全11件 (11件中 1-11件目)
1
参照記事「魚の取り方」http://plaza.rakuten.co.jp/meaning1/diary/200601020000/記念すべき5回目はKAPPAさんです。「医学と投資についての随想 (KAPPA)」http://blog.livedoor.jp/kappa_ccw/今では跡形もなくなってしまい当時の文章を読むことが出来ませんが、KAPPAさんは10年程前に「EBIのすすめ」というサイトを運営していました。EBIとは『エビデンスに基づく株式投資』の略で、エビデンスとは証拠や根拠などを示す学術用語です。要するに、根拠の明確な手法で株式投資をしろ、という事です。EBIを実践しているKAPPAさんでしたが、10年前の小型株を中心とした暴騰相場の最中において、残念ながらパフォーマンスは平凡以下でした。お猿さんのダーツ以下だったと思います。それにも関わらず、KAPPAさんは真面目にバリュー投資と向き合っている投資家から絶大な支持を受けていました。何故でしょうか。それは、愚直にバリュー投資と向き合っていたからだと思います。馬鹿が付くほど真面目に。面白みのない事を淡々と。そこにはユーモアの欠片もありませんでした。KAPPAさんはエビデンスを重視し、データで示せる統計結果にのみ価値があると信じているように見受けられます。本業がお医者さんのようですので、データを重要視するのは職業病かもしれません。当時のサイトは知的好奇心を満たしてくれる以外には何も面白みのない、ただ勉強する為の場所でした。今現在そのようなサイトは殆ど見向きもされないでしょう。しかし、当時のバリュー投資家の向上心は物凄く、お互いに切磋琢磨しながら高みを目指していました。その中において、やや難解な表現は好まれる傾向にありました。簡単な内容についての説明でさえ、分かり難い表現を好んで使っている人が多く居たものです。難解な表現を使っている人の投資手法ほど投資家としてのレベルが高く、また価値のあるものである、そういう風潮が一部のバリュー投資家にあったのは間違いありません。今ではそのような考えを持っている人は少なくなりましたが、当時はスタートライン(投資を始めた時期、経験、知識、資金力)が大体同じでしたから、少しでも難解な表現を理解して自分の実力を高めようという風潮があったのです。偏屈で頑固な人は、自分の偏屈さや頑固さを好ましいものだと考えがちです。その為、地味でつまらなくても、上昇相場で著しくパフォーマンスが悪くても、統計結果に従いバリュー銘柄に投資をするのです。または、個別銘柄ではなくETFなどを購入する。結果としてそのような投資行動を取る事も多いです。KAPPAさんの著書に、『東大卒医師が教える科学的「株」投資術』という本があります。この本はグラフを多用していて、各条件と期待リターンの関係が一目瞭然。とてつもなく分かり易い作りになっています。バリュー投資家の出版した本の中では珍しく、バリュー投資家らしい作りになっています。いかにもバリュー投資家の書きそうな本です。皆さんの周りでもしバリュー投資家になりたい人が居たら、是非この本を紹介してあげて下さい。グラフは、2つの指標を重ね合わせて群を作り、それぞれを比較するというもの。例えば「ROE」と「ROD」と期待リターンとの関係。「ROE」と期待リターンとの関係を「ROD」の高さによって5つの群に分ける、といった感じです。5個のグラフを横に繋げただけですが、それなりに分かり易い作りになっています。書いてある内容にそれほど目新しいものはありませんが、未読の方は一度読んでみるのをオススメします。僕はこの統計結果の取り方は異論がありますが(古今東西、ROEを絡めて統計を取る手法にろくなものがない)、それでも知識として知っておくのは良いと思います。多くのグラフを統計結果として頭に入れておくのは、その知識を投資手法に用いる気がなかったとしても無駄にはなりません。株式投資では頭が良すぎる人は儲けられないといいます。根拠が明確でないようなこと、自分が納得できないこと。それらに対しての許容度がないのです。分からない事は分からない。自分より市場の方が正しい。そのような未熟な考えも、時にはとても大切になります。KAPPAさんはとても投資暦の長い方ですが、どうも暫く前からオプション取引にお熱のようです。存分にお好きな道を進んでいって欲しいと思います。 追記上で紹介したKAPPAさんのサイトには、下記の表記があります。『株式のパフォーマンスを調べる場合、ごく一部の銘柄の急騰により平均値(mean)が上方にバイアスがかかることが多く、平均値(mean)より中央値(medain)のほうが「実態」をよく表していることが多い』統計結果の平均という言葉が大嫌いということもあり、僕はこの考え方はとても重要だと思っています。当たり前ですが、PBRは平均値と中央値で期待リターンとの相関関係が大きく変わります。(これは極めて当たり前の事ですが、しかしこの考えをROEに応用している人は殆ど見かけたことがありません。何故なんでしょうかね)PBRは低いほどパフォーマンスが良いのだ!という事を喧伝しているバリュー投資家は、もう少し丁寧に説明してもらいたいですね。低PBR銘柄は当たればでかい宝くじだ、業績上方修正などで注目を集めてどこかの馬鹿が買い上がるのを待つ待ち伏せ戦法が有効だ、とかね。すいません、蛇足でした。
2014.01.31
コメント(2)
ヤスアキさんのブログを、お気に入りブログから削除しました。といってもヤスアキさんに対する僕の考えは全く変わっていません。どのような形であれ、ヤスアキさんのブログ再開を熱望しています。投資手法が変わったかどうかは問題視していません。株式投資に注ぎ込んだ時間の変動など気にしません。保有株式の評価額や増加率などどうでも良い。ただ、投資家として、共に同じ時代を歩んでいきたいのです。僕は、みきまるさんと、ヤスアキさんと、それぞれ違う道から同じ高みを目指して歩んでいきたい。それぞれ自分のペースで、走ったり転んだり休んだりしながら。 ヤスアキさんに余計なプレッシャーをかけない為、今後数年の間はヤスアキさんについて触れる事はしないつもりです。 ただ、語り尽くしていませんので、数年以上先にまたヤスアキさんについて触れるつもりです。 迷惑だろうから、数年間は自粛すると決めただけです。 僕は気が長いのです。
2014.01.29
コメント(0)
なかなかお気に入りブログに登録してもいいようなブログがなかったのですが、先ほど見付けてしまいました。早速全部ブログを読んで、登録。まだ投稿数14でアクセス数1000にも届いていないブログですが、この偏屈たぬきさんとは長い付き合いになるのではないかと思っています。偏屈たぬきのへそまがり投資日記 信用取引も行うへそまがりバリュー投資。 僕と同じく特定の業種に注力しない分散投資家さんです。公開されているポートフォリオを見ると、バリュー投資家が買いそうなものと、バリュー投資家は絶対買わないようなものと、ハチャメチャの玉石混合。何が玉で何が石か。それはバリュー投資家さんには分かりません。僕にも分かりません。最近は低位株に着目している様子。投資暦は20年という事で、僕より先輩です。色々勉強させて頂きます。
2014.01.27
コメント(1)
参照記事「惨い白さ」http://plaza.rakuten.co.jp/meaning1/diary/201308050000/ 記念すべき4回目は、ずんちゃかさんです。バリュー投資ブームの真っ只中に居た人でずんちゃかさんを知らなかった人は、猛省して下さい。(いや、すいません。ずんちゃかさんはファンダメンタル投資家ですがバリュー投資家ではないので、別に知らなくても猛省する必要はありません)10年前に自分が何をやっていたか。バリューブログを読み漁っていたそこの貴方。貴方は誰のブログを読んでいましたか?誰を知っていて誰を知らなかったのかを思い出してみると、当時の自分の考え方が分かったりします。有名なバリュー投資家を思い浮かべるのも良いでしょうが、たまにはずんちゃかさんのような投資家を思い出すのも良いと思います。 ずんちゃかさんは僕と非常に似た考えを持っている、稀有な投資家です。ブログは2006年4月開設とライブドアショックよりも遅く、他のブロガーに対して随分後塵を拝していますが、投資暦はとても長いです。(※途中でブランクがあります)ブログの書き込み内容には考え方に共感できる部分がとても多く、僕はこの人ほど僕の考え方に近い投資家を知りません。脱「バリュー投資」小論シリーズは一読の価値があります。僕は毎年のように何回も読んでいますが、未だに飽きることがありません。これからも読み続けることでしょう。http://zoomchaka.exblog.jp/i13抜粋したいところがあまりにも多いので、一部だけ紹介します。『価格とは、何かを買うときに支払うもの。価値とは、何かを買うときに手に入れるもの。しかし、手に入る価値は買い手の立場によって変わり、その違いもまた市場を形成する。』これほど端的に、分かり易く市場評価について客観的な表現をした人が居たでしょうか。僕の持論である『株価は常に適正価格。しかし今日の適正価格は明日の適正価格と一致しない』に通じる所があると僕は勝手に思っています。『基本的に、市場は正しい!分からんことは相場に聞け!というわけで、聞きました。相場に聞くってのはそうラクなことじゃねえのです。手を動かそう、頭を使おう。』「ずんちゃか株式投資雑記帳」http://zoomchaka.exblog.jp/ずんちゃかさんのブログは、残念ながら現在は殆ど更新されていません。ツイッターは数年前からやっているようですが、僕は未だにツイッターの事は良く分からないのでずんちゃかさんの呟きを拾えません。残念です。 僕は凡人ですが、変人の皮を被っているので、他の投資家さんとは意見が合わず、あまり楽しい話ができないだろうと思っています。実際に直接株式投資ブロガーの方に会ったことはありませんし、もう少し言うと会いたいと思ったこともありません。しかし、ずんちゃかさんとは気が合うんじゃないかと思ってます。(僕より年上の方なので、気が合うという表現は失礼ですが…)僕は今まで投資家や知識人と直接話しをしてみたいとは思った事はありませんが、それでも例外としてずんちゃかさんは、唯一僕が話しをしてみたい投資家さんです。僕のブログを楽しめる変な人は、ずんちゃかさんのブログも楽しめるんじゃないかと思います。『むぎゅ。』の愛読者様には、ずんちゃかさんのブログを強く強くオススメします。ただ、ずんちゃかさんの座右の銘は「明日できることを今日するな」という事です。座右の銘と考え方は必ずしも合致するものではありませんが、この言葉を座右の銘に選んだということを素直に受け取ると、僕とは間逆の性格のようです。性格や性質から滲み出る考え方が似ているという訳ではありません。全くの余談ですが、僕は学生の頃に夏休みの宿題を7月にほぼ全部終わらせないと気が済まない方でした。「今日できることを明日に延ばすな」という感じです。今日できることを明日に延ばすと、それは絶対にやれないのです。明日は明日のやる事があるのです。明日のやることを今日やるというのなら、今日やることを明日に延ばしても良いですが…。性格や性質、そしてそれらの相性(投資手法)が似ていない投資家でも、投資哲学が似ることがあるという事ですね。ここら辺は興味深い所です。※10年前の投資家を振り返る、という題ですが、10年に拘りはありません
2014.01.25
コメント(0)
参照記事「無いものねだりをするよりも」http://plaza.rakuten.co.jp/meaning1/diary/201308230000/ 記念すべき第3回目は、内田さんです。内田さんは、ガチガチのバリュー投資から脱バリュー投資へと投資手法が劇的に変化している投資家の中では、余り評価が低くない稀有な投資家です。より正確に言うのであれば、バリュー投資家で内田さんを批判する人が圧倒的に少ない。脱バリュー投資をしたバリュー投資家は、有名であればあるほどバリュー投資家から石を投げられ村八分にされる、そのような流れが多い中にあって、内田さんのような脱バリュー投資家は非常に珍しいです。何故でしょうか。バリュー投資家は弱いものいじめが好きなので、打たれても響かない強いものはいじめないのです。はい、暴言頂きました。さくさく次に行きましょう。内田さんは、今からではとても考えられませんが、10年前はガチガチのバリュー投資原理主義者でした。初期に『バフェットからの手紙』と『バフェットの銘柄選択術』に惚れ込み、数十回読み返したという事を様々な所で書き込みされていました。サイト上でも、ROEの重要性を説く、生粋のバフェット信者でした。初期の頃は、会社の社長に『バフェットからの手紙』を送って経営力を上昇させよう、という面白企画までやったりしていました。冗談みたいなホントの話です。決算報告書の最初に書かれている挨拶の文面がどれも同じで個性がない、下らない、読む気にもなれない、と批判していたものです。(今でこそ個性溢れる決算報告書の挨拶ですが、10年前はどれも紋切り型の同じような文章でした)しかし、内田さんはかなり初期に脱バリュー投資をした投資家です。脱バリュー投資先駆者の一人です。ターニングポイントを挙げるとすると、株価上昇率に着目したレースの企画になるでしょう。希望参加者にバリュー投資の観点から銘柄を選定してもらい、その後のパフォーマンスが一番良かった人に賞金を出す、という企画です。期間は1年。このレースを始めたあたりから短期取引に方向性が変わりました。この1年という期間は、バリュー投資では余りに短いのです。短すぎるのです。僕は中期投資家ですが、中期投資家から見ても1年というのはやや短いように感じます。この期間についての指摘は少なからずありましたが、内田さんは1年という期間で投資レースを行うことを決定しました。その代わり、参加条件にバリュー投資としての分析を求めました。そこで徹底した分析をしているバリュー投資以外の申込者をふるいにかけ、残った者がレースに参加。そのレース結果に果たしてバリュー投資としての意味はあったのでしょうか。ないでしょう。そのレースで勝者になるにはバリュー投資とは別の視点が必要だったのです。その違いを理解している人は、主催者と傍観者だけでした。参加者はみんなピエロです。分かったつもりになって、分かっていない。馬鹿は自分が馬鹿だと気が付かないのです。冷酷なレースだったと思います。その後の話は巻いていきましょう。内田さんは、株価の価値を理屈で考えようとするな、感じることが出来るようになれ、というやや過激な主張で、言い切り型の文体を多用するようになりました。もう数年前から生粋のテクニカル派で、順張り投資家。今ではバフェット信者の面影もありません。内田さんの脱バリュー投資の転身は誰よりも早く、そして徹底していたので、批判されたりしなかったのかもしれません。変化に疎いバリュー投資家の中において、自分が正しいと思っている投資手法の主張を短期間で劇的に変えた、かなり少ない例外といっていいと思います。しかし劇的に変える前の投資手法が確立されていなかったかと言うと、決してそうではありませんでした。当初から、自分の考えは要するにどういうことか?を主張できる程度に、自分の主張の本質的な理解をしていました。そしてその上で面白おかしく文章を綴ることが出来るユーモアを持ち合わせていました。独特のユーモアは他のバリュー投資家にはない独自性がありました。個性豊かな群雄割拠時代において、内田さんの個性は頭一つ抜きん出ていました。そんな内田さんの運営するサイト「CMB研究所」は、投資DVDだけでなくオリジナルTシャツまで販売、という何処までが冗談かよく分からない状態で今でも続いています。10年くらいほぼ毎日といっていいくらい頻繁に更新している、数少ない個人投資家サイトの一つです。「CMB研究所」http://www.cmb-fund.jp/column/buffett3/#e2355 ※10年前の投資家を振り返る、という題ですが、10年に拘りはありません
2014.01.21
コメント(0)
参照記事「お気に入りブログ登録始めました」http://plaza.rakuten.co.jp/meaning1/diary/201305230000/ 記念すべき2回目は、yasuakiさんです。yasuakiさんがブログを始めたのは2005年。バリュー投資ブーム時のブログとしては比較的後続派になります。yasuakiさん自体も、バリュー投資という概念が日本でもすっかり定着し、日本独自の進化を遂げつつある時に、株式投資を始められました。当初、バリュー投資家を目指していたというyasuakiさんでしたが、徐々に独自の道を進んでいきます。yasuakiさんの投資手法は徹底しています。分野毎のファンダメンタル比較。月次の比較。バリュー投資家としては珍しく、幅広く同業他社の比較を行う手法です。多くの銘柄の比較というのは割安投資での手法ですので、絶対評価のバリュー投資の手法とは根本的に違います。しかしyasuakiさんは相対的な分析手法を主としていました。yasuakiさんは徐々に月次分析に軸足を移しながら、この同業種比較分析を徹底して行っていきます。意外にも、10年以上前は月次から業績の予測を行う手法は個人投資家に余り用いられていませんでした。月次による業績予想が本格的に注目を集めだしたのは、ここ10年位です。10年前位に、「月次を確りとフォローすれば業績予想の精度を非常に高められる」という考え方があっという間に広まりました。月次の売上が好調な銘柄を買えば儲かる。とっても夢のある素敵な話ですね。さて、閑話休題。分かりやすかった事もあって、yasuakiさんの分析手法は多くの人に影響を与えました。といっても、分析方法を真似るというより、分析結果をみて参考にしようという投資家が多かったように思います。分析結果を参考にしようと、バリュー投資家が次々に押し寄せました。そして、その期待に応えるように、yasuakiさんは同業種分析を続けました。yasuakiさんはとても素直ですが、それでいてちょっとひねくれたところのある投資家です。2005年付近では、買った銘柄の悪い点についても確りブログに書くことが良くありました。僕は非常に良いことだと思います。買った銘柄の悪い所に着目するのは、保有銘柄のリスクを明確にする意味でも、とても有益だと思います。どのような銘柄にも良い面と悪い面があります。保有株を悪い面から視るのは株価急落時での冷静な状況判断が可能になります。しかし、これはなかなか出来る事ではありません。投資家は買った銘柄の良い所をみて安心したいのです。いつ株価が下落するか分からない、と不安になりたくないのです。古今東西、買った銘柄の良いところばかりアピールしている投資家ばかりです。当時も今も、ずっと変わりません。ブログは実質2005年~2006年の2年足らずで長期休止となり、その後再開したものの現在休止状態が続いていますが、今なお熱望している読者は多いと思います。「yasuakiの株式投資日記」http://plaza.rakuten.co.jp/yuya913/僕は一部の例外を除き月次をそれほど重要視することはありませんが、大きな流れを掴む為には有効な手法だと思います。yasuakiさんは損益決算書の各項目の分析に月次を加えることで、個別銘柄だけではなく業種毎の大きな業績の流れを掴んでいました。少なくても、僕にはそのようにみえました。月次分析を個別銘柄の業績予想で終えている投資家は、この考え方は非常に参考になると思います。また、yasuakiさんは同業種比較の際に、基本的にPERの比較を最後に持ってきます。PERは重要視する投資家が最も多い指標です。PERで縛りを設けている投資家も散見されます。個別項目の分析前に強いインパクト(先入観)を受けてしまいますので、PERの比較を最後に持ってくるというのはもとても良いと思います。まずPERの高い銘柄をふるいにかけて落とし、残った企業からのみ分析に入る投資家は、是非yasuakiさんの分析の流れを参考にしてもらいたいです。かなり確りした幅広い相対評価ですので、当時の銘柄の状況と今現在の状況を比較してみても良いと思います。