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大阪の一部地方の風習にすぎなかったのが、今では全国を席巻している。
だいたい、太巻きを切らずにそのまま丸かじりするなんてとてもお行儀がいいとはいえない。
でも、主婦にとって大っぴらに手を抜いて、買ってきてよくて、家族も喜ぶとあっては流行るのもそりゃわかるよ。
元々、太巻きが好きな関西人(関西のお寿司は押しずし、バッテラ、巻物がメインで握りの江戸前とは元々が違う)としては嬉しいかぎりなんだけれど、関東育ちのヨメはそれほどおいしいとは思っていないみたい。
バッテラも好きじゃないしね。
駅に行くと駅ビルの総菜屋さんも、駅前のちょっとした商店ビルも、すべての食品を扱う店が太巻きを店頭に並べている。
一番高いものは2980円で、とても一人で食べきれる量とは思えない。
切って分けるのは、恵方巻のスタンスに反するし。
ずっと持っているのは筋トレになりそうなものまであった。
切るといえば、スーパーで売っているのは、長い太巻きをいわゆる普通の長さに切ったものにしていて、切ってはいけないに売っている時点で反しているよね。
ハーフなんて最初からおかしいやん。
太くて食べきれないのなら細巻きにした方が、そもそもの趣旨に反していると思う。
というわけで、自分は両端から具がはみ出ているものしか恵方巻では選ばないんだよね。
きちんと一本ずつ巻かれた証だからね。
それでも普通のいわゆる太巻きではなくて、海鮮だとか、肉とか、キンパとか様々な種類があればそれにも目移りするのだけれど。
自分にはアナゴ、娘にはサラダ、ヨメには肉、とそれぞれ好きな太巻きを楽しみました。。。