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要約表III 投資のスタイルとリターンの源泉
投資のスタイル
バリュー投資 (value investing)
ファンダメンタルズに対して価格が低い割安な証券(たとえば株価純資産倍率や株価収益率が低い株式)を買うこと。一方で割高な証券をショートすることもある。
リターンの源泉
リスクプレミアムと過剰反応
リスクプレミアムが大きい証券や人気のない証券は割安になる。特に数年間も続く悪いニュースに投資家が過剰反応すると、それが顕著になる。
投資のスタイル
トレンド追随投資(trend-following investing)
価格が上昇している証券を買い、一方で下落している証券をショートする。すなわち モメンタムや時系列モメンタム 。
リターンの源泉
当初の過小反応とその後の過剰反応
行動バイアスやハーディング、資本の流出入によって、株価はニュースに対して当初は過小に反応し、時間とともに織り込み、最終的には行き過ぎるため、トレンドが生まれる。
投資のスタイル
流動性供給(liquidity provision)
流動性リスクが高い証券を買うこと、または流動性が必要な他の投資家が売却している証券を買うこと。
リターンの源泉
流動性リスクプレミアム
投資家は通常、取引コストや流動性リスクが低い証券を保有したがるため、流動性の低い証券のリターンにはプレミアムがあるはず。
投資のスタイル
クオリティ投資(quality investing)
クオリティの高い証券、すなわち収益性が高く、安定的で、成長していて、経営がうまくいっている証券を買って、逆の証券を空売りすること。
リターンの源泉
緩慢な調整
クオリティ特性の強い証券の価格はすでに高いはずであるが、市場の調整が緩慢ならば、それらのリターンは高くなるだろう。
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