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漫才コンビの和牛が解散すると発表された。
これはまさに衝撃的。
漫才コンビはその年齢とともに芸風が変わっていくものだけれど、この年輪を感じさせるコンビの味を楽しみにしていた漫才コンビの1つであることは間違いない。
まず日本におけるコメディアン、芸人として、その活躍の場やスタイルは多様であるが、漫才が至芸だと俺は思っている。
一人での話芸である落語が、芸能の質からすればより高いものかもしれないけれど、1+1が単に2ではない相乗効果があるのが漫才なのだ。
3人やもっと多数の漫才ユニットもあるけれど、掛け合い、間という意味では2人がベストと思う。
こういったら失礼であるかもしれないが、3人以上は、2人では敵わなかった意味があると思ってしまう。
てんぷくトリオ、漫画トリオ、レッツゴー三匹など間違いなくトップクラスだったのもあるけれど、やはり、自分の中ではコンビがベストだと思う。
3人になると、一見バリエーションが増えるようだけれど、実はある程度のパターンに収束してしまい、コンビの自由さが上回る気がするのだ。
漫才コンビの仲がよいかどうかは芸を見せるうえでは関係なく、これまでも仲が悪いコンビはある意味当たり前だった。
ところが、雨トークとして、コンビの仲の良さをウリにしたテーマが放送され、昔からの漫才コンビを組む前からの知り合いであることがスポットをあびる影で、芸としてコンビを組むというのが難しくなっているのかもしれない。
それにしても、和牛の水田と川西だからこそできる一流品の味があっただけに重ね重ね残念でならない。
もしかしてだけど、M-1を取っていたら違ったのだろうか。
しかし、どんなバラエティ番組で受けたとしても漫才師として大笑いをかっさらった快感が忘れられず復活するかもしれないとも思う。
ーーーー追記ーーー
ラジオによると、川西が漫才で舞台に立つのがストレスになったの原因のようです。
鬱なのかもしれない。鬱であれば、仕事から一旦は慣れるのはいいことだと思う。
復活を望んで止まないね。