全4件 (4件中 1-4件目)
1
妹は17年、ワシも6年半プーケットにいて、ことショッピングについて足元をすくわれるようなことはもうないと思っていた。が、魔がさしたというか、まんまとシテヤラレテしまった。ロビンソンのバーゲンでお気に入りのヒトデ型のペンダントを買った。このペンダントヘッドを生かして、鎖ではなく黒い紐に換えようと思っていた。ジャングセイロンで見かけたので探しながら行くと、200ピーロードの入り口近くのワゴンにあった。「マダーム、シルク、ジャパニーズシルク」とヤツは言った。鼻からシルクもジャパニーズシルクも信じてはいなかったけれど、探していたものなので値段を聞いた。と、350バーツ、2本買うといっても600バーツだといった。今思えば、紐だけでも売っているワゴンではなく、たかが化繊の紐に300バーツはなかろうと思う。ペンダントヘッドが20%割引で459バーツ、以前買った淡水パールのネックレスが350バーツ、たかが紐に300バーツ・・・。プーケットタウンに行けばもっと安いことも知っていた。でもメンドクサイし今日欲しかったし。。カルフールへ行く途中、HANAKOの前にワゴンを出しているオジサンは同じものを80バーツで売っていた。金色の糸は100バーツだよとオジサンは人のよさそうな顔で笑った。「80バーツ!?ドヒャ~!アイツ~~」と即効戻って払い戻しを迫った。妹がタイ語でまくし立ててもソイツは英語でのらりくらり「キャンノ~ット」と答えるばかりであった。通りかかったジャングセイロンのロゴ入りシャツを着た若い女性スタッフも一緒になって「チェンジはできない」なんていったけど、ソヤツは現金は戻せないけど他のものに換えることはできるといったのだ。そこを突くとスタッフはスーッとどこかへ行ってしまった。ったくいい加減なことを言ってなんてやつらだ!最初2本600バーツで買って1000バーツを渡したとき、ソヤツは500バーツをおつりに返したから間違ってると教えてあげたのに。その時すでに帳簿をちょろまかすつもりでいたんだろうな。きれいな顔してるくせに、ッタク払い戻しできないならそう書いとけ!っていってやったが、ヤツにとっては勝利の薄笑いを浮かべるばかりであった。む~腹たつぅぅぅぅ!
Oct 30, 2007
コメント(4)
明日10月21日から1週間、パトンのジャングセイロンでプーケット・フィルム・フェスティバルが始まる。そのオープニングイベントに行ってきた。タイ国内外の監督や、アクター、アクトレスが集まってのレセプションの後、オープンしたてのSFシネマシティまでレッドカーペットが続く。その脇をファンや買い物客、観光客が取り巻いてなかなかに華々しいイベントになった。タイ語まったくわからんちんで、テレビもタイ語放送を一切見なかったワシは一体どんな人が来ているのかまったくわからないが、みんなプーケットには決していないハンサムな男の子たち。長袖のシャツ、ジャケット、革靴、「違うな~」って感じ。その中で一際ハンサムな男の子がいた。言葉が通じれば突撃取材したいとこだけど、何をしている人かもわかんないんだからそれじゃあんまり失礼だもんね。とりあえずサインをいただいた。ついミーハー根性が出てしまうワシである。ただ悲しいかな、誰なのかもわからない。どなたか彼について知ってる人、教えてくだされ。プーケット・フィルム・フェスティバルは10月21日から27日まで。世界各国から33作品がエントリーしている。二人の男がタイのフルムーンパーティーに行く決心をする。彼らは死んだ友人の遺灰を撒きながら旅を続けるのであった・・・という“Last Stop for Paul”を見てみたい。
Oct 21, 2007
コメント(1)
カロンからの帰り道、散歩している小象に会った。2歳のオスで、名前はサワディ。あんまりかわいいので写真を撮っていいかと聞いたらすぐに止まってくれた。ワシがカメラを構えるとサワディはすぐにポーズを取り、2回目はまた違うポーズにしてくれた。「バナナでも買ってあげて」と象使いに20バーツ札を渡そうとすると、サワディが1メートルほどの鼻をワシのほうに向けてきた。象使いが大丈夫だというので鼻先に20バーツ札をさし出すと、サワディはスっとそれを吸い取り反対側にいる象使いへ渡した。イチ、ニの流れるような動きというか、サワディと象使いの流れ作業というか。突然入った仕事に臨機応変、難しい技をソツなくこなす。日々の鍛錬と集中力、一見プラプラしているふうでも仕事はキチッとする。タイランドの象、恐るべし。フリーランスとして仕事を始めたワシ、頭の下がる思いでありました。
Oct 17, 2007
コメント(2)
今年は10月11日から19日がキンジェ、ベジタリアン・フェスティバルだ。プーケットは、頬に金串や鉄パイプ、おもちゃの飛行機やバラの枝などを刺してパレードをするという奇祭として知られているが、ワシの好きなのはベジタリアンフードのほう。9日間朝から晩までベジタリアンフード以外食べてはいけないというのはかなり辛いことだろう。だからかどうか、肉や魚に似せた料理がたくさんあるのだ。どう見ても魚、ソーセージ、サテから、肉まん風のベジタリアン饅頭やチマキ、春巻きなどかなり美味しい。本物の肉の場合、「なんじゃこりゃ」ってことがママあって、なかなか初めてのものを食べにくいんだが、ベジフードなら所詮湯葉かイモ類、安心して食べられるのが嬉しいね。毎年欠かさず食べるのは、プーケットタウンのタイ航空のオフィス近くに出る生春巻き。毎年おじいさんが巻き巻きしていたが、今年はその息子らしきおじさんがやっていた。おじいさん、元気ならいいんだけど。いつもは出るお店もなくて屋台だけだったのが気がかり。その向かい側に並ぶチマキ、サラパオ(お饅頭)、ゴマ団子も絶対に欠かせない。ベジフードはおなかがすぐに空くから甘いものが嬉しいよね。味は日本のとほとんど同じのおなじみの味。ロータスの2階のフードコートにあるラトナー(餡かけ麺)もおススメ。普段は普通の豚肉入りラトナーだけど、キンジェの間はそれがアーハジェーに変わる。まだ今年は食べてないから、明日のお昼に行こうっと。そして、意外だったのはジャングセイロンのTOPSのアーハジェー、結構いける。スープとか野菜炒めとか、どれでも25バーツ。ホームアローン中のワシとしては簡単に食べられる夕食として2回ほどお世話になった。あっちゃこっちゃ食べ歩くのが楽しいんだけど、混んでいてバイクで行かなくちゃならない。で、ついつい寄ったプーケットタウンのカオマンカイ屋。テーブルに着くなりいつものお姉さんが「カオマンカイ、ムーデン、チャーダムエン」とワシよりも先に言ってニコッと笑った。ワシの好きなもの覚えてくれてたのね。いつ行っても同じ味を保っているこのお店、ご飯の炊き具合といい、肉の柔らかさ、スープの味付け、すべて100点満点!“なんちゃって”ベジタリアンのワシにとってこの時期はホントシアワセ!キンジェが終われば、乾季もすぐそこまで来ている。季節感のないトロピカルアイランドだけど、雨期明けは格別に嬉しいのだ。
Oct 16, 2007
コメント(2)
全4件 (4件中 1-4件目)
1