三鷹、聞いたか、吉祥寺、二子玉川 and Shibata

三鷹、聞いたか、吉祥寺、二子玉川 and Shibata

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2024.01.21
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カテゴリ: TV
今年の大河ドラマ 「光る君へ」 の初回世帯視聴率は、 12.7% 89 年の「春日局」の 14.3 %を下回り過去最低でした。
新年は地震のニュースばかりでしたし、当地では地震情報という枠付きで、大河ドラマを見るというには今ひとつでした。

昨年の「 どうする家康 」が少年漫画ならば、「光る君へ」は 少女漫画 なんて言われていますが、
初回のラスト10分間の殺戮シーンは、 ホラーサスペンス でした。

大河ドラマは戦国もの=殺人のオンパレードで敬遠していた愛方ですが、突然の衝撃シーンに絶句でした。
これは史実ときかれましたが、もちろん脚本家の創作でしょう。

源氏物語の作者 紫式部 は、本名も不明で、式部日記と和歌集くらいしか手がかりがないそうですから、
脚本家の腕いや筆の振るいどころです。







大石:
あれは史実ではないです。 母親は小さいときに死んでいるらしいと言われていますが、第一次資料に書き残されているわけではなく、なんとなく言い伝えで、母親は幼いときに死んだらしいということです。
私は、幼い頃に母を亡くしていることは人間形成のうえで大きいと思ったので、子役時代をやらずに第一回から本役ではじめたかったけれど、あえて、少女時代を描きました。
そして、母の死をどう描こうかと思ったとき、道長との何かがないかなと思案し、道長三兄弟の次男・道兼は乱暴者と設定したので、彼と結び付けられないかなと思いつきました。
そうすると、まひろにとっては愛した人のお兄さんは、親の仇になる。そういう悲しい宿命を描こうと思いました」


主人公の名前である まひろ についても、

「あまり意味はないんです。最初、 ちふる という名前を考えたら、藤原実資の子として書かれていたので、いろいろな名前を考えて、まひろに行き着きました。一年間、聞いていて 心地よい、主張のあまりない名前 として考えました。」






これまで大河ドラマの脚本家はあまりメディアに出ることがなかったように思いますが、
今回はわりとよく出て作品を語っているように思います。
すでに
テーマとして “戦なしのセックス&バイオレンス” を掲げているとか。
NHKなのに大胆ですね。

大河ドラマ『光る君へ』の魅力を脚本家・大石静に聞いた!「戦乱の世と同じくらいスリリング」 (msn.com)

からです。

主演は 吉高由里子 。『源氏物語』の作者である紫式部(役柄名・まひろ)を演じる。その ソウルメート の藤原道長役には 柄本佑 。平安時代は戦乱のほとんどない雅やかな世の中。歴史の授業でもさらっと流されてきた。どんな物語になるのか? 脚本を手がける 大石静 に見どころ&魅力を尋ねた。

「このふたりは、最後まで赤い糸&因縁で結ばれていくんですが、ラブラブな話ばかりではありません。藤原三兄弟の骨肉の出世争い、道長の父・兼家による一か八かのクーデター、一条天皇即位時の高御座の生首など、生々しい権謀術数、男の政の世界がたくさん出てまいります」

大石は、平安時代の男女関係についても触れていきたいと意気込む。

そこはかとなく漂うエロスの雰囲気は出したいと考えています 。当時、天皇が子孫を残すことは政と同じぐらい大事なこと。性的行動が間近にあるんです。もちろん、お子さんも見られるように作ってありますし、 胸キュンシーンもいっぱいあります

『源氏物語』執筆以前の紫式部の資料は、ほぼ現存しないという。

「幼き日に母を亡くし、貧しい暮らしだったらしいんです。そんなところから、生きることは不条理に苛まれていくことだと知ってしまった女の子です。そんな沸々としたものが文学者としての萌芽であって、 それを表現してみたい ”“ 私の使命は何なのか と考えるようになっていく。知的レベルの高い女性だと思います」

まひろという役柄名を含め、 脚本はオリジナル だ。

「何が本当かはわからないけど、私は きっとこうだっただろう と思うことを描きたい。紫式部という文学者は権力批判の考え方の強い人。

『源氏物語』は男女が寝たり起きたり …… という印象かもしれませんが、そうではなく、その行間に彼女が込めた深い人生哲学があることを描きたいですね」

前作『どうする家康』なら関ヶ原の戦いなど、史実から物語の山場が予想できたが、本作はイメージしにくい部分も。

本能寺で織田信長が死ぬ とわかっている話より面白いかもしれないじゃないですか? 

史実の詳細は平安オタクの人しか知らないと思うので、先がわからないという面白さ。そこを逆手に取らないと、勝負はかけられませんから。

宮廷の中は、会社みたいなもの。偉くなりたい人はいるし、誰かを陥れたり、失脚させたりということは同じようにあるんですよね。そんな平安の権力闘争、葛藤、足の引っ張り合いは、戦乱の世と同じぐらいスリリングだと思いますよ」

その中心には、藤原道長。 この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば の歌が有名だが、

「藤原家が横暴な政治をしたわけじゃない。 時代考証の先生 もレベルの高い政治をしていたとおっしゃっています。特に、道長は長い歴史の中でも優秀な政治家のひとり。みんなの気持ちをまとめる能力に優れた人として描き、道長の認識を改めたいと思います」

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大河ドラマにかける意気込みが伝わります。
期待半分、心配半分 ですね。








主演のふたりについて、次のように語っています。

吉高由里子の持ち味

「吉高さんは、もう何本もやっている仕事仲間。 こう演じてほしい と私から言うことはありません。彼女の持ち味は、普段はすごく明るいけど、ふとした瞬間に陰を見せることもあり、陽と陰が同居している役者だと思います。はじけた感じと、悲しさ・寂しさみたいなもの。紫式部のちょっと気難しい感じには合ってるなと思って。そこはのびのび演じてくれれば、出ると思います」

柄本佑の持ち味

「柄本さんはいわゆる二の線に分類される人じゃない(笑)。でも、ドラマ『知らなくていいコト』( '20 年)ではすれ違うだけで うっ となるくらいセクシーで素敵でした。本当に、イイ男をさりげなくやる。それで今回、道長をやってほしいなと思いました。ニ枚目、とぼけた感じ …… 自分の見せ方をすごく計算している人だと思います。台本もそれを表現しているけど、柄本さんはそれ以上に考えて見せてくれる。すごい役者です」






陽と陰が同居している役者、同感です。
柄本に関しては、七光り感が抜けませんが、実力が試されますね。


続きます。






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Last updated  2024.01.21 14:00:55
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