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なんとか12枚貼ったので、今日は終わり。明日は目地埋めの予定。
2022/03/31
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20代女性、左下8、露髄痛みはないのだが、虫歯によるものだと思われるが、露髄して露髄した部分が息肉になっている。この息肉というのはポリープとも呼ばれていて、外界の刺激に対応するための組織だ。この組織を顕微鏡で観察してみると細菌と人間の免疫系が戦っている場所ということがわかる。これはこのまま3◯IX+α-TCPセメントでカバーして微少漏洩がないようにCRで充填すれば、そのまま治ってしまう。歯髄はiPS細胞が採取できるほど原始的で強靭な組織なのだ。歯髄を取らないと痛くなるというのは嘘なのだ。こんなことは現在の歯科医学では考えられないことだろう。従来の歯科保存学では歯髄息肉は細菌感染しているのだから、歯髄は完全に除去しなければならないとされているが、大嘘だ。抗生剤のない時代ならそうだったかもしれないが、今はそうではないはずだ。多剤耐性菌では無理だと思うが。レントゲン写真でのbefore/after から、左下7も同日に同じような治療をしている。これは次回にでも。 beforeafterちなみに麻酔は必要ない。では時系列でどうぞ
2022/03/30
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当時40代男性、咬合性外傷のある方で、歯ぎしり食いしばり等で歯を噛み割ってしまう。単なる虫歯ではない。前回のつづきhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202203290000/今日は右下6だ。前回もそうだが、前医では歯髄?歯自体?の保存は無理と言われたので、セメントだけで仮封されていた。前回の左上7は根部歯髄は生きていたようだが、この右下6は少なくとも遠心根は失活していて、歯根外に炎症は波及していた。α-TCPセメントと3◯iXを使えば、通常の根管治療はする必要はない。しかも予後は良い。もちろん細かなテクニックは必要なのだが。ある患者さんが、ここの画像のコピーを持って某市内の20〜30軒の歯科医院を訪れて(これもすごい行動力だと思うが)、これと同じ処置ができますか?と訊いて回ったそうで、ほとんどの歯医者は怒り出すそうだ。2軒くらいの歯医者はこれはうちでは無理だから、そこに行かれた方が良いと言われたとか。僕は資源エネルギーが枯渇した2050年頃の歯科医療を目指して?、再現して?いるので、こんなことをやっている。近未来の歯科医療は必ずこうなるだろう。最小限の機械器具と材料で最小限の時間で、最大限の効果を得て、最前線に送り出す。つまり野戦病院だ。これからは資源エネルギー争奪戦争が始まる。いや、もう始まっている。・・これも歯肉息肉の除去からはじめている。では、時系列でどうぞ
2022/03/29
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当時40代男性、咬合性外傷のある方で、歯ぎしり食いしばり等で歯を噛み割ってしまう。単なる虫歯ではない。また、ナイトガードを装着しているが、マウスピース矯正状態なのだろう。ナイトガードを介して働いた咬合力で歯列が動いて、噛みあわせが安定しない、噛むと滑るので、食べにくい。重度の外傷性咬合の持ち主だ。7年前の症例で、この時は左上7と右下6の再建をした。画像を見ただけでは簡単そうに見えるかもしれないが、通常の歯科治療法では保存はできないので、抜歯を勧められる症例だ。患者も1回で終わるので、簡単なのかと思うのかもしれないが、そんなことはない。僕でもなんども諦めようか。。と頭の中でつぶやきながら、処置を進めていた。今回、他の部分も虫歯?になったとかで治療をご希望なのだが、さすがに今回は保存治療は不可能かもしれない。現在の状況もはっきりしないので、治療計画も立てられない。今日は左上7のCR再建からだ。歯肉息肉に覆われていたので、その除去からだ。では時系列でどうぞ
2022/03/29
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K先生の部屋の壁紙を剥がしてホワイトボード(アルミ樹脂複合板)を貼ろうと、壁紙を剥がし始めた。この部屋はホワイトボード23枚の予定だ。明日は技工物のセットがないので、技工作業はない。で、こちらの作業を進めることにした。いつもなんか作業をしているわけだ。。w現物合わせで、ホワイトボードをカットしてアクリル両面テープで断熱材の上に貼っていくだけだ。目地は3mm取っているので、貼り終えてからシリコンで目地埋めする。
2022/03/27
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前回のつづきhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202203260000/寝たきりになった3年の間に画像が残っている歯科治療を1回しているようだ。当時はコロナ禍ではなかったので、車椅子でソーラーハウスの歯科室に運んで処置をした。亡くなる5ヶ月前だ。今は外出どころか、面会さえ難しい。歯磨きは僕はエアースケーラーのブラシのチップで1日1回していたが、そんなことでは追いつかず。前歯の歯根面カリエスになってしまった。コメント蘭にあったように、口を開けて寝ているからだろう。プラークが乾燥しやすくプラーク中の酸性度が上がるからだと思う。左上12、歯根面カリエス見た目は問題なさそうだったのだけれど、虫歯を削っていくと歯髄まで達していた。なんだか痛いと言っていたような気がするが、そのままα-TCPセメント+3M◯Xで覆罩してCRで再建した。この方法を使えば根管治療は必要ない。では時系列でどうぞ
2022/03/27
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僕の父は2020年の3月に93歳で亡くなった、ちょうど新型コロナパンデミックが始まった頃だ。最後の3年は寝たきりになっていたのだが、毎日エアスケーラのブラシのチップで口腔内洗浄をしに病院や施設に通った。亡くなる5ヶ月前に前歯が歯根面カリエスになってその処置をしたのだが、その時の画像もお目にかけるつもりだ。僕の親父の画像が高齢化の過程のサンプルとして使えるのではないかと思って、デジタル画像が残っている2002年から数年分の画像をアップしてみようと思う。歯科治療はY下町の某歯科医院で受けたものだ。年月を経るに従い、歯科治療を受けた歯からダメになっていく。神経を取って被せるという歯科治療が如何にダメかということが分かると思う。何も処置をしなければ死ぬまで残る可能性は非常に大きい。右下のことだ、よく見て欲しい。左下のブリッジは咬合高径は低すぎるので、盛り足しているのだが、だんだん剥がれる。作った時に噛みあわせが低くなることはよくある。歯医者の処置が如何に寂しいものか分かると思う。右上はPerや歯根破折で少しずつ悪くなる。何度も再植などの保存治療を繰り返したにもかかわらずだ。通常の歯科医療の水準ではとっくに取り外しの義歯になっているのだが、つい頑張ってしまったw亡くなる時には右上の7番も無くなったので、3ーーーー8のブリッジになった。我ながらよく頑張ったと思う。今はコロナ禍なので、病院や施設に僕が行くこともできない。ケアや歯科処置もできない。虫歯から誤嚥性肺炎や敗血症になってもっと早く亡くなるだろう。これが今の現実だ。2002年75歳2012年85歳2015年88歳左下の咬合高径が低いので、相対的に高い右側から壊れやすい。2019年92歳、亡くなる5ヶ月前。晩年はサイボーグの様になっている。つづく
2022/03/26
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あ、だめかも。。。PCが、超遅い。。うちの患者さんも僕も高齢化が進んで、歯が割れる、外れる、欠ける、抜けそう、、次々に問題噴出。うちが抜かないことを知っているので、押し寄せる。こっちはこんなのばっかりで、疲弊している。保険すら効かないのだ。算定できる病名すらないし、あったとしても、一初診では一回だけの保険算定の縛りで身動きできない。もう直ぐ僕が潰れます。高齢化して認知症や寝たきりになってしまうと歯科治療をしたくてもできないケースはたくさん出てくる。その手の講習会に行くと講師の先生はなんというか?患者は歯科医院に通院できるうちに歯は抜いて、ちゃんと使えるいい総入れ歯にするのが良い。介護の現場でも総入れ歯なら、ケアが簡単だから。QOLもクソもない。今日の症例は80代男性、右上5、歯冠破折、奥の6番の歯根はすでにない。補強連冠と金属プレートで崩壊を先送りしていたが、とうとう補強連冠は折れ、5番が横に折れた。見えるかどうか分からないが、破折線から上を削除して、スーパーボン◯とCRで修復したが、いつまでもつのか。。高齢化しても、美味しいものは食べたいし、つい力が入ってしまうこともある。この症例の通常の治療は総義歯になるコースなのだが。。では時系列で
2022/03/25
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若干の手直しは必要になると思うが、ミュート回路兼保護回路基板はできた。まだ動作確認はしていないが。今回はリセットボタンと保護回路が動作している時に赤のLEDガ光るようにした。
2022/03/25
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14歳男子、左下2先天欠損この子は下の前歯が1本足りない。4本あるべきなのだが、3本しかない。乳歯の時はBCが癒合歯だったので、あるいは永久歯も23癒合歯なのかもしれない。とにかく本人はスキッ歯が気になるということなので、矯正的に治してみることにした。最初は隙間をどこかに集めて、そこにダミーを入れる(インプラント等)ことにしようと思っていたが、お父さんに似て、下顎前突系の顔貌なので、下顎前突系の顔貌も含めて改善が望める、隙間を閉じることにした。意図的に前歯を1本抜歯して、隙間を作り切端咬合等の下顎前突系の改善を図ることがある。これをスリー・インサイザー(3本の前歯)という。最近は全顎ブラケット装着とか寄る年波で面倒になってきたので、最小限のブラケット装着で、残りの歯は歯列固定してアンカーとして使うことが多い。この方法は僕の面倒が減るだけではない。患者の金銭的な負担も減る。歯医者は儲からないが。今日はブラケット装着のbefore/afterだ。さてどうなりますか?beforeafter
2022/03/25
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まだPCのテスト中。いつフリーズするか分からないので、恐る恐る書いている。いろいろと僕の手のことを心配していただいて、皆様ありがとうございます。なんとか、糊口をしのぐための仕事はできるので、ご心配なく。もう30年来のことなので、慣れました。仕事のやりすぎで筋膜が固着しているように思います。現在40代女性、左上4、前回から2年後、なんだか甘いものが強烈にしみるというので、レントゲンを撮ってみた。https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202203200001/カスっているが、歯肉縁下カリエスができているようだ。治療途中の実像画像は面白くないのだが、完結しないので、アップしておきます。頬側は実像、口蓋側は鏡像だ。これからオーバーしているところはトリミングするのだが、血まみれなので省略w処置後のレントゲン写真
2022/03/23
