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2010.02.02

プラチンブリーおじさんの話（後篇）　＜腕白成長期　第1章＞バンコクから「国際だっくす同盟」家族通信 573

テーマ：国際だっくす同盟(448)

カテゴリ：「国際だっくす同盟」りんちーさん通信

タイ

だっくす　集まれ！

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バンコクから「国際だっくす同盟」家族通信　573
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　「国際だっくす同盟」
　the International Dachs Organization　略して、TIDO
　「国際だっくす同盟　メインページ」　をご参考！

第５章

＜腕白成長期　第1章＞

散歩の相性　◇ Pet Expo どうしよう　◇ まなおさんの初冒険(前篇) 　/ （後編）　◇血の涙（前篇）　/　（中篇） / （後篇） ◇ 暗闇の中の失策 ◇ 小さな贈り物　◇ 留守番のＢＧＭ ◇ 気になったふくらみ / ワンコ隊近状　/ 天然系代表　パパ＆兄貴 / 弟妹の定期予防注射　4匹の個性 / 小鳥乱入劇の背景 / 父の背中 / クリスマスツリーがある我が家 / いざ、オペへ / どんな夢を見ているのか / そむおーさん　犬生初の切開オペ（前篇） / (中篇) 　/ （後篇）
◇ 復活劇 ◇ 抜糸 ◇ 執事と隠れ魔　◇ 今年のテーマは「レバー・クリスマス！」～メリクリ with ワンコ隊～　◇ ワンコ隊のカウントダウン　◇ 遊び仲間だから？ ◇ 内は内！外は外！　◇プラチンブリーおじさんの話（前篇）

◇プラチンブリーおじさんの話（後篇）

　昨年末の我が家の話題。

　プラチンブリーおじさんの話を続けましょう。

　しばらくして、おじさんとすれ違うもとくに話をせずにすごす。
　その間、ラッキーさん宅は徐々に家らしくなってゆく。
　その間、業者は変わるも、おじさんの寝泊まりは続く。

　夕刻遅めに帰宅したある日、
　この日は、急いで、ワンコ隊を診療所に連れてゆかねばならぬと
　予定しておりました。
　家に入り、
　清掃を始め、すまん、お飯は後ね、とワンコ隊をなだめていたころ
　外側に反応を示す彼ら。
　プラチンブリーおじさんが塀越しにのぞいていた。

20091128-ワンコ隊

　前庭の照明、不調なので、
　かつ街灯も暗く、暗闇にある姿、
　そりゃ、犬じゃなくとも怪しく見えます。
　こちらも、うむ、何奴？と不信感を見せたら、
　ワンコ隊、飛び出す。
　ブロック塀など、柵をビニール紐で結んでいたりしますが
　ワンコ隊、今までで最大の爆発力で
　柵を引きずり落とす。
　おじさん、それでも寄ってこようとする。
　お酒の匂いが強い。

　人様にけがをさせたら、
　こちらの落ち度を問われる。
　ワンコ隊を家の中に追いやるが、
　おじさんのきょろきょろは続く。
　こうなると、おじさんにあっちにゆきなさい、
　と言いたくなる。

　確かこのときはかぬん兄貴を診療所に連れて行こうと思っていたか、
　犬具をつけ、
　他を家の中に入れ、
　おじさんに、今、忙しいので、
　と言い、暗闇の中、乗合トラックが走る通りへ向かう。

20091128-ワンコ隊02

　この日の出来事で
　おじさんにはワンコ隊は渡せられないな、
　と思う。
　お酒の匂いが気になり、
　酔っていたら、犬が何どきことを起こした時に対応できないじゃない。
　もっとも、現場に出ているときが多いかもしれないけど、
　不用心に食事の管理もできていないんじゃ？

　タイで心配なのは、犬に本来与えるべきでない食べ物を
　与えがち、という印象。
　なので、信頼ないところには預けたくない。

　ワンコ隊、ぼくの心情を代弁して騒動を起こすも、
　騒動自体はよいことではないので、
　帰宅後、ミーティーングとなる。
　連帯責任で、てんもーパパ、しっかり怒られ、
（たたいたりはしておらず、強く注意勧告をする）
　その様子を見ているワンコ隊は書斎のテーブルの下に逃げ込む。
　翌朝、柵を再び取り付ける。
　その様子を、ワンコ隊見ている。
　すまないと、思いなさい。

　その後、ラッキーさん宅は完成に近づいたか、
　年末には、ラッキーさんの姿は見えずとも、
　入居が始まった様子。
　さて、おじさんは・・・姿見せず。
　結局、あの夜以降、一言も話はなし。
　ワンコ隊全員と、年越しを過ごす。

　ワンコ隊、番犬としては役に立つが、
　本来ある愛嬌を、
　なかなか認められないかもしれない。

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