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さて今日は2022~23主力株概況シリーズです。
96位 2685 アダストリア (東P、2月優待) ◎~◎◎
PF時価総額96位の上位銘柄は、グローバルワーク、ニコアンド、スタディオクリップ、ローリーズファーム等複数のカジュアル衣料ブランド店をSC等に展開し、アジア展開加速中のアダストリアHD(旧ポイント)です。
イオンを筆頭とする巨大ショッピングセンターには必ずといって良いほどマルチブランドで入っています。どのお店も非常に戦闘力が高くて素晴らしいと思いますし、チャンスがあればポートフォリオ最上位の一角で戦いたいとこの数年ずっと感じてもいます。
現在の株価は3090円、時価総額1508億円、PBR2.12、自己資本比率は52.8%、今期会社予想PER11.72、配当利回り2.6%(80円)、総合利回り3.4%(80+24=104円、優待はヤフオク&メルカリ平均落札価格の額面の80%で換算)で、優待は100株で3000円相当等の商品引換券などです。
アダストリアには様々なブランドがあるので、優待券は使い勝手が良いです。今日は私の買い物の実例をいくつか御覧頂きましょう。
レプシムで買った綺麗なスカート
スタディオクリップで買ったハロウィンリース
もういっちょ。
同じくスタディオクリップで買った観葉植物
ローリーズファームで買った、ティアードワンピース
さてアダストリアというと、かつてここに集中投資され結果として風の様に消えていかれた、素晴らしい分析力を持っていたある新進気鋭の投資家のことを想起します。
アダストリアの商品は全体にチープで造りが悪く、それが消費者にバレて業績が急降下していましたが、そのデザイン性の高さや時流に乗ることへの即応力や値段の安価さには依然として大きな魅力があり、結局業績は2016~2017年にかけて急回復しました。(ただしその後再びやや低迷し、2023年現在はまた改善中。)
彼は完全に正しかった。ただ勝負に出るのが少しだけ早すぎたのでしょう。株式投資ではその考えが秀逸でも、手掛ける時期が適切でなければ結果が出ない、それどころか驚くほどの惨劇を招くこともあります。ちなみに、
以前に株式投資本オールタイムベスト16位で紹介した永遠の名著
世紀の相場師ジェシー・リバモア
の中に、
時代のわずか先を行くだけで「変人」となり、時代から取り残されれば「敗残者」となる。時代を的確にとらえた者が「天才」の栄冠に輝く
という印象的な言葉があります。
私も常に、「自分の投資アイデアは独りよがりのものになっていないか? その発想は時代の半歩だけ先を行く適当で適切なものか? 早すぎたり、逆に遅すぎて致命傷を招くようなものになっていないか?」を自問しながら日々ポートフォリオ編成に当っています。
自分の投資センス・感受性が干からびないように毎日この日記を書いて黙々と素振りを続ける、これが投資家として最も大切なことだと考えています。
2022~23主力株概況シリーズ 免責事項
2022~23主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
2021~24PF概況403位、第一工業製薬。 May 8, 2024
2021~24PF概況402位、中本パックス。 May 7, 2024
2021~24PF概況401位、東京インキ。 May 6, 2024