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自院の歯科用ユニットも30年経過してしまったので、組み込みのタービンもモーターも壊れてしまった。修理部品もない。仕方がないので、椅子の上下と起寝の機能とバキュームとスピットン機能だけは無理矢理修理して、タービン、モーターは外付けでしのいでいる。予防歯科を標榜して極力削らないということはこういうことだ。壊れたからと言ってそうそう機械を買い換えることはできない。予防歯科は貧乏する。歯科医療は削ってなんぼだからだ。自分で修理できない歯医者は本物の予防歯科医ではないはずだ。残念ながら自分で機械を修理したり自作できる歯科医師は世界中探してもいないだろう。治療機械の仕組みすら知らない歯科医師が大半だからだ。僕は例外中の例外。歯科用機械をリバースエンジニアリングして技術を習得したのだから。だから患者も予防歯科に期待してはならない。今日はタービンユニットの予備を作った。お中華製のポータブルユニットにお気に入りのモリタのタービンホースを移植する方法だ。補修部品として購入するのはタービンホースの他に3ホールを分岐するユニット(パッキンは自作)と排気のオイル受けだ。元々付いていた2ホールもしくは3ホールのタービンホースを外して交換する。タービンライトは外付けの3VのACアダプターに0.22Ω(5W)の抵抗を直列にしてトグルスイッチでON/OFFする方式だ。タービンのフットスイッチを踏んだ時に点灯させることはできないが、手動の方がライトは長持ちする。水はペットボトルに入れた水を使うのだが、重曹水や薬液を入れることもできるのでかえって衛生的かもしれない。
2024/02/29
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前回の記事のトップ画像に採用した画像は17歳女性なのだが、高カリエスリスク症例として数回に分けてご紹介してみよう。前歯とまだ処置はこれからなのだが、右上6が歯冠崩壊している。唾液検査もあまり良くない結果だった。これは後ほどアップしよう。今日はとりあえず3MIX+α-TCP+CRによる修復のbefore/afterの画像からだ。左上1はすでに失活していたようで、歯冠の変色、根尖相当部の圧痛が見られる。これの処置も右上6の処置の後に予定している。beforeafter鏡像beforeafterつづく
2024/02/29
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論文「なぜ発表された研究結果の大半が誤りなのか」…刺激的なタイトルが巻き起こした強烈な議論の顛末この記事の引用なんだがhttps://news.yahoo.co.jp/articles/31c47db61a1501ee2bca6803b7c06825001ebb31これも参照https://news.yahoo.co.jp/articles/9a6e75627a08cb6e682a1595efb4d63e722e7955実は論文に書かれていることを再現しようと思っても失敗する確率の方が高いという事実がある。僕も生化学の教室に入り浸って先生の研究実験の手伝いをしていた時に経験したのだが、ある実験用の酵素を抽出・精製する実験をしたことがある。先生はこの酵素を買うと高いので、できたら単位をあげるからやってくれない?ということで始めた。英語の実験レシピを読むことから始まって、材料の買い出し、実験器具の用意と順調に滑り出したかと思ったのだが、なんか変なんだ。詳細は忘れたが、そのレシピは材料をミキサーにかけ粉砕し、pHなんとかの水溶液に懸濁させ、ペーパーフィルターで濾し、それをpHなんとかの水溶液に溶かし、遠心分離機に何分かけ、上から何層目を分離し、さらに何度で何分加熱、、云々はっきり言って、なんかの料理のレシピ?と言った風情だ。これは料理の才能がなければ、不味いものしかできないだろうな。。と思いながらの作業。不確定要素が多すぎるのだ。はたせるかな、どれどれできたかな?とできたものにかけると色が変わる試薬をかけても全く色は変わらず。。wその時は生物という複雑系を扱う実験は簡単ではないよね。。とも思ったが、もっとシンプルと思われる物理や化学の実験でも似たようなものだ。ま、あれだ。。科学論文など再現性があると思うな、嘘の方が多いというオチだった。それ以来論文、成書(教科書)は眉に唾を付けながら読むか、最初から読まない、自分で考え、実験したことしか信じないことにした。後に師事したスピーカの師匠である河村信一郎氏にも趣旨は違うが似たようなことを言われたことがある。他人の仕事を見るな、それに引きずられて新しい独創的なアイディアが浮かばない。ブレークスルーを得たければ特にそうだ、と。他人の論文の美味しいところだけいいとこ取りして自分の理論の補強をしようとか、そういう人は多いのだが、そんな人を見ると、この人は自分の手と頭を使って実際に実験をしたことがないのだろうな。。と思う。それとも詐欺の確信犯か?w人は論文だけではなく活字になったものを無批判に信じる傾向がある。ネット上のいい加減な情報でもそうだ。8割方信用の置けない論文を引用してエビデンスがとかリアルサイエンスだとかどうかと思う。科学詐欺に引っかかる人は後を絶たない。そうなって大金を失い健康も失っては無邪気などとは言っていられないだろう。
2024/02/29
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60代女性、左上3、無菌性歯髄炎というか外傷性歯髄壊死前回のつづきhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202402260001/特に治療痕やクラック、歯周病などの細菌感染の要因が見当たらないケースでは咬合性外傷による歯髄炎が疑われる。この機序に関してはまだ一般化していない。ここで提唱しているだけだ。今回の画像の最後に咬合紙による犬歯誘導路を見ることができるが、かなり当たりが強いことが見て取れる。歯ぎしり食いしばり等の咬合性外傷により歯髄の血流が阻害されて歯髄炎ひいては歯髄壊死を起こすことは考えられる。外傷性の歯髄炎で痛みが出ているケースで歯髄を開けて見てみると大血管から見ると末梢の冠部歯髄は壊死しているにもかかわらず末梢ではないと考えられる根部歯髄はまだ生活していることを経験する。このことは根尖口付近の血管が咬合性外傷力により損傷し血栓などが冠部歯髄の末梢血管に詰まり塞栓症を起こしていることが想起させられる。咬合性外傷による塞栓症による歯髄炎はワーファリン等で改善することができると思われる。今日は根管内部を超音波スケーラーのエンドチップで洗浄後、水平エアブローで水分を取り除き、α-TCPの精製水練り+3MIXを根管内に充填し、余分な水分を綿球で吸い取り、2回目の通常練りのα-TCP+3MIXでその上をカバーする。その上にCRで充填して終わる。儲からないが冠は被せない。お金のことは考えない。漏洩のないCR/ボンディングシステムを使わないと必ず失敗する。根管に水平エアブローで水分を吸い上げる1次根管充填エンドチップで可及的に奥までα-TCP+3MIXを届かせる。緊密な充填は必要ない。隙間は自然に埋まる。この時超音波も水流も使わない、ただ押し込むだけだ綿球で余分な水分を押さえる2次根管充填すぐに固まるのでこの上にCRができるCRでカバーしたところ咬合確認。側方運動時に強い当たりが認められる
2024/02/27
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60代女性、左上3、無菌性歯髄炎というか外傷性歯髄壊死前回のつづきでhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202402250000/歯髄を裏から開けてみたが、特に細菌感染に特有の腐敗臭はしない。歯髄は完全に溶けてしまって跡形もない。臨床上は多くの歯科医師はこのようなことを経験しているはずなのだが、完全にスルーしている。そんなことよりお高いセラミックやジルコニアの冠を患者に薦めて如何に契約をゲットするかに心を奪われている。なぜこのようなことが起こるのかその話は次回にでもしよう。現在の歯科医学ではまだ解明されていないのだが。一般的な根管治療では根管内壁の有機物質をファイル(ヤスリ)で掻き取って細菌感染しないように有機物を除去し、清掃・乾燥後、根管内を根管充填材で隙間が無いように緊密に充填するということが求められるのだが、実は必ずしも必要ない。というか多くの場合このような理想的な根管治療は望めない。それは歯科医師の頭の中だけにあるイマジナリーな理想主義的なもので、やってみると上手くいく方が稀な術式だ。僕の経験上も50%上手くいくかどうかといった感じだ。しかし、少なくとも3MIX+α-TCPセメントを根管内に入れるだけで(緊密に充填する必要はない)、独りでに根管は閉塞する。根管内の清掃方法は根管内部を超音波スケーラーのエンドチップで重曹水洗浄するだけだ。根尖に届くとかオーバーするとか感染しているとか、そんなことはどうでも良い。さらに洗浄後は根管内を乾燥させる必要もない。しかも全体の所要時間は15分という歯科医師にとっても夢のような根管治療法なのだ。やらない手はない。今日はここまでとなる。つづく
2024/02/26
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蓋を開けてみて初めて分かったという間抜けさで、セメダイン製EP138は粘性が高過ぎてシリンジでは使えなかった。もう少し低粘度なEP106ELを発注予定だが、いずれも透明ではないところが難点。
2024/02/26
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で、結局強制的空冷用ファン3個追加して6個体制にした。ちょっとうるさいが。
2024/02/25
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あまりの音のツマラなさに通常のCDを聴く気が失せてしまったので、手持ちのSACDを集めてみた。ざっと150枚程度あるようだが、音楽を聴いているわけではなく音そのものを聴いている僕には普段聴きには十分な枚数だ。ちなみにHITACHI Lo-D HS-10000の前に障害物を置いているのは何もないと剥き出しの#10000の振動板を指でツンツンするヤツがいるからだ。YAMAHA B-Iは三極管特性を持つFET(SIT)をパワー段に持つオールFETアンプで真空管の繊細さとトランジスターアンプのパワーを併せ持つ70年代を代表する超弩級アンプだ。自作を含めてこれを凌駕するアンプを作ることは現在では不可能だろう。#10000と同じく日本(世界)のオーディオ最盛期70年代だからこそこの世に生まれた怪物だ。普段聴きともなると真空管アンプほどではないが発熱の大きなYAMAHA B-Iは特に夏場は自己発熱でパーツが劣化し致命的なダメージを受ける恐れがある。その発熱対策として太陽光発電用のバッテリー充電コントローラー用に買っておいた手持ちの8cm12Vの放熱ファンを6Vで動作させてB-Iの上においてみた。それなりの効果はあるようだ。これで不足なら対策を強化する予定だ。B-Iの下にもファンを設置するとか。
2024/02/25
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60代女性、左上3、無菌性歯髄炎というか外傷性歯髄壊死このところ歯の色が変わって暗い色になったとか、根尖付近に違和感があり押すと痛いとかの症状が出たという。確かに隣の歯より茶色味が強いようだし、根尖相当部に圧痛もある。レントゲン写真を撮ってみると3番の根尖部に陰影がある。Per(根尖性歯髄炎)の所見だ。通常細菌感染や化学物質の侵入により起こるとされているのだが、一度も削ったこともおなく、明らかな象牙質に及ぶクラックや虫歯、歯周病もないのにいつの間にか歯髄が死んでしまっている。つづく
2024/02/25
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業務で使っているシリンジもルアーロックだったが、アマに発注したら翌日に届いた。詰め合わせセット。明日はいよいよ加熱硬化型エポキシのデビューだ
2024/02/24
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17歳女子、左上6、隣接面カリエス、時々しみる前回のつづきで、全部読まないとよく分からないと思う。https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202402220001/前々回の方がひどかった印象はある。https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202312040002/隣接面カリエスの原因は外傷性咬合が最初のきっかけになって起こるように思われる。他には食渣の停留というのが次ぐか、そんな感じだ。歯ぎしり、食いしばりで、隣の歯同士が擦り合わされ、押しあって微小クラックが入り、そこから隙間腐食が進行する。虫歯菌、唾液の緩衝能、食生活等の他の要因は増悪因子に過ぎない。この数十年の歯科医師生活で実感する。とはいえ、歯ぎしり、食いしばりは現代に生きる(昔もか?)人間の宿命とも言える肉体的、精神的ストレスがなくならない限り消えることはないように思う。まだ人生が始まったばかりの17歳の女の子がこんなひどい虫歯になってしまうとはどういうことなのか、考えさせられる。通常治療では神経を取って冠を被せるということは必須と思われ、10〜20年後は最悪抜歯になる可能性が高い。このサイトで行っているCR充填の技術はそれを限りなく先送りすることを目標にしている。例えば一般治療では軟化象牙質(虫歯)を完全除去しないと虫歯は再発するすると信じられているが、虫歯はα-TCPで再結晶して治るので、全部は除去する必要はない。以前に書いたかどうか忘れたが、軟化象牙質を完全除去しないと虫歯が再発するその理由なのだが、インレー、クラウンというセメント合着を前提とした歯冠修復を前提としているからだ。それは歯にアンダーカットがあれば失敗というかそもそも抜き差しできないので成り立たない修復法なのだが、それでは支台歯にはテーパーが付いているので長期的にはセメントがあっても必ず咬合力で脱離する。脱離しないまでも部分的に隙間ができ、虫歯になる可能性が高い。もし軟化象牙質(虫歯)を取り残しているとすれば、必ず虫歯は再発する、ということだ。これを回避するにはどうすれば良いのか?最初からテーパーが必要ない、むしろアンダーカットがあった方が良いという修復方法を採用すればよいということだ。それは何かといえば、今のところCR+ボンディングシステムだけということになる。どの程度残しても良いのか? 同業者の諸君はよく見て欲しい。では時系列でどうぞ歯科医師諸君に見てもらいたいのはこの画像だ。隣接面下のエナメル質が残っていればストリップスを使っても良い
2024/02/23
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治具から外してみたエポキシ塗布は手では無理そうなんで、ルアーロック式のシリンジを発注した。
2024/02/23
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まだ振動板とVPの接着の試作をしている。今度は振動板にアルミ板を使ってみた。加熱しても変形しないことを確認したい。
2024/02/23
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アナログレコードとSACD、CDを#10000とB-Iで聴き比べているのだが、CDは一聴しただけで臨場感というのか、そういうものが激減してしまう。SACDとアナログレコードでは臨場感は失われない。アナログレコードでは特有のノイズはあるが、SACDに比べると躍動感では僅差でアナログレコードの勝ちか? アナログの方が電気的にはシンプルでピュアだろうと思う。SACDには出力のOPアンプ等の音質劣化部品があるのでこれに手を入れればアナログと同等かそれに勝る可能性はある。
2024/02/22
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17歳女子、右上6、4、隣接面カリエスだいぶ遅れてしまったがこの時のつづきだhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202312040002/この後反対側の左上6のCRによるトンネリング技法の症例のアップ予定。トンネリング技法とは充填治療を行う際の標準技法で極力エナメル質を保存することにより歯牙の原形を保つ高度な技法だが、仕上がりは術者本人でも治療痕が判別できない。しかし高度な技術なのでやってくれる歯科医師は少ない。通常は大きく削って口腔外で作るインレー修復となるが、まともなのを見たことがない。それくらいならトンネリング技法を習得して欲しいというのが患者側からの要望だろう。この子の話をよく訊いてみると学校の授業中に食いしばっているそうだ。面白くない授業に歯を食いしばって耐えているということらしい。僕も小中高大学を通じて学校で何か教わったという実感というか記憶がない。ほとんど独学だ。ただ技工士学校では優れた先生と学校の当時の最新設備を自由に使えるという環境があったので大きく成長できたという実感があった。歯学部では総じて技術レベルは低く技工士学校以上の収穫はなかったが、僕がやったことのない生化学の研究室に入り浸って実験を手伝ってその分野の技術を身に付けようをしていた。そこの教授はネーチャー誌に論文を掲載するというのが目標だと仰っていた。できればノーベル賞ゲットだと。研究者として高い目標だ。だから一介の学生にもそこの研究設備を使って同レベルの実習を行ってもらうのだと仰っていた。これこそが本物の教育で学校だろう。というわけで今回も食いしばりで隣接面にクラックが入り虫歯になったという症例だ。では時系列でどうぞ
2024/02/22
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定電流アンプの試作には電源が4系統も必要なので追加で中古をゲットした。同じ菊水の昔の製品だ。お中華の新品は安いのだがすぐ壊れるので信頼性に欠ける。アルマイト処理用にも中古をゲットした。定電流機能というか電流リミッターが付いているのでお誂え向きだ。
2024/02/22
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70代女性、右下5、歯根破折、歯根端肥大前回のつづきhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202402200000/再建した歯根を抜歯窩に挿入しようと思ったが、入らない。。押しても入らない、、仕方なく根尖のアンダーカットを削除した。歯根膜も削ったので生着にとってもマイナス要因だ。仕方ない。しかも根尖を削っても最後まで入らなかった。ま、流石に今回は厳しいと思う。しかし、諦めることはない。
2024/02/21
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70代女性、右下5、歯根破折、歯根端肥大前回のつづきhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202402190000/破折片は各々綺麗にして新鮮歯質を確保しスーパーボンドの筆積みで貼り合わせて再建する。破折すると根管充填の様子を見ることができるが、緊密充填などできていないことがよく分かると思う。黒い部分が隙間があった部分で硫酸塩還元細菌の代謝産物の硫化鉄だ。この部分に細菌が生息していたことが分かる。遠心面はヘーベルで歯根面が傷ついている綺麗になったら組み立てに入る破折片を合わせてみると歯根端が肥大しているのがよく分かると思う。元の抜歯窩に戻すこともできないかもしれない既成のポストを入れる根尖も塞いで抜歯窩挿入の準備が終わったところつづく
2024/02/20
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HITACHI Lo-D HS-10000と一緒に暮らすようになって毎晩聴いているのだが、アナログレコードとSACDばかり聴いている。CDの音が悪いというわけではないのだが、空気感というのか躍動感というのかそういうものに欠ける。長く聴いているのが疲れる。#10000(1万番)だから違いがわかるのだろうか?難聴や耳鳴りもあるのだが。。
2024/02/19
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70代女性、右下5、歯根破折、歯根端肥大前回のつづきhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202402180000/抜くのに時間がかかって、歯牙だけではなく周囲の歯槽骨を始めとする組織にもダメージが大きかった。今日は抜いて破折を確認するまでだ。歯根破折している5番だけではなく4番の根尖付近にもGAがある。5番を諦めたら次は4番がやられる4番に維持のためのグルーブを設定CK部分は簡単に抜けたが残根鉗子で掴んでもグラグラするだけで抜けない。歯根端が膨らんでいるので抜けないのだだめ抜けた、、膿瘍がついてくる。疲れた歯根端の膨らみはセメント質の肥厚だ。炎症が長年続くとこうなるということだが。根尖が丸い。根尖口も閉じていないくぱつづく
2024/02/19
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60℃以下に加熱した常温硬化性エポキシが硬化した後治具から外してみたが、VPは歪んでいる。加熱により振動板に見立てたダンボールが変形したと思われる以前加熱していないものは変形していない。バッドジョイント部分の隙間が気になる。光が漏れている部分だ。気をつけていたのだが。なかなか難しい。この規模が大きくなった場合の対策を考えなくては。プリプレグ
2024/02/18
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常温硬化型エポキシを爪楊枝で接合部分に盛った加熱重合器に治具ごと入れて60℃以上にならないように温度管理した
2024/02/18
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演習用の振動板はダンボールだ。常温重合型のエポキシ樹脂で仮止めして治具から外して加熱重合型エポキシを流すか、先に加熱重合型エポキシを流して治具ごと加熱重合用ファーネスに入れるか考え中。その場合治具の素材のアクリル樹脂の耐熱温度が問題となる。アクリル板の連続耐熱温度は70〜90℃で、エポキシ樹脂の硬化温度は120℃30分だからだ。ポリカーボネートの連続耐熱温度は120〜130℃なので、こちらで治具を作るしかないかもしれない。
2024/02/18
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70代女性、右下5、歯根破折、歯根端肥大レントゲン写真でも分かるかもしれないが、歯根端が広がっていて抜くことすらできなかった。無理矢理抜いたけれど、抜くだけで1時間もかかった。抜くときに歯根膜は損傷しまくったし、挿入時には入らないので歯根端を削ったし、これは生着は無理だなー、、と何度も諦めようかと思った。患者にもそのことを伝えたら、少しでも延命できれば。。とおっしゃるので強行した。歯根端を削っても最後までは挿入できなかった。beforeafter
2024/02/18
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60代男性、左下5、歯茎部カリエス前回のつづきだhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202402030001/左下5番は再植歯で虫歯にもなりやすい。Perに見えるがまだ持ちこたえている。この部分は口唇に隠れて酸素濃度が低下しやすいので虫歯になりやすい。もちろん再植歯なので元々歯質の条件はよくなかった。再植時の画像が見つかればアップしてみたい。
2024/02/17
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電流制御のためVPにはスリットを儲けているが、強度は落ちる。そこで振動板接着部分に近いところにエポキシを点付で固定する。表が固まったら裏面も点付して曲げ強度を出す。
2024/02/16
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50代女性、上顎左右2番、口蓋側転位咬合や清掃の邪魔になるのでなんとかしたいというので、歯冠カットしてみた。時間をかければ4番抜歯で3番遠心送りで2番を3番部位に引っ張り込む歯列矯正もできないこともないだろうが、儲かるが面倒だ。抜歯するにも歯根は長く、こちらも働きすぎで手に力が入らない。で、歯冠カットをすることにした。これならその場で終わる。beforeafter麻酔はかけるが、歯冠を横から容赦無くカットする多少露髄はするが、3MIX+α-TCPで直覆CRでカバーして終わり
2024/02/16
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アルマイト処理用の治具の部品が届くのが待てなくなったので、既存のアルミピンチでやってみることにした。0.5A位から始まって1.0A辺りで30分以上の予定が突然導通がなくなった。アルミピンチとワークの間にアルマイトができてしまったのだろう。。仕方がないので染色・封孔処理まで進めるつもりもしかしたら電流がほとんど流れなくなるのはワーク全面がアルマイト処理されてしまって導電性を失ってしまったからかも。染色と封孔処理まで終わった。前作よりマシか。。
2024/02/15
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VPへのアルマイト処理の問題点は軽すぎて電解液中にアルミ線で吊り下げて安定的に通電させることが難しいことにある。アルミ製ピンチを2個以上使って挟み込み接続兼吊り下げ構造の治具を考えていて材料の発注中だ。それらが届くまで組み立て演習をしている。
2024/02/15
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まだアルマイト処理法が確立していないのだが、アルミにハンダ付けが可能かどうかやってみた。通常はできないことになっている。サンドブラスターでハンダ付け部分のアルマイトを除去しアルミ専用のフラックスを使ってハンダを流してみた。なかなか難しい。要熟練と言ったところだ。
2024/02/15
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60代男性、右下6、舌側歯根分岐部カリエス加齢と共に、唾液は出なくなる。あまり喋らなくなるので舌の動きが少なくなり酸素が行き渡らなくなる。こう言ったことにより虫歯ができる。この手の虫歯は通常治療ではCRでの修復は困難だし、神経を取って冠を被せるにも歯肉縁下に及ぶので治療は困難だ。いきなり抜歯となってしまうかもしれない。少子高齢化に突入してしまった今日、スーパーテクニックのCR充填を習得してその場で終わるしかない。とにかく歯肉縁下の修復は唾液、浸出液、出血との戦いになるので、スピードが要求される。では時系列でどうぞ
2024/02/14
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60代女性、左上5、歯根破折、歯肉膿瘍前回のつづきhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202402110000/抜歯歯牙の再建と抜歯窩の膿瘍掻爬と3MIX+生食水シリンジでの洗浄が終わったら、抜歯窩挿入固定で今日は終わる。スーパーボンドで接着固定する。4番の遠心面にはあらかじめスーパーボンドを塗布しておくCRでスーパーボンドをカバーするデュラシールで創面をカバーして包帯代りにする。4日間投薬後包帯は除去する。軟組織が生着するまでの2週間はジェットウォッシャーやクチュクチュうがいは避ける。骨が再生するには3ヶ月程度かかるので、補綴処置はその後の方がよい。
2024/02/13
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HS-10000の音が良くなったので、つい聴き入ってしまう。それもCDではダメでアナログレコードかSACDだ。悲しいかな、ワクワク度が違う。
2024/02/13
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カットしたアルミ板はアルマイト処理をする必要があるが、電気的絶縁と腐食防止がその目的だ。振動板にVCを接着するのだが、振動板はアルミニウムで電気の導電性がある。それにアルミ製のVCを接着するとショート事故が起こる可能性がある。それは避けねばならない。今回はアルマイト処理の手順を書き留めておきたい。https://www.uedaalmite.co.jp/textbook/1、アルミ板はあらかじめ簡易的にアルマイト処理がされている。これを剥がして新たにアルマイト処理をするわけだが、アルマイトとは酸化アルミニウムのことで強アルカリで溶かすことができる。これをエッチング工程という。ここではアルムーバという商品名で売っている主成分 NaOH(水酸化ナトリウム)を使った。泡が出ている。刺激臭がある。硫酸ミストらしい。換気が必要だ。2、30分程処理した後、スマットと呼ばれる黒色物質(CまたはSiCだと思われる)を拭き取った。硝酸で除去することもできる。スマトリンという商品名だ。3、ここからは定電圧電源を使い綺麗にしたアルミニウム表面に酸化アルミニウムを析出させる工程だ。陽極酸化工程と呼ばれる。アルミの洗濯バサミにアルミ線をハンダ付けしたものをワークに挟む。ここは+12Vで、対電極の鉛板が-極になる。電解液は希硫酸だ。通電させると最初は200mA位だったが、徐々に電流が増え最後は3A程になった。これも30分程経過したか。ワークの表面積と望むアルマイトの厚さで通電時間は決まる。4、次は着色工程だ。2次電解と言われることもある。50℃位で15分以上か。水洗後は封孔工程だ。酢酸ニッケル水溶液90℃30分以上。通電時にちゃんと電解液に浸っていなかった部分は着色しない。着色したアルマイト部分の導通はないことを確認した。次は錦糸線をハンダ付けするための銅メッキの下地の亜鉛置換(ジンケート)処理だ。https://www.metek.co.jp/blog/1248/
2024/02/12
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60代女性、左上5、歯根破折、歯肉膿瘍前回のつづきhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202402100000/抜いた歯根はやはり破折している。くぱ根管充填材は根管に緊密に充填するという建前にはなってはいるが現実にはそんなことはない。むしろ緊密充填されているケースの方が圧倒的に少ない。黒色物質は硫化鉄で硫酸塩還元細菌の代謝産物だ。この細菌が隙間に生息していたことを示している。理想と現実の乖離は甚だしい。神経をとって、、というのはするべきではないということはよく分かると思う。細菌の生息する隙間を埋めることなど至難の技なのだから。歯学部での根管治療の講義の最後に教授が「最良の根管充填材料は歯髄である!」と言い放ったのを憶えている。ww少なくともこのサイトでは神経を保存する技術は確立している。虫歯とまだ離断していないクラックは内部から除去する使える歯質は思ったより少ない根尖口も開拡して充填予定小さい方の破折片も同様に軟化象牙質を除去し綺麗にする。再建の準備ができたら既成のポストを入れスーパーボンドの筆積みとCRで組み立て再建する根尖口も塞がれていることを確認する次回は抜歯窩に挿入・固定の予定つづく
2024/02/11
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60代女性、左上5、歯根破折、歯肉膿瘍右側が義歯なので、左側をよく使う。したがって破折しやすい。レントゲン写真のbefore/after から。4番にも外傷性と思われる歯茎部カリエスがある。歯髄も死んでいるようだ。6番も7番も既にボロボロだ5番はファイバーポストとハイブリッド冠だがたわみ量が大きいので脱離による2次カリエスや歯根破折を招きやすい。抜歯すると歯根には膿瘍がズルズルと付いてくる。抜歯窩は掻爬・洗浄しておく膿瘍歯根にはクラック(ひび)が見える。つづく
2024/02/10
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https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202402090000/つづきなんとか使えそうなのが2枚できたので、次の工程に進む。アルマイト処理だ。
2024/02/09
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足が折れているSEコンデンサーでしたが、歯科技工の材料器具を使って修復してみた。音質は無色透明でよかったのだが、製造中止になってしまった。。beforeafter
2024/02/09
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4:30になってしまったけど、2枚目いけそう。。
2024/02/09
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ま、手切りだとこんなもんでしょう。やっと使えそうなものができた。試作機は振動板厚が異なるものを2種類用意しているので、もう一枚必要。。しお
2024/02/08
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だいぶ超音波カッターの使い方にも慣れてきたが。。
2024/02/08
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40代男性、左上7、歯根破折前回のつづきhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202402060000/今日は再建した歯を抜歯窩に挿入して固定するまで。固定という処置は必ずしないといけないのだが、昔の教科書では強固な固定ではなく縫合糸でゆるゆるの歯肉固定だった。これでは生着の確率は下がる。再植歯の排出機転が働いてしまいやすい。スーパーボンドとCRによる歯牙固定が良いと思う。また異物の混入等を防ぐための包帯は必要だ。腫脹が治ると隙間ができた食渣等で汚染されるので、1週間後には除去した方が良い。ここではデュラシールを使っている。隣接歯の接着面には接着性を良くするためにグルーブを形成し、あらかじめスーパーボンドを流しておく。包帯する。
