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なんだか風邪(コロナ?)をひいたようで、体がだるい。熱はあるようなないような。。これから出るのかもしれない。検査報告書を2件書いていないので、書かなくては。。と思うのだが、まだ画像の整理ができていない。もう少しお待ちください。積年の仕事上の疲労が蓄積していて、腕がだるいというか、動かないというか、それでも自立型ソーラー発電システムまでは完成して、ソーラーハウスはお仕舞いにしようとしてる。指先だけが動くので仕事はなんとかできているが、スピーカー作りは厳しい。箸を使ったり、料理したりといった中規模フリーハンド系の動作ができないのだ。僕の晩年は河村先生のモードレス・スピーカーを世に出すのが仕事になるはずなのだが。。自立型ソーラー発電システムというのは充電用バッテリーは最小限のバッファとして使って、発電電流と消費電流の差をバッファ用バッテリーの容量範囲に抑えるという自立型のシステムのことだ。今までは手動でやっていたのだが、これを自動化しようとしている。考えてみれば、このようなことをしようと思う人間はいないはずだ。それらの差がマイナスにならないようにしていくことなど考えられないほどしょぼい電気生活?をしなければならないからだ。これを真似しようという輩は現時点ではいないはずだ。現代人は誰でも電気はコンセントに来ていて、プラグを差し込めばいくらでも使える。ネットにはいつでもアクセスできるものだと思っていると思うが、実はそんなことはない。電力供給システムというものはいつダウンしてしまってもおかしくない脆弱なものだ。実際に僕が子供の頃は夕方5時過ぎるとよく停電していた。電力供給能力が消費量を下回ったからだ。当時は電化製品も少なかったので停電の影響は限定的だったが、スマート家電とかIoTとかいうのは難しい。大混乱に陥るだろう。もうそれは近くまで来ている。体調は良くないのだが、少し進めた。後1台だ。しかしこれらは独立で動作する切り替えスイッチにすぎず、これらをコントロールするコントローラはまだできていない。もう少しかかる。
2022/12/31
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ちょっと寒気がするので、コロナりそうな予感wでも、つい気になって5台目突入!
2022/12/30
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今日は大晦日前日だというのにどこにも出かけずに、できあがった7枚の基盤を放熱器に実装する作業を始めた。というか昨日からしていたのだが。まだ4台しかできていない。しかもこの4台目が電源投入直後にQ出力がHにならないのだ。元々こうなることは仕様ではないと思うのだが、今まではそうなっていたので、そんなものかと思っていた。選別すればいいのか?これはまた後で検討するつもり。
2022/12/30
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60代女性、右上7、歯根破折噛めないし、口臭ひどいし、どうにかして欲しいということだが、その噛み締め癖どうにかしないとまた割れるでしょ。。というのだが、ご本人にもどうしようもない。ま、その対策は後回しにして、とりあえず抜いて捨ててしまうのも嫌だというので、抜歯・再植することにした。今日は前回のつづきでhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202212290000/膿瘍を除去したところ。これをさらに綺麗にしていく。特に接着面は一層新鮮面を出す。その他内部にディンプルやアンダーカットを施し接着剥がれの抵抗形態を付与する。頬側の根管は一本だが、#15のエンドチップは通らない。これはどういうことかと言うと根管治療の理想である。根尖から0.5mmアンダーに45度のストップを形成し、根管充填材を緊密に充填すると言うことだが、そんなことは端からできないと言うことを意味する。このようなことはよくある話で、根尖付近の拡大像を見てみると分かるが、頬側と口蓋側の根管は少なくとも2本に分岐していると言うことがわかる。これでは理想も何もあったものじゃない。根管治療というものは絵に描いた餅、西洋人の頭の中だけにしかない妄想ということになる。とりあえず、綺麗にして2つある根尖口もまとめて開拡しておく。次回は組み立て再建の話だ。
2022/12/30
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60代女性、右上7、歯根破折噛めないし、口臭ひどいし、どうにかして欲しいということだが、その噛み締め癖どうにかしないとまた割れるでしょ。。というのだが、ご本人にもどうしようもない。ま、その対策は後回しにして、とりあえず抜いて捨ててしまうのも嫌だというので、抜歯・再植することにした。これは2年半ほど前のレントゲン写真なのだが、補強冠はすでに入っているし、痛いよーーと言って来られた時のものだ。多分この時に割れていたと思われる。これが今回の抜歯・再植のbefore/after のレントゲン写真だ。これが抜歯前の画像だ。補強冠は2週間前にどこかに行ってしまったそうだ。とりあえず抜いてみた。ゆるゆるなので難なく抜ける。縦に2つに割れている。つづく
2022/12/29
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12歳男子、右下6、遠心カリエス通常の隣接面のない部分には虫歯はできにくのでこの症例はレアケースと言える。通常あり得ないケースの場合は咬合性外傷によるものが第一に疑われる。この子もまたサッカーをやっているそうだ。噛み締めがあるのかもしれない。咬合調整時にも遠心辺縁隆線付近に強い当たりが認められた。レントゲン写真ではかなり大きなカリエスによるものと思われる陰影が認められる。後はうちでは通常のCR充填なのだが、一般には神経を残すことも難しいかもしれない。外傷性クラックは認められる。
2022/12/28
