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65位 6623 愛知電機 (名プレミア、3月優待) ◎◎◎
PF時価総額65位の上位銘柄は、中部電力系の変圧器メーカーの愛知電機です。
現在の株価は3370円、時価総額320億円、PBR0.48、自己資本比率は54.4%、今期予想PER6.53、配当利回り4.8%(160円)、総合利回り5.6%(160+30=190円)で、優待は100株以上&1年以上の継続保有を条件として3000円相当の選べるギフトです。
私は毎回いろいろな品物を選んでいますが、今日は過去の代表例として、伊藤ハム 伝承献呈 を見ておきましょう。
どれもとっても美味しかったです。実際の使用例もいくつか見ておきましょう。
、、、さてここからちょっとだけ真面目な話をしますと、愛知電機は電力機器事業と回転機事業の2本柱体制の会社です。
(上記データは2023年3月期決算説明資料より引用)
そして2本柱の1つであり売上高の72.5%を占めているメイン事業の回転機事業の方が、実はひっそりとこの数年で急成長を遂げています。売上高推移をみると、2020年3月期が462億円、2021年3月期が477億円、2022年3月期が659億円、2023年3月期が828億円と、目を見張るレベルです。
(上記データは2023年3月期決算説明資料より引用)
その理由は、世界的な温暖化や電動車の普及拡大による小型モーターへの需要増加と、デジタルインフラへの投資拡大によるプリント配線板への需要増加によるものです。
(上記データは2023年3月期決算説明資料より引用)
その一方で、今期の愛知電機は小型モーターと
プリント配線板の需要急拡大に対応して生産能力増強のための積極的な設備投資を予定しており、そのせいで減益予想を出していて株価は急落しています。
(上記データは2023年3月期決算説明資料より引用)
私は3月の高値である3800円からじりじりと下がり続ける株価を眺めながら以下の様に考えました。
「愛知電機の今期の減益は今後の飛躍に欠かせない設備投資のための一時的なもの= グリッチ
であり、今の株価位置にはうまうまの投資妙味がある。指標的に非常に安いし、配当性向25~40%で下値に安心感もあるし、十分過ぎる程の総合利回りが出ているし、何よりも回転機事業が絶好調で高い成長力がある。総合的に考えると、ポートフォリオ最上位の一角で戦えるだけの戦闘力がある。」
そしてアクセルをベタ踏みして大きく買い増ししました。過去の業績推移を見てもこの数年で一気に売上高を伸ばしているのが一目瞭然で分かると思います。
(上記データはかぶたんプレミアムより引用)
それにしても愛知電機が所属している名証プレミア(旧1部)は割安株揃いです。今日は改めて復習として名証プレミア単独上場銘柄を見ておきましょう。
6623愛知電機(PBR0.48×PER6.53=3.13)
7485岡谷鋼機 (PBR0.34×PER4.85=1.65)
9402中部日本放送(PBR0.25×PER13.14=3.29)
以上の3銘柄です。そしてどこも、
「名証プレミア上場逆プレミアム」が効き過ぎており、指標的に驚異的に割安
です。
何しろ全銘柄 グレアムのミックス係数は超激安水準の3倍台以下
という状況ですからね。こんなの見たら天国のグレアム先生も驚いて再び地上に舞い降りて来るんじゃないか?という様な、我々ディープバリュー投資家もびっくりの水準です。
でも、単独上場している全銘柄がこのように生き地獄のような低評価に喘いでいるのに、「名証プレミア」というネーミングはどうなんですかね。プレミアのプの字すらどこにもありませんし、100%悪い冗談にしか聞こえないです。
ま、いずれにせよ、現時点での愛知電機には「異次元の高い総合戦闘力」があると考えています。今の高い成長が続くようであれば「名証プレミア脱出」もそう遠い日ではないでしょうし、今後の業績推移をしっかりと見ながらホールドしていく予定です。
2022~23主力株概況シリーズ 免責事項
2022~23主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
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