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PCのテスト中。このMacについてを見てみたら、Mid 2009 と書いてあり、2012年というのは記憶違いだった。13年も前の製品だ。メモリーが4Gしかないので、テキストを書き込んでいるとフリーズするのか?と思い、履歴とかクッキーとか削除したら、ここにもアクセスできないし、Gmailにもアクセスできなくなって、困った。やっと復旧できたので、テスト中ということだ。新型コロナ騒ぎもウクライナの戦争も必然的なものだろう。意図的と言っても良いかもしれない。今世紀中の石油文明の崩壊を遅らせる因子があるとすれば、戦争と伝染病であると、はっきりとこの本に記載されている。今回のロシア・ウクライナ戦争も資源エネルギー争奪戦争と言えるだろう。ロシアの資源エネルギーを狙っている英米の金融資本がウクライナを傀儡にして、ロシアに圧力をかけていたというのロシアの我慢の限界を超えてしまったというのが、ことの真相だが、英米の植民地に過ぎない日本では、そんなことは報道されない。これはいつか来た道で、幕末・明治維新は英米の金融資本家(バチカンも、という情報もある)によるテロリスト援助による政権転覆で、今のウクライナと同じ構図だ。その後日本がどうなったか、日清戦争、日英同盟、火中の栗を拾わされた日露戦争と全く英米の手口は変わっていない。今のウクライナはかつての日本(今も)と重なって見える。現実の方がずっと早く進んでいるので、ここに書き込んでいることが時代遅れになりつつある。そんな印象を持っている。もう、勘の良い人は、畑でも耕そうか。。と始めている。石油が入手できなくなると、まず物流の崩壊と次に来るのは強烈な食糧危機だ。ガソリンの値上がりで、車には乗れなくなる日も近いだろう。バイク屋の2代目もこれからは燃費50km/Lの原チャリだろう!スーパーカブは100km/Lと息巻いているw 多分そうならざるをえない。否応なしに。石油使用量が1/10だった1950年代に戻るしかなくなるだろう。電気自動車など普及するはずがない。地震で発電所が壊れただけで300万世帯が停電とか言っている。電気自動車がどれだけ電力を必要とすると思っているのか?表題の図は1975年以降、徹底した産児制限、損耗した資本の補填以上の新規の資本投下をしない(要するに経済成長をしない)、食糧増産に努め、環境汚染の抑制に取り込み、資源エネルギーの使用効率を4倍にする等の対策を打てば今世紀中の経済破綻は先送りできる。しかし、そんなことができただろうか?実は日本だけがこれを実現できているのだが、それは次回にでも。以下の図は、これらの対策が2000年以降にずれ込んだ場合のシミュレーションで、残念ながら絶望的だ。今は2022なのだ。さらに絶望的だということは身にしみてよく判る。
2022/03/23
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このところ、腕が不自由で、お箸も使うのが難しくなってきており、ご飯も食べにくい。字も絵も描けない。幸い手首から先が動くので、仕事はなんとかなっている。ところが、不自由な手で操作可能なPCのMacBook Proは2012年製と古く、ブログ更新やメール返信で頻繁にフリーズする。しばらく音信不通になるかもしれない。おばちゃんにもらったiPadが使えるかもしれないと思って設定しようとしているが、iPhoneがないと認証できない。もうだめ。。
2022/03/21
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現在40代女性、左上5、インレー2次カリエス唾液が少ない患者さんは歯根面カリエスになりやすい。その説明は前回した。https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202203190000/今日は装着から15年程経過したインレーの2次カリエスの治療の話だ。インレーの2次カリエスは唾液の過多にかかわらず、歯茎部にできる。その理由は咬合力によりインレーが開くように撓み、セメントは早期に崩壊し隙間ができるからだ。その隙間は噛むたびにパコパコと開き、内部に新鮮な電解質や細菌の餌になるたんぱく質等を供給すると同時に腐食電池の活性化をもたらす。裏表の処置前の画像だ。インレーを除去して、インレーの内面を見てみると、やはり歯肉縁下まで長い方が脱離しやすいことがわかる。テコの原理から当然だろう。黒ずんでいるのは嫌気性細菌の代謝産物のFeS(硫化鉄)で、そこまで細菌が侵入していたということを示している。インレー内面だけではなく、裏装セメントも脱離している。幸い覆とうセメント黒矢印は脱離していなかったのが幸いしている。綺麗にしたところだが、黄色矢印部分が、2年後に再度2次カリエスになって、沁み始めたところだ。α-TCPセメントで覆とうしてCRで再建するが、最初のCRは辺縁封鎖を確実にするために重要なステップだ。2年後に再度2次カリエスになった部分が黄色矢印の部分だが、軟化象牙質が残っていたのだろうか?十分に確認するはずなのだが。やはり咬合性外傷の所為だろうか?この部分は歯槽骨の垂直性の骨吸収もあるのだ。垂直吸収は咬合性外傷の所見と言われている。とりあえずCRで再建する。時系列でどうぞ
2022/03/20
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前回のつづきhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202203180001/開口を治す方法はレジンを咬合面に盛り足して噛みあわせを新たに作る方法がある。これは全部削り倒して連結クラウンにするよりも歯を傷つけることはない。ただ、噛みあわせを整えるということは簡単にはいかないもので、特に歯列が動いている時には色々いじっても仕方がない。レジンは多少は使っているうちに磨耗して馴染んでいくものだ。もう少し歯列が安定したら、調整するつもりだ。前回は前方だけだったが、明らかにレジンを盛り足したところ以外が改善している。黄色がレジンを盛り足した部位右側から見てみよう。注目部位は楕円で囲ったところ、黄色矢印が盛り足したところ、黒矢印が改善しているところ。3ヶ月後のbefore/afterだ。beforeafter左側から見たところはbeforeafterどうですか、改善していくでしょう?