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40代女性、左下7、メタルインレー2次カリエスこのインレーは25年物で、覆罩セメントはα-TCPセメント+3MIXで、昔鹿大でやってもらったそうだ。特に自覚症状はなかったのだが、隙間からバーを入れてみると内部には虫歯が広がっていたので、インレーは除去してCRで再建することにした。この作業になんと1時間半もかかってしまった。口を開けている患者も超絶技巧をし続けなくてはならない僕にとっても地獄だ。いくら神経を残すためとは言えやってられないだろう。以下時系列でアップするが、鏡を使って舌側を撮っている。近心の隣接面下が欠けている。インレーには歯質が付いてきている。また内面には硫酸塩還元細菌の代謝産物である黒色物質FeSが付着している。インレーのセメントは概ね効いていないことが多い。これでもこの嫌気性細菌の生息環境であり続ける限り虫歯の進行は遅い。なぜならFeS生成過程で電子を奪うよりもFeSがイオン電導を妨げる方が有効で、水素イオンは多くは発生させないからだ。ところが好気性、通性嫌気性の酸産生菌が優勢になるほどの隙間が広がると様相は一変し、虫歯の進行は速くなる。健全歯質などほとんど残っていない。言っておくが麻酔は使っていない。この白いセメントがα-TCPセメントだ新しく要所に3MIX+α-TCPセメントを塗布する1次CR2次CR以降。積み上げ法で歯冠形成していく。もちろんストリップスを使っている余裕はない。
2022/12/27
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前回のつづきというかこのシリーズの5年分のデータが消えてしまったので、この時を起点にして再スタートだ。https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202208130001/ヴォイスプレート(VP)のカット作業以降のアルマイト処理、VPへの錦糸線のハンダ付け作業、VPの振動板接着作業など、一連の中位の大きさの作業が僕にはできない。歯を作る程度の小さなものや、建築作業のような大きなものならまだできるのだが。最近作業を手伝ってくれる助手が来てくれることになったので、作業が捗りそうだ。今日はカットしたVPのアルマイト処理作業の途中までだ。アルマイト処置は防錆の他にアルミ振動板と電気的に導通することを防いでくれる。これがアルマイト処理のキットだ。最近は入手が困難ではない。アルマイト処理の前処置として既存のアルマイトの除去工程とスマットの除去工程がある。これが使う薬液だ。漬けると泡が出る。水洗後スマット除去。この後水洗してアルマイト処理に移る。
2022/12/27
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50代女性、左上6、クラウン2次カリエス、Per、口臭、咬合痛+前回のつづきというかhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202212250001/神経を取って10年〜30年も経つとなんらかのトラブルが発生し、最悪抜歯になる。この症例も通常治療では誰が見ても100%保存は不可能で抜歯するしかない。必ずトラブルが発生するのだから、そもそも神経を取る治療はしてはいけないのだ。またそれは十分可能だ。今日は最終日、3ピースに分解した歯根を再建した後、膿瘍搔爬した抜歯窩に再挿入して連結固定する。抜歯窩の歯槽骨はゆるゆるなので、歯根の収まりは悪い。特に近心根は元の位置に戻らなかった。それでも生着すると思う。人間の体は想像以上に強い。結局神経を取る治療をしてしまうと早かれ遅かれ抜歯になると言っても良い。そのような治療というより加害行為をすること自体が前近代的であり、各種抗菌剤が発達した現代においては完全に誤った行為だということを知らねばならない。・・両隣接歯には接着固定するためにグルーブやディンプルを形成し、あらかじめスーパーボンドを塗布しておく。遠心根から口蓋根近心根止血したらスーパーボンドで固定。CRで固定する。デュラシールで包帯する。レントゲン写真での bfore/after だ。近心根は元の場所に戻せていないが、多分問題ない。before
2022/12/26
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50代女性、左上6、クラウン2次カリエス、Per、口臭、咬合痛+前回のつづきというかhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202212250000/神経を取って10年〜30年も経つとなんらかのトラブルが発生し、最悪抜歯になる。この症例も通常治療では誰が見ても100%保存は不可能で抜歯するしかない。必ずトラブルが発生するのだから、そもそも神経を取る治療はしてはいけないのだ。またそれは十分可能だ。今日は前回に引き続き、綺麗にした歯根をスーパーボンドの筆積み法とCRで再建していく過程だ。ある程度の強度を持たせるため既製のポストを使っている。これは頬側遠心根だが、概ねこのように再建する。根尖口を塞ぐことを忘れないように。これは口蓋根。確実に根尖口を塞ぐことができる。見ながらできるわけだから当然のことだ。これは近心根だが、近遠心的にクラックが入っているので、内側からバーをアクセスしてクラックを明示してスーパーボンドで充填する。3本揃ったので、次回は抜歯窩に挿入固定だ。
2022/12/25
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50代女性、左上6、クラウン2次カリエス、Per、口臭、咬合痛+前回のつづきというかhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202212230000/神経を取って10年〜30年も経つとなんらかのトラブルが発生し、最悪抜歯になる。この症例も通常治療では誰が見ても100%保存は不可能で抜歯するしかない。必ずトラブルが発生するのだから、そもそも神経を取る治療はしてはいけないのだ。またそれは十分可能だ。今日は前回に引き続き、抜いた歯根を綺麗にする過程だ。歯根を再建する上で重要なポイントはマージン付近に軟化象牙質が残らないこと、クラックや穿孔を見逃さないこと、根尖口も見逃すことなく十分に開拡してスーパーボンドの筆積み法で充填することだ。これは遠心根。根尖口以外は特に問題はなかった。近心根に付いている歯根分岐部は削除した。歯根にはクラックがあったが完全離断してはいないようだったので、歯根内部からクラックに沿って綺麗にしていった。根尖口付近はクラックもあるようだったので、大きめに開拡している。口蓋根には通常根管は1つしかないと思われているが、この個体には2つあり、1つは全く手を付けられていなかった。これを見て分かるように、手を付けようが付けまいが、それほど変わったようには見えない。根管充填材もしっかり根尖口を塞いでいるようには見えないからだ。これが根管治療の現実だということを肝に銘じなければならない。顕微鏡で見れば2つ目を見逃さないかもしれないが、それで理想的な根管治療ができるかということとは別の話だということだ。どうであれ大して変わらない。無意味かもしれないし、より悪くしてしまうかもしれないということだ。2つとも根尖口は開拡した。綺麗にしたら、ポストを選び、再建に入るが、それは次回につづく。つづく
2022/12/25
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50代女性、左上6、クラウン2次カリエス、Per、口臭、咬合痛+前回のつづきというかhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202212210000/神経を取って10年〜30年も経つとなんらかのトラブルが発生し、最悪抜歯になる。この症例も通常治療では誰が見ても100%保存は不可能で抜歯するしかない。必ずトラブルが発生するのだから、そもそも神経を取る治療はしてはいけないのだ。またそれは十分可能だ。このサイト内をよく検索して見て欲しい。全ての方法論と使用器具を載せている。保存不可能なケースでもなんとかしたいということであれば、なんとかできないことはない。それが抜歯再植なのだが、通常は誰もしたがらない。なぜなら、単独歯で歯冠修復に耐えられないことが多いので、儲からない。継続的な管理も必要になる。歯医者側からすると、経済的に合わないという理由が大きい。ま、それは置いておいて、抜歯・再植の実際というものがどういうものか実際にご覧いただきたい。処置時間は単根歯の場合で1.5時間で予定してるのだが、このケースは3根バラバラだったので2.5時間もかかっている。今日は抜歯までだ。では時系列でどうぞ冠とメタルコアを除去してみると、歯肉縁上の歯質は虫歯で溶けてしまっている。なぜ歯肉縁下の歯質が虫歯にならないかというのは現代歯科医学では謎なのだが、ここで提唱している「虫歯の電気化学説」では簡単に?説明できる。それは、水素イオンが歯質を通り抜ける際にハイドロキシアパタイト中のCaから電子を奪ってハイドロキシアパタイトが崩壊する前に、よりインピーダンスの低い歯肉に流れていくからだ。
2022/12/23
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50代女性、右下8、インレー2次カリエスほっぺが密着しているので、虫歯になりやすい。酸素濃度差腐食と異種金属接触腐食、バイオフィルム腐食と腐食の目白押しだ。しかも親知らずなので、器具が届かない、見えない。ほっぺに隠れている部分なので、充填作業は困難を極めるが、このインレーを入れた前の先生も頑張ったとは思うw虫歯の除去作業も充填作業もほっぺを引っ張りながらの作業になり、患者も僕も痛くて苦しい。もうやめたい、、もう抜いてーー、、とお互いに叫びながらの作業だった。いや、抜くのも大変だ、、頬側の金属マージンの下縁のプラークで汚れた磨けていない部分が虫歯になっているインレーはこじると簡単に外れた。ほっぺを引っ張らないとこんな感じで全く見えないほっぺを引っ張って撮影CRによる再建途中は画像を残している余裕はなかった。。
2022/12/22
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50代女性、左上6、クラウン2次カリエス、Per、口臭、咬合痛+前回のつづきというかhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202212200001/神経を取って10年〜30年も経つとなんらかのトラブルが発生し、最悪抜歯になる。この症例も通常治療では誰が見ても100%保存は不可能で抜歯するしかない。必ずトラブルが発生するのだから、そもそも神経を取る治療はしてはいけないのだ。またそれは十分可能だ。このPCではレントゲン写真が用意できなかったのでそれは後ほどということになるが、横から見ると歯根が割れている。冠も土台も緩んでいて、内部は細菌のコロニーに覆われ、その下は虫歯になっている。歯根も破折というのか分離している。では時系列でどうぞ
2022/12/21
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前回は通常治療でもなんとか神経を取らずに部分的な銀歯になっただけですみそうな症例だったがhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202212190001/今回は違う。痛みが出ていて、誰が見ても神経を残すことは無理だろうと思われる症例だ。20代女性、右上6、咬合面カリエス(flouride bomb)、自発痛+レントゲン写真を見ると内部のほとんどの象牙質部分が黒くなっていて、歯髄に達する虫歯があるように見える。術前術後の画像と見比べてみると分かると思う。全部虫歯を除去すると露髄するだけで神経を取らざるを得なくなるので、露髄しない程度に除去する。虫歯の深部には細菌はいないので、全部取る必要はないのだ。虫歯はハイドロキアパタイトの電気化学的な腐食であり細菌の存在とは直接の関係はない。では時系列でアップしていく初診時に水硬性セメントで仮封した。水素イオンの電気伝導を遮断するだけで痛みは止まる。重曹うがいで痛みが止まるのと同じ原理だ。多分水素イオンが歯質の内部を電導するのと関係があるのだと思う。スプーンエキスカベータがズボッと入る。ほとんどの歯科医師は絶望?狂喜?するはずだ。神経を残すのは無理ですよ。。w上から見ても虫歯の深さは分かりにくい。穴だらけのエナメル質から内部が見える。あの点は2次象牙質か?あとはお馴染みの3MIX+α-TCPセメントで裏装してCR充填する。これで次がある。壊れても何度も修復するだけだ。一挙に削り回してこんなことにしてしまうと、20〜30年後には抜歯になってしまうかもしれない。これが抜歯・再植になってしまった症例。これは次回にでも。つづく
