おしゃれ手紙

2013.04.15
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カテゴリ: 映画
舟を編む:あらすじ ■♪音が出ます!

マジメって、面白い。

玄武書房に勤める馬締光也。営業部では変人として持て余されていたが、人とは違う視点で言葉を捉える馬締は、辞書編集部に迎えられる。
新しい辞書『大渡海』を編む仲間として。定年間近のベテラン編集者、日本語研究に人生を捧げる老学者、徐々に辞書に愛情を持ち始めるチャラ男、そして出会った運命の女性。
個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。
言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていくー。
しかし、問題が山積みの辞書編集部。
果たして『大渡海』は完成するのかー。

   2012年本屋大賞をの作品の映画化だから、公開を待ち望んでいた。
やっぱり面白い!!

時代は1995年から2010年まで。
1995年って今からそんなに遠くない時代なのに、なんと古、
と思わずにはいられない。

まず、みんながケイタイを持っていない。
パソコンがないから手書き。

何万という言葉の説明や用例を書く・・・。
しかもほとんどが手仕事!!
辞書作りって気が遠くなるような作業だ。

その上に、新しい言葉を採取して、
それを辞書に載せるかどうか判断し
載せるとなれば説明や用例を書く。

映画を見てはじめて知ったのだが、『憮然』という言葉の本当の意味。
憮然とするといえば、怒った様子をあらわしていると思ったが、これは誤用だった。
元々は、失望・落胆してどうすることもできないでいるさま。

ぶ‐ぜん 【×憮然】

[ト・タル][文][形動タリ]失望・落胆してどうすることもできないでいるさま。
また、意外なことに驚きあきれているさま。
「―としてため息をつく」「―たる面持ちで成り行きを見る」
◆「憮然たる面持ちで」とした場合、「腹を立てているような顔つき」の意味で使われることが多くなっているが、本来は誤用。
文化庁が発表した平成19年度「国語に関する世論調査」で、「憮然として立ち去った」の例では、本来の意味である「失望してぼんやりとしている様子」で使う人が17.1パーセント、間違った意味「腹を立てている様子」で使う人が70.8パーセントという逆転した結果が出ている。



舟を編むというのは、辞書を編集するという言葉だそうだ。

誰かに気持ちを伝えるために言葉がある。

言葉の海を渡るための舟が辞書。

映画の中に海の景色や波の音が象徴的に流れていた。

 「舟を編む」の作者は三浦しおん、主演は松田龍平。
この組み合わせは、■ まほろ駅前多田便利軒 ■!
 監督は■ 川の底からこんにちは ■の石井裕也。
まだ、29歳というのにもう、こんな素敵な作品を撮るって、これからが楽しみな監督だ!!!

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昔 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★2012年4月13日 *テントバナ*
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Last updated  2013.04.17 12:30:08
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