2022/03/20
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当時30代女性、左上4、インレー2次カリエスシェーグレン症候群というのは自分自身を攻撃してしまう自己免疫疾患の1つで、自分の腺組織を壊してしまう。もちろん唾液腺も壊してしまうので、唾液が出なくなってしまう。通常の数分の1に唾液量は低下する。唾液が出なくなるとどういうことになるかというと、口腔内粘膜が壊れてひどい潰瘍性口内炎になって、痛くて食べることも難しくなる。そこまでいかない軽度の症例でも、臼歯部は多少濡れているが、前歯部は乾燥しプラークはカピカピになってしまう。そのカピカピのプラークの下は水分が少なくなっているので、飲食後に酸産生菌によって代謝される酸の濃度は高くなり、プラーク下の酸素濃度の低下、特に歯根は象牙質なので、その上のエナメル質や近接する金属修復物との間の自然電位差が大きくなる。これらの三重苦により歯根は虫歯になりやすい。もちろんシェーグレン症候群だけではない。何らかの原因で唾液が少なくなると、同じような歯根面カリエスになりやすい。今日はレントゲンでこの10年余りの歯肉縁下の2次カリエスの変化を見てみよう。これは最初の初診時のレントゲン画像だ。2010/09/21これはさらに10年後の画像、インレーと歯根の間に隙間ができ虫歯が進行しているように見える。2020/01/15つづく
2022/03/19
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https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202112070002/前回の画像と今回の画像を比べてみると、前歯部はあまり変わっていないように見えるが、臼歯部は矢印部分が多少、下顎歯列と噛み合うようになっているように見える。実際に口腔内を見ても開口が治りつつあるように見えた。臼歯部の765番が噛み合いつつある。7654が噛み合えば治ったと言えよう。よくを出せば、側方運動時に3(犬歯)が当たり、犬歯誘導が成立すれば完璧だ。治療開始前2019/07/27前回2021/11/20今回2022/02/26
2022/03/18
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40代女性、右下7、自発痛+子供のこととか、自分の病気のことで、自分の歯にかまっていられなくて、放置していたが、とうとう痛みが出て、我慢できなくて、やってきた。この歯は僕が10年以上前にCRで再建したものだと思う。痛みが出ると神経は取らないと後で痛くなるとよく言われるが、それはウソだ。適切な処置をすれば、歯髄も保存できる。後ろ半分が崩壊していて、歯肉縁下の虫歯になっていたので、歯肉切除している。歯質も非常に薄くなっているので、神経どころか、コアを立てられないので、抜歯の選択をする歯医者も多いと思う。この症例も直視下での処置ができないので、形成も充填もミラーテクニックが必要なので、超上級編だ。では時系列でどうぞ
2022/03/18
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60代男性、右下7、舌側歯茎部カリエス、自発痛+多分外傷性のカリエスと思われるが、4〜5日前から痛くてたまらなかった。今日のクリーニングの日まで我慢していたそうだ。見た目は地味な症例だが、直視できないので、ミラーテクニックを使わないと処置ができない超上級編に分類できる技術的に難しい症例だ。通常は神経を取って被せることになる。処置が終わった途端に痛みが消失する。こんな患者フレンドリーな処置が広まればいいのに。。後継者を育てて欲しいとおっしゃる方は多いのだが、それは難しい。ほとんどの歯科医師は適正でこの道に入っていないからだ。できる人は歯科医師でなくてもできるし、逆に歯科医師でもできない人はできない。では時系列でどうぞ
2022/03/17
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60代女性、右上3、歯根破折、骨粗鬆症2〜2欠損の3〜3ブリッジなので、3がなくなるとブリッジはできなくなる。入れ歯になってしまう。しかも、ボナロンの投与を受けているので、抜歯も再植もできない。その薬は歯が悪いと骨壊死しやすい。ではどうするか?CRで破折面を充填した。上手くいくとも思われないのだが。。仕方がない。では時系列でどうぞ
2022/03/15
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もう午前2時過ぎだというのに、技工作業が終わらない。。仕方がないので麻酔薬を飲んでやっているw前回のつづきhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202203040001/春がやってきたというのに、世界は50年前のシミュレーション通りに進んでいる。今回の伝染病(新型コロナ)と戦争(ロシアのウクライナ侵攻)は誰かがシナリオを書いているのか、それとも人類史の必然なのか、いずれにしても、2030年には世界経済破綻、2060年には人口崩壊が起こることは避けられないのだろうか?伝染病と戦争によって経済成長が止まれば、そしてそれによる人口削減が進めば、急激な崩壊は避けられるかもしれない。恐ろしいことに、これも50年前の想定通りなのだ。以下本書より抜粋・・「標準的」な世界モデル計算においては、世界システムの発展を支配してきた物理的、経済的、社会的関係に大きな変化はないと仮定している。ここにしるされた変数は、1900年から1970年までの実際の数値に従っている。食料、工業生産および人口は幾何級数的に成長し、ついには急速に減少する資源が工業の成長を低下させるにいたる。システムに内在する遅れのために、人口と汚染は工業化の頂点に達したあと、しばらく増加し続ける。人口の増加は、食料と医療サービスの減少による死亡率の上昇によって、最終的に停止する。このモデルが指摘しているよりもっと早く成長をとめるような作用のある突発的なことがら、たとえば戦争とか、伝染病などは無視してきた。いいかえると、このモデルは、おそらく現実の世界で続くと思われるよりも、もっと長く成長を続けさせるという片寄りがある。このようにして、われわれがある程度の確信を持っていえることは、現在のシステムに大きな変革が何もないと仮定すれば、人口と工業の成長は、遅くともつぎの世紀内(今世紀中)に確実に停止するだろうということである。以下は「標準的」な世界モデルと実際の統計との2000年までの比較だが、どうだろうか?
2022/03/15
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3歳女児、右上E 、カリエスこの歯が高濃度フッ素塗布された時にすでに萌出していたかどうかは定かではないが、1歳の時だから、可能性は十分にある。一般にはEの萌出時期は20ヶ月から24ヶ月となっているからだ。高濃度フッ素を数回塗布しただけで、歯が溶けるケースは稀ではないと思う。うちの従業員だった歯科衛生士が自分の子供にフッ素塗布し続けて、その子が歯牙フッ素症になり、歯が溶けた画像を持っている。その画像は、このブログ内でも探すことができるかもしれない。ま、それはさて置き、Eだけは保存しておかないと、その後ろに萌出する6が近心傾斜もしくは近心移動してしまい、その後の歯並びが悲惨なことになる。今日はその虫歯が悪い方の右上Eの治療過程だ。初めての治療にしては、とてもいい子で、素早く処置すれば、どうということはなかったが、α-TCPセメントを用意している間、バイトブロックを使ったら、大騒ぎになって、α-TCPの画像を撮ることはできなかった。そんな中で画像を残せるということ自体が理解できないかもしれない。局所麻酔してネットで簀巻きにしているうちに女児を死亡させた歯科医師もいる。今回も、もちろん拘束したりはしていない。では時系列でどうぞ
2022/03/14
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3歳女子、上顎の歯だけがひどい虫歯になっている。下顎の歯はそうでもない。普通はこんなことは考えられない。エナメル質の形成不全症と言っても、上の歯だけということもないだろう。お母さんが、おっしゃるには、1歳の頃、上の前歯が茶色くて変だったので、歯医者に行ったら、エネメル質形成不全症だと言われて、フッ素を塗られた。上の歯だけ塗ったところで、下の歯は嫌がったので、塗れなかった。それが二回は続いた。その2週間後には、歯が溶けてしまって、こんなことになって、時々痛がったり、出血するので、ずっと悩んでいたそうだ。歯医者に訊いても、そんなはずはない、というばかり。他にも同じような話は聞いたことがある。歯医者に行ってフッ素を塗られたら、ひどい虫歯になって、あっという間に溶けてなくなってしまったとか。歯牙フッ素症と言って、高濃度のフッ素により歯が溶けるというのはある。理由はよくわかっていないが、虫歯の電気化学説ではフッ素がハロゲン族でマイナスイオンとなりやすく、歯牙中のカルシウムイオンを引っ張り出して、歯(ハイドロキシアパタイト)の結晶構造を壊してしまうから、となる。
2022/03/13
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いよいよ世界は石油文明の崩壊モードに突入したようで、あちこちで戦争が始まるだろう。資源獲得戦争だ。もうウクライナで始まっている。ま、僕が死んでも自動的にソーラー発電システムが稼働するための方策を考えることにした。ソーラーハウスの自作の充電コントローラーは売電用ではなく、自家消費しているだけだ。発電していない夜や雨雲の厚い雨の日は発電しないので、商用電源に切り替えないと、2〜3時間でバッテリーが上がってしまう。そもそもバッテリーに発電した電気を貯めて夜使うという仕様ではない。そんなことをするためには大容量のバッテリーが必要でコストが大変なことになり、ペイしない。バッテリーは12V100Ahのディープサイクル型を2台直列接続にして24Vで使っている。これが一番安く、長持ちするが、単にバッファーとして使った場合だ。暗くなったら寝る。晴れの日に電気を使って仕事をする。これだ。DC24VをAC100Vにするには市販の3kWインバーターを使っているが、これの出力と商用電源とを切り替えるスイッチに何を使うか検討している。今は手動のナイフスイッチで日が落ちたら切り替えることにしているが、これを自動化するとなると電気的なスイッチが必要になる。とりあえずAC専用ソリッドステートリレー、パナソニックの「AQA411VL」を買ってみた。内部の方式は確認していないが、型番からフォトMOSリレーではないかと思う。ゼロクロス、ターンON/OFFと書いてあるので、火花が散らずに、良さげだ。これを2つ、商用電源用とインバータ用に分けて、フリップ・フロップ方式で切り替えて使うつもりだ。しかしボタン1つの1回ごとの操作(一回のパルス)でON/OFFを切り替えるスイッチというのはオルタネイトスイッチというのだけれど、実際に実現するとなるとそれほど簡単ではない。記事は消えてしまったが、以前フットスイッチで診療用のバキュームとタービンライトをON/OFFする回路を作ったことがあった。しかし、現在不調なので、修理を兼ねてちゃんと動作する回路にしてみたい。これができれば、簡単にオルタネイトスイッチに転用できる。お互いに反転出力を使うだけだからだ。jk flip flop の74HC73 を使っているが、まずパワーオンリセットのようなものが必要かもしれない。初期値が安定しないように思う。
2022/03/13
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40代女性、左上7、Perヘミセクション歯で、歯根が3本あるところ、1本しかない。これは僕が分割して抜歯したわけではない、2006年の初診時にはすでに抜かれていた。何度か再治療したのだが、このところ、腫れたり治ったりを繰り返していて、不快だからどうにかしてほしいということだった。もう抜歯再植しか手立てがないと思い抜いてみた。前回のつづきhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202203110001/こんな、歯根膜が腹巻のようになっている歯根を残すとか、アホやろ、、抜いてインプラントや、、と歯医者なら誰でも思う。でも、患者は必死なのだ。そもそもこんな羽目になったのは歯医者の所為だからね。上手くいくはずもないのに神経取って、ダメになった歯根も抜いて、そしてブリッジだ、インプラントだ、その都度儲けるのが歯医者の仕事。ま、マッチポンプってやつだけれど、大真面目にやっているw笑っちゃう、、では、時系列でどうぞ、歯根挿入シーンがパラパラ漫画みたいでオモロイでしょ?今日も診療の後、技工もやって疲れたので、ホンネを言って溜まった鬱憤を発散しましたw
