みきまるの優待バリュー株日誌

みきまるの優待バリュー株日誌

PR

Profile

みきまるファンド

みきまるファンド

Free Space

免責事項 : 当ブログは私が少しでも成長し、「より良い投資家」 になるための私的な勉強の場として運営しています。記事内容は一般的に入手可能な公開情報に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当ブログの記事に基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100%ご自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。

Calendar

Favorite Blog

メモ2 New! 4畳半2間さん

光通信(9435)---宅配… New! 征野三朗さん

薬剤って怖い New! slowlysheepさん

ハワイ周辺で実施す… New! Condor3333さん

【人気】スポンサー… わくわく303さん

6/16(日)メンテナ… 楽天ブログスタッフさん

5月末運用成績&PF mk4274さん

運用成績・ポートフ… lodestar2006さん

【5月運用成績】+11… かぶ1000さん

2024年5月のパフォー… らすかる0555さん

Keyword Search

▼キーワード検索

May 26, 2021
XML
カテゴリ: 株式投資全般
 さて今日は株式投資本オールタイムベスト117位






 ヘッジファンドのアクティブ投資戦略(ラッセ・ヘジェ・ペデルセン著、金融財政事情研究会、2019年)








 の第4弾です。














 ​
要約表III 投資のスタイルとリターンの源泉




 投資のスタイル



バリュー投資 (value investing)



 ファンダメンタルズに対して価格が低い割安な証券(たとえば株価純資産倍率や株価収益率が低い株式)を買うこと。一方で割高な証券をショートすることもある。






 リターンの源泉



 リスクプレミアムと過剰反応



 リスクプレミアムが大きい証券や人気のない証券は割安になる。特に数年間も続く悪いニュースに投資家が過剰反応すると、それが顕著になる。














 投資のスタイル



 ​ トレンド追随投資(trend-following investing)



 価格が上昇している証券を買い、一方で下落している証券をショートする。すなわち  モメンタムや時系列モメンタム ​ 。







 リターンの源泉



 当初の過小反応とその後の過剰反応



 行動バイアスやハーディング、資本の流出入によって、株価はニュースに対して当初は過小に反応し、時間とともに織り込み、最終的には行き過ぎるため、トレンドが生まれる。













 投資のスタイル



流動性供給(liquidity provision)



 流動性リスクが高い証券を買うこと、または流動性が必要な他の投資家が売却している証券を買うこと。







 リターンの源泉



 流動性リスクプレミアム​



 投資家は通常、取引コストや流動性リスクが低い証券を保有したがるため、流動性の低い証券のリターンにはプレミアムがあるはず。












 投資のスタイル



 ​ クオリティ投資(quality investing)




 クオリティの高い証券、すなわち収益性が高く、安定的で、成長していて、経営がうまくいっている証券を買って、逆の証券を空売りすること。







 リターンの源泉



 緩慢な調整



 クオリティ特性の強い証券の価格はすでに高いはずであるが、市場の調整が緩慢ならば、それらのリターンは高くなるだろう。













 スゲー。今現在で有効な投資手法と、それがワークする理由を完璧にまとめ上げてくれています。著名な学者であり同時に資産運用者でもある、まさに「文武両道」な彼の力量の高さがこの表に端的に出ていますね。(続く)






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  May 26, 2021 05:27:57 PM
[株式投資全般] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: