おしゃれ手紙

2014.01.29
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カテゴリ: 映画
小さいおうち:あらすじ ■♪音が出ます!

あの小さな家に閉じ込めた、私の秘密。


東京郊外にあった少しモダンな三角屋根の家で女中として働いていた当時の思い出を大学ノートに書き記していくタキ(倍賞千恵子)。
昭和11年、タキ(黒木華)は上京し、時子(松たか子)と雅樹(片岡孝太郎)の夫婦とその息子が暮らす平井家で働き始める。
優しい時子やかわいらしい息子のいるその家での穏やかな暮らしは、一人の青年(吉岡秀隆)の出現により変化する。
時子の気持ちが揺れ、恋愛事件の気配が漂う中、タキはある決断をする。
タキの死後、このノートを読んだ親類の健史(妻夫木聡)は、遺品の中からタキが封じ込めた秘密に関わる手紙を見つける……。

  昭和初期が舞台の作品。
昭和でも戦前と戦中、戦後30年代、40年代ではそれぞれに違う顔がある。
昭和の戦前は、昭和モダンといわれた時代。
家のつくりも、応接間をとって、椅子の生活。
しかし、居間や寝室は、昔ながらの畳という暮らしだ。
衣類にしても、和服がほとんど。
なぜ、洋服を着ないのだろうと思う。
しかし、和服を着てもキビキビと働く女中タキ。

奥様の松たか子は、この時代にピッタリの顔だ!
普段は、あまり気にかけないが濃い紫の着物を来た時など美しいと思う。
髪形も少しウェーブのかかったのがよく似合っている。
昭和顔なのだ。
女中役の黒木華も役にピッタリの顔!
   映画を見ていた、あの家は、夫の実家に似ていると思った。
もちろん、あんな可愛い赤い屋根の家ではないが、
玄関を入って、すぐに応接セットが置いてあるコーナーがある。
お客さんは、応接セットにというのが戦前のハイカラな家の考え。
ベランダの白い屋根の感じも似ている。

夫の父、義父は会社から帰ったら、「小さなおうち」の夫のように着物を着ていいた。
今は、ひとり暮らしをしている夫の母親も、私の歳には、いつも着物だった。

先日、年始の挨拶に行ったら、90歳を超えた夫の母親が、紅茶をいれてくれた。

映画を見て、あの頃から「お受験」があって小学生も電車で通う時代だったそうだ。

偶然かもしれないが、夫は○○大付属小学校だった。

応接セットに紅茶というのが戦前の憧れで、夫の両親は戦後も、その考えだったのかも知れない。

■おまけ■
映画の中でミカンを入れていた竹の入れ物、うちにある。
誰にもらったのだったか・・・。

*服を脱いだ時にいれる、「乱れ籠」も出ていたが、夫の実家からもらった。
最近、旅館でも見かけないし、服ならハンガーにかければいいが、着物だと、たたんでこれにいれる。

売っているのも見かけないので、今あるのを大事に使おう。

映画2014年

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昔 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★2014年1月27日 * 「だんだん」のトリビア *
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Last updated  2014.01.30 18:47:51
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