2022/12/20
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最後の7枚目の基板をやっと完成させた。もう疲れた何もかも。。
2022/12/20
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10歳女子、左上6、咬合面カリエスエナメル質は残っているが、内部の象牙質だけが溶けてしまうフッ化物爆弾と呼ばれている虫歯のタイプなのだが、フツウの咬合面カリエスだ。見た目はエナメル質が残っているので、大きな虫歯には見えないかもしれないが、内部の象牙質はかなり損なわれているので通常治療でインレーにするとすれば、これくらいの大きさの隣接面にかかる銀歯になってしまう可能性が高い。3MIX+α-TCPセメントとCRでの修復法を選べば、かなりの部分の歯質を残せる。なぜなるべく歯質を残した方が良いかというと、次があるからだ。人生は長いということだ。こちらは時系列でどうぞ前方の乳歯を抜歯したので出血しているが、
2022/12/19
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6/7、7枚中6枚目の基板完成!あと1枚。。でも全く達成感がないんですよね。。歯科治療も同じで、できて当たり前。この世での苦しい修行とでも思わなければやってられんw
2022/12/19
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前回のつづきhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202212150001/前回は歯質:ハイドロキシアパタイト:HAには電気が流れるという話はして、歯を実際に電気化学的に溶かす実験をしました。以下の実験が虫歯とはHAが電気化学的に溶けるという決定的な証拠なのですが、歯質は他の金属や歯質間でイオン化傾向(自然電位の差)を測れるのです。https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/10000/以下、象牙質を基準としたイオン化傾向の一覧表を載せておきます。亜鉛:-0.35V象牙質:0Vエナメル質:+0.002Vアルミニウム:+0.015V鉄:+0.05V鉛:+0.18V高銅型アマルガム:+0.25V歯科用71%銀合金:+0.5V歯科12%金銀パラジウム合金:+0.68V歯科用70%金合金、銅:+0.7V上に行くほどイオン化傾向が大きい、腐食しやすい、溶けやすい、虫歯になりやすい。下に行くほどイオン化傾向が小さい、腐食し難い、安定。つづく
2022/12/18
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40代女性、上顎1,1,2、下顎3,2 前歯部隣接面カリエス前回のつづきでその詳細なんだがhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202212160001/この方、コロナ前まではこんな虫歯はなかったとか、この数年右上3の八重歯の歯列矯正治療を受けてワイヤーリテイナーを入れている頃からなったとか、リモートでパソコンでする仕事を黙々とやっていたとか、昔から歯ぎしりはしていたとか、朝ごはんにフルーツをどっさり親が出していたとか、怪しい話がたくさん出た。開口になっているのは歯列拡大して無理やり右上3番を押し込んだからで、元々はちゃんと咬んでいた。その証拠に切縁が歯ぎしりのため磨り減っている。口蓋側というか裏面を見てみるとクラックが多数見える。長年歯ぎしりをしていて、外傷性にクラックが入ったように見える。もちろんクラックからは虫歯になりやすい。隣接面はプラークも付きやすく、隣接歯との歯質の接触点になりやすくインピーダンスが低くなりそこに電気の通り道になりやすく隙間腐食を助長する。放電現象と同じだ。しかもワイヤーリテーナーより歯質の方がイオン化傾向が大きいので、歯質の方が虫歯になりやすい。誰ともしゃべらずに黙々と作業をするのも虫歯になりやすい。唾液は回らない、口唇に覆われているので、酸素濃度が低くなりがちで酸素濃度差腐食になりやすい。フルーツは酸性であることが多く、含まれている果糖は細菌の分解過程で酸を出す。様々な虫歯になりやすい条件が満載だ。前歯のCR充填は一般に行なわれているので、簡単な症例なのだが、うちではあまりアップしていない。というのは前歯の虫歯は重曹うがいで自己管理してね、、と何もしないことが多い。 CRが脱離したので再充填することはあるが、スーパーテクニックではないので、わざわざアップすることもないということだ。この症例はバージン歯症例なので、うちとしては貴重な画像だ。虫歯は除去するが、エナメル質は残すので、正面から見ても分からないはずだ。α-TCPセメントで覆とうしてCR充填する今回はストリップスは使っている。時系列でどうぞ唇側の歯茎部にも虫歯がある。右下2、3にもあるのだが、おもろくないので省略しましょうか?w
2022/12/17
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40代女性、上顎1,1,2、下顎3,2 前歯部隣接面カリエス治療途中の詳細画像は次回にでもということで、とりあえずはbefore/after をアップします。さすがに前歯がこれでは、仕事で人と会うのもちょっと。。w昭和の子供の歯状態だと、自分はどうでもいいけど(見えないから)目のやり場に困る人も多いと思う、どうにかして欲しいということで、CRで修復することにした。ああ、これで思いっきり笑える、、wということでご機嫌でお帰りになった。breforeafter
2022/12/16
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オルタネイトスイッチ基盤の4/7を眠い目を擦りながら完成!かなり小さい。。4台目なので、だいぶ慣れたけどw一番下が制御信号。制御信号が来るたびに上の2つが切り替わるのが分かると思う。
2022/12/16
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隙間腐食とか酸素濃淡電池とかイオン濃淡電池とか異種金属接触腐食とかバイオフィルム腐食とか金属腐食カテゴリーの検索ワードでググると、すでに多くの知見が得られていることが分かる。金属腐食は工業分野では大きな問題で、全GDPの1%がこの腐食により失われている。この対策をめぐる研究はかなり以前から進んでおり、ほぼ確立されていると言っても良い。金属腐食とは電気化学的な現象で、金属には電気が流れるということがその前提になっている。一方歯牙には電気は流れないことになっているので、いや、これは思い込みに過ぎないのだが、虫歯が金属腐食のような無機的な電気化学的腐食だとは長年気が付かれてこなかった。ところが、歯牙の主成分のハイドロキシアパタイト:HAには電気が流れるということが分かった。これは八島・藤森グループによる研究で明らかになっている。一般に電気というと電子のことか?と思われる向きもあるかと思うが、実は違う。プラスやマイナスの電荷を持ったイオンでも物質内を流れれば、それは電気とみなされる。これは今研究が盛んに行なわれている固体電池の電極を見れば分かる。HAも水素イオンが電導する「イオン電導性セラミックス」というのが工業分野での位置付けなのだ。だから当然のこと、条件さえ整えばHAを電気化学的に腐食させることは可能だ。実際に実験したことがある。https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/200909220000/実際に100μA通電すると2時間ほどで溶けてしまう。beforeafter・・ちょっと仕事が入ったんで続きは後ほど
2022/12/15
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一般には隔壁(ストリップス)を使わずに隣接面をCRで築成することはできないとされている。しかしこれができないとなれば、スーパーテクニックは使えないと思っても良い。そこで僕がやっている方法を大公開することにした。まず僕が使っている道具なんだが、極めてシンプルだ。タービンはラウンドバーとフニッシングバーのみ手用器具はヒューフレディーの一番細い探針と鎌形スケーラーそれにエキスカベーター特に一番細い探針はフロー系のCRを伸ばしたり、弧形空隙の形態を作る時に使っている左上5遠心にカリエスがある症例だが、カリエスを除去すると歯肉縁が見える以前CR充填していたことがあるようだ1次CRで過不足なくマージンを覆う数回に分けて積み上げていく。コンタクトポイント築成直前コンタクトポイント形成辺縁隆線を築成する。見えるかな?これから隣接歯との分離作業に入る。フィニシングバーで弧形空隙に軽く切れ目を入れ、エキスカベーターでこじって分離させ、デンタルフロスで確認する。これだけだ。はみ出したCRは鋭利な鎌形スケーラーでトリミングする咬合調整して仕上げる
2022/12/15
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30代男性、右下6残根歯冠修復されていた冠が外れて、そのまま3年放置。。どうにかならないか?ということで、うちに来られるまでに2軒歯医者を訪れたが、どこの歯医者でも保存は無理、、抜歯しか有りえない、どんこんならんた〜い、、(どうにもこうにもなりません、、)ということで、うちに来られた。レントゲン写真でも、どんこんならん状態w以下時系列ま、誰が見ても保存不可能実像それでも軟化象牙質と歯肉息肉を取り除きα-TCPセメントを入れCRで歯冠を再建していくさすがに通常の歯冠形態を再現することはためらわれたので、こんな形にはなったのだが、こんなものでも何年も持ったりするわけだ。歯医者さんはこれを見るとギョッとするだろうが、素人さんはそうではないwあ、綺麗になった!w
2022/12/13
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20代女性、右上7、Per、歯冠破折、根管治療放置3年?コロナ前に神経を取る治療を始めて、放置。最近仮蓋が外れて、歯も折れたので近くの歯医者行ったら、抜くしかない。インプラントが嫌なら抜いたままにするしかない。そんなことを言われたので、うちに来たw破折部分は歯肉に覆われていて、電気メスで除去したけど、歯槽骨は丸見えw歯肉縁下4mmか?僕の腕も長年の酷使に耐えかね限界に来ている。動かない、震える、何度諦めようと思ったことか。。根管内は超音波スケーラーのエンドチップで洗浄後α-TCPセメントの2回法で根管充填、チマチマ歯冠を再建していく。では時系列でどうぞしかもパフォッているw息肉が盛り上がってきているが、そのままα-TCPセメントで直覆してCR充填する
2022/12/12
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3枚目の基板の配線を終えて、FFの東芝製のTC4013BPをソケットに挿して動作確認をしてみると、スイッチを離すとQに固定のはずがQ->Hに戻るという不具合に遭遇した。これではオルタネイトスイッチにならない。同じメーカーのICでも製造工場が違うと動作が異なることがあるのかもしれない。故障して壊れた時に問題なので、プルダウン抵抗をQ-出力に付けることで改善できないか検討しようと思ったが、明日セット予定の技工作業があったので、止めざるを得なかった。
2022/12/12
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9月19日の台風14号で倒れたあと、壁に立てかけていたのだが、刈り取りもせず放置していた。で、今日刈り取った。技工室の壁にかけて干している。
2022/12/12
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30代女性、右下6、インレー脱離特に珍しいものではないのだが、ストリップスを使っていない症例。ま、普通の歯科医師的には有り得ないのだが、一般人にはこんなものかと思うと思うw今日は忙しいので手抜きバージョン。注目点としてはストリップスを使わない他には軟化象牙質はどの程度残せるかというのも。
2022/12/11
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15歳女子、左上3、埋伏歯やっと歯冠が出てきたので、前回のつづきだ。左上3番、水平埋伏歯の牽引0.1既設のブラケットを外す時にエナメル質を傷つけないように注意が必要だ。ブラケット除去バーとか接着剤除去バーとして販売されているものは歯面を傷つけるので使ってはならない。他院での矯正治療終了後、これでエナメル質表面が削られてしまっているのを見かけるか、がっかりする。言わないがw 正直な性格なので、つい口をついて出てしまっているかもしれないwブラケットを除去するにはワイヤーが入るスロット部分を切削するとメッシュ板だけになり、これは除去しやすい。スーパーボンド等の接着剤が緩めばエキスカベーターで簡単に除去できるので、接着剤を加熱したエキスカベーターで溶かすだけで緩む。新しいブラケットは018"の3番用だ。パワーチェインをV字にかければ回転しつつ、引っ張り込める。では時系列でどうぞ既設のブラケットの除去前骨を割っての取り付けだったので、正規の位置には取り付けることができるとは限らない。通常は無理だ。除去後新しいブラケットパワーチェイン装着
2022/12/10
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15歳女子、左上3、埋伏歯この時のつづきで、やっと歯冠が出てきたので、ブラケットを正規の位置に取り付けられるところまできたのでその経過報告だ。https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202204070000/ここまで8ヶ月かかっている。では、乳歯を抜歯して、歯冠が見えるまでを時系列でどうぞ。抜歯した乳歯の歯根の痕というか、そこに骨が再生するまでに牽引するとその骨がないところに永久歯が引っ張り込まれる。これは永久歯が萌えてくるのと同じ機序なのだが、それを人工的に再現するということだ。2022/05/24パワーチェインというゴムを使っている07/2708/10先ちょが歯肉を通して見えてきた09/28歯肉の盛り上がりから少し上がってきたのが分かる10/12もうすぐ皮がむけて歯冠が現れる11/16出ました!次回はブラケットの付け直しをして歯列に引っ張り込む予定つづく
2022/12/09
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40代女性、右下6、ブラキシズム、隣接面カリエスブラキシズムがあり、隣接面にクラックがある。最近流行っているハチミツ健康法で虫歯が進行してしまった。ブラキシズム(この方の場合、食いしばり)がある場合の糖質摂取は禁忌だ。この歯も辺縁隆線にクラックがあり、虫歯を除去した後にもクラックが見える。その部分は拡大してみた。メタルインレーは結構深く除去が困難であったが、セメントは効いておらず、薄いとはいえ硫酸鉛還元細菌の代謝産物のFeS:硫化鉄が見える。特に遠心には外傷性に疲労を起こしている象牙質があり、虫歯と言えるほどの柔らかい状況になっていた。今回は辺縁隆線を残したのでストリップスを使った。隣接面の虫歯を除去する際にもストリップスを使った。隣接歯を不用意に傷つけないためだ。では時系列でどうぞ1次CR、隣接面窩洞を充填した窩洞を過不足なく充填し主隆線、副隆線を盛り上げ終わる
2022/12/08
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前回の続きなんだが、https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202212070000/なぜこんな話をしているかというと、もう僕の手は長年の使いすぎでもう壊れていて、常時腕がだるく、痛い、震えて自由に動かない。診療前には痛み止めを塗って一時的に症状を抑えてやっている。もう、こういう状態が35年は続いている。勤務医をしていた最初の頃から仕事が速いので僕に仕事が集中する。調子に乗って仕事をしすぎたのだ。他のドクターはマイペースでやっているので、気がつかない。そこはもうやっていられないので退職したが、それ以来治ることはなく、年々歳々状態は悪くなるばかりだ。このところ加齢もあり急速に悪くなって、全ての症例には対応できなくなってきた。歯磨き指導や歯周病検査のようなフリーハンド系は全くの苦痛でしかない。それどころか、絵も字も書けないし、ご飯を食べるのも難しい。常にアポイントはパンパンだし、休みも取れない状況になっていて、新規の患者の受け入れは困難になってる。通常のマッサージや鍼灸、姿勢矯正では効果がないもしくは悪化するので、ご家族が患者さんできてくれているテープを貼るだけの整骨院に行ったら、結構楽になる。やはり歯医者の仕事をやりすぎている。右手の親指と人差し指、体全体が右に傾いている。完全には治らないかもしれないとの診断。仕事をヤメるわけにもいかんだろうから、仕事はセーブして、なんとか日常生活ができる程度に回復できたらいいだろう、ということで時々その整骨院に通うことにした。そこの先生の診断治療法は独自のもので、指、腕、足の動きの悪さを診て、それを騙す?改善する?ところにテープを貼っていくというものだ。動きの悪さとは対角線上にテープを貼るようだが、いつもそうというわけではない。よくは分からないが、筋、腱、骨、内臓、内分泌の不調になった状態を本来の正常な状態に戻すというのか、思い出させるというのか、そんな感じに見える。僕にとって本来の状態というのはいつだったのか?歯医者の仕事を始める前の十代、二十歳代の手が自由に動いていた時代のことだろうと思って、気分だけでも当時に戻ることにした。実際にこのようなプラモデルを作ることは現状では苦痛でしかないのだが、頭の中で作るイメージトレーニングで、十代の頃の手が自由に動いた時代を思い出すことにした。
2022/12/08
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HONDA F-1 とチーフテンは僕が小学生高学年の頃、タミヤから発売になったモデルで、もう50年以上も前のものだ。表題画像は当時モノではなのだが、それから十数年後に再販になったモノだ。歯学部にいる頃に模型屋の店頭で見かけたので、懐かしくなってついゲットしてしまった。これも30年も40年も経ってしまったのだが、まだ、開けていない。つづく
2022/12/07
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50代女性、左下6、クラウン2次カリエス神経を取って被せて10年〜20年経つと2次カリエスで抜歯寸前まで追い込まれることはよく経験する。特にカリエスリスクの高い方、ブラキシズム等の咬合性外傷のある方は厳しい。逆に30年〜40年持っているクラウンがあるとすれば、そもそもそんな治療をする必要がなかったのではないかと思う。クラウンを外すと、冠の内面はFeS:硫化鉄で覆われている。これはセメントは脱離し、隙間に硫酸塩還元細菌が生息してたことを示している。外すと同時に硫化水素系の臭いがすることがあるが、これはこの細菌の代謝産物の一つで、いわゆる虫歯臭いと言われる臭いだ。このFeSで覆われていると虫歯になりにくい、なぜならFeSは水素イオン:プロトンの歯質の電導を妨げる。歯質つまりHA:ハイドロキシアパタイトはプロトン電導性を持ち、プロトンが内外のなんらかの起電力により歯質を通り抜ける際に、HAのCa:カルシウムから電子を奪い、プロトンは水素ガスに、Ca2+となってHAから溶出する。これが虫歯の正体だからだ。これは僕が「虫歯の電気化学説」として提唱している理論から導かれる。では時系列で画像をアップする。クラウン内面のは黒色物質であるFeS:硫化水素で覆われているもちろん支台歯もFeSで覆われている。要するにセメントなど効いていないのだ。それでも問題なく経過することはある。セメントなど必要なのか? 甚だ疑問だ。鋳造冠の時代になってもセメントを使用していない時期があったと聞いている。セメントなどなくてもそれ程変わらないように思う。近頃の歯科医師諸君はもしかしたら知らないかもしれないが、アマルガムや金箔充填を考えれば十分理解できるはずだ。それらはセメントは使わない。その話はいずれしよう。要するに嫌気性の硫酸鉛還元細菌が生息できる程度の隙間であれば問題ないということだ。この隙間が大きいと好気性、通性嫌気性の酸産生菌が生息するようになり、一挙に虫歯が進む。メタルコアを除去する過程だ。これはとても辛く時間を要する作業だ。小1時間かかって、保険診療では500円程度の診療報酬しかない。これは歯科が保険導入された昭和40年から60年。ほとんど改定されていない。なぜなら日本は最も成功した社会主義国家だからだ。これではこんな作業をしたい歯医者はいない。だから抜いて、ブリッジだ、インプラントだということになる。それは当然のことだろう。僕は頭がおかしいのだwメタルコアの遠心半はセメントが効いておらす隙間ができていた。この部分の虫歯はやはり進行していた歯肉縁下2mmまで歯質は虫歯でダメになっていた。歯質はペラペラだが、なんとかα-TCPの再結晶化効果で少しでも改善されることを期待したいCRで覆いながらピンレッジド・ラウンド・CRコアを築成するこの患者さんは諦めていた(入れ歯になるのは仕方がないと)。僕は救世主だ!と言っていたが、世の中そんなに甘くはないw 僕はいつまでもは生きていない。こんなことができる(経済的にも技術的にも)歯医者は多分存在しないからだ。
2022/12/06
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主要部品を取り付けた基盤が予定の7枚できた^^/
2022/12/06
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思い出深いのだが、タミヤの1/100 シリーズというのがありまして、もうそれは僕が小学校高学年から中学1年の頃なんだが、ヒューイ イロコイス というよく見かけるヘリコプターの模型を何度も作りました。当時は100円だったのですが、今では2000円はするようです。プレミアムが付いている当時モノはなんと10万円越えです。小さいので色塗りが難しくて、なかなか完成しなかったので、何度も挑戦しました。1/100ですから非常に小さくて10cmくらいしかないので、塗るのが難しい。しかもエアブラシなんて洒落たものもなく、タミヤのスプレーキットのスプレー缶が空になってもお金がないので、400円が高く、当時のこずかいが月に500円だったので、補充することもできず、スプレーキットに自転車の空気入れを無理やりつないで、使っていたわけです。左手は力仕事、右手は繊細な塗装、まあ、こんなことをやっていたので、なおさら難しかったわけです。このサイトから画像をお借りしているわけですが、http://lilliputy.blue.coocan.jp/kits/tamiya/tamiyakit.htmlこういうものです。たぶんですが、小中学生の頃、こういう過程を経ないでは、ここでやっているスーパーテクニック・シリーズなんていうものはできないのではないかと思うわけです。こうやってこうするのだよ、と画像をアップしてもできる人はできるし、できない人は全くできない、理解すらできない、そういう世界ではないかと思い始めました。ある患者さんに、スーパーテクニックのセミナーを開いて教えれば、そっちの方が儲かるし、身体も楽なのでは?と言われましたが、難しい。プラモデルすら作ったことがなく、勉強ばかりやって歯学部に入ってもスーパーテクニックなどできるはずがない。したいのなら、こんなプラモデルを作ることから始めるしかない。ま、絶望的ですwCAD/CAMやらスキャニングして機械に作らせる補綴物やマウスピース矯正。そんなのが偉いのか?無能を晒しているだけだろ?そんなことしかできない歯科医師は自分自身の無能さを恥じねばならない。真に患者の歯を守るなんてことはできないからだ。
2022/12/05
