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株式のギャップトレード
下にギャップを空けたらどんな株でも買うという戦略は、数十年前から使われている。ギャップを空けたら買って、どこかで手仕舞うという戦略だ。これは繰り返し、トレーダーたちに使われてきた。
面白いことに、ギャップリバーサルでのトレードを、フィルターを使わずに買いだけで行っても、2001~2012年に得られたエッジ(優位性)は小さかった。
だが、単純なフィルターをひとつ加えるだけで、このエッジは相当に大きくなる。買いシグナルでは、その銘柄の2期間RSI(相対力指数)の値が前日の終値で5以下、空売りのシグナルでは95以上という条件を加えるのだ。
株のギャップトレードでは、私たちは買いのルールを次のように設定している。
1.私たちは2001~2012年に取引されていた銘柄のうちで、1株5ドル以上で、過去21取引日(1か月)に少なくとも平均100万株の出来高があるものをすべて調べた。こうするのは流動性がある銘柄だけを調べるためだ。
2. 当日の2期間RSIの値が5以下で引ける。これで、その銘柄が売られ過ぎというシグナルになる。RSIについてもっと知りたい人は、付録を参照して欲しい。
3. 翌日に、下にギャップを空けて寄り付けば(つまり、翌日の始値が今日の安値よりも安ければ)、寄り付きでその銘柄を買う。
4. その銘柄が3期間移動平均線を上回って引けたら、大引けで手仕舞うことにする。
検証結果は次のとおりだ。
2001年以降で1日の出来高が少なくとも100万株以上あり、下へギャップを空けた(前日の安値よりも下で寄り付いた)2万1885銘柄のうち、65.72%が上昇した。
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