三鷹、聞いたか、吉祥寺、二子玉川 and Shibata

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2014.11.15
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カテゴリ: 映画
1977年8月31日に起きたダイアナの事故死から1週間の、エリザベス女王を中心に
英国王室の混乱と首相に就任して間のないトニー・ブレア首相の行動をリアルに描いた
実話ドラマです。

エリザベス女王はじめそっくりな俳優を起用するとともに、ニュース映像を織り交ぜて
とても面白い映画になっています。

綿密な取材にもとづいて制作された作品だそうで、さもありなんと思う会話内容でした。
ダイアナの死を無視し続けたのは当時報道されて知っていましたが、
気晴らしのために一家でスコットランド・バルモラル城に
鹿討ちに出かけていたなんて知りませんでした。

一家でダイアナを悪しざまにけなすところなどは、本当なんだろうと思ってしまいます。
それにしても、チャールズ皇太子は愛人がいたのに、なぜダイアナと結婚したのだろうかと
思ってしまいました。
また、報道では物言わない夫のフィリップ殿下が、冷たいかたくなな人物として
描かれていたのが、興味深かったです。

いつもニタニタしているブレア首相の描き方は、ものまねチックでおかしかったですが
英国の将来を考えて何とか王室を存続させようと真摯に行動している姿に好感を持ちました。
とても労働党党首とは思えませんが。
それとは対照的に、ブレア夫人は王室廃止論者で本音をずばずば夫にぶつけるところが
面白かったです。

最後は、首相からの世論調査ではすでに国民の25%が皇室不要と考えており、
このままでは益々増加するとの進言を受け入れて、半旗の掲揚や弔意の生放送などの
対応策を受け入れたのは、ご存じの通りです。

フィリップやチャールズはともかく、エリザベス女王は思慮深い人物として
描かれており、紆余曲折はあったもののその決断と対応は
国民を満足させるものだったのでしょう。
この映画を見ると国民の支持があってこそその地位が保たれているという事を、
よく理解していると言うことがわかります。

その裏返しとして、次の国王がフィリップでいいのかとの疑問を抱かせる作品でも
ありました。

最後に、これだけ自由に王室を描けるというのは素晴らしいと思った次第です。
まあ、道徳的にも過去にいろいろと物議をかもした一族ですから
ゴシップ慣れしていると言えばそれまでですし、
どこかの皇室みたいに神の子孫だの、「国民の手本」になることを求められていないから
自由に描きやすいのかも知れません。


今日の富士山です。
日の出直後です。
11-15-1
朝7時過ぎです。
11-15-2
昼は雲に覆われて見えず、夕方はまたきれいな姿を見せてくれました。
11-15-3















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Last updated  2014.11.15 18:36:52
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