投資逍遥

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2008/10/12
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テーマ: 本日の1冊(3688)
カテゴリ: 読書
読後感を書いておきます。

この本は、1995~1997年に書かれた作品をまとめて、1997年10月に発行されました。
著者が70歳位の時期に書かれたものと思われます。

最近私が読んだ著者の本の読後感は、 こちら です。

以下に、 【この本からの引用】 【上記の感想】 を書いておきます。




【この本からの引用】

一生もの、ということを昔はよくいいました。
一生かけて大事にするもの、一生かけて長く使うもの、といったようなことなのですが、その品物は各人いろいろで、髪飾り、指輪などから、着るものなら結城というようなことです。

【上記の感想】

これは、幸田文の随筆『月の塵』より、著者が引用した部分。
つまり、孫引きになります。

私などの親の世代は、一生ものという言葉を確かに使っていました。
私が子供の頃のことになりますが。

しかし、今となっては、私自身がその言葉を使うことがなくなってしまいました。
事実、一生ものというほど大切に使っているものが見当たりません。
要するに使い捨てが普通のことになり、安い物を買ってその後買いかえるというようなサイクルが、ごく自然なことになっています。
勢い、良いものを選び取る能力というものが、ゼロに近いように思います。

ただ最近になり、自分の残された時間を思うと、良いものを長く使ってみたいと思うようになってきました。

例えば、少々値がはりましたが、防水タイプで靴底に路面で滑りにくい構造にした靴を最近買いました。
これが中々履き心地が良く、良い物を使うということの良さを認識した次第です。




【この本からの引用】

その店の主人がいい蕎麦を作ることを天職にしている人で、日本中に出来のいい蕎麦粉を求め、みずから粉にひき手で打ち、最高の蕎麦を客に供することに情熱を傾けている。


【上記の感想】

蕎麦を私は良く食べてきました。
が、本当に食べてきたのと問われれば、赤面せざるをえません。
立ち食い蕎麦や、市販の干しそば、更にはカップめんなどが、ほとんどだからです。
しかも、一人で短時間に食べるという状況です。

単に私が歳をとったと言えばそれまでですが、最近になり、いわゆる「蕎麦を掻き込む」という習慣に、多少の変化が出てきました。

つまり、ゆっくりと味わいながら、蕎麦を賞味するというふうに。
と、偉そうなことを書きましたが、そんな高級な?食べ方は初心者です。
レベル的には、蕎麦粉8:小麦粉2で打った蕎麦を「二八そば」と言うことを、つい最近知りました。

まあ、そんなことを思いました。





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Last updated  2008/10/12 07:21:15 AM
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