2024/02/07
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40代男性、左上7、歯根破折本人はクライミングをやっていて食いしばったせいだろうとおっしゃっていた。食いしばりは冠を被せていても歯根破折を招く。一般にスポーツは歯にはよくない。ほどほどにしておいた方が良い。今日は抜歯から再建までの予定だ。抜いてみると近心頬側根が剥離破折しているだけではなく横方向にもクラックが入っている。硫酸塩還元細菌の代謝産物の黒色物質(硫化鉄)が染み込んでいるのでわかる。後は破折片を綺麗にしてスーパーボンドの筆積みで再建していく。根尖口も開拡して充填する。歯根膜はなるべく残した方が良いのは当然だが、歯根分岐部が狭く細菌の繁殖に適した状態のところはあらかじめ充填しておいた方が良い。探針が通り抜けるのが分かると思う。次回は抜歯窩に挿入して固定するまでの予定。つづく
2024/02/06
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40代男性、左上7、歯根破折この数年クライミングをしていたそうだ。力が入るので食いしばっていたらしい。それで歯根が破折したか。食事中に突然痛くなったという。レントゲン写真は3年前と今回の再植後のものだ。多分6番も歯根破折している。beforeafter内部はどうなっているか分からないので、冠を横からカットして除去した。再植は1ヶ月後の予定だったので、歯根面はCRでカバーした。つづく
2024/02/05
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つづきhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202401290000/だいぶ練習したんだけれど、なかなか使えるものができない。。マシなのは1枚だけ。。どなたかレーザー加工機をお持ちの方いらっしゃいませんかね?ブラック塗装して、一瞬で加工。手切りはツライ。。
2024/02/04
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前回のつづきというか、https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202402010000/フロアラブルレジンを使った隣接面の作り方だ。40代女性で、子供と一緒に拡大庄装置で歯並びを改善していて、下の前歯に隙間ができたので、ちょっとだけお化粧。フロアラブルレジンの垂直でも垂れないものが使いやすい。F00という規格のものだ。beforeafter
2024/02/04
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60代男性、左下4と5は歯茎部で横方向に折れている。が、本人は気がついていない。本人曰く、食べることだけが楽しみ。しかし、もう彼の歯は限界に来ている。5番は歯根破折で再植歯なのだが、これも虫歯もあって折れているが、これは次回にでも。処置方法は横から歯冠部と歯根部を切削分離して虫歯の処置をした上でCRで再接着というのか再充填する。だけ。
2024/02/03
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買った。でもまだ試していない。
2024/02/03
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2005年の金属腐食関連の外部記事に虫歯に似ているというのを見つけましたのでご紹介。僕も同じ頃同じように感じた。https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/200607270000/似てはいるが違うと書かれているが、それが酸素がある場合と無い場合(通常の酸に溶ける)のことなのか、カソードとアノード(電子を吸い込むか放出する)のことなのかは書かれていない。いずれにしろ電気的な腐食が起こるにはなんらかの電位差(起電力)が必要なのだが、それを担う電流(荷電粒子)は金属の場合は e-(電子、エレクトロン)で、歯の場合は H+(水素イオン、プロトン)だと思われ、それぞれ逆方向に流れる。それが金属腐食と歯の腐食(虫歯)との違いになっていると思われる。------以下引用-----
2024/02/01
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せっかくSACDプレーヤーのSCD-BX9の中古をゲットしたし、アナログパワーアンプも自作したので、勿体無いのでホールのテーブルの足にしているHS-400に繋いでみた。もちろん平面バッフル化していないのだが、十分に音が良い。HS-400もSCD-BX9も無改造なのにだ。消費電力も少ないしBGMにはちょうど良い。
2024/02/01
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