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資産の長期的リターン
図12-1は、わたしが金融市場のリターンを調査する中で作成してきたどの図より重要だ。過去200年間を期間として、株式、長期米国債、短期米国債、金、ドルを対象に、インフレ調整後のトータルリターン(キャピタルゲイン、配当、利息を含む)の推移を累積ベースで示した。
株式の推移を見ると、1802年に投資した1ドルが、2003年末、購買力にして59万7485ドルになっている。長期国債では1ドルから1072ドル、短期国債では1ドルから301ドルなので、株式の成績は債券をはるかに上回っている。地金は、一部の投資家の間で人気が高い資産だが、インフレの影響を調整すると、1ドルの200年後の価値は1.39ドルにしかならない。
株式は他の資産に対して、圧倒的な優位を示している。
図12-1
実質トータルリターン指数(1802年~2003年)
シーゲルの一貫性ー株式の実質リターンは6.5~7%
こうしたデータから抽出した統計値の中で、とくに注目に値するのは、株式リターンのインフレ調整後の長期的な平均だ。期間を長期的にとれば、株式の平均リターンは、どの時期にも一貫して年率6.5~7%のレンジを維持している。
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