2022/03/12
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40代女性、左上7、Perヘミセクション歯で、歯根が3本あるところ、1本しかない。これは僕が分割して抜歯したわけではない、2006年の初診時にはすでに抜かれていた。何度か再治療したのだが、このところ、腫れたり治ったりを繰り返していて、不快だからどうにかしてほしいということだった。もう抜歯再植しか手立てがないと思い抜いてみた。前回のつづきhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202203110000/抜いてみると、根尖は吸収されているし、歯根は短い。。それでも諦めずに再建してみた。では時系列でどうぞつづく
2022/03/11
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40代女性、左上7、Perヘミセクション歯で、歯根が3本あるところ、1本しかない。これは僕が分割して抜歯したわけではない、2006年の初診時にはすでに抜かれていた。何度か再治療したのだが、このところ、腫れたり治ったりを繰り返していて、不快だからどうにかしてほしいということだった。もう抜歯再植しか手立てがないと思い抜いてみた。歯根は短いし、すぐ抜けるかと思ったのだが、かなり手こずった。根尖付近のセメント質が肥厚していて、アンダーカットとなっていて抜けなかった。CKのポストも緩んでいて、抜歯鉗子で引っ張るとCKがポストごと抜けた。残根鉗子でつかむと、潰してしまいそうだった。なんとか歯根は抜けたが、歯根尖に付着している膿瘍がすごかった。鋭匙ピンセットで掴んで引っ張ると、ズルリン、、と取れた。こんなに大きい膿瘍もあまり見ない。不快症状が続くのも、納得できる。膿瘍とは細菌と炎症性の細胞や組織で満たされていて、細菌と免疫系が戦っている場所だからだ。ここで死んだ免疫細胞が膿となる。膿瘍が付着していた根尖のセメント質だけではなく象牙質もかなり吸収されている。では時系列でどうぞつづく
2022/03/11
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50代女性、右上3、自発痛+痛みが出ていると、不可逆性歯髄炎と言われて、もう神経を取らないと痛みは治まらないと習うが、実はそうではない。3◯IX添加α-TCPセメント+CR充填で痛みは治る。神経を取って、そのままでは長持ちしないので、冠をかぶせないとダメ、というのは歯医者の営業トークに過ぎない。セラミックの冠を入れて儲けたいからだ。もうそろそろ、本当のことを公開するべきだと思う。第三次世界大戦も始まったし、資源エネルギーは今の文明(石油文明)を維持できるほどには残っていない。だから神経を取って冠を被せるとかの資源の無駄使いをする時代ではないと思われる。そして、その歯は必ず悪くなる。では、時系列でどうぞ最近はストリップスも使っていない。
2022/03/09
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今日は拡大床をやたらたくさん作って、すっかり午前様だ。ぽんたさんの追悼記念のyoutubeをかけながら。。疲れた。。とうとう、、第三次世界大戦が始まってしまいましたね。これは石油資源を巡る戦争です。もう石油が残り少なくなってきたので、各国、焦り始めたということです。「資源争奪戦」ダラダラと続くので、世界経済は停滞します。それは、石油文明の延命につながりますが、勝者はいません。もしかしたら、それが付け目かもしれません。誰かがシナリオを書いている可能性はある。ガソリンは直に200円/L突破でしょう。
2022/03/09
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70代男性、左下3、WSD(楔状欠損)WSDがどうやってできるのか?という理由はわかっていない。この業界にはわかっていないことが多い。虫歯の原因さえわかっていないのだw多分、咬合性外傷により応力の集中する歯茎部にマイクロクラックができ、そこから崩壊していく応力腐食割れという現象に、歯ブラシで擦りすぎるとこのような楔を打ったような形状になるのだろう。今は痛くないが、1週間ほど前、痛かったということで充填してみた。WSDは根部歯髄つまり神経に達しているのだが、露髄していない。なぜなら、2次象牙質で覆われているからだ。これは自然の歯の防御機構だ。人間の歯というものはとても強い。それを簡単に削ってしまう歯科治療とはいかなるものなのか?考えさせられてしまう。
2022/03/08
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50代女性、左上5、CK脱離後放置歯根にはクラックが入っていて、しかも歯肉縁下の症例で、通常は治療不能で抜歯になる。残っている歯質も非常に薄く、型取りにも耐えられそうにもない。で、その場でCRで歯冠を再建してみた。ストリップスは使わない方が上手くいく。時間はかかる。したくはないのだが、仕方がない。では時系列でどうぞ
2022/03/07
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7歳女子、左下E、咬合面カリエス咬合面カリエスはどうしてなるのか?深い溝、異種金属腐食、酸素濃度差腐食、咬合性外傷、いろいろな要素が絡み合って成立する。この症例は僕としては5分で終わるとても簡単な症例だ。ほとんどこの手の簡単な治療はアップしてこなかったが、なんとなくアップしてみたくなったw
2022/03/07
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ミュート&保護回路を作り始めた。意外な音質劣化になるのは、アンプの出力端の電圧を監視する積分回路のキャパシターだ。これにも性能の良いものを使わないと台無しになる。今回はOSコンを無極性接続して使うことにした。保護回路動作中のLEDも増設予定。保護回路が働くと電荷が抜けるまで数分かかるので、気が短い僕には待てないので保護回路のリセットボタンも付ける。
2022/03/06
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70代女性、左下3、コーヌス義歯の支台歯義歯の入っている端っこの歯には大きな咬合力がかかりやすく、破折しやすい。抜きましょうか?というと、まだまだ、、とおっしゃる。で、抜いたものの、再建して再植した。では、時系列でどうぞ
2022/03/06
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9歳女子、左上DE、隣接面カリエスよくあるパターンなのだが、2次象牙質のできているようだし、もうそろそろ萌えかわる頃だし、麻酔も必要なく、削っても全く痛くない。そもそも歯髄に近い部分は軟化象牙質を残してもよい。α-TCP(ナノハイドロキシアパタイト)で治るからだ。また気泡が入ったり、出血したりして、上手くいかないことの多いストリップスは使っていない。後で剥がせばよいのだ。では時系列でどうぞ
2022/03/05
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50代女性、左上4、歯根破折、歯肉の腫れが気になる前回のつづきhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202203030001/バラバラになった歯根を再建して、処置した抜歯窩に再植した。両隣接面に接着固定するための処置をあらかじめしておくでは時系列でどうぞ
2022/03/04
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前回までは資源エネルギーに制限がないという前提のシミュレーションだった。https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202203040000/しかしそれは地球が有限であり、人口と資本の幾何級数的成長を許さないということは明らかになった。ところが現実の地球の資源エネルギーは有限だということだ。今回のロシアによるウクライナ侵攻も石油の減耗がその背景にあるという見方もある。ロシアの経済は石油の輸出に依存しているが、その石油の枯渇が近づいているというのだ。以下抜粋https://gendai.ismedia.jp/articles/-/92036?imp=0天然ガスが話題になることが多いが、ロシア経済の屋台骨は原油である。ロシアの石油産業は同国のGDPの15%、輸出の40%、連邦財政の歳入の30%を占めている。だが、いまそんなロシアの命運を握る石油産業に異変が生じつつある。ロシアの原油埋蔵量自体が減少していることが明らかになりつつあるからだ。ロシア政府が2020年に策定した「2035年までのエネルギー戦略」では「2035年時点の原油生産量は良くても現状維持、悪ければ現在より約12%減少する」と予測している。その後ロシア政府高官が相次いで「自国産原油の寿命は20年に満たない可能性がある」とする悲観的な見方を示している。つまり、石油の枯渇はもっと早い可能性は高い。ロシアは石油が枯渇する前に後顧の憂いを絶っておきたい。かなり焦っているということだ。次回は人口や資本が安定化され、それらに技術的政策が加味されたシミュレーションの話だ。
2022/03/04
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前回のつづきhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202203030002/今回も資源エネルギーが「無制限」で、環境汚染防止を行いつつも、世界人口が多くなりすぎるために今世紀中の成長の破綻が避けられないのならば、その対策として農業生産性を高めるか、産児制限を行うしかない、という対策しか取れない。しかし、詳細説明は本書に譲るが、どれを行ってもやはり破綻は避けられないというシミュレーションの結果となった。資源が「無制限」で、汚染防止を行い、農業生産性が上昇する場合の世界モデル資源が「無制限」で、汚染防止を行い、「完全な」産児制限を行う場合の世界モデル資源が「無制限」で、汚染防止を行い、農業生産性を高め、「完全な」産児制限を行う場合の世界モデル世界システムの基本的な行動様式は、人口および資本の幾何級数的成長とその後に来る破局である。その破局はどのような技術的変化を仮定しても起こるものである。すべてのモデル計算の前提として、人口と資本は、地球が有限でるという「自然」限界に達するまでは成長を続けることが許されるべきであることを仮定している。この前提を取る限り、破局的な行動様式を回避することは不可能だということがわかった。ではその仮定を外し、成長の意図的な制御を技術的進歩(再循環、汚染防止、産児瀬限)と組み合わせて用いられると、人類社会の将来にとって極めて重要なものとなるはずだ。次回はその意図的な制御の話だ。
2022/03/04
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まだまだ、寒い、、11時半も過ぎたので、今日の技工は終わりにして、youtubeを流しながら、メールの返事やブログを書いている。技工室にはエアコンはないので実家のトイレから持ってきた電気ストーブを点けている。でも、寒い。スピーカーは100均で300円で買ったUSB電源のステレオ仕様のパワードスピーカーで、口径4cmくらいのものだ。音は、悪くない。PC内臓のものより随分マシだ。話は変わるが、ちょっと驚いたことがあった。今日、岸田首相の記者会見があって、それを偶然ラジオで聞いたのだが、ロシアのウクライナ侵略にはアメリカ、EUと連携して反対する、と言いながら、ウクライナのオルガルヒ(新興ユダヤ系財閥)の活動には反対すると、さらっと言ってのけた。それには、ちょっと驚いた。プーチン大統領が排除しようとしているのはオルガルヒで、アメリカ、EUのバックは巨大金融資本であり、それはオルガルヒを含むものだからだ。キッシー、やるなwというか、ロシアの核攻撃リストが出回っているとかで、それに日本も入っているそうだ。日本は国連でのロシア批判決議案に賛成しちゃたから、ちらっとでもロシアの肩を持たないと怖いよね。。かといって、反対もしくは棄権していたら首相といえども消されるから、どちらにしても怖い、、いや、マジで。怖い、怖い〜、、
2022/03/03
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前回のつづきhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202202200001/仮に技術的楽観主義者が正しくて、核融合等の無限のエネルギーで世界の資源問題が解決できた場合のモデルで、天然資源が「無制限」な場合の世界モデル世界モデルにおける資源枯渇の問題は、つぎの二つの仮定によって取り除かれる。第1に、「無制限」の核エネルギーにより、開発可能の資源が2倍になり、第2に、核エネルギーにより広範囲な資源の再循環と代替が可能になる。これらの変化だけをシステムに加えると、前図と同様に、汚染の増大により成長が止められる。では、汚染問題で破綻するというなら、汚染対策をすればどうなるか?上記のモデル計算における資源の枯渇と汚染の問題を避けるために、1975年以降さらに技術的改良が加えられる。ここでは工業および農業生産1単位あたりの汚染発生量を1970年の4分の1に減らし得るものと改定している。資源政策については上図と同じである。この変化により、人口および工業は、可耕地の限界まで成長できるが、1人当たり食糧が減少し、より多くの資本を食糧生産に投入するにつれ、工業成長率はやはり低下する。高度集約的農業のために耕地が疲弊してしまい、一人当たり食糧が生存限界にまで減少すると、死亡率が増大し始め、人口成長は終わりを告げる。資源が「無制限」で、汚染防止を行う場合の世界モデル
2022/03/03
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50代女性、左上4、歯根破折、歯肉の腫れが気になる前回のつづきhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202203020000/歯根は5ピースにバラバラになっている。さすがに諦めよっかな〜、、w。。と思ったが、気を取り直して再建、やってみた。今回からHOZAN製のPT-01という細くて軽い電子工作用のピンセットを使うことにしたので、なんとかなった。歯科用のピンセットでは先が太すぎて無理だ。歯冠部はバイトダウンして、内部にポストを仕込んで、組み立てていった。では時系列でどうぞ仮組みしてみたつづく
2022/03/03
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河津桜は満開
2022/03/03
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50代女性、左上4、歯根破折、歯肉の腫れが気になる元々は縦に割れていたと思われるのだが、抜歯するときにバラバラになった。さすがに再建は諦めよっかな〜、、と思ったが、頑張った。rarakiさんに言わせると正気の沙汰ではないといったところか?w今日は抜いて、抜歯窩を掻爬洗浄したところまで。レントゲン写真のbefore/after からbeforeafterでは時系列でどうぞ仮組みしてみたけれど、組み立て順番があるようだ。つづく
2022/03/02
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60代女性、左上567ブリッジ、2次カリエス前回に引き続き、2次カリエスの話だ。ブリッジはつながっているので、どちらかに問題が発生しても、気がつかないことが多い。レントゲンでも見逃してしまいやすい。クリーニングの時、プローブが冠の縁から内部にズボッと入る。その時はもう遅い、内部の歯質は虫歯で溶けてしまって、カマンベールチーズのようになっているのだ。冠の内面歯質があるように見えるが、カマンベールを取り除くと、健全歯質はほとんど残っていない。α-TCPで覆って、CRでコアを作る。この7番だけでは咬合力を支えるのは難しいと思い、奥の横になっている8番も使うことにして、CRで修復しつつ覆った。この上にレストというか冠を載せる。手前の5番の処置をして、一挙に型取りをする。
2022/03/01
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60代女性、左下6 、ブリッジの支台歯の2次カリエス20年、30年と経過すると虫歯になってダメになってしまうことは多い。この症例でも、歯根分岐部に達している虫歯なので、治療困難につき抜歯を宣告する歯医者も多いかもしれない。うちは野戦病院なので、抜歯も再治療もやっている時間はない。その場で修復して戦列復帰していただくしかない。では時系列でどうぞ
2022/03/01
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