投資逍遥

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2006/04/30
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カテゴリ: 読書
この本は1997年に発行され、著者はメッス大学の聖書文学教授です。
また、この本の監修者は佐伯晴郎氏(1927年生まれ)です。

この本の「日本語版監修者序文」に、世界のキリスト教の信徒数が書かれています。
それによると、ローマ・カトリック教会が5億、東方正教会が2億、プロテスタント諸教会が1億で、合計が8億人ということです。
かつての日記 にキリスト教の信徒数は19億人と書きましたが、調査方法によるのか、差が非常に大きいです。

そのようなことはともかく、以下に 【この本からの引用】 【上記の感想】 という形で、少々書いてみます。


【この本からの引用】

キリスト教には、他には見られないような、きわめて単純でわかり易い、次のような三つの特徴があります。
1.キリスト教は、イエスをキリスト(救世主)と信じる宗教である。
2.キリスト教は、聖書を経典とする宗教である。
3.キリスト教は、教会に集まるキリスト者の宗教である。

【上記の感想】

イエス、聖書、教会が3本柱であると言われています。
どれか一つでも欠くものは、「あやふやな擬似キリスト教」であると。
たとえば、イエスではない他の誰かを教祖として崇めるようなものを、例として挙げています。

なるほど、これはわかりやすい。


【この本からの引用】

とくに聖餐の説明は厄介であった。
キリストの体を食するという表現は人肉食を連想させたからである。

【上記の感想】

聖餐(せいさん)とは何か?
ウィキペディアを引いてみると、「聖餐とはキリスト教の儀式でイエス・キリストの最後の晩餐に由来するもの」と書かれている。

この「最後の晩餐」でのイエスの言動は、パンを取り「これがわたしのからだである」といい、ワインをとり「これがわたしの血である」といって弟子たちに与えました。
しかし、何ともわかりにくい話です。
本を読むことで通り一ぺんのことはわかりましたが、これを説明するとなると全く自信がありません。
それでも出来る範囲で説明すると、だいたい次のような感じでしょうか。

例えば、カトリック教会では、ミサを毎日、絶える事なく続けていますが、このミサの中心が、パンとワインがイエスの体と血に変わること(聖体変化)とそれを信徒が分け合うこと(聖体拝領)にあるそうです。
ただ、パンといっても、ほとんどの場合、ホスチアと呼ばれるうすいウェハースが用いられているそうです。
カトリック教会では「御体」(おんからだ)とよばれるホスチアのみ信徒が拝領することが多く、「御血」(おんち)とも呼ばれるワインの拝領は行なわれても、カリスと呼ばれる杯から飲むか、聖体をワインに浸して食べるかのどちらかの形で行われるそうです。

うーん、やっぱりわかりにくい(笑)。





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Last updated  2006/04/30 09:01:43 PM
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征野三朗 @ Re[1]:MXS全世界株式(2559)を新規買付(06/08) mkd5569さんへ おはようございます。 オ…
mkd5569 @ Re:MXS全世界株式(2559)を新規買付(06/08) こんばんは なにかと話題のオルカンですね…
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