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50代女性、左上5、インレー下2次カリエスま、治療と称して歯を破壊する行為を漫然と繰り返しているのが歯科業界で、迂闊に歯医者なんぞに通い続けるとろくなことにならないのが現状だ。虫歯の原因すら分からず、予防だ、歯を削らないなどと言っても虚しい限りだ。この症例もインレー下の2次カリエスは歯根側の深いところまで進んでおり、もう一度インレー修復ができるかというと多分できない。神経を取って被せ、ということになるのだが、そんなことが上手くいくか?というと甚だ心もとない。次は抜歯になるのが10年後か20年後か、その時までに寿命が来るかというと、これも甚だ心もとないwとりあえず神経は取らないで済む修復法というのはCRによる再建しかない。ここではCR充填のことをCR再建と称しているが、やっていることは充填ではないからだ。隔壁も使わないし、どうやってCRで再建するのだろうと思われるかもしれないが、使用する器具といえば細めの探針だけだ。では時系列でどうぞインレー合着用セメントは効いておらず、簡単に外れた。内部は黒色物質FeS:硫化鉄で覆われている。FeSは硫酸鉛還元細菌の代謝産物であり、インレーと歯質の隙間にこの細菌が生息していたことを示している。嫌気性細菌のこの細菌が棲むに適している環境では虫歯にはなりにくい。この細菌は酸産生菌ではなく、しかもFeSはイオン伝導を妨げるので虫歯になりにくいからだ。これを僕は「虫歯の電気化学説」として提唱している。虫歯の成因とは1、歯質周囲のプロトンの存在(酸性環境)2、歯質内外にプロトンを通り抜けさせるなんらかの起電力の存在これだけだ。細菌の存在はその本質ではない。裏装セメントを除去すると虫歯が残っているが気にしない。α-TCPセメントで再結晶化により自然に再硬化する。理想的なセメントなのだ。辺縁封鎖を確実にするために接着マージンの1mm幅だけは新鮮歯質を確保する。3MIX+α-TCPセメント1次CR完成。ストリップス:隔壁は使っていない。これができないと全ての症例には対処できないはずだ。
2022/12/05
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80代男性、左上5、歯冠破折この方、5番の後ろの6、7が無いので、この歯に咬合力が集中してしまい破折しやすい。これは人間の顎関節の位置と筋の走行の関係上仕方の無いことで、最後臼歯が支点となりこの歯に咬合力が集中する。歯冠が破折していて歯根が残っている場合、通常は神経を取ってポストを立て冠を被せることになるのだが、5回はかかる治療プロセスに耐えられない高齢者の場合、2回で終わるために以下のように直接残根上にCRで歯冠を再建し、咬合力に少しでも耐えるように1つ前の4番と補強連冠で連結固定する方法を選ぶ。また5番だけではなく、4番にも3番にも応力が集中するので、歯茎部にカリエスができている。所謂金属腐食で言うところの応力腐食割れという現象だ。これも同時に修復している。では時系列でどうぞ虫歯の除去3MIX+α-TCPセメントで覆とう歯冠再建途中咬合を作っていく咬合調整補強冠の形成。横幅1mm、深さ1mm以上補強冠の材料は曲げ応力に強い金属が第一選択肢だが、銀合金で十分だ。コストや作製上のメリットも大きいが、スーパーボンドの接着強度が大きいのが最も重要な選択基準だ。パラや金合金を始めセラミックスは接着力には期待できないと考えてよい。補強冠には使いづらい。スーパーボンドで合金と歯質を覆うようにすると長持ちする
2022/12/04
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30代女性、左下5、しみる3年前に入れたメタルインレーがしみて困る。エキスカベーターで弾いたら簡単に外れた。セメントは効いていないし、アンダーカットがあってその部分に隙間があるwま、仕方がないのでCRで再建した。こういう小さなインレー窩洞をCRで綺麗に充填するのは難しい。狭いので器具が入らないからだ。素人さんにはこんなものかな・・?としか思われないかもしれないが、一般の歯科医師にはどうやってやるのか分からないと思う。ストリップスも使わない(使えない)しwでは時系列でどうぞ隣接面に裏装セメントらしきものが見えるが、これにも隙間があった。セメントをあらかた除去したところ3MIX+α-TCPセメントで歯髄側を覆とうする少しずつ積み上げていく積み上げ法で形成しているが、細い探針しか使っていない
2022/12/03
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40代女性、右下7、近心根垂直性破折この症例は3年前に抜歯・再植したのだが、アップした画像は消えてしまったwこれが再植前のレントゲン写真これが3年後。これで3年前より良くなっているのか?ま、疑問ではあるのだが、とりあえず抜けてはいないwしかし虫歯が、6番の遠心と7番の遠心根にも。実はこの方、看護師さんで昼間の歯磨きができないという職場らしいのだ。ジェットウォッシャーも持ち込めない、らしい。歯根分岐部に食渣が挟まって取れない、気持ち悪い、、で、「抜いてくれーー!!」ということだった。全部抜くのは気がひけるのでw、再植した近心根だけ抜いて、虫歯の治療をしやすくして、なんとか不快症状を取り除きたいと思う。まず、7番の遠心根、頬側の虫歯の補修(これはあくまでも治療ではなく、補修なのだw)近心根は付け根からカットして抜く準備カットしたのだが、抜くには麻酔が必要。本当はお掃除で維持管理してほしいのだが。。近心根の内側は虫歯になっている破折部分の接着面近心面は歯根膜があるので生着していた舌則は虫歯になっている近心根を抜いたところこれが舌側。歯肉縁下の虫歯になってる。これは次回補修予定
2022/12/02
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今日は画像をいれているメモリーカードがカードリーダーごと行方不明になっていて、ブログアップできませんwそこでPCに入っている画像から適当にアップしてみます。はだか弁天ということで有名な江ノ島の弁天様なんですが、実は近くの無人島にも江ノ島から勧請されているのです。いえ、裸の弁天様の御像が安置されているわけではなくて、石の祠が作られていて、その中にお札が入れてあるだけだそうですwで、僕がこの弁天様の坐像を作ろうと思うのですが、いかがでしょうか?費用はクラウドファンディングでw
2022/12/02
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