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2018.03.03
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カテゴリ: 健康・医療・介護
日経メディカル電子版が↓2月22日付で、Lancet誌を引用して、
medical.nikkeibp...201802
「主な癌の5年生存率を国際比較
  世界の癌登録データを集めたCONCORD-3研究」
を伝えている。

英London大学衛生熱帯医学大学院のClaudia Allemani氏らは、
2000~14年までの15年間に診断された患者の癌登録データを比較した
CONCORD-3の結果をLancet誌電子版に2018年1月30日に発表した。

CONCORD-3では18種類の癌を分析対象にした。
調査時点における全世界の癌罹患者の3/4を占めていた。
年齢標準化した5年生存率を推定した。
ほとんどの癌について、2010~14年の生存率が高かったのは、
これまで通り米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、
フィンランド、アイスランド、ノルウェイ、スウェーデンだった。
一方で、
消化器癌の5年生存率が最も高かったのは東南アジアの国で、
韓国では胃癌の生存率が69%、結腸癌は72%、
直腸癌が71%、食道癌は31%だった。
日本では食道癌の生存率が世界最高で36%だった。

乳癌の5年生存率は、
日本も含む先進国を中心に25カ国が85%以上だが、
インドは66%にとどまっていた。

子宮頸癌の5年生存率は、
日本,韓国,台湾,デンマーク,ノルウェー,スイス,キューバで70%以上。

卵巣癌の5年生存率は、
欧州とアジアでは30~50%の範囲だった。
カナダ、米国、日本、韓国など24カ国が40~49%だった。

前立腺癌の5年生存率は、
ほとんどの国で70~100%だった。
生存率がほぼ100%だったのは、プエルトリコ、マルティニク、米国で、
中国、ブルガリア、タイは70%未満で、インドは50%未満だった。







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Last updated  2019.07.11 06:59:00
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藻緯羅 @ 岡田京さんへ New! 最近の政策には、  「アメとムチ」が多い…
藻緯羅 @ バジリコバジルさんへ New! 当事者になると、色々と真剣に考えますよ…
岡田京 @ Re:「国」が考える、今後の医療サービスは...(11/27) New! 今年の6月から、生活習慣病管理加算とい…
バジリコバジル @ Re:「国」が考える、今後の医療サービスは...(11/27) New! 義母の入院で、医療サービスのあり方につ…
藻緯羅 @ セミ・コンフィさんへ ありがとうございます。 今は、違和感も…
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