みきまるの優待バリュー株日誌

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Jul 8, 2022
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カテゴリ: 株式投資全般
 さて今日は株式投資本オールタイムベスト131位





ヘッジファンド (セバスチャン・マラビー著、楽工社、2012年)





 の第3弾です。
​​












 今日も、 第3章 ポール・サミュエルソンの秘宝 から。



















 コモディティズ・コーポレーションのトレーダは投資家心理についても一家言あった。人間はそれぞれのベース、それぞれの方法で意見を形成する。新しい情報がすぐに処理できるというのは現実離れした考え方である。投資家は少しずつ情報を吸収する。だから、それにともなって市場の動きにはトレンドが生じるのである。



 トレンド追随で大きな利益が出る以上は、計量経済モデリングにばかりこだわるのは意味がない。














 何よりも重要だったのは、同社がトレンド・フォローに転じたことである。フランク・ヴァナーソンがテクニカル・コンピュータ・システム(TCS)を開発し、ランダムウォーカーの誤りを実証したおかげで、コモディティズ・コーポレーションは自信をもってマイケル・マーカスのようなトレンドフォロワーを採用し、ファンダメンタルズ分析とチャートの組み合わせという彼のノウハウを一種の社是にすることができた。



 金融分野の学問がヴァナーソンの発見に追いつくのは、それから何年もたってからのことである。













今でこそ、






​モメンタム/トレンドフォロー投資手法​







 が極めて有効性が高いやり方であることは多くのデータから実証されていますが、それに早くも1970年代に気付いたコモディティズ・コーポレーションは本当に凄かったと思います。






 こういう、他の投資本ではなかなか言及されていないディープな投資業界の裏話が満載なのが、この本の大きな魅力なんですね。(続く)





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Last updated  Jul 8, 2022 05:33:27 PM
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