投資逍遥

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2005/07/17
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カテゴリ: 読書
この本は2002年8月に発行されました。
著者の斎藤美奈子さんは、1956年新潟市生まれの方です。

飽食の時代と言われています。
最もこれは現在の日本のことを指しているのは言うまでもありません。
しかし、この日本の都市住民も、60年前には食糧難を体験されました。
私たちが食糧難を体験することはないように思えますが、絶対にないとは言い切れません。
よって、戦時の食生活を振り返るのは、意義あることと思います。

戦下の野菜とはどのようなものかを次に挙げます。
オオバコ、カボチャの葉や茎、ジャガイモの葉、サツマイモの葉やツル、タンポポ、シロツメクサ、ドクダミなど。
私たちが食するカボチャやサツマイモは、主食クラスの女王様的な存在だった
とか。

ここで、当時の都市の食生活がどのように変化したかを以下にまとめます。
まず、1940年(昭和15年)には国民精神総動員法の一環として「節米運動」が始まったとのこと。
週に1度の「節米デー」が奨励されたりしました。
なぜこの時期に節米が必要になったかというと、1939年の旱ばつで、朝鮮が空前の凶作に見舞われたからです。
当時の日本は、国内の米の生産は伸び悩んでおり、何と国内消費量の20%を台湾と朝鮮からの移入米に頼っていたそうです。

1941年(昭和16年)4月には、6大都市(東京・大阪・名古屋・京都・神戸・横浜)で米の配給通帳制度が始まったとのこと。
やがてこの制度は全国に広がりました。
お金だけでは米が買えない時代の始まりです。

1942年(昭和17年)には、小麦粉・酒・食用油・卵・魚・塩・醤油・味噌・砂糖・野菜など、配給制に移行していきました。

1943年(昭和18年)になると、配給制が滞りがちになり、また食糧増産計画が進められ、米以外の主食が必要になってきたとのこと。
更には、どの家庭にも菜園があるのが当たり前になってきたとのこと。

この後は書きづらいので、ここまでにします。
なお、明日の日記は続編的な内容で、サツマイモのことを書きます。








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Last updated  2005/07/17 08:37:08 AM
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征野三朗 @ Re[1]:MXS全世界株式(2559)を新規買付(06/08) mkd5569さんへ おはようございます。 オ…
mkd5569 @ Re:MXS全世界株式(2559)を新規買付(06/08) こんばんは なにかと話題のオルカンですね…
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