おしゃれ手紙

2004.11.25
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カテゴリ: チープシック
びん

持ち前の想像力で、雑誌の切り抜きの絵さえも、「名画」にしてしまう。

そんな森茉莉の小説「贅沢貧乏」が大好きで、自ら「森茉莉アン」を名乗る私。 「贅沢貧乏」

昨日の日記に書いたけど、説明不足なので、以前の日記を引っ張り出して、再度、森茉莉登場( ̄▽ ̄)

★自分の好きな食事を造ること、 

自分の体につけるものを綺麗にしておくこと、

下手なお洒落をすること、自分の部屋を厳密に選んだもので飾ること、

楽しい空想のために歩くこと、

なにかを観ること、これ以外で魔利(まりあ)は動かない。 森茉莉アン


★森茉莉は、大の美食家。美味しいものを食べるためなら、横着モノの彼女もルンルンで作る。

ところが、食材のない彼女、どうしたと思います?

*****
彼女は紐育(ニューヨーク)製の即席珈琲(コーヒー)でアイスコーヒーをつくり、パンを焼き、そして白桃の缶詰を開ける。

普段のちょっと手をかけた夕食とは違うが、彼女は、

「アメリカの独身の男の、メイドが俄(にわか)に休暇を取った日の、

カリフォルニアの桃のジャムと珈琲とパンである」


と書いている。

人がなんと言おうと、自分がそうだと思えばそうなんだ、 という精神が食べる物にも通じていたのだ。
これが料理といえるかどうかわからないけれど、彼女にとって

「自分が食べたい立派な料理」なのである。・・・・

   *「贅沢貧乏のマリア」* 群 ようこ  <角川書店> 森茉莉の晩ご飯


森茉莉のように、ワガママに、自由に生きたい・・・と思う。

本当の贅沢とは、ブランド物の服やバッグを持つことではない。


贅沢とは、贅沢な精神をもつことである。




**「贅沢貧乏のマリア」**

贅沢とは、贅沢な精神をもつことである。

父、森鴎外に溺愛されたご令嬢が安アパート住まいの贅沢貧乏暮らしへ。
永遠に夢みる作家、森茉莉の想像を絶する超耽美的な生き方を、憧れとため息とともにたどった趣深く斬新な全く新しい人物評伝。



◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 
★11月15日 *遊び唄:とおりゃんせ* UP





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Last updated  2017.12.16 12:49:10
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