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私
: 日経ビジネス
には、 毎号
、 1頁
だけだが、 健康に関する記事
が載っている。
今週
は、 帝京大学医学部附属病院泌尿器科教授の 堀江重郎
氏の 前立腺ガン
の談話が載っている。
それによると、 日本の 前立腺ガン
患者数、死亡者数
は 増加傾向
にあるという。
身近でも俺のかっての部下が昨年 69歳
で 前立腺ガン
で死亡
している。
A氏 :たしか、血液の PSA検査 で 早期発見 ができるそうだね。
私
:ところが、日本では、その検査を受ける人が少ないという。
アメリカ
では PSA検査
による 早期発見・治療
が進み、 1980年代後半
から効果が顕著に表れ、 90年
と比較すると 2003年
には 前立腺ガン
の 死亡率
が 31%も減少
しているという。
A氏
:「 がん再発を防ぐ『完全食』」
の 済陽高穂
氏も、 アメリカ
での ガン死亡率が低下
していると指摘していたね。
日本は逆に上昇している。
私
:興味あることに、 堀江
氏も、 前立腺ガン
と 環境や生活習慣との関係性
を指摘しているね。
発症率
は メキシコ
や イスラエル
のように 日照時間の長い国
では低いが、 北欧
や スイス
など 日照時間の短い国
では高い。
食品
では、 動物性脂肪
を 多く取る傾向にある国は高い。
オリーブオイル
や 魚油
を多く取り、 トマト
を料理に多用している イタリアは低い。
A氏 :「 がん再発を防ぐ『完全食』」 で指摘していた 食生活とガンの関係 と同じだね。
私
: 堀江
氏は、 食生活管理と運動
が 前立腺ガン
予防
につながるというのが 最新の医学の見解
だという。
そして、 堀江
氏も、 前立腺ガン
も 生活習慣病
としてとらえるべき時代ではないかと考えており、 50代以降の男性
は PSA検査
受診と 生活習慣の管理
が 前立腺ガン
予防
の 第1歩
だと理解して欲しいと勧めているね。
「 がん再発を防ぐ『完全食』」
の本は 09年
の発行だが、ここでは 済陽
氏は「 現代医学では、ガンの食事療法というのは、あまり評価されていません
」と書いていたね。
しかし、 2年後の現在、
この 前立腺ガン
の記事をみると ガンに対する食事の評価
が高くなってきたのではないかと思うね。
A氏 :でも、 済陽 氏の食事は「 がん予防 」より「 ガン治療 」が主な目的だね。
私 :しかし、そのうち、 済陽 氏のように「 ガン治療 」のための 食事療法 が 一般的 になるだろうね。
A氏 :そういえば、「 抗ガン剤は効かない 」という 近藤 氏に対する 反論 が、 先週の「週刊文春」 に載っていたが、 今朝の新聞の「週刊文春」広告 には、今度は、 近藤氏からの再反論 が載っているね。
私 :こっちは、議論が長引きそうだね。