をもらってきて使っていたので、何がうれしいのか分かりませんが、実際燃焼稼動している時は全然見ていない夜中なので、とにかくうれしく、この喜びはサンパウロのパン屋のおっちゃんと共通の喜びだなと思いました。加温始めました。今年は暖冬のようです。
2009.02.03
さくらんぼの剪定の毎日ですが。最近「オレ、剪定上手くなったんちゃうん?」と思う。ちなみに去年もそう思った。結果、去年は不作だった。剪定のせいだけではないと思うが・・・。剪定講習会などはよくやってますが、剪定の品評会とかはありません(私が知らないだけでやってるのか?どこかで)。軽トラで通りかかった畑の剪定が上手で、あ、このおっちゃん上手いな、と思うことはありますが、畑の中入っていって、上手いねおっちゃん、とは話しかけないので、話しかけられたこともないので、自画自賛するしかないのですが、果樹の剪定はいくら樹の姿を美しく作ったところでそれが全てではなく、実がなる季節になり美味いものがたくさんなってなんぼですので、本当に結果が出るのは春になってさくらんぼの実がなってからということで、この厳冬期に自画自賛しても何の意味も無いのですが、剪定上手くなったなオレ、と思う。
2009.02.02
全9件 (9件中 1-9件目)
1