みきまるの優待バリュー株日誌

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Apr 2, 2023
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カテゴリ: 優待株について
 さて2021年12月に始めた「優待メディア株 バルクプロジェクト」。




 これはマーケットから「完全にオワコン」との烙印を押された超不人気業種のテレビ局、特に株価がドブの様な安値に落ち込んだ民放キー局を中心にメディア株を買い集めて、「全体を1つの塊」として戦ってみようというアイデアでした。















 このプロジェクト開始の理由は以下の通りでした。





0. 前提として、民放キー局はどこも「日本最高峰の優秀な人材」を集めている。以下の所謂「就職偏差値ランキング」を見ても、民放キー局はどこもSSランクとなっている。



(上記データは、就職ランキング委員会 2021卒向け文系総合職就職偏差値ランキングより引用)










 つまり、もしも新卒で民放キー局に就職しようとしたら「就職偏差値」が極限まで高い人気企業群な訳で、株の方だけ「下から数えた方が早い」くらいにどこも低PBRなのは一体どういうことなのか?、常識的に考えてちょっとおかしいのではないか?という個人的な思いが根底としてある。








1. 民放各社はどこも財務状態が鉄壁に近い。更に6098リクルートHD(日テレ:保有時価総額1034億円)、8035東京エレクトロン(TBS:保有時価総額2791億円)などの優良な投資有価証券や東京の超一等地の不動産(TBS、フジ、日テレ)をたんまりと持っており、「資産のクオリティ」も異常に高い。正確に言うと、これらの換金性の高い極上の資産を売り払っただけで各社の時価総額を楽に超えてしまうという、異常極まりない奇奇怪怪な状況になっている。



 何が言いたいのかと言うと、低PBR銘柄と言うのは一般に資産の内容が信頼できなかったり腐ったりしていることが多くてその数字が信頼できないことが多いのだが、「民放キー局各社の低PBRはリアルゴールド24金の本物」という事である。







2. いかに「冬の時代」とはいっても、テレビ放送の電波を独占しているという「巨大利権」=「経済的な堀」には大きなものがある。「岩盤規制」に守られており確実に利益が出る。











3. ネットフリックスやアマゾンプライム、またU-NEXTなどの動画配信勢力に旧態依然としたテレビ局はいずれ駆逐されるという論調が支配的になっているが、個人的には「ネットとテレビ局は共存できる。」と考えている。



 具体的に言うと、民放各社が出資している「見逃し無料配信サービス」のTVer(ティーバー)が急激に収益化してきているし、また民放各社が持っている過去のお宝コンテンツはネットで再利用してこれからいくらでもお金を稼げるだけの力がある。











 それでは次に2021年12月のプロジェクトスタート時のセットリストを見ておきましょう。全体で総額750万円程度とちっちゃめのスタートとなりました。具体的な構成銘柄は、​ 4676フジ・メディアHD ​、​ 4839WOWOW ​、​ 9401TBSHD ​、9404日テレHD、​ 9405朝日放送GHD ​、9409テレビ朝日HD、​ 9413テレ東HD ​、​ 9414日本BS放送 ​、​ 9418USENNEXTHD ​となっていました。



















 、、、、その後私は、民放キー局の中で賃貸等不動産の含み益が2228億円とダントツで多い ​ 9401TBSホールディングス ​ をプロジェクトを代表する形で主力株の一角に抜擢しました。




 また優待メディア株が全体として株価が軟調に推移していること、どの銘柄もしっかりと黒字を確保し続けていること、PBR水準から見て非常に魅力的な価格帯であることなどを総合的に勘案し、4676フジ(賃貸等不動産の含み益671億円)、9404日テレ
(賃貸等不動産の含み益274億円) 、9409テレ朝 (賃貸等不動産の含み益48億円) も少しずつ買い増ししました。




 賃貸等不動産の含み益の多さで投資額に大きな傾斜を付け、TBS(含み益2228億円)>>フジ(含み益671億円)>日テレ (含み益274億円) ≒テレ朝 (含み益48億円) という序列で戦う事にしました。





 その結果、2022年11月にはプロジェクト全体で総額4600万円程度にまで膨らみました。ただし下記の通り損益は「赤字垂れ流し」で非常に厳しい状態となっていました。(玉汗)




(上記データは四季報オンラインプレミアムより引用)







 、、、、それからしばらくすると、民放キー局各社に「自社の株価的な低評価をかなり気にしている」兆候が見て取れるようになってきました。具体的に言うと、9401TBSが優待拡充を発表したり、4676フジが投資有価証券を売却して増配したり、とかそういった部分です。




 また先日には、東証がPBR1倍を割れている企業に対して改善策を要請したというニュースもありました。









 私はそういったことの事象を総合的に勘案して、「民放キー局各社は横並び意識が強いし、どこか1社がもしも株主還元策の大幅拡充に踏み切ると雪崩が起きる可能性がある。それにもしも何もないとしてもTOPIXの大型株の中ではどこもトップクラスにPBRが低くて安全域(マージン)もたっぷりある。伸びしろのあるプロジェクトだし、思い切って資金投入を拡大しよう。」と決断しました。




 そして視聴率1位の9404日テレと不動産部門が強くて過去の業績推移が安定している4676フジを大きく買い増ししました。その結果、プロジェクトの時価総額は1億円を少し超えるところまで拡大してきました。また同時に損益も若干のプラスに転換し、薄日の差した「ホッと一息」付ける状況となってきています。(ちなみにTBSは一旦損切りして買い直し、約200万円の実現損を出してのリスタート後です。)




(上記データは四季報オンラインプレミアムより引用)




 また低PBR順に並べてみると、民放キー局各社は依然として仲良く0.3倍台に留まっており、依然として今後に期待できる状況であると個人的には考えています。




(上記データは四季報オンラインプレミアムより引用)










 今後の各社の業績と株価推移を楽しく愛でながら、引き続きプロジェクト継続の予定です。





バルクプロジェクトシリーズ 免責事項



各バルクプロジェクトシリーズ は、私の投資家としての遊び心から「エンターテインメントとパフォーマンスの両立」を賭けて、また同時に「投資を極限まで楽しむことを通じてより良い投資家になる」ことを目指して全力で取り組んでいるものです。


記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私は「未来を見通せる魔法の水晶玉」を持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。​





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Last updated  Apr 2, 2023 01:28:30 PM
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