リハビリは創造力!

リハビリは創造力!

2005.03.17
XML
イメージ
  今までのリハビリという概念の中には、


  『 高齢者 』という存在は軽く見られていたのではと思います。


  そもそもリハビリの成り立ちからして『 若い人 』が対象でしたから。


  だからどうしても「 できる or できない 」で見てしまうんです。


このことについては、作業療法士も理学療法士も反省しています。
「病院の訓練室だけで高齢者のすべては見れない」 「普段の生活から見ていかなければ」と。
ですが、私のように病院で働くスタッフ…


作業療法や理学療法などの日課が何もないときに病棟に行ってみます。
そこで何をしているのかを観察。それが家に帰ってからのだいたいの生活です。



訓練室では素直に、一生懸命汗を流して自主トレしている通称『リハビリじいさん』(笑)
だけど日曜祭日など訓練のない日には、ベッドで横になってテレビを見ている…
おそらくこのような方は、「 家に帰ったら何もしないで寝てるんだろうなぁ 」と。


訓練室でのリハビリに誘っても、「うるさいね!今用事があるんだから!!」と、
ぜんぜんリハビリに来てくれない通称『ガミガミばばぁ』(汗)
だけど休みの日でも、ベッドはもぬけのカラ!向かいの部屋で他の患者さんとおしゃべり。
おそらくこのような方は、「 家に帰っても近所で井戸端会議。寝たきりにはならないだろうなぁ 」と。


ある意味、訓練での評価とまるっきり正反対になりますよね。
スタッフなど 命令する人がいなくて、どんなふうに日常生活で動いてるのかを見る力 が、
重要な日常生活の評価につながりますね。


────────────────────────────────────────
リハビリは創造力!
←ライブドア版 「リハビリは創造力!」 どうぞごひいきに!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005.03.17 20:15:23
[リハビリ・介護・住環境] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: