みきまるの優待バリュー株日誌

みきまるの優待バリュー株日誌

PR

Profile

みきまるファンド

みきまるファンド

Free Space

免責事項 : 当ブログは私が少しでも成長し、「より良い投資家」 になるための私的な勉強の場として運営しています。記事内容は一般的に入手可能な公開情報に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当ブログの記事に基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100%ご自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。

Calendar

Favorite Blog

イチネンHD(9619)-… New! 征野三朗さん

NATOがポーランド、… New! Condor3333さん

【初秋】9月のおすす… New! わくわく303さん

ここ最近ブログの更… New! MEANINGさん

メモ 4畳半2間さん

予定カオス slowlysheepさん

週間パフォーマンス… らすかる0555さん

もし今全財産が500万… fuzzo728さん

6/16(日)メンテナ… 楽天ブログスタッフさん

5月末運用成績&PF mk4274さん

Keyword Search

▼キーワード検索

Aug 10, 2014
XML
カテゴリ: 優待株について
さて昨日の日記でも書きましたが、時計やカメラなどの専門性が高い商材の新品と中古をネットと店舗で販売する3179シュッピンを大きく買えなかったことの反省から生まれた、YOU-CAN-SLIM法ですが、昨日「企業秘密」と書いたばかりなのですが、良く考えるとブログ上でアップしておいた方が今後自分自身が頻繁に参照するのに非常に便利なので、考えを変えて急遽公開します。(笑) 

R0124903.JPG

R0124901.JPG

 私はずいぶんと以前にウィリアム・オニールの本は読んだことがあったのですが、その時には「成長株投資は難しいよな。ちょっと自分には取り入れにくいな。」という結論となり、その後は全く読み返すこともなく本棚の片隅で埃を被っていました。ただこのシュッピンの1件があって、改めて精読してみると、「なんで、こんなに素晴らしい本をあの時は大して良くないと思ったんだろう。」と感じざるを得ない素晴らしい内容でした。

 今でははっきりと分かります。当時の私は、

「見えていなかった。投資家としての必要な引き出しの数が十分ではなかった。」

ので、オニールの良さを認知できず、そのためにしっかりと理解できなかったのです。ちなみにその後本屋さんに行って見ると、このオニールの本はいつの間にか増補・改定されて第4版になっており、時の流れを痛感しました。

 さて、グロース株投資家の方にとっては「常識中の常識」でしょうが、オニールの株式投資の必勝法則である、「CAN-SLIM法」のエッセンスを自分の勉強のためにまずまとめておきます。

C= Current Quarterly Earnings  当期四半期の1株益。最低18~20%は上昇していること。

A= Annual Earnings Increases   年間の収益増加。過去5年間に意味のある成長が認められること。

N= New  新製品、経営陣の入れ替え、属する業種の重大な変化などがあったこと。

S= Supply and Demand  株式の需要と供給。 発行済み株式数が少ない。総資本が大きく歴史が古い企業は選ばない。

L= Leaders  相場を主導する銘柄であること。少なくとも業界の上位2、3社に入っていること。

I= Institutional Sponsorship  機関投資家による保有。機関投資家は大多数の投資家よりも経験豊かで、より優れた投資実績を持ち、銘柄の選定にも長けている。

M= The  General  Market   これが投資結果の明暗を分ける。株式市場の動向、方向性に関する結論を下せるようにすること。

 この「シュッピン事件」以来、私はPF最上位に意識して「オニール的な」銘柄を以前よりも多く取り込むようになりました。そして、胸に手を当てて考えてみると、その以前から無意識にオニール的な銘柄をPF上位に組み入れるように自分が変化していた(3097物語コーポレーションなど)ことにも気付いたのでした。「生き残っているほとんどのバリュー株投資家のPFを精査すると、実はグロース株だらけである。」というのは良く言われることですが、私もその例に漏れなかったわけです。ただ、アメリカには優待株がほとんど存在せず、原法のままでは日本株市場にはぴたりとはフィットしないため、オニールのこのCAN-SLIM法を私なりにアレンジして、優待グロース株投資の指針となる、

YOU-CAN-SLIM法

 を新たに開発しました。 具体的には、

YOU=  ゆー:優待のゆー

 株価上昇もしくは維持のカタリストとなる 、 意味のある魅力的な優待  が付いていること。これが株式市場で負けずに生き残れる魔法の  「優待エアバッグ」作動の前提条件 となる。つまり、 どれほど良い銘柄であっても、非優待株である限りは原則として投資対象とはならない。

S= Supply and Demand  株式の需要と供給。 発行済み株式数が少ない。総資本が大きく歴史が古い企業は選ばない。→ 日本株市場の個性を活かし、特に  東証2部昇格&優待新設により近い将来の東証1部昇格が濃厚な銘柄を狙い撃ち する。

M=  みきまる銘柄である

 元々自分のPFである「優待株いけす」に入っている銘柄であること。いけす内を広く澄んだ、子どものような純粋な透明な目で見渡した時に、 その総合戦闘力の高さから、「自発的に」、あたかも蛍光を発するように浮かび上がってくる銘柄  であること。PF外の新規銘柄を吟味無くいきなり主力株に据えるのは、勝率を高めるために必要なプロセスを経ていないため非常にリスクが高い。

 の3点が改善点です。ちなみに先日超主力参戦した3277サンセイランディックも、このYOU-CAN-SLIM法を使って発掘しました。これからもこの変形オニール公式の「YOU-CAN-SLIM法」を使って戦闘力の高い優待グロース株を発掘して行こうと思っています。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Aug 10, 2014 11:42:01 PM
[優待株について] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: