ネット上に飛び交う『悪質なデマ』や『根拠の不確かなフェイク情報』。 誰もが手軽に情報発信ができるいまの時代、一歩間違えれば誰でもフェイクの『被害者』『加害者』になる可能性がある。 信頼できる情報を見極めるにはどうすればいいのか?デジタル時代を生き抜くための知恵を、さまざまな分野の専門家とともに考えていく。
新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない。そんな中 “
切り札 ”
とされるワクチンについて、悪質なデマや根拠の不確かな情報が飛び交い社会を混乱させている。
妻が「ワクチンは危険」という誤情報を信じてしまい、夫婦に亀裂がうまれたという男性が番組の取材に応じた。男性が必死に説得したが妻はかえって反発し、離婚をほのめかすようになったという。
スタジオには、歌手の 一青窈
さんが登場。自分自身も一時期ワクチンデマに翻弄された経験から、いま多くの人が抱いている「不安」に耳を傾けるべきだと語る。
ワクチンをめぐる誤情報は、誰が発信しどのように拡散していくのか。
番組ではSNSなどで広がった「ワクチンを接種すると不妊なる」というデマに注目し、約20万件のツイッター投稿を徹底分析した。その結果、国内でデマの発信源となっていたのは、 20
ほどのアカウントであることが明らかになった。
誤情報を食い止めたいと立ち上がった人たちもいる。ボランティアの医師たちで作るグループ「 こびナビ
」だ。SNSを駆使してワクチンに関する “
信頼できる情報 ”
をわかりやすく紹介している。診察や研究のわずかな空き時間を使い、時にはひぼう中傷を受けながら発信を続けている。
こうした取材VTRをもとに、評論家の宇野常寛さん、ジャーナリストの古田大輔さん、心理学者の関屋裕希さん、医師の山本健人などの専門家が議論。情報を見極めるための具体的な方法を提案する。
なかなか興味深い番組でした。
見所は、東大教授による20万件の ツイッター投稿分析
です。
件のワクチン不妊説の発信元は、元ファザー社の社員でQアノンと言われる人々によって広げられたことです。
テーマごとに、デマを拡散させるグループが存在します。
デマはデマの顔をしてやってこず、中には善意からこの情報を一人でも多くの人に広げなければという人たちもいるので、
やっかいです。
更に、ネットには フィルターバブル
というのもあり、
ネット右翼(老人)のように チェンバー現象
に煽られる連中もいるので始末が悪いです。
ちなみに、よくスマホを見ている愛方は、
フィルターバブル
もチェンバー現象もそれが何なのか知りません。
新聞なら発行者や署名記事でどんな人が書いているのか、その信頼性がわかりますが、ネットは玉石混交ですから、
誰が何のために発信しているのか注意したいです。
ちなみに、昨日検索した記事が高橋洋一が記したものだったので、半信半疑で読みました。
番組で紹介された こびナビ
です。
メンバーに誹謗中傷とはひどいですね。
アベノマスク、アベノアプリ、アビガン 下 2023.04.12 コメント(4)
アベノマスク、アベノアプリ、アビガン 中 2023.04.11 コメント(6)
アベノマスク、アベノアプリ、アビガン 上 2023.04.10 コメント(6)