何しろ、過去と現在の先に未来があるのですから。 ブログから分かる通り、yasuakiさんはとても謙虚です。性格から滲み出る謙虚さは、投資家にとって好ましい才能です。株価の値動きに鈍感になれます。単純に比較ができない事を分かった上で比較をします。情報提供を惜しみません。市場の評価にケチを付けません。分かった振りをしません。他の投資家の意見を一旦素直に受け入れます。結論ありきではなく、結論を急ぐこともせず、また必ずしも結論を出そうともしません。謙虚になろうと意識をして作られた人格では、決してこのようなブログは書けないでしょう。「投資家の数だけ投資スタンスも異なりますからね。極論を言えば何を買ってもいいと思います」 ※10年前の投資家を振り返る、という題ですが、10年に拘りはありません
2014.01.17
コメント(3)
参照記事「どちらが優れた投資家なのか?」 記念すべき第一回は、稲虎さんです。稲虎さんのブログ「inatoraの投資日記」は、分かり易く、丁寧で、更新も頻繁でした。バリュー投資の考え方の多くをここで学んだと言う人も多かったと思います。個人投資家が急増していた当時の株式投資環境も相まって、このようなバリュー投資サイトは爆発的に増えていきました。ブログの運営者も投資経験の乏しい人が多かったので、読者も一緒に切磋琢磨していくといった状況でした。稲虎さんは、既に燃え始めていたバリュー投資人気の火に油を注いだ一人です。長らく低迷していた相場が反転して上昇相場になっていったこと、そして何よりバリュー投資家の基本となる概念を広めたことにより、「inatoraの投資日記」は絶大な支持を得ました。当時稲虎さんの意見に反論する人は、ほぼ居ませんでした。 「inatoraの投資日記」http://plaza.rakuten.co.jp/inatora/diary/200409120000/ バリュー投資家にも色々な人が居ましたが、稲虎さんは王道を突き進んでいました。『バリュー投資とは何か?』それを見失った方は、是非とも稲虎さんのブログを丁寧に読み返して頂きたいと、心から思います。稲虎さんの主張には、投資哲学的なものも多いです。バリュー投資の投資哲学の基本をしっかり抑えながら、しかし必ずしも結論ありきではありません。パフォーマンスは際立ったものではありませんでしたが、だからこそ生粋のバリュー投資家だ、実力派だと評され、多くのバリュー投資家から一目置かれていました。2004年から2005年にかけては暴騰相場でした。不動産を中心とした小型成長株の暴力的な暴騰相場でした。この2年間で資産を倍々にしていった投資家も多く居ました。しかし当時パフォーマンスが高過ぎない事は、確かにバリュー投資の一つのステータスでした。多くのバリュー投資家の考え方には、そういう懐の深さがありました。今、際立ったパフォーマンスを得ている投資家がバリュー投資の実力派だと評されているのは、非常に残念です。一昔前のバリュー投資軍団は、決してそんな考えが主流派ではありませんでした。暴騰相場でパフォーマンスが良い程実力がある、そのような考えは本来バリュー投資とは相容れない考えであった筈です。 その後の稲虎さんについては割愛します。僕の意見も、「むぎゅ。」の読者様には特に必要ないと思います。そのような意見を述べて自己満足に浸ることは、稲虎さんに対して失礼だと思います。稲虎さんの書き込みを読めることに感謝しつつ、有難く後世へ残すに留めましょう。 ※10年前の投資家を振り返る、という題ですが、10年に拘りはありません
2014.01.14
コメント(1)
僕はもうずっと長い間、色々なファンダメンタル投資家の書き込みを読んできました。気が付けば10年以上になります。費やした時間はどれくらいになるのか想像も出来ません。本当に、 長期間に渡って長時間を費やしてきました。本当に本当に長い時間をファンダメンタル投資家、特にバリュー投資家と共に歩んできました。この10年間に限っては、極々一部の例外を除き、バリュー投資家よりも長い時間をバリュー投資に触れてきました。 今から約10年前、ファンダメンタル投資家の書き込みの多くは、バリュー投資家の書き込みでした。バリュー投資以外のファンダメンタル投資家は絶滅したかと思えるくらい、バリュー投資の活況ぶりは物凄いものでした。しかし、盛者必衰、栄枯盛衰。バリュー投資家の多くは表舞台から去っていきました。残ったバリュー投資家の多くも、ブログやサイトの更新をしなくなり、10年前のように自らの意見を主張することが少なくなりました。市場の暴落時に元気になるはずのバリュー投資ですが、リーマンショック後の2008年~2009年に最も元気がなくなっていたのは皮肉です。2011年の大震災直後。彼らは更新をしたでしょうか?彼らは沈黙していました。震災の日も、次の日も、その次の日も、彼らは沈黙を守りました。その次の日も、その次の日も同様に、彼らは沈黙を守りました。彼らが更新をしたのはいつでしょうか?翌週でしょうか?それとも翌月でしょうか?更新時、株式市場に触れていたでしょうか。バリュー投資に触れていたでしょうか?買い支えるような主張をしたでしょうか?株価が上がった後になって、当時の大暴落時に買っていたと言うような投資家がうじゃうじゃ出てきました。そのようなバリュー投資家には僕は石を投げ、唾を吐きます。あの時こそ、バリュー投資家はブログを更新するべきでした。更新しまくるべきでした。様々な投資家が悲観にくれている中だからこそ、バリュー投資家として自分の見解を言うべきでした。それが強気であっても弱気であっても、彼らの見解を聞きたがっている多くの投資家がいたからです。バリュー投資では株式を市場の暴落時に買うべきだと言っていたからです。日本国民全体が悲観し、市場が暴落していた当時。何故...と悔やまれます。 そして現在。バリュー投資家の大半が優待株の収集をしている現状を見ると、感慨深いものがあります。今から10年位前、バリュー投資は確かに一大ブームを巻き起こしていました。バリュー投資こそ株式投資の王道であり、正しい手法である。本当に多くの投資家に、心の底からそう思われていました。その為多くの新しいバリュー投資家が生まれ、互いに切磋琢磨していました。彼らが主張していた考え方は僕とは大きく違いますが、とても優れたものも多かったと思います。当時の株価上昇時期と相まって、彼らは物凄い時間を分析に裂いていました。個性豊かな群雄割拠時代。彼らを埋もれさせてしまうのは余りに惜しい。たとえ、今彼らが株式市場から去ったとしても、当時の主張を覆しているとしても、或いはさらにそれを昇華させて別の投資手法にしたとしても、当時の彼らの書き込みの輝きは失われることはありません。書き込みした文章は、10年前から、何も変わらずそこに残っています。残念ながら残っていない文章もあります。彼らの手法や哲学はどうなってしまうのでしょうか?多くの場合、彼らの存在はなかった事になります。むぎゅ。再開時に書いた通りです。しかし、当時熱狂的にバリュー投資に関する文章を読みまくっていた人。その人たちの投資手法には少なからず影響していることでしょう。 短くまとめたのですが、長くなりました。次回から、本題に入りましょう。
2014.01.12
コメント(1)
更新再開から1年経ちましたし、そろそろほんの少しずつですが、徐々に表現を強めていきたいと思います。何年もかけてゆっくりと。気の長い話です。取り合えず、手始めにバリュー投資家を中心にした投資家の評価を行います。評価基準は僕です。単純明快。僕の何倍の能力かを星の数で表します。☆が3つなら僕の3倍の能力。星の数は1個単位で最大5個です。一部の例外を除いて、5個以上の星は省略します。何を以って能力とするかが難しいですが、バリュー投資家であれば、市況に惑わされず、パフォーマンスを意識せず、成功体験を自慢せず、失敗を隠さず、一貫して価値と価格とのサヤ抜きに徹しているかどうか、という所を重視します。次に、読者に良い影響を与えているかどうか、本人に良い影響を与えているかどうか、といった所を重視します。その次に、自分が何をやっているかをよく理解しているかどうか、という所を重視します。それではいってみましょう。 嘘です。今年は『10年前の投資家を振り返る』という名目で、10年位前に活躍した投資家を何人か紹介するシリーズをやります。もう2014年ですからね。10年前でも2004年です。2004年といえば、小型株暴騰相場でしたね。バリュー投資が本格的に活況を浴び始めた年でもあります。嗚呼2004年、我らが年。 ほな、いきまひょか。
2014.01.09
コメント(2)
第一弾から第四弾の銘柄紹介を読んで頂いていない読者は、先にそちらを順に読んで下さい。(お手数おかけして申し訳ありません)過去に紹介した内容を理解されていることを前提として、今回の銘柄紹介を始めます。銘柄紹介 第一弾 7509アイエー銘柄紹介 第二弾 9866マルキョウ銘柄紹介 第三弾 6060こころネット銘柄紹介 第四弾 7865ピープル経常利益の成長率、利益の変動率。それが大きく変わる場合、何が起こっているかが重要になります。変動したという事象そのものよりも、何故変動したかの理由が重要になるからです。投資家にとって材料は、『何故そうなったか』、『その結果どうなるのか』、こそが重要になります。事象に振り回されてはいけません。材料に振り回されてはいけません。分かり易い銘柄で、丁度良いのが見つかりましたので今回紹介します。東証1部上場の酒類の小売業、9994やまやです。この銘柄は割安成長株でした。低PER低PBRの成長株。この銘柄が、ここに来て成長を加速してきました。内容を見てみましょう。2013年3月期 売上高119,885百万円 経常利益3,767百万円 最終利益2,218百万円2014年3月期(会社予想) 売上高127,000百万円 経常利益3,650百万円 最終利益2,270百万円 2014年3月期(四季報予想) 売上高138,000百万円 経常利益4,600百万円 最終利益2,850百万円 2015年3月期(四季報予想) 売上高179,000百万円 経常利益7,300百万円 最終利益4,400百万円 ちなみに、現在の株価はPER10倍、PBR1倍、時価総額22,500百万円程度です。なかなか魅力ある成長企業だ、これは今すぐ買いたい、と思った方は注意した方が良いです。上の業績予測を見て、単純にこの成長が2016年度以降も持続すると思ってしまってませんか?繰り返しますが、『何故そうなったか』、『その結果どうなるのか』、が重要です。それが分からない材料は、自分の理解を超えている材料なのです。そこにはリスクしかありません。やまやは酒屋さんです。小売業です。この業種がこの変動をしたとしたらどうなるのでしょうか?人員確保は?教育は?流通システムは?店舗拡大による設備投資は?3つくらいしか店舗のない小さな企業が毎年新規に店舗を出すのとは違います。2年間で60,000百万円、つまり300億円/年の売上成長になります。これがどれだけの数値かピンと来ないなら、色々な小売業の財務諸表を読み漁って下さい。単体でそんな売上成長する小売業はありません。という事は、連結での成長だろう、という予想になります。これはきっと、M&Aによる買収でもやったのだろう。2014年3月期の会社予想はその買収による業績変動を見込んでいない時に発表した数値だろう。それなら、実際の業績は四季報予想の方に近くなる、つまり会社予想は連結のみ上方修正するだろう。単体については、本来の業績見込に対しての進捗を把握する必要がある。ここまでが上の数値から推測できる訳です。もう少し言うと、その連結上方修正時に同時に単体を下方修正する可能性もある訳です。M&Aをやった場合は、何故M&Aによる買収をやったのか、という理由が重要になります。安かったから、相乗効果を望めるから、有効活用できない資金が余っていたから、M&Aをやった。大抵はそんな感じです。安くて相乗効果を望めて資金が余っていた、という事も有り得ますし、安くはないが相乗効果が望めて資金が余っていた、という事も有り得ます。そして、調べてみると分かりますが、当然やまやの成長はやはりM&Aによるものです。ここからはM&Aについて見てみましょう。買収先は3178チムニーです。チムニーは居酒屋チェーンで、東証2部上場企業です。M&Aには相乗効果が期待できるので、M&A自体には批判的になる必要はありません。ただし、暖簾代が幾らなのか?というのは気になるところです。暖簾代とは、乱暴に言うと無形資産代、つまり時価に対してどれだけのマージンを支払ったか、です。(これはかなり乱暴な表現です)M&Aの場合は、何を幾らで買ったのか、その結果どのようなメリットがあるのかが重要です。どれだけ業績が成長したかが重要ではありません。ここは注意が必要です。いくら注意してもし過ぎるということはありません。それでは見てみましょう。長くなるので、掻い摘んで重要なところを書きます。チムニーはジャスコ(現イオン)からの派生です。やまやもイオングループです。そういう繋がりによる経営者の着目もあったのでしょう。ただし、チムニーは過去にイオンの経営方針で系列から切り離され、米久に売られます。その後、米及の親会社が三菱商事になり、経営に圧力を受けるようになります。その圧力から逃れる為という名目で、カーライルと組んでMBOを実施。上場廃止後、カーライルから役員を受け入れ、社内改革を実施。魚の加工場の設置、自衛隊の基地食堂の受託、調理技術向上の為の社内大学設置、などをしつつ2012年12月に東証に再上場。チムニーの現在の時価総額は253億円。現在の株価は1324円です。TOB発表当時の株価は1000円程度で、時価総額は約200億円でした。やまやはチムニー株を1株1510円で50.22%買い付けて連結子会社とします。対してやまやの現在の時価総額は225億円。2013年3月末の時点で、現金預金3,449百万円、売掛手形1,609百万円、短期有利子負債3,116百万円、負債合計15,421百万円、株主資本合計20,306百万円です。買付価格から試算したチムニーの時価総額は280億円。やまや買付分は約140億円になります。2012年12月末のチムニーの財務諸表を確認すると、現金預金6,502百万円、売掛手形735百万円、短期有利子負債1,300百万円、負債合計19,384百万円、株主資本合計10,797百万円、となっています。チムニーの業績予想は下記の通り。2012年12月期 売上高41,995百万円 経常利益3,297百万円 最終利益1,263百万円2013年12月期(会社予想) 売上高44,820百万円 経常利益3,440百万円 最終利益1,526百万円 2013年12月期(四季報予想) 売上高43,800百万円 経常利益3,350百万円 最終利益1,480百万円 2014年12月期(四季報予想) 売上高45,800百万円 経常利益3,600百万円 最終利益1,550百万円 ちなみに、チムニーの買付価格では、ざっくりPER約20倍PBR約2.5倍となります。ただし、ROE水準はやまやもチムニーも同程度。約14%前後で推移する見込みになっていますので、M&AによりROEが低下する事はありません。M&Aでは買う側と買われる側の、長期的なROE水準が最も重要になります。M&Aを行う事により、長期的なROE水準がどのように変動するか。それを推し量ることなしに、単純にPERやPBRだけで云々言うべきではありません。ここはファンダメンタル投資家が損得を誤って評価しやすいところなので注意が必要です。例えば、ソフトバンクを見て下さい。ソフトバンクが過去に行ったM&Aを見て下さい。高い買い物かどうかは、長期的なROE水準で考えなければいけません。現時点でのPERやPBRで判断するべきではなく、将来生み出す相乗効果を含めた長期的なROE推移で判断するべきです。この点ではM&Aの分析はバリュー投資家の視点とは全く異なる物の見方が必要になります。相乗効果でどれくらいの効果があるかは、推して知るべきでしょう。暖簾代が妥当かどうかについて、僕の意見は述べません。その代わりと言ってはなんですが、業績予想を並べてみましょう。上がやまや、下がチムニーの業績推移です。2013年3月期 売上高119,885百万円 経常利益3,767百万円 最終利益2,218百万円2012年12月期 売上高41,995百万円 経常利益3,297百万円 最終利益1,263百万円2014年3月期(会社予想) 売上高127,000百万円 経常利益3,650百万円 最終利益2,270百万円 2013年12月期(会社予想) 売上高44,820百万円 経常利益3,440百万円 最終利益1,526百万円 2014年3月期(四季報予想) 売上高138,000百万円 経常利益4,600百万円 最終利益2,850百万円 2013年12月期(四季報予想) 売上高43,800百万円 経常利益3,350百万円 最終利益1,480百万円 2015年3月期(四季報予想) 売上高179,000百万円 経常利益7,300百万円 最終利益4,400百万円 2014年12月期(四季報予想) 売上高45,800百万円 経常利益3,600百万円 最終利益1,550百万円 さて、気が付きましたか?やまやの利益成長の殆どは、チムニーの業績を足しただけです。引き算すると、当初のやまやの業績予想が出てきます。M&A発表前の2014年3月期の四季報予想は2,500百万円程度。2015年3月期は2,800~2,900百万円程度でした。恐らく四季報予想は、連結化のタイミングで2014年3月期は半分程度、2015年3月期は全額が足されるという試算でしょう。さて、大体の背景が分かりました。重要なポイントは・やまやの今後2年間の業績の伸びは基本的には単純にチムニーの業績を足しただけ・やまやの連結業績は薄利多売の酒類小売に利益率の高い居酒屋が合わさって利益率が急上昇する・やまやはチムニー買付として約140億円を支払う・チムニー全発行株数をやまや買付価格で試算するとチムニーはやまやの時価総額以上になる・チムニー買付価格ではPER約20倍PBR約2.5倍・やまやはチムニー買付によりバランスシートが大幅に毀損される・やまやもチムニーも直近の経常利益成長率はほぼ同じ・やまやもチムニーもROE水準はほぼ同じこれらのポイントを総合的に勘案して評価するのは難しいです。M&Aに限らず、材料を短時間に評価することは滅多にできません。しかし大きく株価が動いた時は、市場がその材料をどのように評価しているのかを理解する事が重要になります。地道な作業ですが、サヤ抜きとはそういうものです。慣れればそこまで長い時間はかかりません。地味な作業を繰り返して、繰り返して、繰り返す。結局大して難しいことはしていません。株式投資は上級者も初級者もいません。みんな基本的にはやってることは同じなのです。しっかりやることをやるか(やっていない事をやっていないと理解しているか)、比較的短い時間で理解できるか(理解できていない事を理解していないと把握しているか)、慣れているかどうか(時間短縮のため手を抜きつつも要所々々を押さえているかどうか)、程度の差です。慣れてくるともう少し深く掘り下げるようになりますが、経験上あまりそのような行動が成果に繋がる事はありません。銘柄分析が好きな投資家であればそれを知りつつも深く掘り下げますが、それは単純な知的好奇心を満たす為の行為であって、投資家のやるべき事からは逸脱しています。いつだって重要なことは基本的なことです。そして、その基本的なことは、必ずしも貴方が考えている基本的なこととは限りません。そのことを分かっているかどうかは、株式投資において思いのほか重要なことです。
2014.01.04
コメント(0)
今年も無事に明けたようで、おめでたいですね。皆さん、おめでとうございました。 むぎゅ。再開して1周年。徐々に表現を激しくしていこうと思っています。 今年は、僕の投資手法についても書いてみようと思っています。あと、来年か再来年に、ランダムウォーク否定論を書いてみようと思っています。 愛すべき読者様、今年も宜しくお願いします。
2014.01.03
コメント(0)
全11件 (11件中 1-11件目)
1